overwatch2top出典:https://overwatch.blizzard.com/ja-jp/

当ページでは、オーバーウォッチ 2におすすめのゲーミングPC&必要スペックを検証している。カジュアルで誰にでも遊びやすいFPSということで非常に人気がある。ページの下部で「オーバーウォッチ2でおすすめのゲーミングPC」を紹介している。

オーバーウォッチ2の動作&推奨環境まとめ

必要動作環境推奨環境徹底解剖推奨環境
OSWindows 10 64-bitWindows 10 64-bitWindows 10 64-bit
CPUIntel Core i3または
AMD Phenom X3 8650
Intel Core i7または
AMD Ryzen 5
Core i5-13400F以上
GPUNVIDIA GeForce GTX600シリーズ
AMDRadeon HD7000シリーズ
NVIDIA GeForce GTX 1060 /
GeForce GTX 1650 または
AMD R9 380/AMD RX 6400
NVIDIA GeForce
GTX 1660 SUPER以上
メモリ6GB8GB16GB以上
解像度1024 x 768以上の画面解像度1024 x 768以上の画面解像度1920 x 1080
空き容量50GB50GB50GB

オーバーウォッチ2に限らず基本的にはアップデートで負荷が高くなっても対応できる性能を持っていることが好ましい。オンラインゲームはアップデートを負荷を増大させるタイプのゲームがある。オーバーウォッチ2も例に漏れずその傾向があり、マップやゲームルールの追加が行われると負荷が高くなるかもしれない。

前作のオーバーウォッチは6人対6人の12人だったが、今作から5人対5人に変更された。負荷という点では前作よりも軽い傾向にあるもののグラフィックの品質向上・エフェクトの追加などで前作よりも要求スペックは高くなっている。もしも、新しいマップで今よりも多い人数でプレイできるようになれば、当然それだけ負荷が大きくなる。

オーバーウォッチ2のコンセプト的に、あまり考えられないことではある。しかし、前作と同じクラシックルールのようなものが採用される可能性は低くてもゼロではない。現時点の公式推奨環境のギリギリを狙うよりも、少し余裕を持った当サイト基準の方がいい。特にプレイヤーの増加はGPUよりもCPUの負荷が高くなる傾向にある。

Core i3-13100とGTX 1650ではなく、Core i5-13400とGTX 1660 SUPERの方がストレスにならず、快適にプレイし続けられる。このくらいの性能があれば、どんなアップデートが来ても対応できるはずだ。大型アップデートであっても、突然ワンラクンクもツーランクもアップすることはない。ただ、常時60fpsであったなら、常時55fps程度に落ちる可能性はある。そういったアップデートや将来的なことに備えた性能があっても困らないはずだ。

オーバーウォッチ2推奨環境についての考察

CPUの選び方

オーバーウォッチ2は、要求スペックがライトなことでCPU性能が軽視されがちだ。もちろんGPU性能は重要でそこを軽視するユーザーは少ないはずだ。ポップでカジュアルなグラフィックを採用していて作り込まれているというわけではない。その点で負荷は高くないことはわかるが、FPSというゲームの特性上フレームレートの安定が求められるゲームだ。

フレームレートはGPUの影響を大きく受けると同時に、CPUの処理性能にも依存している部分がある。いかに優れたGPUを搭載していても、CPU性能が乏しければパフォーマンスを発揮できない。場面によっては著しく不安定になることもある。公式の必要環境は非常に曖昧な表記で、必要動作環境はCore i3、推奨動作環境はCore i7となっている。

どの世代なのかの指定がなく、中古パソコンを選択したり、中古パーツを用いた自作をしたりすると快適な環境を築きにくくなる可能性がある。例えば、現行のCore i3-13100は4世代前のCore i7-9700よりも性能が高い。コア数やスレッド数を指しているのかもしれないが、世代によって変わる部分なので明確な基準が分かりにくい。

