GALLERIA XFRの実機レビュー

GALLERIA XFR

GALLERIA XFRの実機レビューをしている。

今回RADEONのRX480を搭載したゲーミングPCをドスパラ様よりレンタルさせて頂いた。

RX480はNVIDIAの10シリーズに対抗する製品と言われていることもあり、どこまで迫っているのか、或いは越えているのかが以前から気になっていた。

レビューをする機会をいただけたことを嬉しく思う。価格的にはGTX1060 3GB搭載のGALLERIA XTに近いだけあって期待している。

従来のRADEONの対抗製品は近い性能で少し安いというポジションだが、果たして今製品はどうだろうか。

関連記事:GALLERIA XFRのレビューと評判解説

実機レビュー詳細

それでは早速レビューに移ろう。できる限り写真を使うようにしているのでイメージが付きやすいだろう。

本体フロント部分

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フロント部分だ。USB3.0が2つにマルチカードリーダー、マイクとイヤフォンの端子が搭載されている。必要十分な機能を有していて、利便性は高い。

フロントパネルの充実度は非常に重要だ。なぜなら前面部に必要なものが揃っていればパソコンの置き場所をあまり考慮しなくても良いからだ。

背面パネルだけに頼ると、コードが届かなかない等パソコンの置き場所を変更しなくてはならないこともある。そういった意味で十分な機能性がありフロントパネルは非常に優秀な作りとなっている。

本体右側

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右サイド部分となる。大きめのエアホールで構成されたエアインテークにはケースファンを取り付けることが可能だ。

熱に関して不安があれば増設するのもありだが、配線が邪魔になりそうなので一工夫必要だろう。

ただ、ガレリアのミドルタワーは冷却性能が頼もしくそれはこの部分による恩恵も大きい。

本体背面

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背面部分だ。背面I/Oパネルはミニタワーと比べるとUSBの接続口が少なくなっている。

これはマザーボードによるところで、ケースが全てというわけではない。

ちなみにマザーボードはASUSのH170-PROを採用している。品質は非常に高いと言えるだろう。

(*ただし、時期により採用するマザーボードは異なるということなので注意して欲しい。)

電源は下部に設置されているためバランスが良く、背面部分を見るだけでケースの機能の高さを垣間見ることが出来る。

本体左側

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左サイド部分だ。マザーボードを冷やすための小さめのエアインテークがある。CPUやグラフィックボードなどの熱を発するパーツが搭載されるマザーボードは熱を持ちやすい。それ故にこのエアインテークは冷却性能の高さについて大きな意味を持つ。

熱対策は出来る限り行っているように思う。小さな部分だが、それだけ拘っているのだろう。見えないところのこだわりは渋い。

本体底面

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底面部分だ。大きめのインシュレーターでバランスが取れるが、カーペットなどには沈むため置き場所は考慮しなくてはならない。

本来電源の向きを変えることで内部ではなく、底部から空気を取り込み背面から排熱する。そうすることで電源の冷却効果が期待できるが、前述の通りカーペットなどには沈むため、置き場所によっては吸気性能が落ちてしまう。

方向を変えているのは、どんな置き場所にも対応できるように考慮したものだろう。慣れていてもわざわざ置き場所によって向きを変えなくてならないのは面倒でしかない。

多少性能は落ちても、オールラウンドに対応できるほうを選んだのだろう。電源の交換が必要になった時、好みに変更できるのでケースとしての評価は高い。

本体天井部分

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GALLERIAのミドルケースで最も注目したいのがこの天井部だ。エアホールを搭載した排気口が2つ、一つには標準でケースファンが搭載されている。熱は上に登っていくためこれはとても理に適っている。

場合によってはもう一つ追加し、排熱性能を高めることができる。拡張性が高いミドルタワーは同時に、排熱性能や冷却性能の拡張もできなくてはならない。ケースの評価はこの部分がしっかりしているGALLERIAがダントツだ。

グラフィックボード(Radeon RRX480)本体

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RADEON RX480はデザインに優れたボディをしている。ファンは意外と小さく、NVIDIAのリファレンスモデルと大差は無い。もっとも、このRX480もリファレンスモデルであるのだろう。

内部は特に変化は無いが、このグラフィックボードの性能を確かめたくて仕方がない。見た目のように素晴らしいものとなっているのではないかと期待すらしている。

性能解説

さて、ここからはベンチマークや実際にプレイしての感想となる。

期待しているのはコストパフォーマンスではなく、純粋に価格的なライバルとなるGTX1060 6GBにどこまで迫れるか…。

搭載PCとしてはGTX1060 3GBと比べてどうかというところが焦点となるだろう。

FF14 DirectX9版

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FF14 DirectX9版のベンチマークスコアは13513だ。やはりRADEON製品はFFベンチマークとは相性が悪いのだろうか。特に負荷の高い場面ではスコアの伸びが非常に悪く、軽い所はサクサクという低スペックに見られる挙動をしていた。

i5-6500にGTX1060 3GBを搭載したGALLERIA DTでも13921とGALLERIA XFRを凌駕している。価格を考慮すればGALLERIA DTに軍配が上がっているようにも見えるが、RADEON製品は何故か総じてFFベンチマークのスコアが低い。マシにはなっているが直っているとは言い難い。

