NEXTGEAR-NOTE i5710GA1の実機レビュー

NEXTGEAR-NOTE i5710GA1

NEXTGEAR-NOTE i5710GA1の実機レビューをまとめている。

今回が初のゲーミングノートPCの実機レビューとなる。マウスコンピューター様より、NEXTGEAR-NOTE i5710GA1をレンタルさせて頂いた。

ゲーミングモデルとは言えノートパソコンでとなると、様々な問題もありそうだったので、細かく見ていきたい。

実機レビュー詳細

自宅に到着

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レンタル用のダンボールは相変わらず使い回しのようで、今にも破れそうなボロボロ具合だった。

テープを外す力でビリビリ破れるくらいにはボロボロだったが、これはレンタル用だと言い聞かす。実際に購入するときはしっかりした新しいダンボールなので安心してほしい。

PC梱包

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梱包は簡単なものだ。端っこに電源が入っていた。衝撃を吸収するにはこのくらいでいいのかもしれない。

同梱物

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内容物をみてみよう。保証書と電源と説明書のようなものがある。そしてゲーミングPCだ。一応性能を記載する。

  • Windows 10 Home 64ビット
  • Core i7-6700HQ
  • GeForce GTX 970M
  • メモリ DDR4 32GB
  • M.2 SSD 256GB Samsung SM951 シリーズ M.2規格
  • HDD 1TB

グラフィックボードのGTX970Mが6GBモデルではなく3GBモデルだった。これは少しショックだが、大した差は無いだろう。

本体右側

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この写真は右サイドの装備だ。有線LANポート、USB3.0x2、ケンジントンロック、マルチカードリーダー、同軸デジタル端子、イヤホン出力、マイク入力がある。非常に充実しており、特別不満に思うこともない。

これは持った時に感じたことで、MASTERPIECE同様本体がとても冷たかった。放熱性はかなり高そうで、熱対策が心配なノートパソコンとしては興味深い。熱に関しては後ほど。

本体左側

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左サイドの装備をみてみよう。HDMI、USB3.0、mini DisplayPortx2がある。

minidisplayportが2つにHDMIが1つあるため、最大3つのモニターを接続することが可能だ。作業やゲームでも役に立つ複数モニター環境を構築することができる。

背面

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背面はUSB3.0と電源がある。排熱機構もあるので後ろ側は壁や物をくっつけないほうが良い。

後ろ側に電源を接続することで、出っ張るのでそれを防ぐことができる。ただ、スペース的に邪魔になることも…。

ノートは内部を開けるわけにいかないので、おおまかな本体説明で終わる。

性能レビュー

ここからは性能などのレビューに入る。

ドラゴンクエストスコア

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なぜかフルスクリーンだと描写されなかったので仮想フルスクリーンで計測(フルスクリーンウィンドウ)した。

ドラゴンクエストは性能が高いものよりも少し低いほうがスコアが高くなる傾向にある。しかしそれはスコアが18000を超えた場合が多い。

このスコアはGALLERIA DTのような、i5-6500とGTX960の組み合わせで出るスコアより少し高い。搭載メモリが32GBであることを考えると影響があるかもしれないのでほぼ同等と思っても良さそうだ。

ちなみにGALLERIA DTのスコアはドスパラによると16375なのでほぼ誤差となっている。価格を考えると、とても微妙な結果だ。何故か知らないが、キャプチャーした画像がとてもボヤけている。互換性の問題でもあったのだろうか。

FF14 DirectX 9スコア

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FF14のDirectX 9によるベンチマークだ。性能を表すスコアとしてはかなり精度が高いベンチマークだ。(NVIDIA製グラフィックボードに限る)

しかし結果は1万を割る9387と期待より低かった。ライバルポジションのGALLERIA DTは9500だから若干下回っているものの誤差とも言える。

価格を考えるとコストパフォーマンスは最悪に近いが、これについては後ほど説明するが実はそうでもないと考えている。とりあえず今はこのスコアを真摯に受け止め、可能性について考えていきたい。

FF14 DirectX 11スコア

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続いてFF14のDirectX 11によるベンチマークだ。このスコアはGALLERIA DTの7018より少し上回っているが、誤差とは呼べず確実に上だ。

ただしその差は体感できるほどではない。ここまで来ると、性能差は無くほぼ互角という評価になりそうだ。しかし負荷の高いDirextX11でこのスコアならまだ期待できる。

