ゲーム向けおすすめCPUの種類を紹介 | Core i7、i5、i3シリーズを検証

cpu

ゲームをプレイするのにおすすめのCPUを紹介している。

古いCPUを使用していると、ゲームプレイが快適からどんどん遠くなっていく。性能も去ることながら、第二世代より前となるとマザーボードにも欠点が加わっていくことになるからだ。PCI Express 3.0というものが実装されたこともあり、グラフィックボードだけ増設していけば良いというものでもなくなったのだ。

第一世代のCPUを搭載したままGTX760やGTX970などを搭載しても、本来の性能をそのまま発揮することが難しい。やはりゲームをする上でちゃんとCPUを選ぶ必要がある。まずはゲーム向けCPUの種類について解説していこう。CPUに関するその他の情報は下記記事を参考にしてほしい。

CPUの種類

大きく分類すると現在のCPUには下記の6種類がある。(デスクトップ向けIntel CPU)

  • Core i7
  • Core i5
  • Core i3
  • Pentium
  • Celeron
  • Xeon

最近のゲームはマルチコアに対応しているものも多いため、ゲーム向けのCPUはかなり絞られているのが現状だ。4コアCPUであるi7とi5が最もゲームに適しており、スレッド数は今は大きな影響を与えないとされている。Xeonはi7に並び、適正こそ高いがマルチCPUに対応したゲームは存在せず価格を考えるとわざわざ選択するメリットは無さそうだ。

i3、Pentium、Celeronの3つはハッキリ言ってゲーム向けではなく、3Dゲームなど負荷の高いゲームをプレイするとカクつく原因となる。i3以下は論外だが、i7だからと言って第一世代や第二世代は現行モデルのi3と大差はないためゲームがカクつくことがある。

関連記事:CPU Intel Core-i3はゲーミングPCに不向きか検証

また、i7でもCPUクロックが3.5GHz前後ないとカクついてしまう恐れがある。いくらグラフィックボードが最新のものであっても、CPUが第一世代や第二世代であってはグラフィックボードの性能を発揮させることは難しいだろう。

GTX970を搭載しているのにゲームがカクついてしまう人は、グラフィックボードの増設をした人で古いCPUを使っている可能性がある。グラフィックボードはグラフィックを描写するためのもので、当たり判定や敵の位置などはCPUが処理するためCPUが古かったり性能が低かったりするとカクついてしまう。

また、現在マルチコア対応のゲームはあってもマルチスレッドに対応したゲームは存在しないためゲームに関してはi7とi5の性能差はCPU単体の性能差しかない。そのことから、ゲームをメインにプレイするのであればi5がおすすめとされている。

各CPUでの特徴

Core i7

Core i7

i7は4コアに8スレッドというマルチスレッドとなっている。簡単に言うと一つの作業部屋に2人が割り当てられ、作業をしているということだ。

Core i5

Core i5

i5はマルチスレッドではなく一つの作業部屋に一人が割り当てられ作業をしているイメージとなる。

i7とi5

ゲームに限ってはマルチコアにしか対応していないためi5とi7の差は作業をしている人の能力(CPUクロック)が問われるのだ。

gamei7

つまり、こういうことだ。i7でゲームをすると、仕事は一人でもう一人はゲーム以外のことに力を注ぐ。いずれ、マルチスレッドに対応するゲームが出てくるかもしれないが、それまではi5が最もゲームに適したCPUということになる。

CPUのマルチスレッドはいつ役立つのか。最も言われているのは動画などのエンコードだろう。単純にi7はi5の倍早く終わるということになる。マルチスレッドに対応しているもの全てに言えることだ。しかし、それらの特殊な用途以外で言えばマルチスレッドでなくても十分に追いつける。

これがi3以下になるとマルチコア、つまり2つの作業部屋しかなくなってしまうため効率や処理が遅れてしまうのだ。i3はマルチスレッドに対応しているが、それでも4スレッドしかないため、i7の半分程度の処理速度になってしまう。以上のことから、ゲームをプレイするのであればi5、i7のどちらかが良い。厳密に言えば4コア以上あって、CPUクロックが3.5GHz前後あるのが一番良い。

