ゲーミングPCに求める理想と現実及び現在使用PCについて| アンケート調査

ゲーミングPCに関する様々なアンケートを実施したのでまとめてみた。

ゲーミングPC選びの際に参考にしていただければ幸いだ。

1. 現在使用しているゲーミングPCスペック

1.1 OS

OS種類人数
Windows 1023
Windows 8.15
Windows7168
その他6

現在ユーザーが使用しているOSとしては、Windows7が圧倒的の結果となっている。理由は明白でWindows10は対応していない、サポートされていないゲームが多いため、選択するユーザーは少ない。

Windows8.1使用者の数人がアップグレードしたユーザーもいた。そのうちWindows10が今のWindows7に成り代わるようになるかもしれないが、2015年11月時点ではまだWindows7が人気だ。

1.2 CPU

CPU種類人数
i7-6700K20
i7-670046
i5-6600K1
i5-65005
i5-64000
i7-4790K42
i7-479054
i5-4690K0
i5-46901
i5-459024
i5-44602
その他7

第4世代、第6世代ともに性能の高いi7-4790やi7-6700が人気となっている。ハイエンドのi7-6700Kはイマイチ、一方で第4世代のi7-4790Kも高い人気を誇っている。

これはi7-6700Kの性能もあって買い替えない層だろう。

また、i5-4590のような性能はそこまで高くないが採用しているショップが多いことで、所持ユーザーが多い。全体的に、CPUを中心として選ぶユーザーは少なかったことは確かだ。

1.3 グラフィックボード

GPU種類人数
GTX TITAN X2
GTX 980Ti3
GTX 98013
GTX 97033
GTX 96055
GTX 95011
GTX 750Ti28
GTX 7501
GTX 7608
GTX 77014
GTX 7803
GTX 780Ti18
R9 2901
GTX600番台以下10
その他2

グラフィックボードはGTX700番台と900番台が大多数を占めており、特にGTX960は買い替えしたというユーザーが多かった。

そのため、アンケートでは1/4以上のユーザーがGTX960を選択していた。ゲームに関して特に不満はないということだが、CPUの性能が低いユーザーは少しカクつくという話をしていた。

GTX970は3.5GB問題があり、公式の性能が事実と異なるという重大な問題があった。しかし、それでも性能自体は非常に優秀なこともあり、最新のハイスペックなゲームでは要求スペックに挙げられるほどだ。

GTX970を選択するユーザーは様々なゲームをプレイしている傾向にあるようだ。

GTX750TiはGTX400番台からの買い替えを行ったユーザーやグラフィックボードを増設するために購入したユーザーが大半を占めていた。性能よりもコストパフォーマンスを重視したそうで、性能をよく理解して選択したユーザーはほぼ満足そうだった。安さに釣られたユーザーはいまひとつという様子。

Radeonユーザーは少なかった。また、TITAN XやGTX980Tiはやはり少数だ。

ハイエンド向けはGTX780Tiを選択ユーザーはそのまま使用するようだ。確かに性能的に言えばGTX780Tiであれば、ハイエンドモデルとなるGTX980とまではいかなくともGTX970よりは高い位置にいるのだから妥当か。

1.4 メモリ

メモリ種類人数
DDR4 32GB1
DDR4 16GB18
DDR4 8GB33
DDR4 4GB2
DDR3 32GB4
DDR3 16GB58
DDR3 8GB72
DDR3 4GB4
分からない10

DDR4は主に買い替えを行ったユーザーに絞られるのであまり参考にならないかもしれない。G-tuneのミニタワーのように第6世代のCPUを搭載しているからと言って、必ずしもDDR4とは限らないということだ。

やはり人気が高いのは8GB、16GBの辺りだろうか。特にドスパラの主だった製品が8GBなこともあるが、ゲームに必要なのは8GBだと言える。

ただ、海外の一部のゲームでは8GBではカクつくゲームも存在しているため、基本無料系をプレイするユーザーは8GBで十分だろう。

2. アンケート202名が答える理想の性能と現実

2.1 CPU

CPU人数(理想)人数(現実)
i7-5960X10
i7-6700K9912
i7-4790K918
i7-6700388
i7-479084
i5-6600K05
i5-6500075
i5-6400010
2.1.1 理想

理想を挙げるならやはりi7という答えとなる。一般的なi7シリーズは4コア8スレッドとなるが、i7-5960Xは非常に高性能で8コア16スレッドでDDR4にも対応している。

ただしゲームに限って言えばCPUクロックがそこまで高くないことなどもあり、あまり適正はないようでカクつくとの意見もある。

これを除けば基本的に一般的なi7シリーズを理想としているようだ。特にi7-6700Kとi7-4790Kは人気が高く、4790Kは性能面が優秀で6700Kは性能では劣る部分もあるが最新であることのメリットは健在。

