NEXTGEAR i650GA7の実機レビュー

NEXTGEAR i650GA7

NEXTGEAR i650GA7の実機レビューをしている。

今回は話題のGTX1070搭載であるNEXTGEAR i650GA7をマウスコンピューター様からレンタルさせて頂いた。GTX1070は、性能はもとより、コストパフォーマンスに注目が集まっている。実際の性能と共に調べていきたい。

関連記事:NEXTGEAR i650GA7レビューと解説

実機レビュー詳細

本体梱包

NEXTGEAR i650GA7-1
箱開けに関してはいつも通りとなるので大幅に省略させて貰おうと思う。比較的大きなダンボールであるので持ち運ぶ時は注意したい。

梱包中身

NEXTGEAR i650GA7-2
中身はざっとこのようになっている。これも従来のi650シリーズと同様でほとんど違いは見られない。

CPUクーラー

NEXTGEAR i650GA7-3
CPUクーラーが社外製(Cooler Master)のものになっている。これはCPUの冷却もあるが、ウルトラハイエンドモデルのグラフィックボードを搭載していることで、エアフローの強化も目的になっているのだろう。排熱性能に関しては問題無さそうだ。

本体フロント

NEXTGEAR i650GA7-4
フロントの防塵フィルターだ。このおかげで内部に埃が侵入しにくく、メンテナンスフリーとは言わないがかなり間隔が開いても大丈夫だ。実際に使用しているが、半年以上放置しても以前のパソコンと違って意外と内部が綺麗だ。

ただし、空気の出入り口には埃が溜まりやすい。この部分は変わらないのでティッシュで拭き取る等しておきたい。

ケースに関しても駆け足で進めさせて頂いた。個人的には据え置きとなるケースよりもやはり中身が気になる。早速性能に関するレビューを行っていこうと思う。

性能解説

ドラゴンクエストXベンチマーク

NEXTGEAR i650GA7-5
ドラゴンクエストXのベンチマークでのスコア。20799はそこそこだが、このベンチマークは性能がスコアに直結するというわけでも無いようだ。

もっとも、このくらいの性能になるとある程度上限値に近いせいかスコアに差はほとんど無い。GTX1080搭載モデルで21195であることからそのことが分かるだろう。

FF14(DirectX9版)ベンチマーク

NEXTGEAR i650GA7-6
DirectX9版のFF14ベンチマークだ。スコアは19117と高めだが、GTX1080搭載モデルの21297とは10%ほどの差が生じている。やはりGTX1080との差は明確にあるようだ。

環境は全て同じでグラフィックボードのみが違うだけだ。GTX980Tiが18268だったことを考えれば同等以上の性能であると言える。価格を考慮してもGTX1070に大きなアドバンテージだ。

FF14(DirectX11版)ベンチマーク

NEXTGEAR i650GA7-7
ウルトラハイエンドの真髄、DirectX11版のFF14ベンチマークの結果。GTX1080搭載モデルは19724とやはり性能差は明確だ。GTX980Ti搭載モデルは15567なので、高負荷では明確な差をつけてGTX1070が上回った。

ここまでの経過を見る限り、1080>1070>980Tiとなっている。最新のグラフィックボードはそのままの意味で、旧世代を「過去のグラフィックボード」に変えてしまっているようだ。

FireStrikeスコア

NEXTGEAR i650GA7-8
3DMARKの仕様がアップデートで変更されたため、1つずつ扱っていくことになる。まずはFireStrikeのスコア。GTX1080搭載モデルは17161、GTX980Ti搭載モデルは13808となっていて、やはりGTX980Ti搭載モデルより少し上回る性能だ。比較的重めのFireStrikeでは差は分かりづらいかもしれない。

SKY DIVERスコア

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続いてはSkyDiverのスコアだ。GTX1080搭載モデルが37056。GTX980Ti搭載モデルが31236。この結果も前述のFireStrikeと同じ評価と言えるだろう。

