NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TDの実機レビュー

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TDの実機レビューをしている。

当サイトとG-tune様とのコラボレーションで誕生したNEXTGEAR-MICRO im570SA6-TDを実機レビューさせて頂こうと思う。

コンセプト
「GTX 1060とi5-6600Kが織りなすコストパフォーマンス」

グラフィックボードとCPUのバランスを取るべく、値段を上げずにCPU性能をいかに高められるかがポイントだった。性能はi5最上位であり、単コア性能であればなかなか優秀なi5-6600Kを採用している。

これまでグラフィックボードは優秀にもかかわらずCPU性能が微妙というモデルが多かっただけに、最も求められるであろう性能と価格のゲーミングPCを完成させることができた。

ストレージはHDD 2TBのみでSSDは非搭載となっているが、構成をパフォーマンス重視にしているため、特徴であり弱点でもある。

関連記事:NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TDレビューと解説

実機レビュー詳細

本体右側面

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD1
右側面の写真となる。大きめのメッシュカバーが特徴。最大4つのファンを搭載することも出来る。CPUファンやエアフローに乗った熱をしっかり排熱してくれる。構成上、あまり大きな熱を発しないがファンの拡張で排熱性能を高めることが出来るケースは貴重だ。

後々にパーツだけでなくケースも流用することが出来るだろう。G-tuneのミニタワーケースは非常に完成度が高い。その要因を担う箇所の一つである。

本体左側面

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD2
左側面部分となる。下側にのみ、これだけのエアインテークがある。位置的にHDDのストレージベイがある。排熱機構としての役割はどうかわからないが、フロント部分からの吸気による空気の通り道だろうか。

HDDを冷却する効果を高めるのではないかと推測している。フロントからリアに向かって冷たい空気が通過するだけでなく、HDDのすぐ横に排気口の役割を持つ機構があるだけで冷却効果はある程度期待できる。

本体底面

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD3
底面部分だ。これまで何度も説明してきたと思うが、電源の吸気口を底に向けることで内部の熱い空気ではなく外部の冷たい空気を吸気するためのエアホールだ。

インシュレーターがあるとは言え、仮に底面に向けて電源の吸気口をセッティングすると、カーペットなどの沈む素材の上にパソコンを置くとエアホールが埋まってしまう可能性がある。そうなると電源に空気を送れなくなり、最悪の場合電源が故障してしまう。

フローリングなどの沈まない場所に設置するのであれば効果を発揮するが、必ずしもそういった場所に設置するとは限らない。結果的に誰にでも安心して使えるように内部からの吸気となっている。自作や交換をするユーザーは設置場所によって変更するのも良いかもしれない。

本体天板部分

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD4
このケース最大の魅力の一つである天板部について解説しよう。冷たい空気は下に、熱い空気は上に向かい、フロントからリアに向かうエアフローにより、天板後部に溜まりやすい熱をしっかり排熱できる。

天板部の大型ファンの存在は完成度の高いケースの最重要部分を担っている。G-tuneのミニタワーで一番お気に入りの箇所だ。

本体背面部分

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD5
背面部分はこのようになっている。青く伸びたUSBケーブルを背面のUSB3.0差し込み口に挿し込むことでフロント部分のUSB3.0が有効化される。フロントのUSB3.0は背面の延長ケーブルに挿すという感覚に近い。

特に目立った装備は無く、オーソドックスな背面。機能性に関してはマザーボードやグラフィックボードに依存することもあるが、これが完成形ということなのだろう。

本体正面部分

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD6
正面。少し見にくいがフロントI/Oパネルにはリア部分から引っ張ってきたUSB3.0が1つ、USB2.0が2つ、イヤホンとマイクの入力端子が1つずつある。各メッシュ部分は取り外しが簡単に行なえる。

中央部分の大きめのメッシュはワンタッチで外すことが出来るため、メンテナンスが非常に楽だ。優秀な防塵フィルターだが、定期的に埃を取らないと貴重な冷却性能が落ちることになる。

内部メンテナンスはこの部分のおかげでかなり楽になっている。しかしながら、その分だけフロント部分のメンテナンスはしっかり行っておきたい。下部の小さめのファンはHDDベイに直通となっているため、HDDをダイレクトに冷却してくれる。

そして左右にあるエアホールを通過することで冷却効果がかなり高くなっている。

本体内部

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD7
内部。フロントファンはグラフィックボードをダイレクトに冷却している。そのままグラフィックボードが排熱した空気と一緒になって電源に吸気され、背面から排出される。エアフローを築く最も重要なファンだ。

拡張性は見たまま高くなく、HDDベイが内部に向いているため取り外しなどは少し手間かもしれない。画像左上に位置する部分に光学ドライブを搭載する5.25インチベイ、3.5インチベイ、そしてその下にSSD用の2.5インチオープンベイがある。

スペースを上手く利用しているが、上部にHDDなど熱を発するものを搭載すると冷却が厳しいようにも見える。

ケースの詳細についてはこれまで評価してきた通り、ミニタワー型で最もしっかりしたケースだ。G-tuneのミニタワーはミドルクラス並の排熱性能を持っている。高い性能の構成になればなるほど真価を発揮する。

