グラフィックボードの選び方 | 価格・性能・ユーザーの利用環境で選べば失敗しない

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グラフィックボードの選び方を解説している。

ゲーミングPCを選ぶときにどのグラフィックボードにするかということは常に頭の中心にある。10シリーズというGTX1000番台のグラフィックボードが出揃ったことで900番台と混在していた時期と比べて選びやすくなったと言える。

2016年12月現在、選択肢すべきラインナップは限られている。それはGTX1080、GTX1070、GTX1060、GTX1050Ti、GTX1050の5つだ。

性能で言えば900番台も入る余地はあるが、最新の製品が安価で登場したことで、わざわざ古い製品を選択するのは得策とは言えない。900番台も値下げされているとは言え、同等性能の10シリーズと大差が無いこともあって魅力は薄い。

おすすめのグラフィックボード一覧

GTX1080搭載ゲーミングPCが最強

GTX1080は2016年5月27日に登場した現在最強のグラフィックボードだ。発売当初はGTX980SLIと同等以上とされていた性能も、今ではGTX980SLIの80%~90%程度となっている。

ただ、価格も今では落ち着いており、単体ならおよそ6万円ほどで購入することが出来る。GTX1080搭載モデルの価格も、かつてのハイエンドモデルと同じくらいであるため、ウルトラハイエンドを求めるユーザーにとっては良い傾向だ。

また、価格が安くなっただけに、フルHDでしか使用しないというユーザーも選択することがある。これはより安定してゲームをプレイすることが出来るメリットがあるので一考の価値があるだろう。

ただ、他製品も同様に従来より値下げされているので、性能ではなく価格で選択することが主流となりそうだ。予算は18万円程度を予定していれば選択肢に入るだろう。

関連記事:GeForce GTX1080搭載おすすめゲームパソコン

GTX1070搭載ゲーミングPCがコストパフォーマンス最強

GTX1070は非常に扱いやすいグラフィックボードだと言える。性能ではGTX1080に及ばないながらもコストパフォーマンスでは他のグラフィックボードを圧倒している。

発売前の北米価格と唯一同じ価格で登場し、性能も変更が無かったことで今なおコストパフォーマンスは最強クラスだ。性能はGTX980Tiに近く、価格はGTX980より少し安いくらいだろうか。

ウルトラハイエンドながら、余裕を持たせたハイエンドとしての用途で人気がある。4K解像度で最高設定のような高すぎる負荷にはなかなか対応することはできない。ただ、4K解像度自体には対応している。

価格が抑えられたことで、従来のGTX970搭載モデルと同等の価格帯でGTX1070搭載モデルが存在している。これにより、GTX970搭載モデル同様に人気の高いモデルである。

当初16万円台を下回ることも考えられると予想していたが、14万円台にまで下がった最も注目すべきモデルだ。

関連記事:GeForce GTX1070搭載おすすめゲームパソコン

GTX1060 6GB/3GBは低価格でハイエンドモデル、デフォルトで考えたいグラフィックボード

GTX1060は、GTX980に近い性能を持つGTX1060 6GBと、少し性能が落ちるGTX1060 3GBモデルが登場した。価格差は大して無く、性能差もそこまで無いのでどちらを選んでも大差は無い。

ハイエンドクラスにカテゴライズされるため、4K解像度はなかなか対応し辛い。グラフィックボードの価格はGTX960と同等で3GBモデルは20,000円程度、6GBモデルでも25,000円程度となっている。そして、搭載モデルのゲーミングPCは10万円を切る価格で登場している。

ただ、これまではi5-6500とGTX960のような無理の無いバランスのモデルと同じ価格ではあるが、グラフィックボードはハイエンドでCPUはミドルクラスのようなアンバランスさが目立つ。高性能で低価格化が進むに連れてCPUとのバランスを保つのが難しくなっている。

メリットと比例するようにしっかりデメリットがある。それでも従来のミドルエンドの価格でハイエンドであることを考えれば、最も選択されるであろうグラフィックボードだ。予算が10万円~12万円を予定しているのであれば選択肢筆頭だ。

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GTX1050Tiは、器用貧乏になりがちのミドルエンドモデルグラフィックボード

GTX1050TiはGTX960に近い性能を持ち、GTX750Tiに近い価格を持つグラフィックボードだ。ミドルエンドを支えるグラフィックボードの登場を予感したが、GTX1050の存在とGTX1060の存在で非常に中途半端なポジションを強いられている。

GTX750TiとGTX960に挟まれるGTX950と同じようなポジションだ。低価格化が進んだことで、上と下との価格差がそれぞれ5,000円程度しかない。それ故に、少し構成を豪華にするとGTX1060搭載モデルより高くなってしまうこともある

その扱いにくさから、G-tuneのようにGTX1050Ti搭載モデルを扱わないようなショップも存在している。グラフィックボードはそこそこ優秀であるが、GTX1050Ti搭載モデルは微妙である。

これはGTX1050を選択するなら5,000円ほど足してGTX1050Tiを…でも後数千円足してGTX1060を勧めたくなる。補助電源を必要しないグラフィックボードでは、現在最高の性能を持っているので、省電力性も相まってゲーミングPCでないパソコンに増設するグラフィックボードとして人気である。搭載モデルは9万円前半で存在するため、10万円は出せないユーザーにとっては強い選択肢だ。

関連記事:GeForce GTX1050Ti搭載おすすめゲームパソコン

GTX1050は低価格のローエンドに革命を起こしそうだったグラフィックボード

GTX1050は、GTX750に近い価格でGTX950に近い性能を持つグラフィックボードだ。ベンチマーク上はGTX950を上回る場面が多いので上位モデルと言えるかもしれない。ゲーミングPCとしてはGTX1050Ti搭載モデルよりもコストパフォーマンスが高く、低価格であり人気がある。

しかし、グラフィックボードとしてはGTX1050Tiと3,000円も差が無いこともあり人気は高いと言えない。構成は最低限にし、9万円を切るモデルや8万円を切るモデルも存在している。かつてはそのようなゲーミングPCは安いだけのパソコンであった。しかし、このグラフィックボードの登場で最低限必要な性能を持つゲーミングPCになった。

高い性能は期待できないが、ライトゲーマーにとっては選択しやすいモデルだ。特に、ミドルクラス程度の性能はあるため、設定次第で多くのゲームをプレイできる。

10シリーズで最も大きな功績を残したグラフィックボードと言えるかもしれない。革命を起こしそうだったというのは、やはりGTX1050Tiと価格が近いこと、そしてそのGTX1050TiがGTX1060と価格が近いことが原因だ。価格にもう少し差があれば革命を起こしたと言えたが、惜しかった。

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