GALLERIA QSF965HEの実機レビュー

GALLERIA QSF965HE

GALLERIA QSF965HEの実機レビューをしている。

ドスパラ様より、GTX965Mを搭載したゲーミングノート「GALLERIA QSF965HE」をレンタルさせて頂いた。高いコストパフォーマンスでGTX960Mと同等の価格、GTX960MとGTX970Mの中間の性能を持つ人気のモデルだ。

注目度の高いゲーミングノートで、予算を抑えめのユーザーにも最適だ。性能を良く理解していれば最良の選択肢になる可能性もあるが、高い性能を期待して選択すると微妙になるかもしれない。

関連記事:GALLERIA QSF965HEの評判とレビュー解説

実機レビュー詳細

ガレリア本体箱

GALLERIA QSF965HE-3
箱の中の箱はこのような見た目だ。シンプルながらかっこいい。インテリアとしても映えそうなので購入したらずっと置いておきたいと素直に感じた。

本体梱包

GALLERIA QSF965HE-4
箱の中の箱の中はこのようになっている。ショックを吸収する梱包材は少し頼りないように見えるが、意外としっかりしているので安心ではある。

パソコン同梱物

GALLERIA QSF965HE-5
中身について簡単に触れておく。同梱物としては、本体・バッテリー・マニュアル等がある。

バッテリーが結構重めなのがネック。また、15.6インチにしては少し大きく感じるのはゲーミングである故仕方ないことだろう。

キーボード

GALLERIA QSF965HE-6
キーボードは黒色に赤色の文字で映える。タッチは軽く、打鍵感もしっかりあるのでタイピングは非常にやりやすい。エンターキーなどの形は英語キーボードに似ている。

テンキー搭載のフルキーボードであるため、キーがパズルのようにキッチリしている。タイピングに関しては特に不便は感じなかったので、キーの形状にしても計算されているのだろう。

また、ゲームプレイにおいて移動キーに割当られやすいWASDのキーはかなり強調されている。

本体右側

GALLERIA QSF965HE-7
右サイドとなる。USBポートが2つとSDカードリーダー、マイクとイヤホンの入出力端子がある。至って普通だが、こちらのUSBはマウスなどのデバイスを想定されているのか二つともにUSB2.0だ。

USBメモリなどを使用する際は手元で済ませたいので、一つは3.0のほうがとも思うが…。ただ、これはマイナス点ではなく後述する位置に利点を置いているようだ。

本体背面

GALLERIA QSF965HE-8
背面部分となる。意外にもここにI/Oパネルが存在している。多くのゲーミングノートは、背面に充電口があるだけでそれだけのために背面にスペースが必要となり邪魔だった。

ドスパラのゲーミングノートは邪魔になるならばと敢えて背面にI/Oパネルが設置されている。ゲーミングノートはあまり家から持ち出すことは無いため、この背面パネルは据え置き機として使用する際は何かと便利だ。LANポート、USB3.0x2、USB3.1、HDMI、充電口と、必要十分な装備だ。

左サイド

GALLERIA QSF965HE-9
左サイドだ。本来は背面パネルにあるものがこちらに存在していることが多い。しかしドスパラのゲーミングノートには何も無い。

違和感を感じるが、これは何が目的なのかがハッキリしない。ただ、左側にLANケーブルやUSBケーブルがぶら下がるよりは背面のほうが取り回しは便利だ。

性能解説

さて、ここからは性能に触れていくため、ベンチマークを用いたレビューを行う。

FF14 DirectX9版ベンチマーク

FF14 DirectX9版
FF14のDirectX9版ベンチマーク結果は7365だ。GALLERIAシリーズで言うとGALLERIA DHより少し低い程度のスコアだ。デスクトップではミドルクラスと言ったところ。

性能は言うほど高く無く、最高設定で快適に遊べるゲームは少ない。標準設定でなら快適に遊べるゲームも多いので、そこをメリットとして考えるべきだろう。

FF14(DirectX11版)ベンチマーク

FF14 DirectX11版
FF14のDirectX11版ベンチマーク結果は5614。正直このスコアはかなり厳しい部分もあるが、設定を下げればこの負荷でも耐えられる性能は持っている。DirectX11に対しては適応性は低く、あまり期待し過ぎると良くないかもしれない。