性能レビュー

ゲーミングPCとしての性能レビューを見ていこう。

FF14(DirectX9版)ベンチマーク

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD8
FF14 DirectX9版のベンチマークスコアは13,839だ。i7-6700とGTX1060 3GBのベンチマークが14000ほどであることを考えるとほぼ同等だ。複数スレッドよりも単コアの性能が重視されているからであるが、それはゲームでも同じだ。

今後は複数スレッドに対応したゲームが増えていくとされているが、今現在ではその兆しは無い。単コアの性能が重視されるゲームが多いことを考えるとi5-6600Kは十分最前線で戦う力を持っていることになる。

10万円を切る価格でこのスコアを出せたのであれば満足いく結果と言えるだろう。

FF14(DirectX11版)ベンチマーク

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD9
FF14 DirectX11版のベンチマークスコアは11,786となる。かなり健闘したスコアではないだろうか。i7-6700とGTX1060 6GBの組み合わせで12,100ほどであることを考えればかなり優秀だ。

GTX1060 3GBとなら同等であることが分かる。ゲームによってはi7-6700とi5-6600Kは同等となるのは単コアの性能が非常に近いからだ。打倒i7-6700ではないが、どこまで近づけるかが課題だっただけにこのモデルは非常に優れたパフォーマンスであることを証明できた。

3DMARK

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD10
3DMARKによるベンチマークスコアだ。()内がGTX1060 3GBとi7-6700搭載モデルのスコアとなる。

  • 9,553 (10,326)
  • 21,824 (26,486)
  • 19,869 (28,159)
  • 148,233 (172,528)

以前から気になっていたが、3GBモデルも6GBと認識されているようだ。スコアに関しては流石にi7-6700と差をつけられている。しかし、CPU性能はDirectX9ではi7-6700に僅かだが差をつけ逆転している。

今後DirectX11から12へ移行することを考えれば、あまり有用ではないデータとなった。ハイエンドクラスとしては十分健闘出来ているが、やはり本物のハイエンドには及ばないようだ。

i5-6600Kでもハイエンドと戦うことは出来る、ただしスコアで並ぶことは厳しいというのが現実だ。価格辺りの性能で言えばかなり優秀なのだが…。

本体温度

NEXTGEAR-MICRO im570SA6-TD11
尋常じゃない負荷をかけた結果、高確率でフリーズしてしまい、最高に熱を持った瞬間を計測できなかった。これは通常のベンチマークを2つ同時に起動した程度の負荷の熱。割りと抑えられてはいるがCPUの熱はもう少し上がりそう。

ミニタワーのケースが優秀なのもあるが、かなり冷え込んできたことも影響している。暖房もつけていなかった為、部屋の温度もなかなか低く、それも影響しているように思う。

正確性には欠けるが、排熱性能の優秀さは過去のデータにも出ている。意外と静音性にも長けているようにも思うが、ファンの数が多い分だけ音は少し大きい。

総評

99,800円という低価格で高い性能を持つゲーミングPCはそう多くない。この価格帯では確実にトップクラスのコストパフォーマンスを誇り、多くのユーザーにおすすめしたい一品となった。GTX1060 3GBが主流となったことで10万円を切る価格にGTX1060 3GBが登場し始めた。

しかし、往々にしてCPUの性能が今ひとつだった。どうしてもその部分だけ納得いかず、バランスや価格を考えた結果i5-6600Kを採用した。仮にi7-6700とGTX1060 3GB搭載モデルが102,000円程度で存在したならばこのモデルは登場しなかっただろう。この製品には低価格帯で最も優れたゲーミングPCになって欲しいという期待も込めていた。

それはほぼ現実になりつつあるが、GTX1050/1050Tiの登場で低価格とは言いにくくなった。10万円以下というカテゴリでは間違いなくNo1だが、ここに来て時代は9万円以下というカテゴリを用意した。これまでの9万円以下とは違いなかなかしっかりしている。

ただ、この9万円以下のカテゴリも例外無くCPUがあまり優秀ではない。ゲーミングとして相応しいCPUを搭載したモデルの最安値は間違いなくNEXTGEAR-MICRO im570SA6-TDだ。確かに予算が9万円程度のユーザーにとっては親切な選択肢ではないかもしれない。

このモデルは予算が10万円程度のユーザーにとって最良の選択肢になるために誕生したモデルだ。HDDが2TBというのも大きく、他の低価格帯のゲーミングPCの多くは1TB以下だ。構成の豪華さは確かに無いが性能はしっかりしている。

堅実な構成と確かな性能を持ちながら低価格である。もしも、あまり多く予算を取れないのであればこのモデルを筆頭に考えて頂ければ幸いだ。性能に関しては確実に後悔しないだろう。弱点はストレージだが、容量ではなく充実しているかどうかの話だ。

SSDが主流となっている中、SSDが非搭載なのはマイナスに捉えられるかもしれない。値段を抑えるための苦肉の策であるが、それを補って余りあるパフォーマンスを評価してもらいたい。おすすめ出来る要素はまさにそこなのだ。

マイナスでもあるが、それはプラスでもある。コラボレーションモデルだから言うわけではない、このモデルは10万円以下のゲーミングPCとしては最高傑作だ。

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