NEXTGEAR i650PA7-SP3の実機レビュー

NEXTGEAR i655PA7

NEXTGEAR i655PA7の実機レビューをしている。

マウスコンピューター様から、最新のグラフィックボード「GTX1080」を搭載したゲーミングPC「NEXTGEAR i655PA7」をお借りすることが出来た。現在は型番がi650PA7-SP3に変更となっているが中身は同じものだ。

期待され、話題となった脅威のパフォーマンスを体感できる機会を頂けたことを感謝したい。

さて!それでは早速レビューに移っていこう。

コラボーレーションにモデルに同じ構成のものがある。

関連記事:NEXTGEAR i650PA7-SP3-USGの評判とレビューまとめ

実機レビュー詳細

本体梱包

NEXTGEAR i655PA7実機1
お馴染みのダンボールとは少し違うようだ。大きさは同じだが、お馴染みのPlaygame【PLAYGAME】が無い。

大したことではないが、あの文字はなかなか印象が良かっただけに少し残念に思う。

このダンボールを1階から2階へ運ぶ時を含め、様々なタイミングで持ちにくさを痛感する。

梱包その2

NEXTGEAR i655PA7実機2
ダンボールを開くとクッション材と電源コードやマニュアルなどが梱包されたクッション材兼用の梱包材がある。

マウスとキーボードは付属していないので、ここはスカスカだったが梱包材というよりはクッション材としての役割のほうが割合高そうだ。

なのでこれはスペースの有効活用ということで良いだろう。

梱包その3

NEXTGEAR i655PA7実機3
中は発泡スチロール製のようなクッション材で固定されている。

衝撃にはある程度の耐性がありそうだが、特殊な形状をしているNEXTGEARは少しはみ出しているようにも見える。

本体左側

NEXTGEAR i655PA7実機4
本体左側はこのようになっている。左サイドのエアホールはエアフローの中でも重要な箇所であり、意外とその効果は大きい。

非常にシンプルながら重厚な造りなのが分かるだろうか。MASTERPIECEと比べると流石に劣るが、ミドルタワーの中では上位に位置している。

本体上部

NEXTGEAR i655PA7実機5
フロントマスクの上部にあるI/Oパネルだ。USB2.0が2つ、USB3.0が2つ、マルチカードリーダー、イヤフォンとマイクの端子がある。

フロントパネルとしてはなかなかに豪華な装備だ。そして角度が付いているので差込みはやりやすい。

電源ボタンも近くにあるが、意外とご動作しにくい位置だ。現在メインで使用しているパソコンはNEXTGEARで、頻繁にUSBを挿入しているが今のところご動作は0だ。

本体背面

NEXTGEAR i655PA7実機6
背面パネルはこのような形になっている。装備はオーソドックスだ。グラフィックボードの映像出力はDVIが1つ、DisplayPortが3つ、HDMIが1つとなっている。

電源は下部設置なので本体のバランスはよく、ミドルタワーにしては扱いやすく安定感がある。ミドルタワーの良さを前面に出したケースだ。

大型の背面ファンも魅力の一つだが、音を大きくする原因でもあるので一長一短か。

本体底面

NEXTGEAR i655PA7実機7
これは底面で、電源の下にエアホールがある。しかし電源の吸気口は内部に向いているので何の役にも立っていなさそうだ。

これには賛否分かれそうだが、必ずしも外部からの吸気が正しいわけではない。が、わざわざ吸気口となるエアホールがあるのであれば利用すればいいのにと思ってしまう。

外部吸気のほうが故障に繋がりにくいとされているが、環境によってはダイレクトに埃などを吸い取ってしまうため劣化しやすい。

ある程度環境に依存されず、防塵フィルターで埃の侵入を大きく防げるNEXT GEARのケースならば内部吸気のほうが安定するのだろう。ならば何故エアホールを付けたのか…。それは交換などをする際に、好みで選択できるようにだとしておこう。

本体内部

NEXTGEAR i655PA7実機8
内部はこのようになっている。普通なのだが、何故かスッキリしているようにも見える。何か変化があったのだろうか。

何かが無いわけでもあるわけでもないので気のせいかもしれない。シャドウベイにSSDがあるが、ここもHDDが無いだけでスカスカだ。

ひょっとするとエアフローに影響を与えるかもしれないが、HDD用の吸気ファンはMICROと違って無いので関係無さそうだ。しかし内部温度には影響はありそうだ。もっともHDDを増設しないというのであればの話だが…。CPUファンも標準のものではなく、社外製のファンに変更されている。