ゲームはi5で十分だとも思うが、性能が高いに越したことはないというのが答えだろうか。

2.1.2 現実

現実的な性能として、ミドル~ハイが大多数となった。このくらいあれば十分といったところで、価格も考慮した結果だろう。

i5-6500は性能は高くないが搭載されているゲーミングPCは価格が非常に抑えられたモデルが多いため人気が高い。

一方でi7-6700は搭載モデルの価格はバラバラではあるものの、i5-6500よりも確実に高い。ある程度性能を求める層と価格を考慮する層で分かれている。

現在ミドルエンド以上のゲーミングPCを使用しているユーザーはi7-6700以上を選択する傾向にある。性能を下げることに抵抗があるようだ。

ただ、昔はゲームを結構やっていたが今は軽く遊ぶくらいというライトゲーマー側のユーザーは価格の安さを求めているようにも思う。

現在プレイしているタイトルに合わせているという面もあるが、しっかり需要は分かれている。i7-6700Kの人気が低いことは意外だった。

実際多くのユーザーはi7-6700で十分だと考えているようだ。

2.2 グラフィックボード

GPU人数(理想)人数(現実)
GTX TITAN X52
GTX980 Ti843
R9 Fury X131
GTX9807733
GTX9702147
GTX960278
GTX 950013
GTX 750Ti023
GTX 75002
2.2.1 理想

GTX960というのは理想が低くも感じるが、GTX970以上が多い。特にハイエンドであるGTX980、ウルトラハイエンドのGTX980Tiは人気が高い。

TITAN Xは性能を持て余し、Fury Xは性能の割りに搭載しているモデルが少ないというのもあり、認知度が低いことが影響していそうだ。

必要かどうかはともかく、グラフィックボードは特に性能を求めるユーザーが多かった。

GTX980Tiは確かに性能は高いが、必要かどうかと言われると話は別になるようだ。あくまでも理想の人気度。

2.2.2 現実

コストパフォーマンスを考慮すれば当然とも言える結果となったが、GTX950はあまり人気がなかった。性能面では優秀でも価格がGTX960とほぼ同等と考えるとこれも仕方が無いかもしれない。

GTX970はまずまずな人気、GTX980となるとあまり必要性を感じないという答えもちらほら。ウルトラハイエンドはやはり一部のユーザーにのみ受け入れられるようだ。

GTX750Tiは700番台としては長持ちで、いい位置につけているように思う。この構成から考えるとCPUがi7-6700となるのも頷ける。

2.3 メモリ

メモリ人数(理想)人数(現実)
DDR4 32GB541
DDR4 16GB9777
DDR4 8GB1894
DDR3 16GB3319
DDR3 8GB012
2.3.1 理想

現在使用している容量としてはDDR3とDDR4合わせて半分以上が8GBとなっている中で、理想では8GBが消えている。

グラフィックボード同様、必要かどうかは別として理想としては16GBと答えるユーザーが多数を占めた。

ただ、傾向としては現在のモデルと理想との差はそこまで大きいようには感じない。

2.3.2 現実

DDR4 8GBの圧倒的な人気もさることながら、16GBの人気も非常に高い。

理想で挙げられた容量から考えると分かりやすい感じになっている。

容量は8GBあれば十分というユーザーと16GBは必要というユーザーで別れた形。

プレイするゲームによるということは、現在搭載しているメモリ容量でも分かる通りだ。

3. パソコンを買い換えるなら金額はいくら

金額人数
20万円以上1
19万円~20万円3
18万円~19万円7
17万円~18万円15
16万円~17万円10
15万円~16万円33
14万円~15万円11
13万円~14万円12
12万円~13万円10
11万円~12万円6
10万円~11万円27
10万円以下11

15万円~16万円が一番人気だ。15万円台となると当たり外れが少なく、コストパフォーマンスにも優れるため非常に優秀。一番人気なったのは意外だったが、妥当なところだろうか。

続いて10万円~11万円は二番人気。正直この価格帯が一番人気となると予想していた。

価格としては低価格帯で、GTX960搭載モデルがギリギリ存在しているレベル。

ライトゲーマーが求める性能や価格は恐らくこの辺り。後は大体平均的。

上位は流石に少ないが、突出しているのはこの2つの価格帯ということでここがキーとなりそうだ。

4. 特別コラム(電源についての認識)

4.1 自分のパソコンの電源のメーカーを認識しているか

  • 知っている 48
  • 知らない 154

さて、これは非常に意外な結果となった。どこのメーカーの電源を使用しているか、またそれがどのような製品であるかを知らないユーザーが圧倒的だ。性能は見るが、電源までは見ないというのが一般的ということなのだろうか。

また、知っていると答えた48人のうち23人ほどは交換を行った、部品の増設や交換の際に確認したというもの。残りの25人は電源のメーカーも確認して購入したと答えた。割合的に8人に1人程度しか知らなかったのだ。

4.2 自分のパソコンの電源は何W?

電力人数
750W以上8
750W8
700W49
500W104
知らない33
これも意外と知らないと答える人が多かった。メーカーはともかく、搭載されている電源容量を知らないユーザーがいたことに驚きを隠せない。

とは言え人気が高いのは500W・・・というよりもアンケートの結果がNVIDIA製のグラフィックボードに偏っていたことも影響していそうだ。

消費電力の少ない構成が多いため、必然的に500Wに集中しているとも言える。

ウルトラハイエンドやSLIなどに限定すると当然結果は変わってくるように、ミドルエンド帯のユーザーが多いアンケートの結果としては妥当か。

ただ、電源容量を知らないというのは何というか衝撃だった。

5. まとめ

今回のアンケートに関してはほぼ想定どおりの内容になったように思う。特に各パーツの現実的なラインとして、Core i7-6700とGTX960の組み合わせが多数を占める結果となった。

これはドスパラの担当者が言っていた売れ筋のモデルと合致する。ただし、私個人としてはできればGTX970も選択肢に入れて欲しいと考えている。

やはり一番コスパがよく、CPUとGPUのバランスも良いからだ。今回のアンケートデータは11月22日~12月2日までの11日間を通して行われた。

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