gamedougaこの記事ではゲーム動画を撮るのに必要なパソコンのスペックについて徹底分析をしている。ゲーム動画を撮りたいけどPCスペックはどのぐらい必要なのか知りたい方や新しくパソコンの購入を考えている方向けのコンテンツだ。挑戦したもののカクカクしてプレイできないという方もぜひ参考にして欲しい。

ゲーム動画撮影完全ガイド【2020年最新】

ゲーム動画撮影のメリット

ゲームをプレイしていると、動画を撮ってみたくなるもので・・・。これは多くのゲーマーの方が直面することだろう。ゲームのプレイ動画を撮影するハードルは年々低くなっている。それはパソコンのスペック向上やプラットフォームの台頭によるものだ。今や多くのゲーマーが自分のスーパープレイや攻略動画を撮影してそれを動画共有サイトに投稿できる環境が整っている。

振り返ってみた時の感動も一枚の写真より動画の方が思い出しやすい。「昔はこうだった。」と過去の自分を眺めることで自身の成長を感じられるのは、現実でもゲームでも同じなのではないだろうか。プレイヤースキル向上に繋がるためアップロードせずとも録画しているプレイヤーは多い。

身内で楽しむためのシーンを保存し、共有することでも楽しめる。誰かに公開するだけでなく、個人の思い出として保管することも主要な用途と言えるだろう。ただし、動画をアップする際は著作権について理解しておく必要がある。不特定多数の方が閲覧できる状況を作るのはまずい。

動画を撮るのに必要なスペック

項目推奨スペック
CPUCore i5-10400F / Ryzen 5 3600以上
GPUGeForce GTX 1660以上
SSD240GB以上
パソコンの性能は年々向上している。5年以上前はハイクラス以上が必須だったことを考えると、ミドルクラスで対応できる現在は動画撮影のハードルは低い。一方で、フルHDを超える解像度に対応したゲームも増えている。高解像度のゲームを録画するには相応の性能が必要となる。

しっかりとゲーム動画の動画を撮るにはゲームを快適にプレイできる性能+αが必要だと知っておこう。特にCPU性能が重要となる。Intel第10世代、RyzenシリーズによりCPU選びは難しくない。既存のゲーミングPCに搭載されているCPUであれば問題ない。第9世代以前のCPUでは選択が重要となるケースが多かった。ゲームのプレイ動画を撮影するなら比較的性能の高いCore i7やRyzen 7シリーズを推奨する。

第7世代より古くなるとCore i5ではゲームプレイが難しいこともある。動画撮影はゲームを快適にプレイできるという前提がある。古いCPUは性能面に不安があるので注意したい。それはGPUにも言えることだ。GTX 1660を最低ラインに据えてはいるが、動画撮影のことを考えるともう少し高めの方が無難かもしれない。ゲームがカクつくと動画も当然カクつく。

動画の画質とゲームの画質を両立するなら性能に余裕は持っておきたい。ストレージ容量は240GB以上をおすすめする。OSの容量と動画の容量から、240GB以上ないと保存が難しい。ゲームはSSD、動画はHDDが適している。動画を保存するなら2TB以上、動画を投稿するなら1TB以上のHDD容量が理想である。

動画のエンコードに必要なスペック

動画のエンコードにはCPU性能が何より求められるが、CPU性能が上がってもエンコードに掛かる時間が短縮されるだけだ。多少の画質向上はあっても、時間短縮が最大のメリットだ。ビットレートなどの設定次第によっては、30分の動画をエンコードするのに数時間かかることもある。エンコードに失敗した時、エンコード後に編集ミスを見つけた時に有用だ。

第3世代のRyzen 9シリーズ、Ryzen 7シリーズは人気が高い。第10世代のCore i9シリーズ、Core i7シリーズもエンコードに求められる性能として適している。動画をさくさくエンコードするには比較的高性能なCPUが求められる。これらのCPUに合わせるには、GPUはRTX 2060 SUPER以上が搭載されやすい。本格的にゲーム動画を撮影するには、ハイクラス以上のゲーミングPCが必要と言える。

ゲーム動画を撮るのにおすすめのBTOパソコン紹介

GALLERIA XA7R-R70S(ドスパラ)

GALLERIA XA7C-R70S (2)価格:139,980円
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:650W BRONZE
公式詳細

ゲームプレイと動画の編集・エンコードとバランスよく扱えるゲーミングPCだ。総合的な性能の高さ、価格の安さから非常に人気が高い。ゲーミングPCであっても、ゲーマー以外にも受け入れられている。Ryzen 7 3700Xの性能はクリエイターやストリーマーに適している。動画投稿は性質上クリエイターに近い。この価格帯では最も優れたモデルと言える。動画を保存するにはNVMe対応SSD 512GBだけでは物足りない。HDDをカスタマイズで増設するか、外付けのHDDで対応することになる。どちらにしても、価格が抑えられているので選びやすいことに変わりはない。

raytrek Spec.F(ドスパラ)

raytrek ZFtop価格:109,980円
CPU:Core i7-10700
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:650W BRONZE
公式詳細

