GALLERIA DTの実機レビュー

GALLERIA DTの実機

GALLERIA DTの実機レビューをしている。

今回はドスパラ様よりGALLERIA DTをレンタルさせて頂いた。低価格帯を支えてきたGALLERIA DTも最新のグラフィックボードNVIDIA 10シリーズを搭載していながらも価格帯は変わらずなのは驚きだ。

10万円を切る価格であるため、今も昔も予算を多く取れないあるいはできる限り予算を抑えたいユーザーから支持されてきた。もうすでにDTの人気は折り紙付きだが、性能はどのようなものだろうか。

これまでのDTはハッキリと最低限の選択肢であり、出来るならもう少し上の製品をというのが本音だった。10シリーズを搭載した今、そういった過去との決別が期待できる。

今まであまりおすすめできなかった低価格帯のゲーミングPCの歴史は変わるかもしれない。当サイトでは10万円以下のゲーミングPCをそもそも推奨していなかった。

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実機レビュー詳細

ガレリアDTの詳細を見ながらレビューをしていく。出来る限り写真を使って紹介をしている。

本体左側面

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左側面の画像になっている。大きめのエアホールがあり、ここには最大2つのケースファンを搭載することが出来る。非常にシンプルな写真だ。そのままでも十分な冷却性能を備えているため、カスタマイズを行わなければ無理に付けなくても大丈夫だ。

グラフィックボードを2枚挿しにしたりと、熱が大きくなるカスタマイズを行った時用のものと考えてもいいだろう。環境によって冷却性能は大きく異なるのも事実であるため、一概には言えないので熱が異常にこもるようなら検討したい。

本体右側面

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右側面の画像だ。これは珍しく、多くのケースに設置されたマザーボードの裏のエアホールなどが一切ない。冷却やエアフローに自信があるのか、それともマザーボード裏のエアフローは効果が薄いということなのか…。

マザーボード裏のエアーホールに関しては実際に効果があるのかは不明で、マザーボードの熱自体も搭載されたCPUやグラフィックボードによるものが大きい。排熱や冷却がしっかりしていれば右側面のエアホールは不要である。

ミニタワー型のケースは内部のスペースもミドルタワーと比べて当然小さいが、グラフィックボードやCPUの冷却性能を支えるファンの大きさや効果はほぼ同じだ。

そういう背景もあって右側面には何も設置されていないのではないかと考える。かなり大雑把な推測でしかないが、今ここで適当な理由を挙げるならそういうことだと考えるほかない。

本体フロント

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フロント部分となる。ミニタワーではあるが、フロントのI/Oパネルはミドルタワーのそれと遜色ない構成だ。特に、光学ドライブとマルチカードリーダーが標準搭載されているのは評価が高い。使用するかしないかは別として、利便性が高くなる装備はあって困ることはない。

デザインとしては凡庸で、電源の位置などもこれまでのモデルと同様で目新しさはない。古臭いとも取れるデザインではあるが、シンプルこそが使いやすいというのもまた事実。不必要なもので装飾せず、ただ使用しやすさと性能を重視したデザインと言える。もちろん好みもあるので何とも言えない部分ではあるが。

本体底面

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底面は普段あまり目にする機会はないだろう。大きめのインシュレーターでバランスは取りやすいが、底面に排気口や吸気口は無い。ミドルタワーのように天板にエアホールもなく、排熱性能は少し劣るような印象を受ける。GALLERIA DTを始め、ドスパラのミニタワーは底面ではなく上部に電源を設置しているタイプだ。

底面からの吸気や排気はパソコンを置く場所によって効果が大きく異なる。特に電源の吸気を底面からにすると、カーペットなどの上に設置するとインシュレーターが埋まり、カーペットなどと排気・吸気口と密着してしまう。これは正しく排気や吸気が行えず故障に繋がるかもしれない。

そのため、多くのゲーミングPCには底面にエアホールこそあれど、電源の吸気は内部から行うスタイルのものが多い。オールラウンドに対応するならばそれが最も効率的である。このミニタワーは必要か不必要か微妙なラインのもの、汎用性に欠けるものは排除し、効率を求めているとも言える。

本体背面

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背面部分だ。大きさは異なるが、機能性自体は決して劣らず、UEB3.0の搭載数は同じでもUSB2.0の搭載数は2つほど多い。背面ファンの上には水冷などで利用するホースを通すための穴が開けやすい工夫がされている。あまり利用するユーザーはいないと思う。ただ、いざ利用する段階でこのホールが無ければ金属を自分自身で削らないといけなくなるので厳しいだろう。

