NEXTGEAR i650SA6の実機レビュー

NEXTGEAR i650SA6

NEXTGEAR i650SA6の実機レビューをしている。

最新のグラフィックボード、GTX1060搭載のゲーミングPC「NEXTGEAR i650SA6」をマウスコンピューター様よりレンタルさせて頂いた。期待したのはこれからの定番、スタンダードとなり得る性能であるかどうかだ。

価格はこれまでのGTX970、場合によってはGTX960搭載モデルと同等であるため、コストパフォーマンスよりもその安さに注目したい。

レビュー時点では、SA6という型番だったが現在はSA7となっている。構成面ではCore i7-6700Kがi7-6700となっている。価格が安くなっているためカスタマイズすれば同じ値段になる。

関連記事:NEXTGEAR i650SA7レビューと解説

実機レビュー詳細

本体ダンボール

NEXTGEAR i650SA6-1
定番の箱開けの儀式だ。ダンボールの大きさ、保護材の形状などは従来のNEXTGEARと同じだ。

比較的大きめのダンボールであり、持ち手が無いので運ぶ際は気をつけたい。ミドルタワーをしっかり梱包するためにはこの大きさが必要なのだろう。

梱包確認

NEXTGEAR i650SA6-2
クッションの役目を持つ発泡スチロールのような何かが採用されている。余談だが、レンタル品であるため返送する際は再度梱包しなくてはならない。この形状は取り出しには向いているが、再度梱包するのには手間だったりもする。

あまり無いとは思うが、何度も梱包するなら覚悟を決めておくことを推奨する。一度取り出して、またダンボールに収納するというようなことが無ければ問題無い。

本体内部

NEXTGEAR i650SA6-3
早速中身を確認しよう。配線はしっかりまとめられている。スペースに余裕があるのはミドルタワーの強みだ。

省電力性が優秀なGTX1060は補助電源6pin、消費電力120WでGTX960と同程度とってないる。それでいて性能はGTX980並なのだから優秀さが伝わるはずだ。

搭載グラフィックボード

NEXTGEAR i650SA6-4
電源がついている状態でカバーを外してどうこうする機会は少ない。しかし、グラフィックボードのファンには「Don’t Touch」の文字。親切なのかは分からないが、注意事項はあるに越したことはない。

CPUクーラー

NEXTGEAR i650SA6-5
CPUクーラーはリテールモデルではなく、CoolMaster製のものが採用されている。これはG-tuneの多くのモデルがこうであるように、i7-6700Kには推奨されているのかもしれない。性能は高いのでこれは嬉しい点の一つだろう。

本体背面

NEXTGEAR i650SA6-6
背面はこのようになっている。横向きにわかりにくいかもしれないが、右側が底面だ。

電源は底面で、安定感を保つことに一役買っている。それ以外は基本的にオーソドックスな形だろうか。

本体前面パネル

NEXTGEAR i650SA6-7
フロントパネルI/Oパネル。USB2.0x2 USB3.0x2 マルチカードリーダーとマイクとイヤホンの入力端子がある。角度が付いているので差込みやすいのが特徴。

ただ、手前に電源ボタンがあるのでモニターを見ながらUSBを挿そうとするとうっかり押してしまったりするので目視が必要となる。上部にあるので何かと便利なので、マイナス点を考慮してもおすすめできるポイントだ。

本体前面2

NEXTGEAR i650SA6-8
こういう映り込みを見ると、いつかしっかりしたカメラを購入しようと思う。さて、G-tuneのミドルタワーを選ぶ上で、最もおすすめできるポイントと言っても過言でないのがこの防塵フィルターだ。フロントパネルにあり、ワンタッチで取り外しすることが可能となっている。

メンテナンスフリーになるとは言わないが、半年以上放置しても今までよりも圧倒的に埃が溜まらない。このモデルは現在も使用しているが、他製品と違い埃がパソコン内部を循環しにくいようだ。

