GALLERIA XFの実機レビュー

GALLERIA XFの実機

GALLERIA XFの実機レビューをしている。

ドスパラ様よりGALLERIA XFを貸し出して頂いた。GALLERIAシリーズでは最も人気のあるXFだけに注目度が高い。

ミドルクラスよりも高い性能であるため、900シリーズでも700シリーズでもXFは人気があったモデルだ。

10シリーズとなった今、ウルトラハイエンドとなっているがその人気は変わらない。コストパフォーマンスを重視しているユーザーは必見だ。

スペックのレビューに関しては下記も参考にして欲しい。

関連記事:GALLERIA XFレビューと解説

実機レビュー詳細

それでは早速実機レビューに移ろう。

梱包の開封

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ダンボールを開封した写真だ。ダンボールはかなり大きめながらクッション材はシリーズ通して同じ模様だ。

レンタル機であっても、開封時のワクワク感は健在だ。

本体正面

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正面からの写真となっている。こうしてみると吸気口は小さめで5インチベイが目立ち、フロントI/Oパネルが低めにある。

机の下に置いた場合の操作性は良いとは言えないが、椅子の近くであれば特に困ることはなかった。

I/Oパネルには、USB3.0が2つ、カードリーダー、マイクとイヤフォンの端子となっていて必要十分の装備と言えるだろう。

本体左側面

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左側面だ。エアホールのブロックが2つあり、それぞれにケースファンを搭載することが出来る。上部はCPUファンからの空気を排出するので何もつけなくて良さそうだ。

既に社外製のCPUファンが搭載されている。もし別の製品に変更する場合はファンの向きも変わる可能性もあるのでその時に考えたい。

下部はグラフィックボードの側面に位置する。底面にエアホールはあるが、ここにファンを取り付けるなら吸気だろうか。

上部に排出用ファンを取り付けたのであれば話は変わるだろう。ただ、単体であれば吸気により冷却効果は高まりそうだ。

本体右側面

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右側面。エアホールはあるがここにファンを搭載することは出来ない。あくまで風の通り道で、マザーボードのCPUの裏側に位置する。

本体底面

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底面。右側のエアホールは電源により封鎖されている。本来は電源を上下逆にして、底面から吸気して背面から排出したほうが冷却効果は高い。

しかし、インシュレーターがあるとは言えカーペットの上に置くと密着してしまう。底面からも吸気は沈み込まない環境でのみ効果を発揮し、沈み込む場所では吸気できず電源が壊れてしまう。

環境を考慮しなくてはならないため、オールラウンドに対応できるようにしているようだ。

そういう意味で左側のエアホールにケースファンを搭載する場合も気をつけ無くてはならない。

吸気にしろ排気にしろ環境に大きく依存してしまう。そして増設の際はマザーボードに空きが無いため、電源の4pinコネクタを変換するケーブルが必要となる。

ただし、その場合はBIOSなどからRPMの設定などのファン制御が出来ないので注意が必要となる。ファンコントローラーというものも存在しているので一度確認してみたほうが良いだろう。

本体天井部分

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GALLERIAシリーズのミドルタワーが優れている点はここにある。これは天井部を写した写真だが、ここにもエアホールのブロックが2つあり、一つにはケースファンが標準搭載されている。

熱を帯びた空気は上に、冷たい空気は下に。パソコン内部で熱が篭りやすい上部に排熱機構が存在していることで、ケース内に熱がほとんど篭もらない。

割りとよく見る構造ではあるが、ファンが標準搭載されているのが意外と珍しい。増設などで排熱が追いつかなくなっても、ケースファンを増設するだけで良い。

そもそも熱は上に逃げていくので、ファンがなくてもそれなりに高い排熱性能を持っている。高い性能を持つゲーミングPCには心強いケースだ。

背面

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背面。ここは普通だ。特筆すべき箇所は無いが、ATXマザーボードにしてはUSB2.0が2つ、USB3.0が3つと少し寂しく思える。

サウンド機構もマイク入力、ライン入力、ライン出力だけだ。このマザーボードの機能は充実しているとは言えない。ただ、それだけだ。

ケース内部

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開けてみた。配線はしっかりまとめられていてさすが!の一言だ。CPUファンはリテールモデルではなく社外製のようだ。