本来ゲームの推奨モデルはGPUを重視したモデル選びが重要になる。しかし、オーバーウォッチ2はGPUの指定は明確にされていても、CPUの指定が大雑把だ。だからこそ、CPU性能を重視したモデル選びをおすすめしたい。当サイトではCore i5-13400F以上のCPUを推奨している。Core i5-13400Fの性能は2世代前のCore i7-11700よりも高く、コア数もスレッド数にも優れている。

万全な性能とまでは行かなくても、高リフレッシュレートを目指すには十分なものがある。理想を言えばCPU性能はGPU性能に合わせるくらいがいい。Core i5-13400FであればGTX 1650~RTX 3060 Tiくらいまでと合わせられる。まずはCore i5-13400Fを基準にしたモデルからチェックしたい。

グラフィックボードの選び方

どんなゲームもGPUの影響を最も大きく受けている。CPUだけ優れていても、GPU性能が乏しければ快適な動作というのは難しい。オーバーウォッチ2は必要環境はGTX 600シリーズ、推奨環境はGTX 1650となっている。CPUと異なり、しっかりと現行のGPUが指定されているところからも、GPUの影響を大きく受けるというのが分かる。

注意したいのは、どんなゲームも指定がなければ推奨環境はフルHDで60fpsが出せる性能を示している。オーバーウォッチはカジュアルなゲームであっても、対人系のゲームとなるのでリフレッシュレートは重要だ。60Hz環境であればGTX 1650でも十分と言えるラインではあるが、常時60fpsで安定を狙えるわけではない。

負荷を感じる場面であっても60fps以上で安定させるにはGTX 1660 SUPERくらいの性能は必要だ。これが144HzならRTX 3060、240HzならRTX 3070までの性能は見ておきたい。あまり実用的ではないが、4K解像度で60fpsはRTX 3060でも目指せる。4Kの負荷は大きいものの、対応自体はそれほど難しいものではない。

今からオーバーウォッチ2を快適にプレイ出来るモデルを選択するなら、当サイト基準の推奨環境を最低限満たしておく方がいい。先々144Hz環境になる可能性があるなら、RTX 3060を選んでおくことで無駄がなくなる。目の前の性能ではなく、少し先を見た性能から選ぶことをおすすめする。

オーバーウォッチ2の概要&特徴

overwatch2

対人系FPSとしてはカジュアルなゲームルール

多くの対人系FPSのようなフィールドで撃ち合い、爆弾の設置に対する攻防のような爆破ルールは採用されていない。「コントロール・ルール」ではいわゆる占領戦のような形となり、目標地点を制圧することが目標となっている。「エスコート・ルール」では攻撃側が線路上にある戦車を護衛し、防衛側の拠点にまで運ぶことができれば勝利となる。

「プッシュ・ルール」はマップ上にあるロボットを誘導し、バリケードを押しして相手の拠点にまで押し込むことができれば勝利となる。基本的にはこの3つのルールがあり、ハイブリッドルールやアーケードで採用される特殊なルールが存在している。単純な撃ち合いよりも駆け引きが重要なゲーム性で、キャラクターが持つ個性的なスキルをいかに上手く使用するかがカギになっている。

タイミングによっては戦況を一変させることも可能で、他者との組み合わせで圧倒的な強さで前線を押し上げられるようなものまである。ゲームルールやゲーム性はTeam Fortress 2に非常に近いが、オーバーウォッチ2はTeam Fortress 2ほどワチャワチャすることはない。そういう意味ではやや正統派よりもFPSと言える。

Team Fortress 2は非常に古くからあるゲームで、今なお高い人気と評価を得ている。そのため、Team Fortress 2をプレイしたことがあれば、オーバーウォッチ2は遊びやすいはずだ。より競技性を高めたTeam Fortress 2といった感覚を味わえる。細かく見れば全く別のゲームだが、ゲームの進行はよく似ているので最新のゲームが苦手でも遊びやすい。