グラフィックボードやフロントファンに埃があまりまとわりつかない。埃は排熱性能や冷却性能にも影響を与えるため、防塵フィルターが果たす効果は非常に優秀と言える。何より掃除が楽なのが嬉しい。

性能解説

ケースに関してはこれくらいにしておこう。ケースの優秀さについてはこれまで紹介してきたレビューの中でも行っているので、気になれば他のレビューも確認して欲しい。それではGTX1060の性能について見ていこうと思う。

ドラゴンクエストXベンチマーク

ドラゴンクエストX
お馴染みのドラゴンクエストXのベンチマークだ。スコアは20842。

だがしかし待って欲しい。GTX1070搭載モデルであるi650GA7の時は20799だった。以前も言ったが、DirectX9環境では恐らくこの辺りがスコア的に上限なのだろう。

そうでなくてはGTX1060搭載モデルがGTX1070搭載モデルを僅かでも超えるはずがない。今後はこのベンチマークの使用は減らしていくことにする。ドラゴンクエストXのベンチマークが悪いのではなく、グラフィックボードの進化が目覚ましいだけなのだ。

FF14(DirectX9版)ベンチマーク

FF14DirectX9
FF14のDirectX9版のスコアは15880。
管理人使用のGTX980 i7-4790K搭載モデルでは16600ほどを記録している。そのため、DirectX9環境下ではGTX980に僅かに劣る性能であることが分かる。GTX1070搭載モデルでは19117と、更にワンランク上だ。

ただ、スコアは1000未満の差であるため逆転することは無いにしても、何度か計測していればもっと差が縮まるかもしれない。このことから、GTX980と同等であるとも言える。

FF14(DirectX11版)ベンチマーク

FF14DirectX9
FF14のDirectX11版のスコアは12857。
GTX980搭載モデルは11853。負荷が高く、新しい技術であるDirectX11環境下では最新のグラフィックボードに分があるようだ。奇しくもここではスコアの差が1004となり、1000を超えたことで「明確に差を感じる場面がある」レベルと言えてしまう。

まとめると、GTX980で快適でGTX1060で快適でないということはないが、GTX1060では快適だがGTX980では快適でないという場面は存在することになる。つまり、はっきりと「GTX1060のほうが上である」ことが確定しているのだ。

どちらもハイエンドクラスであるため、高解像度では性能を発揮するのは難しく、性能差を体感する場面もゲームプレイではなかなか感じづらい。あくまで計測上は差があるだけなので注意してもらいたい。

GTX980からGTX1060の買い替えは無駄ではないが性能は対して変わらない。GTX1060への買い替え対象はGTX960以下の製品ではないだろうか。

3DMARK

3DMARK
最新の3DMARKが何故か実行出来なかったので古いバージョンで計測した。GTX980搭載モデルは上から下記の通りとなっている。

  • 10480
  • 27938
  • 27865
  • 169007

全てのスコアで上回ってはいるが、実はグラフィック性能のみのスコアではほぼ誤差レベルだ。DDR4とDDR3 第6世代と第4世代の差がCPUパフォーマンスのほうで出てしまっているだけだ。

今からGTX980を購入しようと思っているのであればGTX1060を推奨するが、今GTX980を所持しているならそのままでも良いだろう。現在DirectX12については10シリーズであっても最適というわけではない。

しかし、まだDirectX12のゲームなどは登場していないので登場した後に販売されたグラフィックボードを選択することをおすすめする。一部、GTX1060がDirectX12に最適という話が出ているが、誤りなので注意して欲しい。

9シリーズよりはまだマシという程度で、現時点ではRX480くらいではないだろうか。もっとも、あちらはDirectX12環境以外ではあまり優れた性能を発揮しないので選択は難しいが…。

本体温度

NEXTGEAR i650SA6本体温度
さて、こちらは温度となっている。SSDが100℃となっているが、SSDは熱を発しないのでただの誤表記だ。気になる箇所は特に無い。

