LITTLEGEAR i310GA3の実機レビュー

LITTLEGEAR i310GA3の実機レビューをしている。

販売が終了している。

当モデルは低価格でGTX970とi5-6600Kを搭載したハイクラスゲーミングPCだ。特にi5-6600Kは高い評価を得ているが、あまり搭載されているゲーミングPCを見かけない。

性能に関してもi7-6700よりも低いので手が出しづらいのではないかと考え性能に触れてみようと思う。

いつもどおりマウスコンピューター様から実機をレンタルさせていただいた。

実機レビュー詳細

梱包について

LITTLEGEAR i310GA3実機レビュー1
今回のLITTLEGEAR i310GA3は以前扱ったLITTLEGEARシリーズと見た目や梱包、中身は酷似していたので今回はおおまかに説明するだけにとどめておく。

これはダンボールを開けた状態だ。キーボードとマウスが付属していないモデルなので梱包は簡単なものになっている。電源コードとマニュアルは別で付属していた。簡易的な梱包ではあるが、衝撃に関してはそこそこ強そうだ。

本体内部

LITTLEGEAR i310GA3実機レビュー2
早速開けてみる。中身はやはり同じような感じだ。CPUファンが標準のものと違い強力なのは分かるが、向きがどうしても気になる。

後ろの排気口は一体何なのかと思ってしまうがこれが正しいのだろう。見た通りスペースはしっかり使いきっている。

HDDやSSDのようなストレージはまた別に搭載する箇所があるので紹介する。今見えているのは、PC電源とCPUファンとグラフィックボードくらいだろうか。

配線は束ねてまとめられているが、少し見栄えが悪い。それがダイレクトにパフォーマンスに影響するというわけではないが、コンパクトケースだと裏に通したり、配線を隠すスペースも厳しい。開けっぱなしにでもしない限りどうでもいいことではあるが…。

無駄なくスペースを使用しているというのは良いことでもある。悪いことでもあるかもしれないが…。

本体底面

LITTLEGEAR i310GA3実機レビュー3
底面の排気口だ。メッシュの防塵フィルター付きなのでメンテナンスが非常に簡単なのは魅力だろう。主にグラフィックボードの排熱を行う箇所になる。

つまり、置き場所がふかふかな場所だとフィットしてしまって空気の出入りが出来ず排熱性能がガクっと下がる。フローリングに直置きするのと、布団の上に置くのとでは大きく異なる。

カーペットなどに置く際も気をつけたほうが良いだろう。こういった特徴があるので排熱性能は環境に左右されると言える。

ケースカバー内部

LITTLEGEAR i310GA3実機レビュー4
これはケースカバーの内側にあるもう一つのカバーの裏側だ。ここにストレージを搭載するスペースがある。内部ストレージとしてはHDD1つとSSD2つが搭載できる最大だ。

拡張性は乏しいが、ケースが小さいほうが良いということがLITTLEGEARを選択する前提だろう。多少のデメリットには目を瞑るとしても、一般的な使い方だとおそらくそこまで必要としないだろう。

ただ、LITTLEGEAR i310GA3ではSSD 250GBのみの搭載となるので、HDD 1TBくらいは増設しておきたい。増設の際はSATA3.0に対応したケーブルがベット必要となるので予め準備しておこう。

SSDは熱を発しないが、HDDは発熱するので若干排熱性能に影響を及ぼすことがある。搭載する場所が少し特殊なこともあるので、HDDは1つが限界だったのかもしれない。

マザーボード裏側部分

LITTLEGEAR i310GA3実機レビュー11
そう思っていたのだが、ケースの詳細を見ていて初めて気付いたが…。実は反対側のカバーを外したマザーボードの裏側にM.2 SSD用のスペースがあったようだ。これでSSDは最大3つ搭載できるようになっている。