その他

CPUには型番の後ろにアルファベットが記載されているものもある。それぞれには以下のような特徴がある。

種類CPU例特徴
XCore i7-5960X等グラフィック機能を排除した最上位のExtremeモデル
KCore i7-6700K
i7-4790K
i7-4770Kなど
倍率ロックフリーでオーバクロックが可能なモデル
RCore i7-4770R
i7-4670R
CPUに搭載されたグラフィク機能がIntel Iris Pro Graphics 5200のモデル
SCore i7-4790S
i7-4770S等
性能を下げ、省電力化したモデル
TCore i7-4790T
i7-4770T等
Sよりも性能を下げ、更に省電力化したモデル
無印Core i7 6700
i7-4790
i7-4770等
省電力でオーバークロックが不可能なモデル(一部可能)

ゲームに関して言えばX=K>無印>R>S>Tの順で適正があると言える。

関連記事:Haswell世代 i7 Extremeはゲーミング用途に最適か?

ゲームにおすすめのCPU

CPUは演算などを請け負っているためフィールドなどを移動するときは軽くてもIDやエフェクト、激しい戦闘になるとカクカクしてしまうのはCPUパワーが足りないケースが多い。例え、i7であっても第一世代だと現行モデルのi3かi5のローモデル程度のパワーしかない。i7-920などにGTX760を搭載しても明らかにCPUが足を引っ張ってしまう結果となってしまう。

厳密に言えばゲーム向きなCPUなど存在はしないが、それでも第三世代以降のCPUが適していると言える。また、既存のゲームであればi5で十分だが今後マルチコア対応のゲームは今よりも多くなることは確実だ。先を見てi7を選択するのも賢い選択かもしれない。ただ、そのときになるとまた新しく優れたCPUが登場しているかもしれない。

コストパフォーマンスを重視してi5を選択するか、将来性と安定性を重視してi7を選択するかは好みで良さそうだ。MMORPGでは数多くのユーザーが集まるため、グラフィックボードの性能よりもCPUの性能が足りなくなることが多い。

現行モデルで言えば、

この3つは問題無く基準をクリアしていると言える。

第四世代CPUと第六世代CPUとの比較については下記記事を参考にして欲しい。

関連記事:ゲーミングPC搭載CPUは第四と第六世代のどちらを選ぶべきか

増設が目的の場合は、

  • Core i7-6700K・・・オーバクロックを考えているハイエンド志向
  • Core i7-6700・・・オーバークロックを考えていないハイスペック志向
  • Core i5-6500・・・コストパフォーマンスを重視したハイスペック志向

という形に分類されるもちろんグラフィックボードありきの話で、そこそこのグラフィックボードを搭載しているのにカクカクするといった方やベンチマークで思うようなスコアが出ないという方はCPUが怪しい。軽視されがちながら、しっかりしたものを選んでいただきたい。

家電量販店や店頭販売をおすすめしない理由に、悪質とまではいかなくとも誇大広告や騙し売りのようなものが存在しているというのがある。グラフィックボードはGTX970でCPUがものすごくしょぼいものであったり、GTX750搭載で「3Dゲームも快適」と謳っているものもある。こういった広告に騙されないためにもしっかりと「ゲーミングPC」という括りが存在しているショップで購入したい。

特にネット販売で有名なドスパラをゲーミングPCの店と勘違いしている人もいるがそんなことはない。視覚的にゲーミングというのが分かるようになっているだけで、一般のパソコンのほうが多く取り扱っている。また、知識がないとCPUの型番をよく理解せずに購入してしまったりするので注意が必要だ。

予算が10万円以下というのであれば、それなりのリスクが生じるので覚悟しなければならない。CPUだけが良い、グラフィックボードだけが良いというのは初心者が引っかかり易い典型だ。特に、一体型パソコンなどゲームに全く向かないパソコンを購入してしまいがち。i7だからといって「ハイスペック」とは限らない。特にゲームを目的としている以上、CPUとグラフィックボードの両方がしっかり揃って初めてスペックの基準となるので気をつけたい。

関連記事:CPUとグラフィックボード(GPU)の組み合わせ例を比較 | ゲーミングPCのおすすめ構成と相性を見る

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