NEXTGEAR i650PA7-SP2-TDの実機レビュー

NEXTGEAR i650PA7-SP2-TD

NEXTGEAR i650PA7-SP2-TDの実機レビューをしている。

当サイトとG-tune様とのコラボレーションにより誕生したコラボレーションモデルだ。「ゲーミングPC徹底解剖×「コラボレーションモデル」であるNEXTGEAR i650PA7-SP2-TDを実機レビューさせて頂こうと思う。

コンセプト
「最強のシングルGPU構成のゲーミングPC」

グラフィックボードは当然GTX1080、CPUも現行でゲームに最も使い勝手の良いi7-6700Kを採用している。メモリは16GBを考えていたが、自分の想像もつかない用途があるかもしれないと考え32GBを採用。メモリに関しては多くても16GBで十分だという考えが強く、最後まで迷ったが4K解像度を含めて普段使用しない環境を考慮した結果だ。

480GBのSSDと3TBの大容量HDDのデュアルストレージも特徴的だ。構成で完成形を目指したモデルだと言える。

関連記事:NEXTGEAR i650PA7-SP2-TDレビューと解説

実機レビュー詳細

本体上部

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パソコン本体の上部となる。NEXTGEARのフロントI/Oパネルはここにある。机の下に置いていても、この角度のおかげでUSB等が差し込みやすい。電源ボタンに触れそうで気になるかもしれない。ただ長押ししなければ電源が落ちることも無いので安心して欲しい。

慣れると使い易いが、机の下に置いていると暗くて見づらい。電源LEDがここにも搭載されていれば利便性に大きく貢献していただろうと思う。

本体左側

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左側面だ。エアインテークもエアホールも何もない金属板がある。ゲーミングPCのケースとしては珍しい。それだけ排熱性能に自信があるということなのだろうか。

本体右側

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右側面の写真だ。800個近いエアホールがある。排熱性能に影響を与えるとするならば心許ないようにも見えるが、凄く計算されているのだろうか。

この部分をアクリル版に変更すると綺麗な見栄えになる。誰かに見せる機会があるなら変更するのも一興だろう。

本体背面部

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背面部だ。I/Oパネルにしても標準的なものになっている。

グラフィックボードが若干上に搭載されているのか、HDMIやDisplayPortが差込づらかった。それ自体が問題になることもなく、仕様だと言われても納得はできる。

電源が下部にあることで重心が安定し、排熱性能にも影響を与えている。これはもはやミドルタワーでは常識となりつつある。

本体底面

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底面部分の写真となる。電源の下にエアホールが用意されている。電源からの吸気は内部からになっている。他製品で幾度となく説明してきたが、外部吸気のほうが冷却性能はかなり向上する。

しかし、インシュレーターがあると言ってもカーペットなど沈む場所に置くと吸気口が塞がってしまう。それは故障の原因ともなるため、置く場所を考慮せず誰もが使用できるようにしている。フローリングや机の上のように沈み込まない場所であれば電源を反対にしても良い。わざわざ逆にしなくても、電源を交換するときにやるくらいの感じでいいだろう。

前面内部

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星のカービィに出てくるメタナイトのようなマスクの奥には大きめの防塵フィルターがある。これがなかなか優秀で、メンテナンスフリーとまではいかないが、埃の侵入を大幅に軽減している。実際に管理人が使用しているモデルもG-tuneのミドルタワーであるが、中身は非常に綺麗で驚いた。

搭載ファン

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防塵フィルターはワンタッチで取り外せる。奥には大きめのファンが一つある。ミニタワーには黄色いファンが2つ搭載されていたが、一応このミドルタワーにも小さいファンを下部取り付けることができる。

最も吸気と冷却を担っている部分にしては意外と普通のファンだ。静音性にも優れているが、これがまた冷却性能も高いのだ。さて、ケースに関しては大きな変化が無い。むしろ従来のNEXTGEARシリーズと全く同じだと言える。

性能レビュー

ここからはこの製品独自の性能に関するレビューとなる。

FF14(DirectX9版)ベンチマーク

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DirectX9版のFF14ベンチマークスコアは21,112だ。非常に高いスコアであるがDirectX9であれば17,000もあれば十分すぎる。それ以上はもはや計測する意味もあまりない、いわゆるオーバースペックの領域である。

比較

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簡単に近い性能のモデルと比較したグラフがこちらだ。性能としては近いi7-6700+GTX1080の組み合わせと比べて2,000以上の差をつけている。GTX1070搭載モデルとは同じCPUであってもおよそ1,000の差がある。性能では圧倒しているが、ベンチマークスコアとしてはDirectX11版こそが本番だろう。

