NEW NEXTGEAR-MICRO(im610シリーズ)のケースレビュー | 新しく2018年6月に登場したG-Tuneミニタワーモデルの実力検証!

gtunemicronew

当記事では、2018年6月に新登場の「NEW NEXTGEAR-MICRO(im610シリーズ)」のケースレビューを行っている。久々の新モデルの登場で気になっている方も多いだろう。

新モデルということで期待しているが…

nextmicrotop

G-tuneに新たに加わったミニタワーのケース。従来のメッシュを採用した高い排熱性能を誇るケースと比べて、全ての面で一新されている。

大きく変わったのはデザインだろう。ユーザーアンケートの結果生まれたモデルということだ。しかし、グレードが上がったかと言われると難しい。メリットよりもデメリットの目立つ、少し粗さの残る代物だ。

どのような層のユーザーにアンケートを取ったのか疑問が残る。偏っていない限りこのような形にはならないのではないかというのが正直な感想だ。

im600シリーズとim610シリーズケースの比較

 NEW (im610)OLD (im600)
イメージim610im600-1
価格・コスパsankakunijyuumaru
デザイン性nijyuumarumaru
光学ドライブオプションオプション
前面I/OUSB3.0×2
HDMI×1 *1
USB2.0×2
USB3.0×1
背面I/O **USB2.0×2
USB3.1×4
DP×1
DVI×1
USB2.0×2
USB3.1×4
DP×1
DVI×1

ストレージベイ2.5×2
3.5×1
スリムODDベイ×1
2.5×1
3.5×4 *2
5.25×1
公式公式公式
*1 フロントHDMIを使用するには、背面に伸びているケーブルを背面HDMIに接続しなくてはならない。
*2 一番下は2.5と共用となっている。
** その他HDMIやDVI-E等はグラフィックボードによる。

NEW NEXTGEAR-MICROの詳細

スタイリッシュなデザイン

nextgearmicrohikaku
デザインは非常にスタイリッシュなものに変更され、ケース性能を重視していた従来のメッシュモデルとは大きく異なる。より今風になり、洗練されたデザインと言えるだろう。ただ、現時点での評価では、このデザインこそが唯一のメリットとなっていそうだ。

ケース左側面

NEW NEXTGEAR-MICRO-2
何の変哲もない側面部だが、ネジが背面ではなく側面にあるため、場合によっては多少外しやすいか…。ネジを外した後、側面部分のカバーを外すには本体を傾ける必要もあるため、少し微妙である。

ケース右側面

nextgearmicro-3
デザイン風のエアホールがある。公式の説明では吸気になっているようだが、空気の通り道としては弱い。吸気というよりも、空気が通ることでエアフローを調整するための機構だろうか。

ケース背面

nextgearmicro-4
赤枠部分の接続端子は本体を通っており、背面のHDMIに接続することでフロントパネルのHDMI端子が機能する。

ケース背面その2

nextgear-micro-5
伸ばすとこうなる。当然と言えば当然だが、HDMI端子が一つ増えるというわけではないので注意。VRユーザーには少しありがたい機能かもしれない。しかし、フロントのUSB接続が一つ消えているのはマイナスか…。どちらのユーザーが多いかを考えるとマイナスであることは間違いない。

ケース前面

nextgearmicro-6
シャープに、そしてシンプルになったフロントI/Oパネル。USB接続端子はメッシュモデルに比べて1つ減っているが、USB3.0が2つとなっている。メッシュモデルはUSB2.0が2つとUSB3.0が1つだ。ちなみに、電源横にある光学ドライブはカスタマイズで搭載する必要がある。

ケース底面

nextgearmicro-7
ここは取り外し可能な防塵フィルターが搭載されている。公式によると底面からも吸気となっているが、これには内部的な事情がある。

防塵フィルター

nextgearmicro-boujn
防塵フィルターは端に磁石が付いており、それにより接着している。思ったよりペラペラで、従来のものと比べると少し頼りない。実用性という意味では間違いではないと思うが…。