これはTITAN Xなどの性能が高く、発熱量の多いグラフィックボードを搭載する場合はG-tuneではこうなっている。CPUの熱と何か関係がありそうだが、CPUファンがグレードアップするのは良いことだ。

GTX1080のサイド部に見える「GEFORCE GTX」という文字は電源を入れると発光する。サイドパネルを変更すると見栄えは良さそうだが、普段は全く見えない。

本体内部前面

NEXTGEAR i655PA7実機9
これはフロント部分にある防塵フィルターだ。ドライバーが落ちているが、この防塵フィルターはワンタッチで付け外しが可能だ。そして、非常に効果が高くメンテナンスフリーとは言わないが、多くの埃をここで防いでくれる。

そのため、内部への埃の侵入は他ケースと比べると圧倒的で、パフォーマンスの維持や寿命を引き延ばす効果が期待できる。この防塵フィルターのためだけいG-tuneを選んでも良いほどに評価したい。

性能解説

ここまではいつもどおりのケースや内部のレビューだ。本番はここからだ。GTX1080と言えば、GTX TITAN XやGTX980 SLIより高い性能を持ったグラフィックボードとして、鳴り物入りで登場した。

日本での販売価格は北米などと違い、結果的に評価しづらいものだった。しかしながら、GTX1080搭載のゲーミングPCはコストパフォーマンスに優れ、従来のGTX980Ti搭載モデルよりも安かった。

GTX980Tiにしても、その性能をいかんなく発揮できる場所というのは限られている。ウルトラハイエンドの頂点に君臨する性能は果たしてどのくらいのものなのだろうか。

ドラクエX

ドラクエXベンチマーク
最初はあまりスコアに意味を持っていないような気がするドラゴンクエストのベンチマークだ。スコアは21195。TITAN Xでは19500程度、GTX980Tiでは20500程度、性能が全てというわけではなさそうだが、スコア21000超えは流石と言える。

たまにだが、GTX960が20000近くのスコアを叩き出すこともあるが…。それでも概ね性能に沿ったスコアが平均で出てくる。特に19000以上はスコアが非常に伸びにくくなるようだが、そこから他のグラフィックボードに明らかな差をつけるのはGTX1080くらいなものだろう。

FF14 DirectX9.0版

FF14 DirectX9.0版ベンチマーク
スコア21297だ。これはTITAN XやGTX980Tiと比べて5%程度高いくらいだ。やはりフルHDではTITAN X、GTX980Tiと比べて伸びは少ない。

つまりフルHDでの上限値に近いということだ。GTX980で16000台なのだからフルHDではGTX980Tiより上のグラフィックボードはスコア上から見ると、体感できる性能差は無いようだ。

負荷の高い場面、もしくは高解像度でなければ多くのゲームがハイエンドクラスと区別がつかないだろう。

FF14 DirectX11版

FF14 DirectX11版ベンチマーク
スコア19724。他のグラフィックボードなら20%近く落ちるDirectX11版のベンチマークだが、ここは流石のスコアでDirectX9と比べて10%程度のダウンだ。

DirectX9よりも高い負荷となっている。ここでようやくTITAN XやGTX980Tiとの性能差を体感することができる。

このことから、基本無料のオンラインゲームより有料のオフラインゲームのほうが適正が高そうだ。正直、このスコアで初めてTITAN Xより性能が遥かに高くGTX980SLIと同等以上というのが実感できた。

3DMARK

3DMARK
さて、この3DMARKではGTX TITAN XやGTX980Tiとの差はFIRE STRIKEとSKY DIVERでしか現れていない。これはこの2つがDirectX11ベースだからだ。