大体が予想通りというところだろう。グラフィックボードが80℃に達しているのが気になる部分ではあるが、3DMARK以外では到達しなかったので大丈夫だろう。

使用した感想

ここからは実際に使用しての感想となる。今回もまたフルHD環境下でのみの使用だが、ゲームに関しては普段使用しているGTX980搭載モデルと同じようなものだった。多くのゲームを快適にプレイできる性能はしっかりある。

しかし、ARKやTERAのような最適化が不十分なゲームではカクツキが生じてしまうのは気になる…。ARKはGTX980搭載モデルよりも若干高い性能にしても大丈夫かもしれないが、安定しないゲームなのでギリギリよりも余裕を持たせたい。水中から陸に上がる瞬間やエフェクトが発生する瞬間にややカクツキが強くなる傾向にある。サーバーの影響とも言い切れないのがこのゲームの難しいところだ。

オーバーウォッチやCS:GOのようなFPSでは確実なオーバースペックなようだ。ただ、ゲームを幾つか同時起動すると明らかにfpsが低下するため、そういった使用には注意したい。ブラウザゲームや動画を再生しながらであれば特に問題はない。

しかし、アプリケーションとして起動する類のゲームであれば3つ同時起動すると大概負荷を大きく感じるようになる。この辺りはグラフィックボードとCPUの両方の性能がもっと必要となる。

i7-6700Kより上のi7-6800K等がそうなるが単コア辺りの性能が下がるため、必ずしも快適な環境を作れるわけではない。あくまでも複数のゲームを同時起動する場合に限っての話だ。

タイトルプレイ

ARK

じっくりプレイしたわけではないが、基本的にGTX980同様標準設定であれば快適に近い。高設定でもなかなか快適だった。ただ、ダメージが入る様々なタイミングでカクつきを感じた。

もう少し最適化され、動作が軽くなれば高設定でも大丈夫そうだが…現時点ではまだ控えたほうが良さそうだ。標準設定であれば、流石に他のゲームほど高いfpsは出せないが満足にプレイできる。

このゲームは設定を下げると、恐竜などの見える距離が変わるため、序盤はとても危険だ。現にロケハンを行った際、表示できる恐竜の数を超えたのかと思うくらい、突如目の前に恐竜が現れ襲われた。

高設定は快適性の問題で不可能なので、やはり標準設定か少し高めくらいがちょうど良かった。ARKはゲーム性は高いものの、序盤の楽しさは終盤で超えることは難しいように思う。とは言っても、まだまだ早期アクセス中で完成したゲームではないので、今後のアップデートでコンテンツのボリュームもアップしていくだろう。

個人的に、恐竜を飼いならすまでの時間をどうにかして欲しい…。でもそれが無いとゲームの難易度というか、やりこみ要素が一気に無くなるというのもまた事実だ。セールの度に人口が増えていくので、サバイバル系が好きなユーザーにはたまらないゲームになっている。

真・三國無双7 Empires

英名「DYNASTY WARRIORS 8 Empires」だ。要求スペックはそこまで高く無いが、過去のシリーズでは結構カクつく場面が目立った。少し古めのゲームではあるが、パソコンで出来るEmpiresはこれが初なので一応。

ゲーム自体はこれまでの真・三國無双をベースとした戦略を駆使することでお馴染みのEmpiresと同じ。オリジナル武将を作成、使用できるので中々に楽しい。Empiresの特徴は、やはり他のシリーズと違ってザコがワラワラ湧いてくるところだ。

1000人斬りなんてあっという間に達成、2000、3000も目指せるのが魅力。戦略は力でどうとでもなる!最大の魅力はこのワラワラ感だ。このワラワラ感を最大限楽しむには性能が必要ということでプレイしていたが、GTX980でさえオーバースペックなのだから当然快適だ。当然だがプレイした感じでは差を感じなかった。

その他のゲーム

最高設定であっても、フルHDであればほとんどのゲームを快適にプレイすることが可能だ。それは多くのゲームをプレイして思ったことだ。それこそSkyrimであってもMoDを適用していたとしても。