気のせいかグラフィックボードが非常に大きく見える。こんなものだと言われればそうなのかもしれないが…。

ケースの内部はかなりスペースに余裕があり、M-ATXマザーボードかと思ってしまうほどだ。それは即ち拡張性の高さを思わせる。

ストレージ部分

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これはHDDとSSDの接続部だ。本来、増設などを行う際はケースの右側面を開けるが、標準搭載のストレージは反対側の左側面を開かないと取り外し出来ない。配線をまとめるための工夫であり、取り外しをそんなに頻繁にしないということなのだろう。

また、電源の4pinまで裏側に来ている。HDDやSSDの増設に必要な配線も裏側にあるため、増設する際は同じように取り付けなければならない。この点は好みもあるが、個人的にはマイナス評価となる。

増設を行わないユーザーにとって見ればプラスになるだろう。ここの配線も非常に丁寧にまとめられているのは好印象だ。

フロント吸気部分

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フロントの吸気口はどうなっているのだろうか。詳しく見てみよう。

本体裏側

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裏側だ。フロントカバーを外すには少し苦労した。が、本来頻繁に外すような箇所ではないのえ苦労するくらいが良いのだろうか。

さて、防塵フィルターはしっかりと存在している。このタイプだと埃の通過は僅かで、フロント外側に埃が溜まるのでそれを取り除けば良さそうだ。メンテナンスは割りと簡単そうではある。

ここまでがケースについてのレビューだ。意外と排熱性能が高く、冷却性能も高めなのが驚きだ。以前店舗で確認した時と比べて印象が大きく違う。やはり中身まで見てみないとわからない。では性能についてのレビューをはじめよう。

性能解説

お待ちかねの性能レビューとなる。

FF14(DirectX9版)ベンチマーク(ドライバ更新前と更新後)

ドライバ更新前

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まずはこちらを確認して欲しい。これは一度目のベンチマークだ。DirectX9版であるにも関わらず、スコアは非常に低くなっている。

グラフィックボードのドライバを更新することで改善した。つまり、出荷時のままでは性能を発揮することは出来ないということなので、購入後はNVIDIAの公式サイトからドライバをダウンロードして更新しておこう。

ドライバ更新後

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こちらが更新後のスコア。正常に計測できているようで一安心だ。この17,025という数値はi7-6700KとGTX980Tiの組み合わせよりも6%ほど落ちるスコアだが、期待値通りと言ったところだ。

GTX1070はmGTX980Tiと同等以上の性能であるため、CPU性能の分だけ差が開いていると考えて良いだろう。

FF14(DirectX11版)ベンチマーク

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DirectX11版。メインはこちら。先ほどのi7-6700KとGTX980Tiの組み合わせのスコアは15,567なので、僅かではあるが上回っている。

GTX1070はより高い負荷でこそ輝くグラフィックボードだ。CPUの差をしっかり埋める働きは流石最新モデル。DirectX9のゲームではスコア12000も出せれば十分快適だが、DirectX11のゲームでは13000は必要な場合もある。

そういう意味では高い負荷でスコアを伸ばすことが出来るGTX1070搭載モデルは心強い。Voltaの前座と呼ばれるPascal世代だが、しっかりした存在感を示している。

3DMARK

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続いて3DMARKを見てみよう。ここでも面白い結果が出ている。

GALLERI XFの組み合わせ(Core i7-6700とGTX1070)でのスコアは下記の通りだ。

()内はi7-6700KとGTX980Tiの組み合わせの数値となる。

  • 14,509(13,808)
  • 32,719(31,236)
  • 30,244(31,519)
  • 159,866(183,519)

負荷の高い測定ではGTX1070を搭載したXFが、負荷の低い測定ではi7-6700KとGTX980Tiの組み合わせが上回っている。

負荷が高まれば高まるほど真価を発揮していくクラッチ型だ。今後登場してくるゲームは確実に負荷が高いものばかりであることを考えれば、やはり時代は10シリーズだ。

本体温度

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さて、性能が高いことは既に知っていたのでそこまでの驚きは無かった。GALLERIA XFを使用した中で最も驚いたのが温度計測だ。