つまり、DirectX9ベースのICE STROMとDirectX10ベースのCLOUD GATEではFF14のベンチマーク同様、上限値に近いようだ。

負荷が高くなってようやく性能差が現れるため、負荷の軽いゲームやフルHD環境のゲームではGTX980やGTX980Tiと体感できる性能差は少なそうだ。

本体温度

本体温度
ベンチマークやゲームプレイ時の最高温度はこちらだ。グラフィックボードの温度が80℃を超えてしまっているのが気になる。

また、高負荷になるとコイル鳴きが発生していたこと以外にも、当然と言えば当然だがパソコンが発する音はなかなかに大きい。

温度に関しても不安が大きいが、音に関しては少しマイナス要素でもある。特に、無指向性のマイクを使用していると結構拾ってしまい、相手にはノイズとして乗ってしまう。

できるだけ足元や机の上などの近場に置かないことを推奨したいが、利便性や配線の関係もあり難しいユーザーも多いはずだ。

負荷をなるべく軽減させたいが、それはウルトラハイエンドを選択したメリットから逆走しているようにも思える。
解決策は一つだ。

単一指向性のマイクを優先的に使用するということだ。これだけで音に関する多くの問題は解決するだろう。ボイスチャットツールがTeamSpeakであるならば、マイクを拾う音量を調整すればいいかもしれない。

しかしテスト環境では、喋っている最中にノイズが乗り聞き取りづらい場面があると指摘された。こればっかりはマイクとの相性の問題のようだった。例え単一指向性であっても、TeamSpeakであっても、出来る限り音の発生源とは少し離れておいたほうが良さそうだ。

使用した感想

以上でレビューとさせて頂きたい。ここからは実際にゲームをプレイした感想だ。プレイ環境はフルHD環境だったため、4K解像度での感想は無い。

今回、テーマとしたことは「GTX980との比較」だ。何故TITAN XやGTX980Tiのようなウルトラハイエンドではなく、ハイエンドのGTX980なのか。

一番は価格帯だ。TITAN XやGTX980Ti搭載モデルより、GTX1080搭載モデルのほうが安い現実がある。発売当初のGTX980と似た価格設定であり、同じナンバリングだからだ。

もしも、北米の価格で発売されたのであればGTX980に高くても1万円上乗せしたような価格だった。つまり、当初の買い替え対象や比較対象はGTX980に近かったのだ。

今、GTX980搭載モデルを選択するユーザーは少ないだろう。例えば、予算が15万円というのであればGTX970を選択するように、なるべく性能の高いモデルを選択したいのが人情。

GTX1080の性能が全く必要の無いものだったとしても、選択しようとしているGTX980搭載モデルと同じ価格だったらどうだろうか。大は小を兼ねるで、GTX1080搭載モデルを選択するユーザーのほうが多いのではないだろうか。

そう、GTX980搭載モデルとGTX1080搭載モデルでは性能は圧倒的にGTX1080が高いが、価格は2万円~3万円程度の差しかない。もちろん、ショップ側もそのまま陳列せずGTX980搭載モデルの値引きや無料アップグレードは行ってくるだろう。

しかし、予算がGTX980搭載モデルに届くならGTX1080搭載モデルにも届くのではないかと考えている。だからこそGTX980とのフルHD環境での比較をあえて行いたかった。これはユーザー視点というよりも、4K解像度でプレイすることはない私のようなゲーマー視点での話だ。

GTX980搭載モデルを使用しているが、フルHD環境であってもカクつく場面やゲームは存在している。GTX1080ならそれが無くなるのかどうか、そこを確かめたかった。

TERAプレイ

胤呀凱帝が最新だった頃プレイしていたが、これは基本無料のオンラインゲームの中で1番と言っていいほど最適化が不十分だった。CPU負荷が異常に高いため、グラフィックボードよりもCPUのパワーアップが快適性に直結していたように思う。

当時の最難関IDは暴風のエルカラス号だった。しかし、最難関IDに向かうにはプレイヤースキルだけではなく、パソコンのスペックも必要だった。一番厳しいのはラグと負荷だ。

一人が死ぬだけで厳しくなるボス戦で、おかしな当たり判定は当たり前に起こり、fpsは高くても20くらいになってしまう。そんな環境ではまともにクリアもできなかった。

環境を一新したあと、少しマシになったがそれでもカクつきは当然のように起こった。私はGTX1080搭載モデルであるNEXTGEAR i655PA7が届いたら真っ先にプレイしようと思ったのがこのTERAだ。

今はもうプレイしていなかったが、ひょっとすると快適にプレイできるのではないかと考えた。最新のダンジョンに行けるほどの装備は無いためGTX980搭載モデルでは過去のIDでロケハンを行った。

CPUはi7-4790Kだったが、街中でMAX32くらいのfpsだった。GTX1080にi7-6700Kの組み合わせのNEXTGEAR i655PA7では、どれほど快適になるのか期待した。しかし、結果は無念のGTX980搭載モデルと同じくらいだった。