現在、デスクトップのゲーミングPCは10シリーズのグラフィックボードの登場で性能が大きく底上げされている。なのでミドルクラスという評価も今後は変化してくるかもしれないため、あくまでもこの評価は現時点でのものだ。基本的に今後登場のゲームに対応するのは難しく、既存のゲームをメインにプレイしているユーザー向けだ。

3DMARK

3DMARK
3DMARKを用いたベンチマーク結果だ。スコアはi5-6400とGTX950を搭載したモデルとほぼ同等だ。ただ、3DMARKは諸事情で旧モデルを使用したことで正しく認識されていない。

数値自体はしっかり反映されているので、GTX965Mという名前のみ認識されていないだけだ。この数値を見てもゲームでどのくらいのものか判断するのは難しい。

使用した感想

ここからは実際にゲームをプレイしてみた感想を含めての評価だ。ゲーミングノートはどうしてもFPSがプレイし辛い。このモデルではどうだろうか。

筆者の普段のプレイ環境との比較

GALLERIA QSF965HE-13
普段デスクトップPCを使用している。そしてRealForce106sというキーボードを使用し、特殊なポジショニングでゲームをしている筆者からするとゲーミングノートPCでのプレイはかなり辛い。まず、キーボードの位置がモニターの前になることとが一番辛かった。角度を付けて広く、自然な位置でタッチできるようにしているだけあって、キーボードが固定というのがもの凄く違和感を覚えた。

当初は、144hzに対応したモニターを使用しているので60hzしか出せないモニターが最大のネックだろうと考えていた。だが、60hzは特に気にならなかった。問題はまともに交戦することもままならなくなったFPSでの操作だ。これも慣れなのかもしれないが、手首と肘と肩に疲労を感じた。

キーボードに関してはタッチ感は良かったが、移動で使用するWASDはタイピングのようなタッチではなく、押し続けることになる。その時に返しの良さが仇となり、キーが重く感じるのと深い位置まで軽く押せることもあってかストッピングが少し遅れてしまうのも気になった。そもそもFPSはデバイスが非常に重要であるため、ノートパソコンでのプレイには向いていない。

対策としてはキーボードを別途接続し、台の上にノートパソコンを乗せて高さを調節。そしてノートパソコンをモニターとして使用すれば不可能ではないかもしれない。自宅でそうまでしてプレイするのであればわざわざノートパソコンを選択する意味は無いだろう。これはノートパソコンについてまわるデメリットの部分が顕著となった例であり、メリットを活かした用途もある。

むしろ、競技性の高いゲームにおいてはノートパソコンは適さない部分がある。一方で基本無料系のメインジャンルであるMMORPGのようなゲームであれば一切問題はない。出先の宿泊先でもいつもの環境を構築できるというメリットがある。そう、持ち運びが出来るということが最大の特徴だ。本来ノートパソコンはそれが最大のメリットではあるが、ゲーミングノートはその辺りが評価されづらい。

ここまででFPSに関してはあまり適正が無く、FPSをメインにプレイするのであればおすすめしないという評価だ。これまでもノートパソコンでFPSでプレイしていたというのであれば話は別だが、リフレッシュレートが少なくとも75hzに設定できないのは厳しい。

スケーリング設定

GALLERIA QSF965HE-14
NVIDIAのコントロールパネルではスケーリングなどが設定出来ない。CPUに搭載されたグラフィック機能で設定しなくてはならず、この辺りは不親切なようにも感じる。

MMORPGでのプレイ

さて、FPSでは違和感が強く、とてもじゃないがまともにプレイできなかった。では、RPGやアクションゲームはどうだろうか。性能が高く無い事もあり、標準程度の設定ではあるが多くのゲームを快適にプレイすることができた。

対人形式となると、環境に気を遣わなくてはならないが、PvEであればある程度気楽なこともあり、操作に違和感は覚えなかった。特にノンターゲッティング方式のMMORPG「黒い砂漠」や「TERA」では設定次第でカクつくこともあったが、操作は意外とスムーズに行えた。FPSに比べるとマウス操作やキーボード操作が激しくないことが要因なのだろう。そういう意味ではTPSでも安定したゲームプレイが可能だ。