CPU温度は60℃に到達せず、グラフィックボードは70℃に到達していない。これは天井部のエアホールとファンの効果なのか、冷却性能の高さを伺わせる。排熱性能と合わさって、長時間のゲームプレイでもかなり安定した動作が期待できそうだ。

この一点だけを取って見てもおすすめできるほどの強みだろう。また、負荷テストも通常通り行ったが温度に関しては全く問題が無かった。

CPU負荷をかけたままベンチマークを開始した際、カクつきはあったものの動作自体は安定していた。性能の高さとケースのパフォーマンスで、GTX1070搭載モデルの中ではより一層優れた製品のように思う。

総評

構成と価格を考えればGALLERIA XFよりも優れた製品は他にも存在している。しかし、ケースの性能を加味すればGALLERIA XFより優れた製品はほとんど無いのではないだろうか。

目に見える性能だけでなく、全てのパフォーマンスを重視するユーザーにとっては強力な選択肢になるだろう。ゲームに必要な性能は中身だけではない。まさに人馬一体となったモデルと言えるだろう。

ゲームプレイと4K解像度の不安

実際にゲームをプレイした感想としては、特にカクつきもなく快適にプレイできた。ただしフルHD環境でのみのテストプレイだったことが最大の要因だ。

4K解像度ではゲームの種類や設定によっては厳しいタイトルもあるだろう。それでもGTX1070は4K解像度でこそ真価を発揮する。むしろフルHD環境であればGTX1060で十分であり、GTX1070は4K解像度がある意味前提となっている。

そうは言っても、それは現時点の話であり、今後の新作ゲームについては分からない。数年後にはGTX1070がミドルクラスとして扱われる時代がくるかもしれない。そういう意味では、今最も注目すべきグラフィックボードはコストパフォーマンスの高さからもGTX1070だと思う。

XFの構成のお話

XFの構成としてCPUはi7-6700であり、メモリはDDR4 8GBの構成でウルトラハイエンドとしては物足りない部分もある。特にCPUパフォーマンスはi7-6700Kと比べるとどうしても見劣りしてしまうのは先のベンチマークでも証明済みだ。

純粋に性能を求めるのであればi7-6700搭載であるGALLERIA XFは不向きだろう。ただ、このi7-6700であることがCPU温度の上昇を抑え、60℃未満を保てた要因でもある。

確かに性能は犠牲にしているかもしれないが、i7-6700Kで快適でi7-6700では快適ではないというゲームはほとんど無いはずだ。コストカットの意味もあるが、GALLERIA XFに関して言えば高い冷却性能と排熱性能を更に引き立たせる効果もある。

もっとも、GALLERIAのミドルタワーであればi7-6700Kになっても熱に関する問題は一切無いだろうが…。

排熱性能のすごさ

長所はこれまで何度となく言ってきた通り、排熱性能と冷却性能の高さだ。そしてケースファンの搭載できる箇所が多いということだろう。

短所はこれまた色々あるが、一つはこの排熱と冷却を重視しない場合はコストパフォーマンスが良く見えないという点だ。グラフィックボード、CPU、メモリなど性能を支える部分は記載されている上に見て分かるものだ。それ故に重視されるポイントの筆頭である。

次点には価格が控えめのため、冷却や排熱は重要視されにくく、手元に届かないと見て確認することも難しい。いくら熱に対して強いと言っても、それが性能に直結するわけではない。

性能の低下を補う効果を性能の向上という風に捉えることはできるが、それでも選ぶポイントにはされないだろう。

一般的に性能と価格で決めるユーザーが多いため、あまり見向きされないがGALLERIAシリーズの特徴と長所を知れば確実に選択肢に入るだろう。

総合的に見てGTX1070搭載モデルとしてはトップクラスの評価だと言える。しかし、性能や価格などを単体で見ていくとどうしても他製品と見劣りする部分がある。

長所を優先すれば短所は気にならなくなるが、短所が気になると長所は失われる。快適にゲームはプレイできるので、予算内であるならば後悔しない選択肢の一つとなるだろう。

ここまで色々と書いてきたが、やはりGALLERIA XFが最もおすすめできるゲーミングPCであることは間違いない。

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