ちなみにグラフィックスコアはGTX1080が71959、GTX980Tiが50793、GTX1070が59728となっており、GTX1080は圧倒的だ。

CloudGateスコア

NEXTGEAR i650GA7-10
続いてCloudGateだ。GTX1080搭載モデルは33636。GTX980Ti搭載モデルは31519。こは僅差のようにも思えるが、1080との差は1500以上あるのでやはりGTX980Ti寄りだ。

ICE STORMスコア

ICE STORM
最後はICE STORMだ。GTX1080搭載モデルは184766。GTX980Ti搭載モデルは183519。このスコアではGTX1070はGTX980Tiを下回っている。

数値の大きさからも分かる通り、このベンチマークはDirectX9で行われている。そのため、数値の上限値に限りなく近くなっているので誤差となっているのだろう。その証拠にGTX980TiとGTX1080とのスコア差が1%未満だ。

本体温度

本体温度
これがベンチマーク時の温度だ。SSDの温度が100℃となっているが、これはバグだ。SSDは熱を発しないため、測定出来ていないのだろう。

熱に関してはある程度想定内だが、グラフィックボードの熱は場合によってはもう少し伸びそうだ。排熱性能はもとより、夏場は部屋の温度にも影響を受けるので注意したい。

使用した感想

さて、ここまでがレビューとなり、ここからは感想になる。GTX1070はGTX1080には性能では遠く及ばないが、コストパフォーマンスでは圧倒している…そんな印象を受けた。ただし、それはグラフィックボード単体の話であり、ゲーミングPCとしてはそれほど価格に差があるわけでもない。

G-tuneはLITTLEGEARやNEXTGEAR-MICROでまだGTX1070搭載モデルを販売していない。いつかは登場するだろうが、現状価格ではドスパラに差を詰められている。構成は性能に重点を置いているので、パフォーマンスを求めるなら依然G-tuneを選択するほうが賢明だろう。

ゲームプレイに関しては、フルHD環境に限りGTX980Tiと同じような印象を受ける。4K環境や今後のVRでなくてはこの性能を活かすのは難しい。ただ、値段は非常に抑えられていて、当時のGTX980と同程度であることを考えると選択肢としてはオーバースペックになったとしてもありだろう。

現状、GTX980搭載モデルがこのモデルより3万円安くなったとしても、まだGTX1070搭載のi650GA7のほうが上だ。キャンペーン次第でSSDの容量が倍増、更にHDD 2TB搭載というお得な構成に変更されることもある。

ドスパラにしても、登場間もないモデルが値引きされていたり、コストパフォーマンスの高さは尋常ではない。こうなってくるとGTX1080は影が薄いのではないかと思われてしまうが、実はGTX1070のほうが影が薄い。

いくら値段やコストパフォーマンスで優位に立っても、2万円程度の差では到底考えられない性能を持っているGTX1080とは比べにくい。4K解像度でのプレイにしても、最高設定では厳しいものが出てくるかもしれない。同等性能であるGTX980TiはシングルGPUでは最高設定が難しいゲームがいくつかあった。

また、4K解像度に対応したグラフィックボードが必要なユーザーは、既にGTX980Ti程度のグラフィックボード搭載モデルを所持していると選択肢から外れる。結局高解像度に適してはいるが、性能面ではGTX1080ほど確かなものではない。

タイトルプレイ

ARK

現在ベンチマーク的にプレイしている程度だが、GTX1080と比べると最高設定は若干のカクつきを感じる。特に木や恐竜に対して攻撃を行った際にフレームレートに揺れがある。プレイ自体にはそこまで影響はないが、エフェクトが発生する行動に不安がある。

高設定であれば非常にサクサク動作が可能なので、無理して最高設定にしなくても良いかもしれない。もともと最高設定をプレイするにはGTX980Ti以上の性能が求められていた。フルHDでは使いみちが無いと言っても過言ではなかったTITAN XはARKでは最高の選択肢だった。

そういう意味ではTITAN Xより性能が劣ってしまう以上、最高設定での不安定さは仕方がない。ARKは現在早期アクセス中であるため、今後はゲーム自体の負荷もどんどん軽くなっていくことは明白だ。そしてGTX970でも快適にプレイできるようになるかもしれない。

