第7世代CPU(Kaby Lake世代)とゲーミングPCラインナップの予想

2017年1月にリリースされることが決定した新世代CPUは2017年のゲーミングPC事情にどのように関わってくるのだろうか。早速2016年12月17日にはモバイル向けのi5-7200Uを搭載したミニサイズのデスクトップPCをASUSが発売すると決定したことで新しい時代の幕開けとなった。

2017年第七世代発売と同時に、ゲーミングPCにも搭載モデルが登場するだろう。現行の第六世代と比較してみると性能面で大きな変化は無いと考えられる。それでも頭打ちだと言われれている中で明らかに前進していることが予想できる。

第七世代CPUラインナップ

従来モデルベースクロック新モデルベースクロック
i7-6700K4.0 GHzi7-7700K4.2 GHz
i7-67003.4 GHzi7-77003.6 GHz
i5-6600K3.5 GHzi5-7600K3.8 GHz
i5-66003.3 GHzi5-76003.5 GHz
i5-65003.2 GHzi5-75003.4 GHz
i5-64002.7 GHzi5-74003.0 GHz

その他省電力モデルとして下記のラインナップも販売される。ただし、これらはゲーミングPCには搭載されないだろう。

  • i7-7700T
  • i5-7600T
  • i5-7500T
  • i5-7400T

性能批評

新モデルは200MHz~300MHzほどベースクロックがアップしている。最大値は不明でi7-7700Kのベースクロックは過去最高値を更新し、i5-7600Kは単コアの性能だけで言えばかなり高く注目したい。

また、Kaby LakeはDDR4のみサポートとなっており、第六世代との違いはそこが一番大きい。一時期、G-tuneのNEXTGEAR-MICROやLITTLEGEARが第六世代のCPUにDDR3を採用してコストダウンしていた。ただ、今ではG-TuneでもDDR3を搭載したモデルのほうが珍しく、メモリに関しては完全に世代交代しているためDDR4のみのサポートはデメリットではない。

むしろ、第7世代の登場で第六世代はどこまで価格が下がるのだろうか。まだはっきりした性能が分からないが、予想の範疇であればあえて第六世代を選択するのもありだ。価格差は発売当初こそ大きいものの、結果的に同じくらいに収束すると踏んでいる。序盤は1万円…いや5,000円ほど搭載モデルに差がでるだろう。もしくは別モデルとしてキャンペーンが始まるかもしれない。

何にせよ第六世代を狙うのであれば、第七世代搭載モデルが登場した1ヶ月後~3ヶ月後だ。発売当初はセールもキャンペーンも大々的に行われない。しばらくして第六世代のセールが開始され、それがしばらく続き徐々に消えていく…こんな感じでCPUの世代交代は行われると予想している。

一部モデルに限り、意外と残りそうだと考えている。第4世代から第六世代への移行と比べるとメモリ関係が影響せず、更にマザーボードのソケットも同じであるため、CPUのみの交換も可能になっている。一瞬筆者も喜んだが、よく考えたら今使っているパソコンの一つは第4世代搭載モデルであるため、交換しなくてはならない。

第七世代は、第六世代のマイナーチェンジモデルに近い。確かに性能は高くなっているが、同ナンバリングからの買い替え対象としては微妙だ。例えば、i7-6700からi7-7700への買い替えのような形だとそこまでメリットはないと考える。

ベースクロックと最大クロック予想から見る第七世代CPU

モデルベースクロック最大クロック予想
i7-7700K4.2 GHz4.5GHz
i7-6700K4.0 GHz4.2GHz
i7-77003.6 GHz4.2GHz
i7-67003.4 GHz4.0GHz
i5-7600K3.8 GHz4.0GHz
i5-6600K3.5 GHz3.9GHz
i5-76003.5 GHz4.0GHz
i5-66003.3 GHz3.9GHz
i5-75003.4 GHz3.8GHz
i5-65003.2 GHz3.6GHz
i5-74003.0 GHz3.6GHz
i5-64002.7 GHz3.3GHz
これまで見てきたベースクロックと最大クロックの予想をあわせて第七世代CPUについて考察してみた。見比べるとi5が非常に良い伸びを見せている。また、i7-7700Kがかなり高い数値になっているが、果たしてこのままの数値で登場するのだろうか。

個人的な目安として、4コアでベースクロック3.5GHzあれば様々な用途に対応できると考えているため、これまではi5-6600Kを推奨してきたが、新モデルではi5-6600に相当するi5-7600を推奨の基準に置くことになりそうだ。この予想通りであるなら、第6世代では据え置きとなったi5のブーストクロックの最大値が4.0GHzの大台に乗ることになる。

i3以下の製品も大幅な伸びを見せているものの、ゲーミング用途としてはまだまだ性能が足りない。CPUはグラフィックボードほど大きく伸びず、省電力化についても末尾Tモデル以外変化無しだが毎製品確実に前進し続けている。

実際に発表されるまで断定は出来ない。それでも注目すべき第七世代CPUは性能の高いi7-7700Kはもちろん、汎用性の高そうなi7-7700、コストパフォーマンスが良さそうなi5-7600だ。これから数値化された性能をこの目で見ていくことになると思うが、それまでは予想の域を出ないし誰もが予想し得るありきたりなものだ。

新製品は予想しているうちが楽しく、購入前が一番楽しい。私自身購入予定は今のところ無いので、この予想をしている時間が最大の楽しみだ。モバイル向けに関してはi7とi5ともに2コア4スレッドであり、デスクトップのi3と同じ形となっている。L3キャッシュ等考えてもほぼ同等であるため、今発表されている第七世代のモバイル向けCPUはゲーミングノートに搭載されないだろう。

されたとしても、廉価モデルのような位置づけであり末尾Uは性能面で不安があるため、やはりゲームに使用するなら性能の高い末尾Hモデルだが、登場するまではモバイル向けのCPUについては現状そのままだろう。第7世代であるKabyLake世代はソケットが変わるのではないかと不安だったが、これまで通り2世代似た名前でそのままなようだ。

第七世代搭載ゲーミングPCを待つ必要はない

買い替え対象となるほど性能差があるわけでもなく、第6世代ユーザーや一部の第4世代ユーザーはしばらく様子を見るほうが賢明かもしれない。あとは価格がどうなるかだろう。これもグラフィックボードほど大きく変動しないことを考えると大して期待はできないだろう。

発売までまだ少し時間がある。今ゲーミングPCを買い替えようか悩んでいるユーザーにとっては踏ん切りがつく部分があるかもしれない。無理して待つほど第7世代に大きいメリットがあるわけでもないが、予想でしかないため鵜呑みにしてはいけない。

それでも、圧倒的な性能差や低価格化が進んでいる様子は無いので、現行の第6世代を購入しても後悔することは無いはずだ。第7世代搭載モデルはCPUの登場時期にもよるが、1月下旬~2月中旬には登場していると予想しているが、ラインナップが出揃うのはなんだかんだで3月くらいになりそうだ。

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