高さのあるミドルタワーでは熱い空気は上部に上がり、冷たい空気は下部に集まりやすく、電源を冷却する上で効率的だ。それはグラフィックボードの設置位置にも関係しているため、モデルによっては必ずしてもそうとは限らない。背面ファンより上に電源を置く、GALLERIA DTのようなモデルはミニタワーに多い。これは高さがミドルタワーほど無く、熱を発しやすいグラフィックボードから遠ざけることも考慮されている。

エアフローが窮屈になりがちなミニタワーであれば、フロント部分から吸気した空気を背面に運ぶことになる。上部に上がる熱を背面から排出しながら前方からの空気を吸気しやすいのではないだろうか。一度煙を用いた実験を行ってみたが、何とも言えない結果となったので空論でしかないが…。

本体内部

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内部に関しては、特筆すべき点は見つからない。すっきりしているように見えるのは配線がしっかり束ねられているからだろうか。

性能解説

性能についてのレビューを開始する。

FF14(DirectX9版)ベンチマーク

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FF14 DirectX9版のベンチマークは13,921だ。期待していたよりも少し低い形となった。i7-6700KとGTX1060 6GBの組み合わせと比べると落ちて当然だが、i5-6600KとGTX970の組み合わせといい勝負だ。

CPUに差はあれど、GTX970とGTX1060 3GBでは大きな差があると思っていただけに少し残念だ。とは言っても、DirectX9であればそれもあり得る話だ。肝心なのは高い負荷でも耐えられるだけのスコアが出たということだ。i5-6500というCPUがGTX1060 3GBの高い性能に対してボトルネックとならないかが不安だ。

FF14(DirectX11版)ベンチマーク

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FF14 DirectX11版のベンチマークは11,848となる。このスコアはi5-6600KとGTX970の組み合わせに対して10%ほど高い数値となっている。元々GTX1060 3GBモデルはGTX1060 6GBとGTX970の中間よりややGTX1060 6GB寄りだということを考え、CPU性能を加味するとまずまず妥当なスコアだ。高い負荷がかかる場面では、過去の製品よりも優れたパフォーマンスであることを示している。安心できる結果である。

3DMARK

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3DMARKによるスコアだ。()内はi5-6600K GTX970の組み合わせによるスコアは下記のとおりだ。

  • FIRE STRIKE1.1:9,377(9,001)
  • SKY DIVER 1.0:22,177(21,859)
  • CLOUD GATE1.1:18,951(19,860)
  • ICE STORM 1.2:142,282(152,423)

これを見るとICE STORM1.2ではスコアで劣っているのがわかる。グラフィックのスコアは常にリードしているため、やはりCPUが足を引っ張った形となっている。当然であるがCPUのスコアは常に劣っており、その差で負けている。

i5-6500が悪いCPUではなく、GTX1060 3GBの性能が高すぎるのだ。i5-6600やi5-6600Kとワンランク、ツーランク上のCPUにしていくことで更に高い地点に辿りつけるはずだ。

本体温度

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温度を測ってみた。CPUに大きな負荷をかけた状態でベンチマークソフトを起動して計測している。

途中でベンチマークソフトが負荷に耐えきれず落ちてしまった。ただ、熱に関しては特に問題無い。性能の割にはあまり高くならず、排熱性能や冷却性能もしっかりしているように思う。

総評

価格を考慮すれば、素晴らしい性能を持つゲーミングPCである。コストパフォーマンスも申し分なく、多くのユーザーに求められる製品であるように思う。他のショップではなかなかお目にかかれない価格帯でありながら、しっかりした構成と機能性を備えているのが特徴だ。総合的に見ても、予算が多く取れないユーザーにとっては頼もしい選択肢の筆頭だろう。

電源に関しては、400Wに下げられても不安定さを感じることはなかった。GALLERIA DTは過去に500Wだった時代があるが、そこまで必要が無いと判断され、DSなどと同じく400Wになったという経緯がある。それはグラフィックボードの省電力化が現実になったことの裏返しだろう。

ただ、当サイトで推奨しているCore i6-6600Kへアップグレードする際は500Wにカスタマイズを検討しても良いかもしれない。必須ではないがデメリットになることはない。GALLERIA DTに関する評価はまずまず良好と言える。この価格帯であればこれ以上の製品はない。

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