第7世代CPU Kabylakeの登場 | ゲーミングPC購入時、第6世代と第7世代のどちらが良いのか!?

第7世代CPU Kabylake
画像引用元:Intel公式ホームページ

2017年1月上旬、ついにCPU第7世代「Kabylake世代」が登場した。注目しているユーザーも多いだろう。連休が明けて一息ついたところで今回の登場となった。

第4世代から第6世代になった時と違い、マザーボードやソケットはある程度共通している。第7世代は対応メモリがDDR4に統一されているくらいで、基本的にマイナーチェンジに位置している。では、ゲーミングPCとしてはどちらを選択すべきだろう。結論としては、価格が落ち着くのを待つ余裕があるなら第7世代を、今すぐ欲しいなら価格が安くお得な第6世代で問題ないだろう。7世代の価格が落ち着くのには1ヶ月から3ヶ月程度掛かるだろう。

当ページでは、第六世代と第七世代の性能比較、それぞれのCPU搭載ゲーミングPCのコストパフォーマンス、第六世代と第七世代のどちらを選択すれば良いのか!?、第7世代CPUの将来性、第7世代を見据えたマザーボード、そして最後にまとめをまとめている。

第六世代と第七世代の性能比較

第七世代コア/スレッド定格クロックブースト時キャッシュ消費電力
i7-7700K4/84.2GHz4.5GHz8MB91W
i7-77004/83.6GHz4.2GHz8MB65W
i5-7600K4/43.8GHz4.2GHz6MB91W
i5-76004/43.5GHz4.1GHz6MB65W
i5-75004/43.4GHz3.8GHz6MB65W
i5-74004/43.0GHz3.5GHz6MB65W
第六世代コア/スレッド定格クロックブースト時キャッシュ消費電力
i7-6700K4/84.0GHz4.2GHz8MB91W
i7-67004/83.4GHz4.0GHz8MB65W
i5-6600K4/43.5GHz3.9GHz6MB91W
i5-66004/43.3GHz3.9GHz6MB64W
i5-65004/43.2GHz3.6GHz6MB64W
i5-64004/42.7GHz3.3GHz6MB64W
早速性能の比較を行っていこう。注目してもらいたいのは定格クロックとブーストクロックの関係だ。特にi5は限界を突破したのではないだろうか。というのも、第4世代から第6世代へ移った際、DDR4に対応したことで性能のタップは見て取れたが、クロック数に関してはそこまで優秀な数値を叩き出していなかった。

例えば、i7-4790Kは定格4.0GHzでブースト4.4GHzである。換装モデルとなるi7-6700Kは定格4.0GHzでブースト4.2GHzと少し落ちている。これと同様に、第4世代最上位のi5シリーズ、i5-4690K/i5-4690はi5-6600Kと同じ数値となっているように、DDR4の登場こそが最大の特徴であり、悪く言えばCPU自体はDDR4に対応した第4世代に近い。

そういう意味ではi5-7600Kがついに単コア性能ではi7シリーズの定番i7-7600を超えたのだ。また、ブーストクロックも4.0GHzの壁をi5-7600共々超えた。残念なことと言えば、最近ではマルチスレッドに対応したゲームが増えてきているという点だ。結果的に性能が高くなったのが一世代遅れたため、性能的にはi7に及ばないというポジションは変わらない。

第6世代及び第7世代CPU搭載モデルのコストパフォーマンス

これら新しい世代の比較において、第4世代と第6世代の時と違うのは、DDR4対応CPUであってもDDR3がまだ主流だったことが挙げられる。徐々に価格が落ち着き、DDR3搭載モデルのほうがレアになった頃には、既に第4世代は市場の表舞台からは消えていた。結局、価格との関係が全てである。

奇しくも、第6世代と第7世代は価格による壁はほとんどない。ここから第6世代が値引きを始めるだろう。しかし、少し落ち着けば第7世代もまた価格が落ち着きだす。ゲーミングPCとしては、第6世代搭載モデルは値引きを含めたキャンペーンが行われており、第7世代搭載モデルは登場間もないということもあってか通常モデルの販売が目立つ。少しでも第6世代を販売しようというショップの思惑もあるだろう。