気づきにくい場所で、本来開けることのないマザーボード側だっただけに盲点だった。利便性はともかく、拡張性は少し高くなったようにも感じる。

HDDの搭載できる数は変わらないので、評価自体もあまり変わらないような気もする。SSDは値段が下がってきているので、案外HDD1つとSSD3つという構成は変わらないのかもしれない。

SSD搭載箇所

LITTLEGEAR i310GA3実機レビュー5
収納した状態だ。SSDは丸い穴が沢山空いている箇所の裏側に搭載されている。小さなスペースも余すこと無く使いきっているのは本当に素晴らしく、感心してしまうほどだ。

これがGTX970搭載モデルであるからこその評価で、これがウルトラハイエンドモデルとなってしまったら一体どうなってしまうのか。

排熱は果たして追いつくのだろうかと考えてしまうが、実際にLITTLEGEAR i310PA1-SP3をレビューした際に温度を計ったが少し厳しいように思える。

温度の計測は後述するが、特に問題視する箇所は無い。GTX970とi5-6600Kの組み合わせであれば余裕を持って対応できている。

では、ベンチマークの計測に移ろう。

性能解説

ドラクエX

ドラクエX
スコアは18114だ。i7-6700KとGTX970の組み合わせでは20757だったことを考えると少し差があるか。

メモリがDDR3で16GBなのも影響していそうだが、ドラクエの計測は性能が高ければ上がるというわけでもないので参考程度に。実際に、GTX980Tiとi7-6700Kの組み合わせでは20560と大差が無い。

性能的には圧倒的な差があるにも関わらずそれはスコアには現れなかった。特殊なベンチマークだが、18000以上はオーバースペックということなのか正確ではなくなってくる。

じゃあするなよという話だが、有名なベンチマークなので一応といったところだ。

FF14 DirectX9.0版

FF14 DirectX9.0版
これはFF14のDirectX9版のベンチマークだ。スコアは13087とまずまずだ。i7-6700KとGTX970の組み合わせで13342だったことを考えるとCPU性能はなかなか優秀だ。

もっとも、FF14のベンチマークではあまりCPU性能が重視されていないのかもしれないが…。当然性能が無いよりはあったほうがいいが、グラフィックパフォーマンスのほうが必要なのだろう。

i5-6600Kはi7-6700と比べても少し劣るがコストパフォーマンスが優れているという長所がある。i7-6700Kと比べては性能は圧倒的に劣ってしまうが、それがベンチマークでは現れていない。

メモリもDDR3の16GBとDDR4の16GBなのだから、ベンチマークスコアはそこまでダイレクトに影響してこないのかもしれない。SSDかHDDかというのもあるが、そこはあまり影響しないだろう。このスコアはいかにi5-6600Kが優れているかを表すものとして最適だろう。

FF14 DirectX11版

FF14 DirectX9.0版
負荷の高いFF14のDirectX11版のベンチマークとなる。スコアは10676とDx9と比べて当然落ちている。

しかし、i7-6700K+GTX970のスコアが11085であることを考えると、十分なパフォーマンスを発揮している。こうなってくると、やはりマルチスレッドが有効化されないゲームだとi5-6600Kでも十分ハイエンドのパフォーマンスになるということだ。

この先は分からないが、i5-6600Kはベンチマーク上ではi7-6700と同等、i7-6700Kに対して善戦するという結果になっている。まぁ、グラフィックボードの性能を優先させるベンチマークであるため、あくまで参考程度に留めておくほうがいいだろう。

3DMARK

3DMARK
ベンチマークの精度としては最も信頼されるものの一つである3DMARKではこうなっている。

i5-6600K+GTX970のスコア
  • 9001
  • 21859
  • 19860
  • 152423
i7-6700K+GTX970のスコア
  • 9947
  • 27123
  • 28698
  • 178612

一番上のスコアは10%のスコアの差を付けられている。主に基本的なゲームに必要な負荷を少し高くしたようなものだ。ここで10%となると、他の軽い部類では結構な差となってしまうことがほとんどだ。その証拠に2つ目のスコアの差は約6000で30%に届かないくらいの差をつけられている。