FF14(DirectX11版)ベンチマーク

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DirectX11版のFF14ベンチマークスコアは19,312だ。DirectX9版と比較しても小さなダウンでしっかり抑えている。やはり上限近く高スコアで伸びにくいDX9よりも、上限に余裕があるDX11ではスコアの安定感が違う。

比較

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グラフにより大きな差が現れたように見える。GTX1080の優秀さを見るなら、赤いグラフがオレンジグラフを逆転して上回っている。

CPUのスコアもDX9版と比べて少し落ちていることもあり、赤色との差は少し縮まっているもののスコアは圧倒的だ。メモリを考慮しないベンチマークにおいて、武器の多いNEXTGEAR i650PA7-SP2-TDはまだ底を見せていない。

3DMARK

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より詳細なスコアを調べることができる3DMARKによるベンチマークスコアとなる。非常に優秀なスコアであるが、比較することでよりその優秀さが分かるだろう。

ICE STORM比較

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これは3DMARKのDirectX9であるICE STORMのベンチマークによる結果だ。流石に要求スペックが低いだけあって全体的にスコアは高い。グラフィックパフォーマンスは全体的に高いものの、i7-6700搭載モデルはグラフィックパフォーマンスに対しボトルネックとなっているようだ。

CPU性能自体はそこまで大きな差が無く、そもそもここまで高いとオーバースペックとなってしまう。意外だったのは同性能帯であるため追加したGTX980Tiがグラフィックパフォーマンスが最も高い結果となっている。

DirectX9であるため、一定以上の性能があれば後は誤差になるため、このくらいの性能が現時点のシングルGPUの限界点なのだろう。NEXTGEAR i650PA7-SP2-TDはDirectX9環境下においてはGTX980Tiと同等ということになる。

これは前々から分かっていたことだが、改めて見るとDirectX9に対してはi7-6700Kとウルトラハイエンドモデルのグラフィックボードを搭載することで最上クラスのスコアになる。

CLOUD GATE比較

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3DMARKのDirectX10となるCLOUD GATEによるベンチマーク結果だ。流石に負荷がICE STORMより高いだけあってNEXTGEAR i650PA7-SP2-TDが最も高いスコアとなっている。

逆にDirectX9環境下で最高スコアだったGTX980Ti搭載モデルは鳴りを潜め、グラフィックパフォーマンスに至っては最も低くなっている。ここではCPUによるグラフィックボードのボトルネックは無く、純粋にCPUの性能差がそのままスコアにあらわれているようにも取れる。

ただ、ここでもウルトラハイエンドの中で群を抜いているものは無く、ほぼ横一線と言えるだろう。これはフルHDによるベンチマークであるが、もしも4K解像度であれば差が生まれていたことだろう。

DirectX10ではそこまで大きく離れるとは思えないが、本領を発揮する環境を与えてやればそれぞれの特色が出てきそうだ。

SKY DIVER比較

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3DMARKのDirectX11となるSKY DIVERによるベンチマーク結果だ。ミドル設定程度の負荷となっていて、これが現在主流のモデルの一つだ。ここからCombinedという項目が追加される。厳密に言えば異なるが、大体は「CPOとグラフィックボードの組み合わせによるスコア」だ。

このSKY DIVERではCPU性能によるスコアの差はほとんど見られない。しかしグラフィックパフォーマンスは明確な差が生まれ、GTX1080、GTX1070、GTX980Tiと完全に層が分かれている。GTX1080とi7-6700の組み合わせより、GTX1070とi7-6700Kの組み合わせのほうがCombinedスコアは高い。

これはCPUとグラフィックボードのバランスに近いものがあり、より適正が高いほうが優れる結果となっている。高い負荷により、GTX1070などのウルトラハイエンドと一線を画す性能を示した。

NEXTGEAR i650PA7-SP2-TDはこの比較の中では高負荷でこそ輝くのが分かっていただけたと思う。メモリや構成を考慮していないため、潜在能力はかなり高いと言えるだろう。

FIRE STRIKE比較

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3DMARKのDirectX11となるFIRE STRIKEによるベンチマーク結果だ。DirectX11の最高設定クラスの負荷であり、CPUとグラフィックのスコアの差が小さい。SKY DIVERの数値を低くしたような形だが、Combinedスコアは変動している。

グラフィックパフォーマンスがより重要であり、CPUスコアと差が無いことでi7-6700とGTX1080のスコアが高い。GTX980TiのCombinedスコアも妙に高いのが不思議だ。流石にGTX1080以外のグラフィックボードには追随を許さない位置だ。

この負荷になるとCPUの性能もかなり重要になってくる。ベンチマークだけでなく、ゲームプレイにおいてもそれは同じことだ。NEXTGEAR i650PA7-SP2-TDと記載したが、実際にはi7-6700K GTX1080と同じ結果だろう。