あまり見かけないが、仮に一人称視点のRPGがあった場合はやはり操作性で遅れを取るだろう。ゲーミングノートのデメリットは「操作性」だ。価格が高い、コストパフォーマンスが低いなどのデメリットもあるにはあるが、携帯性が高いというメリットで打ち消すことが出来ると考えている。

一方で、この操作性はビジネス用途であればそう感じることもなく、むしろノートでなければ操作し辛いというユーザーもいることだろう。だがこれがゲーミングとなれば話は別だ。同じノートでもビジネスモデルよりもゲームに特化したデザインや構造となっているだけに、これは大きなマイナスのようにも思える。

例えば、MHFGのようなアクションゲームであってもキーボード操作ではなく、ゲームパッド操作が主流のものもある。ここで言う操作性は、あくまでもゲームプレイ時のキーボード操作である。チャットをしているときはそうでも無いが、WASDに左手の指を置き、右手でマウスを握った時に違和感を感じる。これは普段モニターやキーボード、マウスを自分の体のどこに置いているかで変わるもので、万人におすすめしないわけではない。

MMORPGではWASD移動のものが主流となっているが、マウス操作自体は見下ろし視点の移動くらいのもので激しくない。そのこともあってか、基本的に問題なく違和感無くプレイできたことを考えると操作性はFPSのみに感じるものかもしれない。普段FPSをプレイしないのであれば十分選択肢に入るのではないだろうか。価格自体はキャンペーン時で税別13万円を切っていることから、コストパフォーマンスも悪く無い。

15.6型は据え置きにもできるし、持ち運ぶにも最適なサイズだ。デュアルストレージであることも見逃せない。ノートパソコンでゲームがしたいというユーザーは一番にチェックしておきたいモデルだ。ただ、上記のような操作性に関しては少し難があり、FPSをプレイするには別途キーボードを購入したり工夫しなければ難しい一面もある。ただ、そこを差し引いてもマイナスとはならない。

デスクトップのコンパクトケースよりもコンパクトなノートパソコンであるため、デスクトップと比べると当然劣る箇所は出てくる。しかし、視点を変えてゲーミングノートのカテゴリ内だけで見ると、比較的優秀なモデルである。仮に、ゲーミングノートを購入するとしたら、間違いなくGALLERIA QSF965HEを選択するくらいには。

ゲーミングノートを選択する際は、必ずデメリットにも目を向け無くてはならない。例えば、バッテリーが2時間しか持たないが、これは大きなデメリットとなるユーザーが多いだろう。公称2時間で、用途によっては、経過年数によってはもっともっと短くなる。

しかし、基本的にバッテリーを繋ぎっぱなしで使用することを想定しているユーザーにとってはマイナスとはならない。ただ、多くのユーザーにとってマイナスであることだけは知っておかなくてはならない。優れた面しか持たないものは100%存在しない。悪いとされる点を見て、許容範囲なのであればそれは自分にとって優れた選択肢となるモデルだろう。

総評

現時点で悪い点

  • 操作性(FPSに限る)
  • バッテリーの持ち

この2つだ。

良い点は

  • ゲーミングノートにしてはコストパフォーマンスが良い
  • デュアルストレージで余裕がある
  • 携帯性がある

この3つだろうか。

これを見比べてどう感じるかは人それぞれかもしれないが、総評的には悪く無いと思う。ただ、現時点でのことを包み隠さず言ってしまえば、デスクトップには10シリーズが出たようにノートタイプにも新しいグラフィックボードを搭載したゲーミングノートが登場することだろう。

そうなると、今ある9シリーズを大きく上回ることになるので、様子を見ておきたいというのも本音だ。今すぐ購入したいというのであれば、ノートタイプだけでなくデスクトップタイプにも目を向けておくほうが良いかもしれない。何故なら、同じような価格帯で非常に優れた性能を持つGTX1060搭載モデルが販売されているからだ。

ガッツリゲームをプレイしたいなら、例えばGALLERTIA XTのような完璧に近い構成のモデルを選択するのもありだ。10シリーズ搭載のゲーミングノートを待つのも面白い。GTX965M搭載モデルを否定するわけではないが、少しでも安く少しでも性能が高いモデルを探しているならデスクトップにも目を向けたい。

ノートPCの場合は、モニターを別途用意しなくていいので気軽ではあるが、どうしても価格あたりの性能は劣ってしまう。そこも良く理解して選択してもらいたい。

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