FF14 DirectX11版

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FF14 DirectX11版のベンチマークスコアは10144。期待値よりは低い…やはり相性が悪いのだろう。ワンランク下に位置するGALLERIA DTですら11848であることから相性の悪さが分かるだろう。

ただ、どうしても気になるのが高負荷時に明らかに、そして止まるのではないかと思うくらい伸びが悪くなる。それはベンチマークだけであることを願いたいが…。

3DMARK

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3DMARKによるベンチマークスコアだ。さて、この部分では大きな差が出て来るように思う。

Fire Strike1.1では10339となっている。GALLEIR DTでは9377だ。当然CPUの性能差があるが、グラフィックスコアの差はほんの僅かだ。これは恐らくGPUメモリの差が影響していると思われる。

かなり苦しい性能となるが、GTX1060 3GBより高負荷時は僅かに伸びるがGTX1060 6GBより低いという位置付けだ。GTX1060 3GBが約21,000円 GTX1060 6GBが約26,000円 RADEON RX480が約27,000円。

少なくともグラフィックボード単位で見るとかなり厳しい。搭載モデルであれば、選択肢としてもありかもしれない。

GTX1060 6GB搭載モデルであるGALLERIA XTが139,980円、GTX1060 3GB搭載モデルであるGALLERIA XT3Gは129,980円、RADEON RX480搭載モデルであるこのGALLERIA XFRがセール時で134,980円となっている。

それぞれ性能差順に見て5,000円の差しかない。つまり、ドスパラの評価としても1060 6GB>XR480>1060 3GBという評価のようだ。

ただし、それぞれの性能差の大きさは同じではない。同じDirectX11を採用しながら、FIRE STRIKEと比べて軽めのSKYDIVERではGTX1060 3GBのほうが僅かに上回っている。

DirectX10であるCLOUD GATE1.1でも同じく差をつけられてGTX1060 3GBに遅れを取ってしまっている。負荷の軽いDirectX9のICE STORMでは総合スコアでもGTX1060 3GB搭載モデルに敗れてしまった。

個人的にこの結果は衝撃だった。それはRADEONに失望したという意味ではない、NVIDIAの進化に驚愕したのだ。今まで、何だかんだ弱点はあれど、性能差は大きく無かった

それこそ、FuryXのように本来GTX980との比較であったが価格のせいでGTX980Tiと比較され、大きく注目されなかった。本来通りであればGTX980の対抗製品であったように、価格こそ合わなかったが性能はFuryXに軍配が上がっていた。

それこそ、Radeon製品が主流になった時代もあった。ただ、この10シリーズに関して言えば価格でも性能でもNVIDIAが優れているように感じる。

本体温度

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温度は一般的なゲーミングPCと同じ程度で特質すべきところはない。冷却性能もある程度高めであるため特に問題は無いだろう。ゲーミングPCとしては十分だ。

グラフィックボードの熱に関しても懸念があったが、問題はなさそうだ。ただ、熱によるパフォーマンスの低下があったのではないかと不安で仕方がない。

いくつかのゲームを軽くプレイしてみたが、性能自体はハイエンドであるため特に負荷を感じる場面は無かった。裏でベンチマークを回しながらゲーム、セブンスダークをプレイしたりもした。しかし、要求スペックの低いゲームであれば、多少カクつくがプレイ自体は出来た。

ある程度の多重起動にも対応しているようで、GPUメモリの高さから4K解像度にも標準設定程度であれば対応できそうだ。

総評

コストパフォーマンスはあまり良くないが、ゲーミングPCとしては及第点だ。力強くおすすめできるような製品ではないように思う。中途半端というわけではないが、もう少し性能が高く、安定感があれば選択肢として良かったかもしれない。

或いは、NVIDIAがGTX1060 3GBを販売しなければ、もっと注目を集まっただろう。現時点ではGTX1060 3GB搭載のGALLERIA XT3GやGTX1060 6GB搭載のGALLERIA XTのどちらかを選択するくらいで良いだろう。

まるでGTX950のように、間に割り込むには上下の差が狭く、必要性を感じないようなものだ。ただし、フルHD環境であれば十分なパフォーマンスを発揮できる。今後の価格の推移やキャンペーン次第ではまだ芽もある。

が、GTX1050やGTX1050Tiの登場で低価格化が進むのは目に見えているため、ますます影は薄くなっていくだろう。ゲームプレイに問題は感じなかったが、やはりわざわざ選択することは無い。RADEON製品が好きで、RADEONを愛用していてNVIDIAの製品を使用したくないのであれば優秀な選択肢だ。

これまでのRadeon製品と違い、消費電力も割りと抑えられており、発熱もかなり軽減されている。仮に選択したとしても間違いであったり、損をするというようなことはないので安心してほしい。ドスパラの同じGALLERIAに、より優れた製品が存在しているということが最大の難点であるだけだ。

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