やはりTERAはグラフィックパフォーマンスよりもCPUパフォーマンスが必要だった。少し期待はずれだったが、基本無料系ではやはり必要が無いのかもしれないと感じ始めた。

ARKプレイ

最適化が不十分なゲームと言えば現在ARKの名が挙がるだろう。早期アクセス中のため、当然不安定ではあるがこれから徐々に軽くなっていくはずだ。GTX980では標準設定でもカクつくことがある。

登場時からTITAN XやGTX980Tiでなければ最高設定は不可能とされてきた。それだけにTERAと違ってCPUパフォーマンスよりもグラフィックパフォーマンスが重要なようだ。

プレイした感想としてはサクサク快適…というわけではないが最高設定でもGTX980の標準設定くらいには快適だ。ただ常時60fpsというわけにはいかない。

特に当たり判定が発生する瞬間に微妙なカクつきが発生する。相手が大きければ大きいほどにそう感じたが、そこは後々修正されるだろう。

ARKを4K解像度で最高設定でプレイできるかを検証しておきたかった。もっとも、正式に発売されたときにはGTX980でも十分対応できるくらいには最適化されていることだろう。

その他多くのゲームプレイ

黒い砂漠を始め、特に最適化が不十分というゲーム以外もプレイしたが、やはりGTX980とプレイ時の差は感じなかった。CS:GOというFPSでは最高設定+フルスクリーンウィンドウでのプレイ時に差を感じた。これは性能差というよりはリフレッシュレートの関係のような気もするが…。

GTX980では最高設定にすることでfpsが少し不安定になる場面があったが、GTX1080ではそれが極端に少なかった。もっとも、fpsを最高設定でプレイするユーザーは少ないだろう…。

レースゲームのTHE CREWやFALLOUT4は流石に有名どころなゲームだけに、最適化がしっかりされていることもあってかサクサク動作した。GTX980との性能差を感じるゲームはほとんど無いように思う。

ただし、フルHD環境下での話だが…。4K解像度やこれから登場してくる最新のゲーム、負荷の高いゲームが出てきたときにすぐに対応できるのがGTX980と比べてフルHD環境下で優れているところだ。

最新のゲームに関しては特にGTX980よりも遥かに長く対応できるため、ハイエンド・ウルトラハイエンドの括りの中でも寿命は長そうだ。

DSRを用いた4K解像度でテストしてみたが、性能はやはり高いのかフルHD環境と同等の快適さがあった。ただUIが小さくなったりと、プレイ環境に悪い影響もあったためやはり高解像度はゲームによる。

まとめ

もしもフルHDでしかプレイするつもりが無いとするならば、無理してGTX1080を選択するメリットは無さそうだ。しかし4K解像度などの高解像度で美しい描写を楽しみたいのであれば、今現在GTX1080以外の選択肢は無い。

もちろん、TITAN X 3WAYのようなものとの比較ではなく、あくまでもシングルGPUの中での話ではある。VRにも余裕を持って対応できるとされているため、最新の媒体にも興味があるのであればおすすめだ。

特に価格が非常に抑えられているため手頃であるのはおすすめできる要因の一つだ。逆に、フルHDでしかゲームをプレイしないのであれば今後のGTX1070やGTX1060のようなモデルを待つのが賢明に思える。

個人的に必要な性能ではないが、もしも今パソコンを買い換えるとするならば間違いなくGTX1080搭載モデルを選択するだろう。それは、GTX1080が必要なゲームをプレイしたいがためにというわけではない。純粋に今所持しているGTX980より高い性能を求めること、そして値段だ。

GTX900番台が登場したとき、これまでのミドルエンドの価格でハイエンドが購入できるようになったと驚いた。この1000番台はハイエンドの価格でウルトラハイエンドの一番上を手にすることができるのだ。

もっともこの後にGTX1080Tiのようなモデルや、TITANシリーズの新機種が出るかもしれないので暫定での話だ。コストパフォーマンスだけを見れば、全てのモデルの中でGTX1080搭載モデルが最も優れている。

以上で使用した感想、レビューとさせて頂きたい。万人受けはするかもしれないが、誰にでも手放しでおすすめできる代物ではない。ただし、予算さえ合えばほぼ全てのニーズに応えられるため、おすすめである。

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