ARKをプレイするならGTX1070の選択は間違いではないかもしれないが、負荷が軽くなることを考えればやはり4K解像度で輝くことになる。もっとも、ARKが4K解像度にしっかり対応すれば無駄な選択ではなくなるのだから十分ありだろう。

その他のゲーム

GTX1080と同様に、様々なゲームをプレイしたがHD環境ではGTX980やGTX970と使用感は変わらない。一部のゲームではGTX970より安定する場面はあったが、それでもGTX980とはほとんど同じだ。

性能が高くなることで、より負荷の高い4K解像度に対応できるようになるだけで、フルHD環境では頭打ちに近い状態になっている。SkyrimのようにMoDで負荷が大きく変わるようなものは別だが…。

4KモニターでなくてもDSRで擬似的な高解像度や高画質を体感することはできるが、負荷が大きくかかるというわけではないので別物。4K解像度でプレイするつもりがないのであれば、GTX980搭載モデルやGTX970搭載モデルはかなり値段が下がっているのでそちらを狙うのもありだ。

予算が合うのであればコストパフォーマンス的にGTX1070搭載モデルのほうが良いが、用途が合わないのであればランクを下げるのも一つだ。特に基本無料系のゲームはほとんどがGTX970で十分である。Steamを通して海外のゲームをプレイすることがあるなら、将来性を見てGTX1070を選択というのも悪くない。

総評

コストパフォーマンスは抜群ながら、用途としては中途半端になりがちだろう。特に上にGTX1080があり、下になるであろうGTX1060はまだ登場していない。そうなると、選択しづらいのが真ん中に位置する物の立場だ。

性能を求めるにしてもGTX1080では高すぎると、自分に必要なものが理解できているユーザーにおすすめ。そうでないならば、価格的に大きく差が無いGTX1080搭載モデルを選択しても悪くない。良く言えば高いコストパフォーマンスで性能も高くなり、価格が安くなったGTX980Tiだ。悪く言えば廉価版GTX1080でしかない。フルHD環境でのプレイを想定しているユーザーにとっては、現在の価格を考えれば良い選択となる。

一方で、4K解像度となるとGTX980Ti同様に最高設定を避けなければならないものもある。4K解像度に対応こそしているものの、最良の選択とはならないので割りきった部分が必要だ。個人的に中途半端という印象は隠せない。

4K解像度では中途半端に性能が足りないと感じる場面もあるが、フルHD環境であれば確実にオーバースペックになると断言する。まさにGTX980Tiに抱いていた感想に近いものがある。唯一価格がかなり安くなっているため、グラフィックボード単体としてはGTX980の発売当初の価格と近いことで非常に評価できる。

しかし搭載モデルとなるとそこまで大きな差が無いため、やはりGTX1080を見てしまう。性能も大事だけどコストパフォーマンスや少しでも安いモデルをというユーザー向けだ。より高みを目指すユーザーにとっては中途半端な印象が残ってしまうかもしれない。

ただ、これまでのウルトラハイエンドと違うのはライトゲーマーにもオススメしやすいということだ。GTX1070は性能でこそぱっとしない部分はあるが、ウルトラハイエンドの価格を大幅に変更したという実績がある。

これまで20万円超えが当たり前だった中、17万円台で登場したのは本当に素晴らしい。そう、評価こそGTX980Tiと同程度だが、価格はGTX980搭載モデルと同等になったのだ。その時点で本来は手放しで褒め称えられることなのだが、期待が高かった分だけ、GTX1080と比べて発売が遅れた分だけ評価が低めになっている。

従来の同スペックのモデルはGTX980Ti搭載モデルでNEXTGEAR i650PA2-SP2などは25万円を超えている。構成的に2万円高くなっているのは仕方ないにしても、それから考えると価格はかなり抑えられている。高い性能、抑えた価格、抜群のコストパフォーマンスを持つゲーミングPCを探しているユーザーにはNEXTGEAR i650GA7を、GTX1070搭載モデルをおすすめしたい。

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