3DMARK

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3DMARKによるベンチマークスコアは意外と悪く無い。ここではGALLERIA DTより高いスコアを叩き出している。i7-6700HQの性能を考えるとネックになりそうなのはCPUだと考えていたが、むしろグラフィックスコアのほうが気になる。

これはこれでバランスが取れているが、スコアが伸びないのはグラフィックボードが原因の可能性もある。そこまで性能が低いわけではないのだから、これがベストなのかもしれないがいまいち納得出来ない。

ノートとしてはかなり検討しているのだろうか。最近のゲーミングノートのアベレージはこのくらいなのだろう。とは言え、ここまでのベンチマーク結果から照らし合わせると「優秀なミドルクラス」という評価だ。

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最も懸念された熱についてはこちらだ。CPUはやや高めだが、LITTLEGEARと比べるとマシと言える。ただし向こうはスペックがウルトラハイエンドだったことを考えると純粋な比較では微妙かもしれない。

本体もかなり熱を持つが、放熱性は高いので負荷が落ち着くとすぐに冷める。ベンチマーク中はかなり負荷が高いこともあった。しかし不自然なほどCPUは70℃を超えにくかった。

温度が高くなるとパフォーマンスを落として温度を上げないようにする頭のいい機能が働いたのだろう。これでもかと負荷をかけても温度は上がらなかった。つまりこの70℃前後がパフォーマンスを維持できるギリギリなのだとすれば、思わしくない結果だ。ベンチマークだけでは65℃もいかない程度だった。

過度な負荷をかけなければ届かない数値ではあるが、夏場となるとそうもいかない。やはりノートパソコン用のクーラーを始め、熱対策は必要だ。長時間の使用や負荷はフリーズやカクカクする原因となる。

パソコンを長く使うためにも、この辺りはしっかりしておきたい。ノートパソコンとしては放熱性が高く、同じMouseのビジネスモデルより遥かに優れている。それでいても熱は篭ってしまうのだから厄介だ。

熱で壊れるようなことはないようにセーブされているが、パフォーマンスが落ちてしまってはそれも困る。ノートタイプである以上、ここはつきまとう問題としてノート用クーラーを推奨したい。

総評

以上で主だったレビューとさせて頂きたい。使いやすさは人により、用途も人による。自分が欲しいと思ったものが真に優れた製品だとも思う。参考してもらうためのレビューだがあくまで個人の意見であり絶対ではない。それを踏まえた上でこの製品はおすすめかというと答えはNOだ。

メモリ32GBはどう扱っていいのか私には分からない。メモリは16GBあれば十分で、それで価格が下がるなら16GBや8GBでもいいと思っている。

奇しくも、売れ筋はその16GBや8GB搭載のNEXTGEAR-NOTE i5710SA1やNEXTGEAR-NOTE i5710BA2のようなモデルだ。基本的な性能は変わらないので、私個人としてもそちらを推奨したい。

今後32GBなどの大容量に変更する恐れがあるなら、32GBモデルのほうが確実にお得だ。NEXTGEAR-NOTE i5710GA1は少し需要がマニアックというか、用途はライトゲーマーでも性能はヘビーゲーマーなユーザー向きだろう。シリーズで見ればどれも優秀である。自分に必要なメモリやSSD容量をしっかり確認することをおすすめする。

さて、性能はGALLERIA DTに近い…いやほぼ同等だが価格差が大きいというデメリットが生じている。NEXTGEAR-NOTE i5710GA1はメモリが32GBもあり、SSDも256GBあって219,800円という価格だ。しかしこれをメモリ8GBにSSHD 1TB+32GBであれば169,800円にまで抑えることができる。基本性能はそのままにストレージが少し弱くなる程度だ。

価格差で言えばまだまだ大きいが、ノートタイプとデスクトップタイプの差で言えばこれで正常とも言える。デスクトップと同じ性能のノートはデスクトップより3~6万円高くなることもあるため許容範囲内だろう。

性能と装備で言えばベースモデルであるNEXTGEAR-NOTE i5710BA1と同じなのだからピッタリだ。ゲーミングノートとしては非常に優れた構成の製品ではあるが、どうしても価格がネックとなってしまう。このモデルは219,800円でi7-6700KとGTX980Tiを搭載し、DDR4 16GB、SSD240GBのNEXTGEAR i650PA6-SP2よりも高いことになってしまう。