3つ目は基本的なグラフィック性能とCPU性能が必要となるが、スコアの差は約9000で50%近くなっている。ここでのCPU性能はi7-6700Kが9027、i5-6600Kが5578だ。やはり、真っ向から勝負してしまうと太刀打ちできない差となって現れている。

4つ目の一番負荷の軽いテストでは約26000の差だが、ここは割りと善戦していて何故かグラフィックスコアで負けている。ただ、全体的にどうしてもi7-6700Kに置いて行かれている結果となった。

拡張性に難があるがコンパクトで必要かどうか知らないが持ち運びがしやすケースはなかなかだ。この性能であれば排熱についてもそこまで神経質にならなくてもいい。気になったのはGTX970特有のコイル鳴きだ。

負荷が一定以上かかるとキュルキュル異音が出るが、これはどうも仕様らしい。こういった音が苦手なら避けるべきだし、気にならないなら選択肢として筆頭に上がるのがGTX970だ。新しいグラフィックボードの登場も控えているが、それでも今購入するなら十分な性能を持っている。

どんなゲームでも快適にプレイできる性能だが、一部の最適化が不十分なゲームでは安定して高いフレームレートを維持するのは厳しい。使い勝手は良好なので、誰にでもおすすめできるゲーミングPCの一つだ。

特に、i5-6600Kというあまり見ない優秀なコストパフォーマンスを持つCPUを採用していることで、値段もかなり抑えられている。

これより優れたモデルはあるが、これより似た性能のゲーミングPCは存在しないのではないだろうか。性能も欲しいが値段も抑えたいという欲張りなニーズに応えられるだろう。

ケースについては、小さいことで風の通り道…つまりエアフローが極端に狭くなり、排熱性能は低くなるのが普通だ。しかしG-tuneのLITTLEGEARはそれでもよく考えられた構造で、小さいにしては排熱性能は悪く無い。ただ、性能が高くなってしまうとそれが追いついていかないのが現状だ。

本体温度1

本体温度

これはパソコンを稼働させて少し放置したときの温度で、何もしないときの温度だ。一番右のMAXというのが一番熱を持ったときだ。

CPUは40℃前後で、グラフィックボードは35℃と低い。もっとも、ここで高くなっていれば話にもならないが…。

Minというのはそのまま一番低い温度の時だ。常時30℃前後は流石にゲーミングPCでは難しい。

それこそ水冷にしてファンをそれなりに搭載すれば不可能ではないが…コストに見合った効果は確実に無い。

本体温度2

本体温度2
こちらがベンチマークや負荷テストを行った時の温度だ。MAXではCPUが60℃以下で熱はかなり抑えられている。

一方でグラフィックボードは81℃とかなり高くなっている。これはおそらくカーペットの上で計測したおかげで、冷却性能が著しく低下したことが影響してそうだ。

平らな場所で計測し直すと60℃台までしか上がらなかった。熱に関する問題は無さそうだ。コンパクトなケースに見合わない排熱性能を持っている。

もちろんソフトを使用しての計測なので多少の誤差はあるだろう。排熱性能の向上は環境に依存する部分がある。

例えば夏場であれば室温が大きく影響してしまう。熱くなってしまう場合はエアコンを使用すると改善することがあるので、最終手段として覚えておいて損はない。

使用した感想

ゲームプレイ

さて実際にゲームをプレイした感想だが、普段使用しているGTX980+i7-4790Kの組み合わせのゲーミングPCと使用感に差はなかった。ただMMORPGの「TERA」では街中の負荷やフレームレートに差があった。

ARKではミドル設定で少し差が出てしまっていたので、やはり最適化が不十分なゲームではパフォーマンスを発揮しづらい。LoLで使用するには確実にオーバースペック、三國無双7Empiresなどをプレイしたが特に負荷を感じることはなかった。