連携が非常に重要なゲーム性

コミカルでかわいらしい雰囲気とは裏腹に、意外と激しく戦術的なゲームと言える。ユーザー同士の連携が重要だ。それだけに、慣れてくる頃には相手も強くなってくるので、初心者の頃に通用したゴリ押しが効かなくなっていく。味方との連携が他のFPSよりも重く、単騎で突破することは難しい。オーバーウォッチ2はロールと呼ばれる役割が固定されている。

タンク1・ダメージ2・サポート2の5人編成で固定されていて、前作の6人体制からタンクが1人削られている。タンクは防御力や体力に優れていて、戦線を維持したりこじ開けたりとチームの柱となる役割だ。ダメージはチームの火力となり、敵を排除していくことが役目となる。サポートはタンクとダメージを含むチームにバフをかけたり、ヒーラーとして体力を回復させたりすることがメインになる。

ヒーラーがいなければタンクは役目を全うすることが難しく、ダメージがいなければ前に進むことが困難になり、タンクがいなければ戦線を維持することができなくなる。それぞれに役割があるからこそ、協力が必須となる。チームを分断、ばらばらにさせる、役割を邪魔することで協力しにくい状況を生む。この基本とも呼べる戦略をいかにして実行するかだ。自分のやることが明確なだけに、初心者でもわかりやすく遊べるゲーム性だ。

一方で、やることが明確であるからこそ責任が生まれてしまいやすい。VALORANTのようなFPSと比べるとスキルの使い方は広い訳では無く、装備を選択するわけでもないので操作難易度は高くない。その一方でクセのあるキャラクターは多く、チームのキャラクターとの相性もある。シンプルに見えて奥深さがある。だからこそオーバーウォッチ2は人気のゲームになっているのだろう。

オーバーウォッチ2向けおすすめのゲーミングPC

Magnate MV 第13世代Core搭載(ドスパラ)

Lightning価格:134,979円(税込)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0

公式サイトLightning AH5詳細
管理人コメント

GTX 1660 SUPER搭載モデルが減少傾向にあるため、RTX 3060搭載モデルを推奨モデルにピックアップ。144Hz環境に対応可能で、本格的にオーバーウォッチ2をプレイするならおすすめだ。オーバーウォッチ2以外にも対応しやすい性能で、エントリークラスとしてもおすすめしやすいモデルだ。ゲーミングPCではなく一般向けモデルなので見た目はよくない。それでも発揮できるパフォーマンスはミドルクラスとして十分なものがある。価格的に選びやすく、初心者から上級者まで幅広いゲーマーに選ばれる性能だ。

LEVEL-M76M-134-SAX(パソコン工房)

LEVEL-M77M-137-ULX価格:147,800円(税込)
CPU:Core i5-13400
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0

公式サイト詳細
管理人コメント

200fps以上で安定させるならLEVEL-M76M-134-SAXがおすすめだ。非常に高いGPU性能で、安定感に優れている。オーバーウォッチ2では240fpsの安定は少し難しい。設定を下げれば230fps程度で安定するので、240Hz環境に適したモデルと言える。コストパフォーマンスが高く、全てのゲーミングPCの中でもトップクラスの評価を得ている。予算を抑えつつ、性能も重視したい方には選んでほしいモデルである。

raytrek 4CXF(ドスパラ)

raytrek 4CXF価格:239,980円(税込)
CPU:Core i7-13700F
GPU:GeForce RTX 3070
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:7.6

公式サイト詳細
管理人コメント

オーバーウォッチ2で240fps以上での安定を目指すならraytrek 4CXFがおすすめだ。Core i7-13700FとRTX 3070の組み合わせは4K解像度にも対応できる。WQHD解像度であれば144Hzにはぎりぎり対応できる。様々な環境でオーバーウォッチ2を楽しむなら選択しておきたいモデルだ。オーバーウォッチ2以外のゲームへの対応力も非常に高く、最新のゲームも快適にプレイできる。幅広くゲームをプレイするのも、オーバーウォッチ2に全力を出すにも適したモデルである。

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