メモリ32GBを活かす場面はこのベンチマークスコアでは示せていない。良く言えば、このベンチマークスコア以上のパフォーマンスを発揮することが可能であるということだ。

本体温度

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ベンチマーク計測時の温度を調べている。グラフィックボードは流石に高い性能であるためか、温度は83℃と高めになっている。排熱性能次第ではスコアは大きく変動しそうだ。

CPUを含む他の部位の温度は平均的で突出しているものは無い。グラフィックボードからの熱が少なからず影響するかとも思われたが、ゲーミングPCのケースだけあってそれは無かった。

総評

NEXTGEAR i650PA7-SP2-TDを使用してみた感想としては、特に驚くようなことは無かったように思う。32GB搭載したメモリをどうすれば使い切れるかばかり考えていた。一般的ゲーマーである筆者には想像もつかない用途があり、その時に真価を発揮するのだろう。

RAMDISK化も考えたが、それではありきたりすぎる。いや、むしろゲーミングPCとしてRAMDISKという選択肢は消極的なように感じてしまった。ゲームによっては大きな恩恵を得られるかもしれない。32GBという大容量なメモリを搭載しているのだから正規な用途でなくては何か物悲しい。

現時点でシングルGPU最高性能となるGTX1080は、フルHD環境ではその凄さを体感することはほとんど出来ない。通常よりも高い負荷をかけながらプレイしたゲームでもサクサク動作した。4K解像度で使用できるというのは分かっているが、フルHDでどこまで快適なのかを知りたかった。

ただ、結果としてそれを知ることは出来なかった。フルHD環境ではどんなゲームでも快適に動作し、ある程度の負荷であればそれを感じさせることもない。

4K解像度への対応

普段プレイしているゲームの多くが4K解像度に対応していないこともあり、あまり4K解像度に対して重要視していない。ただ、この先も様々なゲームをプレイしていくつもりだ。2年後には型遅れと言われることになっているかもしれないが、GTX1080搭載モデルはフルHDであれば何の問題も無いはずだ。

GTX1080の将来性は高い

現行の最強性能は、2年後や5年後にも少なくともハイエンドのクラスには残れているだろう。ミドルクラスを頻繁に買い換えるよりも価格が安くなっている今はGTX1080を選択するのもありなのではないだろうか。現時点ではフルHDでは確実に宝の持ち腐れだろう。ただ、性能的な寿命で言えばかなり長い。

純粋にウルトラハイエンドのゲーミングPCが必要であれば筆頭の選択肢なのではないだろうか。HDDが3TB、SSDが480GB、構成は問題ない。ゲーミングPCとしてはかなり優秀な部類であり、価格は20万円を切っている。

あまり言いたく無いが、筆者が使用しているGTX980搭載モデルとほとんど値段が変わらない。たった一年が経っただけだ。この価格差はあんまりだと思い歯ぎしりする日もあった。そしてあまり認めたく無かったのだ。それほどまでに優れた製品が登場しているのだ。

最新のゲームを4K解像度で、更に最高設定で快適にプレイできるシングルGPUはGTX1080だけだ。バランスは必ずしも良いとは言えない。ただ、現行のCPUで多くのゲームに最適な性能となっているi7-6700Kがその性能を支えている。ゲーム以外の用途でも力を発揮できるのはCPUとメモリのおかげだと言える。

GTX1080搭載モデルでピカイチ!

値段は安いとは言えない。しかしながら、前モデルと比べればハイエンドクラスの値段である。コストパフォーマンスは格段に上がっており、ゲーミングPCとして集大成とも言える。Volta世代が登場するまでまだあることを考慮しても、今選択を迫られているのであれば最良の選択となるだろう。

マイナス要素というわけではないが、この性能を一切必要としないユーザーにとってはあまり魅力的と言えない。特に長寿な性能だとしても、そもそもフルHD環境でのプレイを前提としているのであれば他の選択肢もある。

優れた構成とパフォーマンスを持っている。ただ、それに見合う用途が無ければやはり評価はされない。もちろんフルHDのみで、一応4K解像度に対応できる性能を、最悪でも長寿の性能としての選択もあるだろう。

ただ、ここまでの性能となるとそれも稀なように思う。これがGTX1070であれば十分に考えられたが…。GTX980では不安だからとGTX980Tiを選択したユーザーも居たように、ハイエンドのワンランク上として選択する性能でもない。

このモデルはGTX1080搭載モデルを探しているユーザーにこそ相応しいと考えている。GTX1080搭載モデルの中ではかなり優秀な構成とコストパフォーマンスであることから分かってもらえるはずだ。

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