Haswell世代 i7 Extremeはゲーミング用途に最適か?

Haswell世代i7シリーズExtremeに関する考察を提供している。

圧倒的な性能を誇るCPUであるExtremeには下記の種類がある。

  • i7-5960X
  • i7-5930K
  • i7-5820K

これらはゲームには最適でないということは有名になっている。

超高性能CPUがゲームに不向きな理由

対象CPUスレッドCPUクロック
i7-5960X8コア16スレッド3.0Ghz(最大3.5Ghz)
i7-5930K6コア12スレッド3.5GHz(最大3.7GHz)
i7-5820K6コア12スレッド3.3GHz(最大3.6GHz)

一般的なi7モデルと比較するとコア数スレッド数はi7-5960Xで倍、その他モデルで1.5倍と驚異的な数値を記録している。ただし、コア数とスレッド数が増えると単コアあたりの性能が低下してしまう。特にi7-5960Xはクロックが3.0Ghzと低く、i7-6700KだとCPUクロック4.0Ghz 最大で4.2Ghzとなっている。

スレッドはゲームでは使用できないことが多く、コア数が多いと全てが機能しないこともある。一部のゲームでは「不向き」のレッテルを貼られているほどに。

しかし、スレッド処理の問題や単コアの性能が低くても数で勝負すれば同等くらいにはなるのではないか。それはその通りである。少し下回ることになるが、比較的近い環境を構築することができる。

i7シリーズの価格から見る比較

対象CPU価格
i7-4790K38,871円
i7-6700K41,205円
i7-5820K46,102円
i7-5930K69,986円
i7-5960X125,000円

これまでに解説したことを踏まえて、上記の価格をご覧頂きたい。単コアの性能で言えば歴代最高のi7-4790Kが第4世代ということもあり最安値となっている。続いて最新の第6世代最上位のi7-6700Kだ。少し価格があがってi7-5820Kだが、Extremeとしては性能は低め。

一気に価格上昇してi7-5930KでローエンドクラスのゲーミングPCが買える値段になる。最上位のi7-5960Xに至っては、TITAN Xに迫る価格となっている。価格を考慮した場合、i7-5960Xがi7-6700Kに並んだとしてもコストパフォーマンスは最悪だ。i7-5960XなどのExtremeは高速処理が必要な場面で力を発揮する。

高速処理の代表である動画のエンコード、将棋電王戦で使用されるように用途がゲーム向きではないのだ。ゲーム向きのCPUが存在していること、搭載モデルが主流であること。この2つが最大の理由で、QuadroとGeForceの関係に近いか。意外と、CPUは単コアの性能が重視されることもあり、4コアを超えるコア数は力が分散されやすくなる。コストパフォーマンス、適正、以上のことからExtremeはゲームに適していないと言える。

当記事まとめ

ざっくりまとめると、Extremeはサーバーやワークステーション向けのCPU。高速処理が可能だがゲームには不向き。ベンチマークではやはりi7-6700Kなどより劣るスコアを出してしまうようだ。絶対に無理というわけではないので、自分の持っているパソコンのCPUがi7-5960Xだったからと言って落胆するほどではない。

あくまでもゲーム目的で購入するのはおすすめできないという程度で、すでに所持していても買い換えもしなくていい。コストパフォーマンスが悪いため、これから購入しようとする人は注意してもらいたい。

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