NEXTGEAR-MICRO im570BA4の実機レビュー

NEXTGEAR-MICRO im570BA4

NEXTGEAR-MICRO im570BA4の実機レビューをまとめている。

当モデルは販売が終了している。

今回もマウスコンピューター様より、NEXTGEAR-MICRO im570BA4をレンタルさせて頂いた。ゲーミングPCとしてはライトな性能と価格で誰もが一度は注目するモデルだけに、詳細を知っておきたかった。

特にCPUがi5-6400と少し低めな性能がどのように影響するかも気になっていた。是非参考にして欲しい。

スペックの詳細解説や比較モデルに関しては上記関連記事を読んで欲しい。

実機レビュー詳細

本体到着

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本体が届いた。ダンボールは恐らくLITTLEGEARが入っていたものと同じサイズだ。少し大きく感じるが、ミドルタワーのものより一回り小さくなっている。

同梱物確認

NEXTGEAR-MICRO im570BA2
キーボードとマウスは非搭載なので、本体がすっぽり入っているだけだ。付属品などとマニュアルが一緒になったものが入っていた。こじんまりしているが、当然必要な物は一通り入っている。

ケース上部

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ケースを上から見た写真を撮った。大きいファンが見えると思うが、このファンのおかげで排熱性能はかなり強力になっている。さらに回っていても音はかすかに聞こえる程度の高い静音性は満足だ。

本体正面

NEXTGEAR-MICRO im570BA4-4
次は正面から見た写真だ。中央に大型の吸気ファン、下部に小型の吸気ファンが搭載されている。

中央のファンは全体のエアフローを担うもので、下部のファンはHDDを冷却するファンだ。前面のメッシュっぽい部分は全て取り外しが可能で、メンテナンスも容易で防塵効果も期待できる。

本体右側

NEXTGEAR-MICRO im570BA4-5
右側面の写真だ。大きくメッシュ張りされている。CPUファンから出た熱などもここから排出される。この部分を見ただけで排熱に関してはかなり力を入れているのが分かる。

本体左側

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左側面だ。こちらは下部に小さくエアホールのような模様があるだけになっている。エアフローに大きく影響しない部分だけにこの仕様は納得。

本体背面

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背面部分の写真となっている。青いUSBケーブルが垂れているが、これはフロントパネルにあるUSB3.0を有効化するものだ。

これを背面のUSBに接続しないと前面のUSB3.0は機能しない。どういう意味があるのかは分からないが、USB3.0をフロントに持ってくるにはこうせざるを得なかったのだろう。

内部

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お楽しみの内部をみていこう。ケースを開けると意外とスッキリしている。ミニタワーとは思えないほどスペースが有り余っているように見える。

主に拡張性を犠牲にすることでスペースと強力なエアフローを確保しているように感じる。

内部2

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画像ではわかりにくいかもしれないが、配線はケースの裏側を通るようになっていてスッキリしている要因となっている。

これは内部がゴチャゴチャせずに最近のケースに多いタイプだ。G-tuneではミニタワーのモデルのみの採用だ。

拡張性

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HDDシャドウベイだ。3.5インチが3つあり、最下部は2.5インチと共用となっている。拡張性は高く無いが必要最低限はある。

LITTLEGEARと比べると十分だ。ただ、結構狭いスペースなので取り付けがしにくいという難点がある。

電源

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電源部分について、これは搭載位置に賛否あると思う。実はこのG-tuneのミニタワーは底面に電源用のエアホールがある。この場合電源の向きが逆なのではないかという声もあるだろう。

熱を吸気して排出することでエアフローは良くなるが、電源の寿命は短くなるかもしれない。逆にすると電源の冷却はできてもエアフローに影響を与えなくなってしまう。どちらが優れているかは分からないが、あまり気にせずエアフローが強化されるならこれでも良しとしたい。

オープンベイ

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オープンベイは5.25、3.5、2.5がそれぞれ1つずつある。写真の青い線はフロントのUSB3.0のものだ。こうして見ると分かりやすいが、簡単に言えば後ろのUSB3.0を延長ケーブルで前に持ってきているだけのことだ。

ミドルタワーとの大きさ比較

NEXTGEAR-MICRO im570BA4-13
ミドルタワーとの本体の大きさ比較をしている。高さはあまり変わらないが、ミドルタワーのフロントパネル付近は少し高い。奥行きではミニタワーのほうが少しコンパクトになっている。