今だけを見れば、第6世代搭載モデルのほうがお得である。しかし、2ヶ月も経てば現状の第7世代搭載モデルも第6世代搭載モデルと同等のキャンペーンが行われ、結果的にコストパフォーマンスは上回ることになるだろう。ドスパラはまだ動きは無いが、G-tuneの第7世代搭載モデルは第6世代搭載モデルと遜色ない構成、価格となっている。

第6世代か第7世代のどちらを選択すれば良いのか!?

どちらが良いかと言われると当然第7世代だ。特に、第4世代以前の製品からの買い替えとなれば最新モデルを選択するほうが良いだろう。逆に今第6世代を選択すべきユーザーというのは、今すぐコストパフォーマンスの優れた製品を手にしたいというユーザーだけだろう。第6世代を今選択するというのは決して悪いものではない。性能差が大きいわけでも、コストパフォーマンスが著しく悪いというわけでもないのだから。

結論は同じだ、今すぐ必要なら第6世代、待てるなら第7世代。現時点では第6世代搭載モデルがキャンペーン等でお得になっている第6世代と第7世代では確かに性能差があるが、体感できるほどの差は無く大きくても10%程度の差でしかない。ウルトラハイエンドのGTX1080との組み合わせで、更にオーバクロックを視野に入れているのであればi7-6700Kよりもi7-7700Kのほうが確実に優れている。しかし、オーバクロックをせず、ウルトラハイエンドを目指さないのであれば好みでも良いとも言える。価格もキャンペーン内容も同じになったら第7世代をもちろん推奨するが、現時点ではどちらかを迷うのであれば、第6世代でいいように思う。

第6世代搭載モデルのメリット

やはり、新製品登場後の旧モデルは大体どの世界でも価格が落ちる。最新モデルと同じ値段であったとしても、構成が少し豪華である等しっかり差をつけてお得感を出すモデルが増えてくる。これから、即納パソコンとしてもよく見かけるようになるはずだ。第6世代最大のメリットは、低価格化と充実した構成になることだ。

一方で、旧型ということでデメリットは大差無いとは言え性能差がしっかりあるというところだろう。i5-6500とi5-7500はナンバリングは同じであってもi5-7500の性能はi5-6600とi5-6600Kの中間に近くなっている。i5シリーズでは最新の第7世代のほうがワンランク上を行く性能となっている。i7では感じにくい差も、i5シリーズなら感じてしまうことがあるかもしれない。

また、既に言っているが、メリット自体は永久的なものではなく、短い期間のみの恩恵である。第7世代搭載モデルがキャンペーンを始めれば、それだけで第6世代を選択するメリットはほとんど無くなってしまう。グラフィックボードがそうであったように、CPUも最新モデルだから高価になっているわけではなく、むしろ従来モデルと同等の価格であることからこのようなメリットの消失が起こってしまうのだ。

第7世代CPUへの買い替えについて

CPU単体での買い替えに関して解説していく。第8世代は恐らくソケットが変更されると考えている。第8世代がいつ登場するかは分からないが待つのも選択肢だ。第4世代や第5世代や第6世代からの買い替えだと恩恵を受けにくい部分もある。ただ、第4世代はi5シリーズからの買い替えであれば十分に恩恵を受けられる。第5世代は少し特殊なので省くが、第6世代からの買い替えはあまりおすすめしない。i5-6400からi7-7700Kへ交換しようとしているのであれば話は別だが。

i7-6700からi7-7700への買い替えのような、同ナンバリングへの移行はほとんど体感できる性能差は無いので恩恵がかなり薄い。第4世代から買い替えを行う場合は、メモリがDDR3に対応していないので注意したい。パソコンごと買い換えるなら問題無いが、CPUの交換となるとメモリもそうだが、まずはマザーボードの交換から始まるので手間がかかる。流用できるものと出来ないものについては事前に調べておくことを推奨する。