やはりゲームをプレイするにはGTX970があれば十分なようだ。この性能で負荷を感じるようなら、回線の質を疑うべきだろう。CPU性能は正直少し不安な部分があった。

それはi5-6500とi7-6700では使用感に圧倒的な差があったからだ。CPUクロックや性能差が激しいだけに当然なのだが、i5-6600Kとi7-6700の差も結構あるのではないかと思っていた。

現在のゲームでマルチスレッドが正しく使用できるゲームがほとんどない。なので4コア4スレッドのi5-6600Kは十分にハイエンド、最高のCPUとして選択できる。

ただし、少し前にも言ったがこの先は分からない。少ないながらマルチスレッドに対応したゲームも存在している。これからはそれが主流となってしまうかもしれない。

そうなってしまったとしてもゲームプレイに支障が出るわけではないが、最高のCPUとしての位置は外れてしまうだろう。また、今はゲームならi5で十分という評価がi5よりi7という評価に変わっていくだろう。

構成面

構成で気になるのはやはりSSD 240GBという点だろう。多くのゲームを保存しておくには足りず、例えばプレイ動画を録画するなどゲーム以外での用途を考えると少ない。それに動画や画像の保存にSSDはいくら身近になったと言えどまだ勿体無い。特に設定しなければOSだけで80GBは使うことになる。そこからキャッシュなどの余裕を見て100GBと考えると、実際の保存領域は140GBくらいだ。メインゲームの保存程度であれば、特に問題は無いがパソコンを操作する以上保存するものは出てくるだろう。

その時のために、やはりHDDは500GB~1TBは搭載しておきたいところだ。例えば内臓が面倒であれば外付けのHDDでも十分だ。一昔前なら「保存領域が足りません」と言った警告も珍しくなかったが、今はほとんど見る機会は無い。HDDも安くなったので不安を解消する意味でも搭載を推奨したい。むしろ、SSDではなくHDD1TBで十分だが…何故SSDになったのだろう。買い替えユーザーからすると今使用しているHDDを流用できるのでいいかもしれないが…。それならHDDかSSDか選択できるようにしてくれれば良かったのにと思うのは、贅沢なことなのだろうか。

メモリは最大積載量は16GBで標準は8GBx1となっている。スロットは2つなので16GBにする場合は8GBのメモリをもう一つ用意することになる。これが4GBx2での8GBだと16GBにするとき、4GBx2が丸々余ってしまうことになるので微妙なので評価出来る構成だ。マザーボードはH110なのでDDR4にも対応しているはずだが、コストカットなのかDDR3Lという省電力のメモリが採用されている。性能自体は体感できるほどの差はないが、数値上は結構な差がある。

コストパフォーマンスを重視するi5-6600K搭載モデルなのでちょうどいいが、ハイエンド構成のLITTLEGEARならDDR4も選択できれば良いと思う。

もう一点気になるのは光学ドライブが非搭載なところ。これはG-tuneのミニタワーにも言えることで、LITTLEGEARもシリーズ全て非搭載である。昨今のゲームやソフトやドライバはダウンロードするものが多いこともあってか、ユーザーによっては全く使用しないこともあるだろう。しかし、ゲームでもダウンロード版とパッケージ版が存在しているものもある。パッケージ版は少し高いが、中古として販売できるものもある。

シリアルコードが主流となっている今はパソコンゲームの販売は難しいかもしれないが…。Steamに存在しているゲームならSteamに登録することでダウンロードもできるので、やはり光学ドライブをゲームで使用するのは少ないのかもしれない。一応LITTLEGEARにも搭載する箇所は存在している。天板に隠れているため、使用する際は天板をスライドさせなければならない。

残念ながらレビュー用にレンタルしたものは、何かが引っかかってスライドしないが…。内蔵用でも外付けでもどちらでも対応することができるので、必要であるならばカスタマイズするか増設するかになる。

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販売終了モデルだ。

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