ミドルタワーの寸法は幅19cm 奥行き54.3cm 高さ45cmで、ミニタワーの寸法は幅19.6cm 奥行き43cm 高さ41.7cmだ。

奥行きで10cm以上の差があるが、ミドルタワーのフロントパネルを外せば47cmとなるので全体的に似たような大きさだ。

それではNEXTGEAR-MICRO im570BA4の性能面を見ていきたい。

性能レビュー

ドラゴンクエストXベンチマーク

NEXTGEAR-MICRO im570BA4-14
スコアは15754となった。予想していたより少し高めとなったが、ドラゴンクエストXベンチマークは数値が少しぶれる。一応i5-6500とGTX750Tiよりスコアは上回ったが、それは当然か。

わりとGTX960、i5-6500の組み合わせにもスコアは近いとも言えるので悪くはない。それぞれのグラフィックボードの中間よりややGTX960寄りだ。

これはグラフィックボードの性能でもそうであるため、グラフィックボードの性能による影響が大きいようだ。

FF14のDirectX 9版ベンチマーク

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FF14のDirectX 9版ベンチマークでのスコアは思ったより低い8099となった。それでも非常に快適に到達しているので、性能は思ったより高そうだ。大体グラフィックボードの性能との関係と同じような差になっている。

あくまでベンチマーク上のスコアではあるがi5-6400が思った以上に頑張っているというところだろうか。性能的にGALLERIA DT辺りがライバルになりそうだ。コストパフォーマンスでは敵わないかもしれないが、今後の様子を見たい。この価格でこのスコアが出せれば大したものだ。

FF14のDirectX 11版ベンチマーク

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FF14のDirectX 11版ベンチマークでのスコアだ。こちらはDirectX 9版を見た後なのである程度予想に近い6144。負荷の高いベンチマークでこのスコアは上々。

下位モデルのGTX750Ti搭載モデルであるGALLERIA DSなどとはここで大きな差がでる。グラフィックボード単体で見るとGTX950は十分優秀なのは知っていたがここまでとは。

もう少しコストパフォーマンスが高ければ、GTX960を脅かす存在になっていただろう。評価はとても快適で、最高評価ではないものの十分ゲームを楽しめる評価だ。

3DMARK

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3DMARKではCPUの性能が若干足を引っ張る結果となった。これまでのベンチマークではGTX750Tiとi7-6700の組み合わせを圧倒していたが、僅差にまで迫られている。CLOUD GATEでは誤差レベルとなってしまっている。

グラフィックボードの性能が高いこととCPUの性能が低いことでベンチマークでは平均を取れていた。しかし3DMARKではそれぞれの評価が重要となるため、スコアは意外と低くなってしまった。ゲームに与える影響を考えるとこのスコアは少し厳しい気もするが、対応することができないというわけではない。

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ベンチマークやゲーム、様々な負荷をかけたときの温度がこちらだ。しっかり排熱することができるファンや確率された優れたエアフローを持つだけあってかなり熱は抑えられている。元々そこまで発熱するような性能ではないことも影響しているかもしれないが…。

ミニタワーの中でも優れた排熱性能を持っているので高い性能を持っていてもそれなりに効果がありそうだ。構造上フロントの吸気ファンから取り入れた空気はダイレクトにグラフィックボードに当たるようになっている。

にも関わらず温度が高めになっているのが少し気になる。吸気ファンからの空気程度では抑えることもままならない、あるいはこれでも抑えられているのかもしれない。

どちらにせよ、しっかりしたエアフローを持っていてもここまでは上昇してしまうということ。CPUは十分冷却できていることを考慮すると、グラフィックボードは少し特殊なのだろう。

総評

性能と価格

総評としてまとめさせていただく。im570BA4の性能はGALLERIA DTとGALLERIA DSのややDT寄りの中間といったところだろう。価格が89,800円であるため、価格だけでみるとDSよりもおすすめできる。

DSはメモリがDDR4なのとCPUがi5-6500である点で優れているため、構成では分がありそうだ。一方でNEXTGEAR-MICRO im570BA4はi5-6400という僅かに性能の落ちるCPUが最大のネックだ。i5-6400ではカクつくがi5-6500ではカクつかないというような状況はほぼ無いだろう。しかし、CPUが与える影響を考えると性能は少しでも高いほうが良い。

ミニタワーとしては大きめで、高さではミドルタワーと同じ程度というのはどうかと思うが、排熱性能は非常に高い。この構成では流石に効果を体感するのは難しいが、LITTLEGEARよりも高い性能のモデルに対応できそうだ。

ひょっとするとミドルタワーよりも高い排熱性能を持っているかもしれない。ケースにはそう思わせるほどの性能と可能性を見た。これならMicroATXでなくATXのマザーボードでも良かったのではないかと思うほどには。