第7世代CPUの将来性について

長く使用するためには、性能が時代に追いついていなければならない。今は高性能でも数年経てば新たな技術の登場などで、あっという間に置き去りにされてしまうこともままあることだ。第7世代はそういう意味では危うい部分も兼ね揃えている。CPUは大体1年~1年半後に新製品が登場しており、ソケットが変更される度に新たなノビシロを持って登場している。

第1世代のNehalem世代は「BloomField」、「LynnField」の2世代分を統一した形になっている。そして第2世代以降は2世代同じソケットが続き、その次からまた違うソケット2世代が続く形になっている。例えば第2世代の「Sandy Bridge」は対応ソケットがLGA1155で、第3世代の「Ivy Bridge」もLGA1155を採用、第4世代「Has well」はLGA1150を採用していて、影が薄い第5世代「Broad well」もLGA1150となっている。第6世代「Sky lake」はLGA1151、第7世代「Kaby Lake」もLGA1151となっている。語尾に注目するとわかりやすい。

  • 第2世代と第3世代は「Bridge」
  • 第4世代と第5世代は「well」
  • 第6世代と第7世代は「Lake」

このことから、第8世代は恐らくソケットが変わるため、マザーボードの互換性も無くなるだろう。そこでもの凄い技術が発見され、適用され、凄まじい性能を持つCPUが登場したら一気に製品寿命は縮まってしまう。当然そんなことは早々ないだろうが…。ちなみに、2世代似た名前が続くのは世代交代ではあるがマイナーチェンジに近いものだと思っても間違いじゃない。

第7世代に合わせた新しいマザーボード

第6世代は「Z170」や「H170」のような100番台が採用されてきた。しかしながら、第7世代は200番台が採用され「Z270」や「H270」のような製品が既に登場している。これらはKabyLakeに対応したマザーボードとなっている。しかし、100番台もKabylakeにアップデート対応するということなので、流用自体は可能だ。

Zが付くマザーボードは従来通りのオーバークロックをするユーザー向けだ。Hが付くマザーボードも従来通りのオーバークロックをしないユーザー向けになっている。100番台のマザーボードも使用できるが、最新の200番台のマザーボードのほうが機能性に優れているようで、KabyLakeを搭載するなら200番台に手を伸ばしてみたい。

ただ、恩恵としては「Intel Optane Technology」に対応していることと、PCI-Eレーンが4つ増加していることぐらいで必要としないユーザーにとっては恩恵と言えるのかどうか。また、今後どうなるかは分からないが200番台はWindows10のみに対応しているようで、Windows7などの旧OSを使用予定のユーザーにとっては使用できない恐れがある。

結論としては、次のようになる。オーバークロックをする、末尾KのつくCPUを搭載するのであればZのつくマザーボードを選択しよう。オーバークロックもしないし、CPUの末尾に何もつかないのであればHのつくマザーボードを選択しよう。オーバークロックしないけど性能を求めてKのつくCPUを使用する場合でもHのつくマザーボードが何かと使い勝手が良いかもしれない。

まとめ

第7世代は確かに優れており、万人受けするCPUであることはまず間違いない。ただ、今現在は第6世代も現役であるため、一気に主流となるのは難しいかもしれない。これは今までの傾向から見てもそうだと言える。第7世代が一気に主流になるには、早ければ1ヶ月以内に、遅くても3ヶ月後にはほぼ第6世代に魅力は無くなっているだろう。例えば、ゲーミングPCの場合だとそのくらいの期間が経過すると第7世代搭載モデルも徐々にキャンペーンや値引きが始まってくる。

いかに第6世代搭載モデルが安くても、第7世代搭載モデルと1万円も変わるかどうか。キャンペーン内容や値引きが今の第6世代搭載モデルに追いつき始めた頃、ラインナップからも徐々に消えていく、並んだ頃には完全に姿を消すだろう。第六世代と第七世代の比較において考え方としては、待つ余裕があるなら第7世代を待ち、今すぐ欲しいならお得な第6世代で問題ない。

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