スリム型、キューブ型と一体型を比較【2018年】 | ゲーミングPCの新鋭ケース

slimdos画像引用元:https://www.dospara.co.jp/(ドスパラ公式)

当ページでは、ゲーミングPCのスリム・キューブ・一体型のケースについて解説している。ゲーミングPCにおいてこれらのケースはあまり一般的ではない。

ただ、各BTOメーカーでラインナップにあるので気になっている方も多いだろう。特に代表的なものはスリムタワー及びキューブケースだ。ここではこれら2つを中心に紹介する。

スリムタワー、キューブ型、一体型は売れ筋にはならない

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確かにドスパラ、パソコン工房などのBTOメーカーで、スリムタワーやキューブ型のモデルを販売している。しかし、いずれのショップにおいても売れ筋になったことはないし、これからも売上げランキングの上位になることはないだろう。上記の画像はドスパラのゲーミングPCランキングだ。いずれもミドルタワーがランクインとなっている。

スリムタワーなどの形状がゲーミングPCの中心にならない大きな理由は、エアフローや排熱効率の低さが原因だ。張性や電源容量の少なさなどは交換などでどうにでもなる。しかし、エアフローだけは限界がある。それだけ向き不向きなタイプがあり、排熱などが重要であるということが分かると思う。キューブ型に関して言えば、G-TuneのLITTLEGEARのような強力な排熱効率などを持ったケースも存在している。

ただ、ここでもう一つのデメリットが挙げられる。それは、タワー型に比べてコストが跳ね上がってしまう。GTX1080搭載のタワー型に比べると数万円近く高くなってしまう。省スペースにすることで、それだけ力を入れなければならない箇所が増えてしまうのだ。排熱性能や価格の割高さは、ノートパソコンに近いものだと言える。

各ケースの比較

スリム型

GALLERIA SシリーズFRONTIER GCシリーズ
galleriaslimfrontierslim

上記写真はドスパラのGALLERIAブランドのスリムタイプとフロンティアのスリムタイプの写真だ。ただし、当サイトでは製品自自体をそこまで取り扱っていない。現在はドスパラのSシリーズを少し取り扱っているぐらいだ。

形状としてはミニタワーと比べると奥行きはそのままでやや低くし、幅に至っては半分以下とかなりコンパクトで省スペース性に優れている。もちろんそれが長所で、仕事などで使用する場合は机の上にも置けるので会社などではよく見かけるタイプだ。しかし、ゲームとなると選択肢からは外れてしまうこともある。長所である省スペース性であるがゆえに拡張性を大きく犠牲にしているためだ。

タイプによってはグラフィックボードがそもそも搭載できないものもあり、搭載できてもロークラスのコンパクトなものでしかダメということもある。更に、マザーボードなどのグラフィックボードを搭載する基盤はスリム型専用ではなくミニタワーと同じMicro-ATXで、搭載自体は可能というだけでケースは対応していない

ケースによっては排熱効率やエアフローなどが致命的に弱く、搭載できる電源も限られているためゲーム用途として最初から考えられていないのだ。中古パソコンの多くもこのスリム型で、ゲーム用に増設すればいいと安易に考えて購入してしまわないように注意したい。

キューブ型

LEVEL∞G-Tune LITTLEGEAR
levelclittlegear

パソコン工房のLEVEL∞ブランドのキューブタイプとG-TuneのLITTLEGEAR(キューブ型)との写真を掲載している。当サイトでは後者のLITTLEGEARの製品を中心に取り扱っている。

使用した感想としてはミニタワーの空いているスペースをカットし、半分以下の高さにしたケースという印象だ。最近ではゲーミングPCにも採用されていて、使用している人は少ないが存在している。スリム型と違い、エアフローや排熱効率にも力を入れており、スリム型よりも優れた省スペース性も持ち合わせている。しかしながら、あれだけコンパクトになったケースにいくらしっかりしたエアフローがあったとしても排熱は確実に追いつかない。更にコンパクトにしたことで冷却ファンなどの冷却装備も大きさを考慮しなくてはならないという欠点がある。

GTX900番台の登場で2スロット占有しなくてもスペックはハイエンドにできるようになったので性能に関しては特に問題はない。かなり詰め込むような形になるキューブ型は構造上拡張性を活かしきることはできず、何かを搭載するなら何かを外さなくてはならないということもある。

購入時から何も増設しないというのであれば選択の余地はあるが、ある程度自分で異常に気付けなくてはならないため初心者向きではないと考えている。だが、残念なことに省スペース性につられて購入してしまうのは初心者に多い。少なくとも、万人受けするような形状ではないので用途が明確になっているユーザー以外にはおすすめできない。

一体型

lenovoittai画像引用元:https://www3.lenovo.com/

まず、これはデスクトップパソコンと言っていいのかさえ分からないもので、ゲームには最も向かないタイプだ。そもそもゲーミングPCのラインナップがないと考えて良い。特徴として、モニターとケースとキーボードが一体となっている。そのためモニターを購入しなくても良く、更に省スペース性にも優れている。が、それだけだ。ゲーム目的で購入するのは間違いで、基本的にグラフィックボードは搭載されていない・・・いや搭載できない。

これは増設であっても難しく、ほとんどのパーツが増設に対応できないというのが現状でロースペックになりがちだ。初心者が選択してしまうタイプで価格は安いとも言えない。ファミリー用のパソコンで、ブラウザ操作をメインとして考えているならありかもしれない。今ではほとんど見かけないタイプとなっている。おそらく昔と違って増設がかなり簡単になったことで需要も無くなっているのだろう。排熱性能も最悪で、エアフローなんてあったものではない。パソコン本体の熱+モニターの熱は半端なものではない。

当記事のまとめ

当ページでは、スリムタワーやキューブ型(コンパクト)などあまり一般的ではないモデルを紹介した。一時は各メーカーともラインナップが多かったが、2018年時点ではそれも落ち着いてラインナップが減少傾向にある。例えばドスパラではラインナップの更新が後回しになっていたり、G-Tuneではスリムタワーのラインナップがなくなっていたりする。このことから注目度はそれほど高くなくなったと言える。

その要因として、排熱や拡張性に関して従来のミニタワーやミドルタワーに比べると少し劣る面がある。それでも、省スペース性やデザイン性の高さから一定の層から指示されているのも事実だ。CPUやグラフィックボードの省電力化によって、デメリットがなくなってきている今買いどきなのかもしれない。価格が割高なので予算さえ合うのであれば検討してみるとおもしろい。他の人とかぶりたくないという方も必見だ。

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