ゲームプレイ

さて、このモデルにおける問題としてゲームプレイはどの程度までプレイできるか。結論から言うと思った通り設定を下げることで思ったより快適さを得ることが出来る。

プレイしてみたタイトルは様々だが、ARKは最低設定でも少し厳しい。サーバーが悪かったのもあるが、遅延が激しく描写が3テンポくらい遅れる。負荷の高すぎるゲームに対応するのは厳しいようだ。

最適化が不十分なゲームとして名が挙がるTERAは一部IDでカクつきとfpsの低下が尋常ではなかった。フィールドでも設定を1か2くらいでなければfpsが不安定になる場面があった。最適化が十分されている黒い砂漠では標準より下げれば概ね快適だ。そこまでゲーム進行がされていないので負荷の具合は分かりづらいが、個人的には十分許容範囲だった。

FPSではCS:GOをプレイしてみた。元々設定を下げてプレイしていたので違和感無くプレイできたが、カジュアルなどのプレイ人数の多いサーバーではカクつきを確認。5:5では投げ物が重なり過ぎると遅延を感じることがあった。

他にもSteamのマイナーなゲームや基本無料系のゲームを試してみたが、全体的にプレイできないと思うようなことはなかった。ただ、あくまで許容範囲内というだけで快適だったかと言われると難しい。

普段はGTX980搭載のハイエンドモデルでゲームをプレイしているだけに、ちょっとしたことに違和感を感じた。カクつきとまでは言わないが、ほんの一瞬だけ固まったように思える遅延が頻繁に起こった。特に気にするほどでもないのかもしれないが、性能が不足していると思われる症状が時折見られた。

これは最低設定にすれば起こりにくかったが、ゲームによっては設定を最低にすることがデメリットになるものもある。描写できる距離が短くなったりするのが一般的だろうか。敵を視認できる距離が極端に近くなり、オートラン等で走っていると突然アクティブモンスターが目の前にいたり…。MMORPGではあるあるとも思われる事案だろう。

新しいゲームにも対応はできる。ただどうしても設定を下げるということがデメリットになるゲームには適さないのではないか。MOBA系のゲームに最適化されたグラフィックボードと言えば聞こえはいいが、現在のMOBA系であればGTX960もあれば十分なはずだ。そうなるとGTX950が最適化されたグラフィックボードというよりはGTX950ほどの性能があれば十分ということなのではないか。

公式の説明をどう解釈するかだが、いくら人気があるとは言え例えばLoLだけしかプレイしないというユーザーは少ないはずだ。別のゲームをプレイするとき、それが例えばMMORPGだったらGTX950では性能が不足してしまうかもしれない。

幅広くゲームをプレイするのであればやはり性能不足の可能性だけは考えておかなくてはならない。これはTERAをプレイしていたときのことだが、暴風のエルカラス号という当時最大の難関IDがあった。最適化が不十分なゲームであるため、その最高難易度のIDもかなりの重さだった。2NMのフェリーモスの即死攻撃は数多くの冒険者達を屠り、心を木っ端微塵にしてきた。

そのフェリーモスの即攻撃にはモーションがあるので、それを見てタイミングよく避けるというものだが…。設定を最低にするとそのモーションが見えなくなってしまうのだ。こうなってしまっては攻略はかなり厳しい。性能が不足していると、TERAだけでなくちょっとした場面が運ゲーになってしまうこともある。

まとめ

と、性能に関して少し厳しい評価となってしまったが価格がWindows10モデルなら税別89,800円だ。この低価格にそこまで高い性能や完璧を求めるのは筋違いだろう。価格を考慮すればかなり優れたゲーミングPCだ。これまで低価格の選択肢は広くなく、G-tuneは特にひどいものだったが一石を投じる結果となったのではないだろうか。

最近はSSD 240GBのみのストレージばかりだっただけに、500GBのHDDとは言え容量が多く感じられる。また、この構成ではSSDよりもHDDのほうが合う。NEXTGEAR-MICRO im570BA4はヘビーゲーマーには少し物足りないがライトゲーマーになら満足のいくものかもしれない。

幅広くゲームをプレイすることは問題ではなく、ゲームの設定を下げることを厭わず、かつ設定を最低クラスにしても悪い影響の無いゲームをプレイしているなら良さそうだ。まさに必要最低限といった性能と構成はコストパフォーマンスよりも必要な性能のみを求めるストイックなユーザー向け。初めてのゲーミングPCにも、買い替えにも、予算を抑えたいのであればとりあえずチェックしておきたい。

何度も言うが、性能は高くないので高望みはしないほうがいい。価格以上の性能はあるが、ミドルクラス内に留まる程度だ。

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販売終了。

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