内部

nextgearmicro-9
レンタルしたモデルは「NEXTGEAR-MICRO im610BA1-TV」であり、構成的にも最低限のもの。そのため、中身は非常にスカスカしている。また、背面に大きめの排気ファンが搭載されているが、このケースに搭載されるファンはここ一つだ。排熱面で大きな不安を残している。

配線

NEXTGEAR-MICRO-10
構造に工夫があり、配線は表面から見えないように裏を通す仕組みになっている。これは絡まりにくいのと、エアフローを安定させる恩恵がある。

上部

nextgearmicro-11
上部スペースは電源と配線を収納する機構があり、その横にドライブベイがある。問題点はミニタワーでありながらドライブベイの少なさにある。3.5インチベイが1つ。つまり収納できるHDDは1つということになる。

2.5インチベイは2つ。SSDは2つ搭載できるが、固定が少し手間。昨今の外付けHDDは非常に高速、特にUSB3.1接続であれば特に困らないだろうということなのか。3つのHDDを内蔵する管理人としては、このケースを選択しない最大の理由の一つでもある。

フロント裏側

nextgear-micro-12
フロントの裏側。2つの大きな穴がある。これはフロントに吸気ファンを搭載することができるということなのだろう。エアフローの強化を図れるが、それなら標準搭載にしてほしかった。

管理人による総評

デザイン性は高いがゲーマー向けかと言われると疑問

ケースとしては無難であり、スタイリッシュなデザインを採用したものとなった。一方で、これまであった特徴や個性を投げ捨てたため、ケースによる恩恵は非常に薄くなっている。特に、G-tuneのメッシュ採用のミニタワーは排熱性能が非常に優秀だっただけに、がっかりしたというのが正直な感想だ。

ゲーマーの意見を取り入れたケースのようだが、果たして一般的なゲーマーにどれほどの恩恵があるのだろうか。ゲーマーにとって最善の選択かと言われると、微妙なケースである。これまで、ゲーム用途とそれ以外の用途のどちらも対応できるケースだった。しかし、新ケースはゲームに特化したというよりも、ゲーム以外の用途での対応力を削った廉価版のように思える。更に価格が高いとなれば、もはや意味不明だ。G-tune側にとって都合の良いケースが完成したに過ぎないのではないだろうか。

電源部分からの吸気排熱にも大きな効果が見込めない以上、多少大きめとは言え背面ファン一つでエアフローを賄う。そのために、様々な部分を削り軽量化し、同時にコストカットもできた…。そう捉えられてもおかしくない、ゲーミングと銘打つには頼りないケースだろう。

フロントのHDMIが魅力的に感じる方向け

このケースをおすすめするユーザーはかなり限られる。フロントHDMI端子の存在に恩恵を見いだせるか、デザインが好きかだ。環境に依存するため、VRユーザーであってもフロントにHDMI端子が本当に必要なのかどうか。何か一方的な話の付け方に感じる上に、それならVR対応製品にのみ限れば良いのではなかったのだろうか。

VRの推奨環境を満たしているからと言って、必ずしも快適な動作が可能になるわけではない。それが可能であるならば、わざわざ価格と性能の高い製品を選択する必要もないのだから。何もかもが中途半端。それが今、このケースに持っている印象であり、使用感である。

そうは言っても今後はこの新しいケースに移行していくだろう。そうなるとこのケースで我慢しないといけない状況になることは目に見える。ショップ側の考えも気になるところだ。

あなたにぴったりのゲーミングPCを探す

ゲーミングPCの選び方

初心者の方はセール情報や今プレイしているタイトルを基準にゲーミングPCを選ぶとわかりやすい。ぜひ参考にして欲しい。

セールゲーム推奨即納モデルプロコラボ
salegamesuisyousokunouokibasyo

ゲーミングPCの特長を比較

中級者以上の方はゲーミングPCのスペックやショップの比較で目当てのパソコンの絞り込むを行うと良いだろう。グラフィックボードや価格比較は非常に人気のあるコンテンツだ。

グラボ価格構成BTOショップ
gpueisyakakakukouseishop

その他あなたにおすすめの記事はこちら!

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