価格を抑えたコストパフォーマンス重視のクリエイター向けPCだ。呼び方が異なるだけで構成的にはゲーミングPCと全く同じである。キャンペーンモデル扱いなのか価格が非常に安い。Core i7-10700とGTX 1660 SUPERの組み合わせはゲーマーに最も人気の組み合わせの一つだ。標準設定でのゲームプレイとエンコードの快適性を両立している。選びやすい価格と性能から、動画投稿者向けのエントリークラスとも言える。このクラスの性能があれば、性能不足で困ることはないだろう。ただし、最高設定のゲーム動画を撮影するのには適していない。ゲーム内のグラフィック品質はあまり気にしないユーザー向けと言える。

LEVEL-M0B4-R93X-RWS(パソコン工房)

LEVEL-M049-iX7-RWS価格:162,980円
CPU:Ryzen 9 3900X
GPU:GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ:DDR4 16GB
SSD:480GB
HDD:非搭載
電源:700W BRONZE
公式

CPU性能が特徴的なハイクラスのゲーミングPCとなっている。総合的な性能が高く、ゲーミングPCというよりはクリエイター向けに近い。Ryzen 9 3900Xはゲーム性能はあまり高くない。動画の編集やエンコード、配信には非常に適した性能だ。Core i9-10900Kを超えるCPU処理速度が自慢だ。動画のエンコードの時間短縮に最も適している。その性能はゲーム以外の用途でパフォーマンスを発揮する。動画投稿や配信以外にも、CPU負荷の高い作業全般に快適になる。専門的なアプリケーションにも性能を活かせる。ゲームを除けば完璧に近いほど突き抜けたCPU性能が魅力だ。

動画撮影ソフトを使おう

ShadowPlayなど人気ソフトがある

DirectX/OpeGLに対応した動画ソフトで有名なところでは「ShadowPlay」・「bandicam」・「アマレココ」・「Dxtory」・「ロイロゲームレコーダー」などが挙げられる。その他にもキャプチャーボードでの撮影ももちろんあるが、ソフトで解決する人のほうが多いのではないかと思う。撮影時はグラフィックボードの性能よりもCPUの性能が重視されるというのは前述したとおりだ。

NVIDIA製のGPUを使っているならShadowPlayが一番おすすめだ。ShadowPlayは動画の撮影よりも、遡っての録画に適している。動画の投稿を前提とした録画ならロイロゲームレコーダーは無難な選択になる。動画の撮りやすさではbandicamが頭一つ抜けている。軽さで言えばDxtoryだろうか。アマレココは広告を無料で消せるのがメリットだが、フルスクリーンのゲームには不向きだ。

動画撮影を開始した途端明らかに重くなるというのはスペック不足が原因の可能性が高い。動画撮影ソフトは優れたものがたくさんあるのであなた自身に合うものを選択すればよい。おすすめはShadowPlayだ。NVIDIA製のグラフィックボードを使用しているユーザーが無料で使用できる高性能ソフトウェアとなる。動画撮影であなたのゲームライフが豊かになれば幸いだ。

容量と画質についての理解

容量と画質の関係について最後にまとめておく。容量が大きいほど画質が良いというわけではないのは知っておこう。エンコードする際にどれほど圧縮するかで大きく変わる。10GBの動画を500MBにするのと、1GBの動画を500MBにするのとでは画質の劣化に違いがでるのはわかりやすいと思う。この場合は後者の方が劣化はしにくい。

このように、なるべく動画容量は小さいほうがエンコード時に劣化せず動画サイトに投稿しやすくなる。動画は撮影時には60FPSでも、投稿時には30FPSに変換されることが多い。容量が小さくなることと、動画サイトによっては強制的に30FPSになるからだ。投稿する予定のサイトに合わせて選択したい。

おすすめの動画撮影ソフト【2020年版】

ゲームを撮影しようとしたときまずはソフト選びから始まる。動画ソフトについては、NVIDIAのグラフィックボードを使用しているのであれば、無料かつ負荷をかけないということでShadowPlayを推奨したい。念のためそれ以外のソフトについても紹介しているので参考にして欲しい。

ShadowPlay

shadowplay
ShadowPlay(シャドウプレイ)は、NVIDIA製のグラフィックボード(GTX600番台以上)を搭載しているユーザーが使用できるソフトだ。GeForceExperienceの機能の一つで、最大20分遡って動画にすることができるのが最大の特徴だ。また、負荷をほとんど与えないので性能が控えめでも扱いやすい。

