当記事では、World of Tanks推奨スペック&おすすめゲーミングPCについて解説していく。World of Tanksは人気の高いTPSで戦車が好きな方には堪らないタイトルとなっている。おすすめモデルについては、ページ下部の「World of Tanks向けおすすめのゲーミングPC」でまとめている。
当ページの目次
World of Tanksの推奨スペック検証
必要環境
OS | Windows 7/8/10 |
---|---|
CPU | 2.2Ghz supporting SSE2 |
GPU | NVIDIA GeForce 8600以上 |
メモリ | 2GB以上 |
ストレージ空き容量 | 36GB |
推奨環境
OS | Windows 7/8/10 64bit |
---|---|
CPU | Core i5以上 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX660以上 |
メモリ | 4GB以上 |
ストレージ空き容量 | 36GB |
最高設定
OS | Windows 7/8/10 64bit |
---|---|
CPU | Core i5-7400以上 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ空き容量 | 55GB |
当サイトの検証推奨スペック
CPU :Core i5-11400
公式の最高設定に必要な環境がi5-7400となっているが、現行のCore i5シリーズであれば性能は大きく上回る。ただし、注意点として公式の要求スペックは60fpsのもので、高リフレッシュレートでのゲームプレイを想定している場合はCore i7-11700まで引き上げたほうがよい。
メモリ :8GB以上
メモリ消費は軽めで16GBは必要ない。今後のアップデートでいきなり16GBになることもないと予想しているので、8GBを最大に見ておいてもよいだろう。
グラボ :GeForce GTX 1650以上
要求されるグラフィック性能は低く、現行であれば最低クラスのGTX 1650でも十分だ。性能に余裕を持った選択であってもGTX 1660、予算によってはGTX 1660 Ti程度までだろう。全体的にローエンドの性能があれば十分と言ったところだ。
HDD空き容量 :55GB
SSDに保存する場合はOS込みで240GB以上搭載されていれば問題ない。細かく言えば、考えうる最大と最低の中間から140GB前後あればOSとWorld of Tanksを保存することができる。
World of Tanks向けおすすめのゲーミングPC
LEVEL-M066-124-RJX(パソコン工房)
価格:139,980円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:550W BRONZE
World of Tanksをプレイするために必要な性能を満たした最安値モデルだ。グラフィックボードがローエンドクラスのGTX 1660 SUPERなので要求スペックよりワンランク上の余裕がある。Core i5-12400はミドルクラスのモデルとして人気が高い。Intel第12世代になって一気にパフォーマンスが向上している。高リフレッシュレートでのゲームプレイは想定しておらず、フルHD+60fpsでのゲームプレイを求めるユーザー向けだ。
LEVEL-M066-124-RBX(パソコン工房)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:700W BRONZE
パソコン工房の”おすすめコスパパソコン”だ。CPUに高コスパなCore i5-11400Fを搭載することで価格を抑えたモデルだ。パソコン工房はローエンド~ミドルクラスに強いメーカーとなっている。RTX 3060搭載モデルは高リフレッシュレートへの第一歩で、World of Tanks以外のゲームへの対応力も高い。価格を抑えるために構成が充実しておらず、どこか物足りなさはある。もちろん、ゲームに必要な性能はしっかりあるので、性能を重視すなら選択するのもよさそうだ。
G-GEAR GA5J-B221/B2(TSUKUMO)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:750W GOLD
RTX 3060 Ti搭載で最安値クラスのG-GEAR GA5J-B221/B2は高解像度環境に適したモデルだ。この価格帯と性能帯で最も人気のあるゲーミングPCだと言える。RTX 3060 Tiはゲーミング性能が高くWorld of Tanks以外のゲームも楽しみたいユーザー向けのモデルである。4K解像度にも対応できるポテンシャルを持つ。CPUには6コア12スレッドのCore i5-12400を搭載している。最新世代になってCore i5シリーズでも実力は折り紙付きだ。ゲーム適性は高く長く使用することが可能だ。
World of Tanksの推奨スペックの考察
World of Tanksは、高い戦略性を持つTPSで戦車のカスタマイズや種類で個性を出すことができる。フランス・ソ連・ドイツ・アメリカ・イギリス・中国・日本・チェコスロバキア・スウェーデン・ポーランド・イタリアと多くの国の戦車を選択でき、400種類以上の戦車(装甲車両)を使用することができる。
登場時はその要求スペックの高さが目を引いたが、時間の経過とともに大きく変わらない要求スペックは軽いゲームに分類されるようになった。今では現行モデルの最低クラスで十分余裕を持てるため、スペックはあまり気にしなくてもよいゲームだとも言える。
ただし、最高設定で高リフレッシュレート安定を求めるとGTX 1660 SUPERやRTX 3060のような高性能なグラフィックボード、i7-10700以上の性能を求められることになる。また、アップデートによりマルチスレッドがよりパフォーマンスを発揮するようになり、Ryzen搭載モデルも視野に入れてみるのも良さそうだ。
公式の最高設定よりもワンランク、ツーランク上の性能のほうが長く安定させることができるため、あのままのスペックよりは現行のミドルクラス以上を用意しておくべきだろう。一方で、ただ遊ぶだけで良いなら前述の通りスペックを気にしなくても問題無い。それだけWorld of Tanksは設定で負荷が大きく変わるゲームなので、パソコンの性能に合わせた設定を行えるというメリットもある。
例えばフラグシップモデルであるCore i9-11900Kを搭載することはオーバースペックになって無駄なのかと言うとそうでもない。高リフレッシュレートを用いるのであれば安定という意味で高い性能は常に求められる。高リフレッシュレートでのゲームプレイをしないのであれば完全に無駄となるので、自分のプレイスタイルや環境に合わせた性能を手にしておきたい。
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