ただ、存在しているゲーム全てを試したわけではないので、もしかするとカクつくゲームも存在しているのかもしれない。メモリが6GBとなっていることで、GTX980よりも対応しやすいのは事実だ。

それ以外は本当にハイエンドクラスの枠内のパフォーマンスでしかない。それでもフルHD環境であれば十分なので、用途をある程度限定しているユーザーにはおすすめだ。特に4K解像度に対応していないゲームをメインに据えているなら選択肢筆頭となるだろう。

総評

GTX1080のように既存の製品を超える性能は無い。GTX1070のように、既存の製品の中でも圧倒的なコストパフォーマンスは無い。コストパフォーマンスも悪くはないが、価格が手頃で選択しやすいのが特徴だ。

4K解像度には対応できない。一方で、フルHD環境であれば確実に満足できるだろう。ただ、GALLERIAにはi5-6500との組み合わせが存在している。GTX1070やGTX1080にはこの組み合わせがない。

それがGALLERIA DTなのだが、少なくともバランスは微妙であるため避けたほうが良い。しかし、価格は10万円そこそこと非常に安価になっている。最大の特徴が手頃な価格ではあるため、ついつい選択しそうになるかもしれないがぐっと我慢して欲しい。i5-6500でも様々なゲームに対応はできるが、CPUがボトルネックとなってしまう可能性が高い。

ゲーミングPCとしてはこれまで上位クラスに位置していた性能である。それがミドルクラスの価格で購入できるようになったのは非常に大きい。9シリーズが登場したときもこのような驚きの価格設定だったが、今回は性能の伸び幅が比ではない。

そう考えると10シリーズの60番台は最も注目せざるを得ないものだった。普段使用しているパソコンがGTX980搭載モデルであるため、正直感動はかなり薄かった。当然だが使用した際に普段との違いが見当たらなかった。

この辺りはGTX980搭載モデルを使用しているから仕方がないのかもしれない。このことから、買い替え対象は少なくともGTX980と大きな性能差がある製品が望ましい。GTX960以下の性能のモデルであれば全て買い換え対象となるだろう。いや、GTX960より古いモデルとも言えるだろうか。

省電力性に磨きがかかっているため、古ければ古いほど買い替えの価値は高くなる。今はほとんど居ないかもしれないが、400番台のグラフィックボードなんかは今が買い替えどきだろう。

GTX1060の全体的な評価としてはマイナーチェンジしたGTX980といったところ。目新しさは無いが、価格はぐっと下がっているのでハイエンドクラスが非常に身近な存在となった。個人的には、GTX980を全ての面で超えて欲しかった。僅かに下回る場面があることが残念でならない。

NEXTGEAR i650SA6の評価は非常によくまとまったハイエンドクラス。i7-6700Kとの組み合わせは抜群だ。デュアルストレージで容量は余裕がある、電源も700Wでかなり多めとなっている。メモリもDDR4 16GBで満足だ。

G-tuneの構成は優等生と言ったところで、良く言えば実用性が高い。悪く言えば面白みに欠けてしまうが、実直で求められているものをストイックに提供しているという面では安心できる。

紹介する場合は多少クセがあってくれたほうがとも思うが、購入する際はこのくらいでなくては困るというもの。特にNEXTGEARシリーズはMICROやLITTLEGEARに比べると真っ直ぐな構成が多い。

多少変化球を求めるなら他シリーズに目を向けて見るのもいいかもしれない。必要なものは余裕を持たせ、必要で無いものはバッサリ切る。価格を抑えているが、満足度を下げるようなところは見当たらない。その分だけキャンペーンやセールが少ないのかもしれないが…。

品質、性能、構成、どれをとっても満足のいく仕上がりだ。15万円を切る価格で、従来のハイエンドと同等のモデルを手にすることが出来る。これほど素晴らしい選択肢はこれまで無かっただろう。4K解像度でのプレイを考えていないユーザーにとって、最も優秀な選択肢の一つだろう。

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