一方で、それら以外は平凡である。使い勝手もよいとは言いにくい。動画を投稿する前提での録画よりも、録画していない時に出たスーパープレイなどを動画にする場合に適している。慣れると動画から配信までこれ一つで完結する。様々なソフトを使い分けるのが面倒なら悪くない。当サイトで、Shadowplayの使い方について画像付きで解説してるので、使う予定の方はぜひ参考にして欲しい。

公式サイト:http://www.nvidia.co.jp/

bandicam

badicam
bandicam(バンディカム)は、動画撮影の有名なツールだ。知っているユーザーも多いと思う。無料で使用すると動画の中央上部に邪魔な広告が入る上に時間制限があるのでおすすめはできない。有料版であれば広告も制限もないので快適に使用することが可能だ。

使用に関しては動画ソフトの中で最も取り扱いが簡単で便利なのが魅力だと言える。独自のエンコードが行われ、動画自体の容量もかなり少ない。登場したときはその小さな容量が最大の特徴だった。今はストレージの価格も下がって小さな容量というのはかつてほどの強みとは言えない。複雑な機能を持たず、シンプルでありながら高画質、高圧縮の動画を求めるならbandicamはおすすめだ。

公式サイト:https://www.bandicam.com/

Dxtory

dxtorytop
Dxtoryは、デスクトップなどを範囲指定しての撮影は出来ないが細かな設定が可能なアプリだ。動作が軽く、マイク入力とゲーム音などを別々にすることが出来るので編集がしやすい。10年ほど前は人気のキャプチャーソフトだった。その後、様々なキャプチャーソフトが登場したことで、大きなメリットは失った。

現在は、その動作の安定感と軽さから人気が再燃しつつある。豊富な機能と設定で画質を好みに調整できる。ただ、細かすぎて分かりにくい箇所が多く、あまり初心者向けというわけではない。シンプルさをから程遠く、細かな設定を求めていないなら避けた方がいい。また、無料版は大きく広告が表示されてしまうので、それも合わせておすすめ度は低い。

公式サイト:http://exkode.com/

ロイロゲームレコーダー

liolitop
ロイロゲームレコーダーは、無料で使用できて広告なども入らない優れたキャプチャーソフト。無料とは思えないほど画質もよく、負荷の軽いことから今最も使用者の多いキャプチャーソフトの一つだ。ただ、設定は少し大雑把である。高画質を追求したり、自分好みの設定を探すということには適していない。そのため、ロイロゲームレコーダーのみを使うユーザーは多くない。

何かと併用するには便利でも、単独での使用は場面が限定されそうだ。とりあえず動画を撮影したい場合に適している。キャプチャーソフトがどういったものなのかを体験するには十分過ぎる。まずはロイロゲームレコーダーから入り、そこで不足しているものを補えるソフトを購入するという流れが一般的と言える。もちろん、納得すればこれだけで完結しても問題はない。初心者から長く使える完成度の高いシンプルなキャプチャーソフトだ。

公式サイト:http://loilo.tv/

アマレココ

amarectvtop
アマレココは、無料で使用すると広告が出る。(条件付きながら無料で広告非表示可能)使いやすさ、軽さなどのバランスに優れている。あくまでもデスクトップキャプチャーなので、フルスクリーンのゲーム撮影は適していない。

ウィンドウモードのゲームやブラウザゲームのキャプチャーに適している。ただ、アマレココの機能は他のキャプチャーソフトで代用できる。有料版を購入するほどのメリットはない。最終更新3年以上前というのはマイナス要素だ。かつてはこういったソフトが使用されていた程度に見ておきたい。

公式サイト:http://www.amarectv.com/

当記事のまとめ

ゲーム動画を撮影するためには、ゲームを快適にプレイできるだけの性能が必要だ。キャプチャーソフトは負荷の少ないものが主流になりつつあるので、特別な性能は求められにくい。ただし、その動画を編集したり、エンコードしたりする場合はCPU性能の高さが重要となる。現行のミドルクラス程度の性能があれば特に困ることはないはずだ。

目安としてCore i7以上、Ryzen 7以上のCPUとGTX 1660以上のGPUは最低限見ておきたい。動画は投稿するだけが全てではない。ブログに貼り付けたり、自分のスーパープレイを保存したりと用途は様々だ。配信にしても、動画投稿にしてもハードルは下がっている。今や誰でも簡単に撮影できる時代だ。

ゲームの楽しみ方の一つとして見るくらいでちょうどよい。動画を撮影するだけならゲーミングPC選びに影響を与えるほどではなくなった。動画を投稿する、編集するという工程があるなら、少しだけ性能に余裕を持たせておきたい。

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