ノートはコンパクトで持ち運びをするしないに関わらず人気のあるタイプだ。しかし、ゲームだけを考えて購入するなら少し勿体無いようにも思える。仕事などの作業用と兼用も可能ではあるが、それならデスクトップと作業用のノートを購入したほうがコストパフォーマンスも優れている。

ゲーミングノートはコアなゲームプレイには決して適さない。それは例えば、リフレッシュレートであったりマイクのノイズなど、細かな部分でデスクトップと勝手が変わってくる。そういう意味ではライトゲーマーに適した面が強い。

このゲーミングノートはリフレッシュレートが60hz固定だが、FPSをプレイしないのであればあまり気になるものではない。もともとゲーミングデバイスが重要なFPSとなると、ノートでは何かと窮屈になる。

一方でMMORPGなどであれば、場所を選ばずプレイできるという長所が活きるかもしれない。それこそベッドに横になりながらでもプレイできたり、デスクトップと違って固定の場所でなくても操作できる。ここにメリットを見出すことができるのであれば十分に選択肢になる。性能はデスクトップのミドルクラス程度なので性能の過信はしないほうがいい。

ゲームテストプレイ

ゲームのテストプレイでは、CPU負荷の高い微妙な最適化で有名な「TERA」と優れた最適化でグラフィックの割に負荷が軽く人気が高い「黒い砂漠」のの2タイトルをプレイした。

流石にTERAでは負荷の高さでカクつく場面が多かった。しかしデスクトップのGTX980にi7-6700Kでもカクカクすることもあるので正常と言えば正常だ。街だけでなくフィールド上でも設定を標準程度にするとカクついたので標準よりやや下にしたい。

一方で黒い砂漠は最高設定でも快適な場面が多かった。それでも負荷を感じる場面は様々で、チュートリアル的なお使いクエストの連続というのもあってプレイヤーが集まっている場所まで行っていないのもある。個人的には標準設定で十分にプレイできるのでそれより上を目指さなければ十分といったところ。

ゲームの負荷は様々だが、MMORPGは他にもプレイしたが標準設定かそれ以下にすれば対応することができた。設定を下げることでゲームを快適にプレイすることができるため、こだわりがなければ性能も十分と言える。

Steamのゲームをプレイする場合はMoDやDLCに注意したい。ゲームをプレイするにあたり、NEXTGEAR-NOTE i5710GA1を始め性能が同じNEXTGEAR-NOTE i5710シリーズはある程度幅広く対応できる。

一方で性能は決して高くないため最新のゲームには対応しにくい部分もある。「ノートパソコン」としては非常に優秀だが「ゲーミング」となると同価格のNEXTGEAR-NOTE i5910 BA1より少し見劣りしてしまう。最低限ゲームがプレイできる作業兼用ノートパソコンが必要なのであればおすすめしやすい。

前述のとおりゲーミングノートPCは、

「場所を選ばず使用できる」

これにどれだけメリットを見いだせるかである。自室の机でしか操作しないのであれば選択するメリットは一切無い。自室内でも場所を固定しなかったり、稀でも持ち出す必要があるなら選択肢に入れてもいいと思う。

あまり良い評価ではないが、それでも当初思い描いていた私の知っているゲーミングノートと比べると遥かに進化している。熱対策も性能もだ。

補足

NEXTGEAR-NOTE i5710GA1-12
キーボードの右Shiftが倍の大きさがあればもう少し使いやすかった。キーボードの下で発光するLEDのカラーが選択できれば良かった。特に右Shiftはかなり違和感を感じた。普段変なポジションでキータッチしているから尚更だろう。

モニターの真正面にキーボードというのはどうしても使いづらい。これはFPSゲーマーになら分かることかもしれない。やはりノートタイプは形状からしてFPSに向いていないのかもしれないが、キーボードやモニターは接続することができるので対応しようと思えばできる。

そのとき、ノート付属のキーボードが邪魔になるから270度開くことができるようになれば解決するのだが…。そんなニッチな要望に応えることはできないだろうし、もしも大会に出るならデスクトップ環境に慣れておきたいものだ。しかし、このFPSの下りは完全にデスクトップユーザーからの視点だ。

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