NVIDIAがGTX950のリリースを発表!期待のグラフィックボード価格・スペック情報解説!

gtx950

2015年8月20日22時にGTX950の情報が発表された。最新の50番台ということで、ライト層からの期待が寄せられたが性能はどうなのだろうか。ここではGTX950の価格及びスペックについて解説をしていく。

GTX950の目指す性能のライン

現行モデル旧型モデル補足
GTX980GTX780Ti上位互換
GTX970GTX770、GTX780上位互換・換装品
GTX960GTX760上位互換
GTX950GTX750、GTX750Ti上位互換(予想)
GTX980はGTX780Tiの上位互換、GTX970はGTX770やGTX780の上位・換装品として登場し、GTX960もGTX760の上位互換的なポジションについた。GTX950が登場となると、GTX750やGTX750Tiの上位互換となるのが正当なルートだと思う。しかし、「60番」を超えることはなくミドル~ローエンドとなる「50番」は果たしてどこまで性能を上げるのか。

GTX750の登場はロースペックのユーザーには革命的な性能を持った破格のグラフィクボードだった。GTX660に大きく迫る性能はもはやミドルスペックと呼んでも過言ではない。しかし、GTX960はGTX760の上位互換であるには変わりなくとも「同等以上」という言葉がしっくりきてしまう性能だ。

GTX950が登場するとなると、微妙なポジションについてしまいそうだ。恐らく、GTX750Tiと「同等以上」の性能でほとんどリネームモデルとなるのが現状の予想だ。勝負どころは「低価格」であると考えている。

GTX950で新しい50番台の立ち位置を切り開く!

GTX750Tiを超える性能を持つ

これまでの50番台は性能を抑えることで省電力化され、ローモデルやローエンドモデルに属するグラフィックボードだった。一方、最新のGTX950はこれまでの省電力から性能に重きを置くスタイルに変化した。GTX960と同じMaxwell-GM206を採用し、廉価版GTX960という位置づけになっただろうか。スペックは当然GTX960より低く、SMMなどが2基削られている。

それでも、GTX750Ti750と違い、グラフィックボード本体も大きめになっている。ミドル帯などのフルサイズと比べればコンパクトな部類になる。

その中でも異質な存在感を放っている。従来の50番と比較すると性能は確実に高くなっている。しかし、消費電力などがミドル帯のグラフィックボードと同等になっている。とはいえ、6ピンが必要になっただけでそこまで気になる数値でもないのでデメリットとは呼べない。

比較対象はまさかのGTX960

当初は性能的にGTX750Tiと同等くらいと予想していたが、総合的に見るとGTX750Tiよりも大きくリードしている結果となった。OCモデルのGTX950でもGTX960にはやはり勝る場面はないだろう。ただ、過去の50番と比較するとフルHDなど負荷の高い場面で性能を発揮している。

つまり、GTX950は従来の50番の完全上位互換に位置することになるため「ミドルスペック」の仲間入りを果たしたと言っても過言ではないだろう。そうなると、GTX960しか敵がいなくなるので比較対象はまさかのGTX960になる。

熾烈な争いにはならない

さて、本題に入ろう。GTX950は非常に優れたグラフィックボードでこれまでの常識を覆したと言ってもいいかもしれない。上位モデルが比較対象になるのだからそれだけで十分優秀なことが分かって貰えると思う。しかしそれは価格を考慮しなければの話である。

定価での場合となるがGTX960は北米で$199、GTX950は$159と予想されている。8月21日現在では$1約123円。予想の範囲では大きな差があるかもしれないが、ご祝儀価格とはいえ今現在のGTX950の最安値はGTX960の最安値より1000円低い程度に留まっている。

GTX960より性能が確実に劣るグラフィックボードが1000円安いだけで誰が必要とするのか。当然価格は落ち着いてくるだろう。50番台に求められる価格は1万円台だと思っている。

GTX950Tiの可能性

性能を見るまではGTX950Tiこそが本命と考えていた。しかし、GTX950が発売されて、GTX950Tiが付け入る隙がないように思えてくる。GTX950Tiがもしも発表されるならば価格は1万5000円を下回ってもらわなければ微妙な立ち位置になる。

いや、そもそもGTX950Tiが発表されるとなるとGTX950とGTX960の中間ではそれこそ無意味な中間点を作ってしまうことになりそうだ。性能的に順当に見るとGTX950TiはGTX960と同等以上の性能に、つまりGTX960の換装品になってしまうのではないか。

仮にGTX960よりも性能が低い結果になってしまうと価格がGTX960より高く、性能は低いものになるのは目に見えてしまっている。GTX950Tiが発表されるとき、下位モデルに大きな変化が訪れることになるかもしれない。

GTX950Tiが60番を超えたとすると、次のシリーズでは60番がミドルエンド~ハイモデルに底上げされることになる。飽きない演出になるが、価格の推移に関しては不安は過ぎる。

GTX950に対する当サイトとしての結論

現時点では価格が高すぎてGTX960を選択するほうが賢明だと思う。仮に価格が落ち着いたとしてもGTX960の最安値は約22,000円ということを考えると18,000円よりも下回らなければコストパフォーマンスは良いとは言えない。

省電力性に関しても大差がなく、良くも悪くもGTX960に近づきすぎたのではないかと思う。GTX750Tiが13,000円~存在していることを考えると、15,000円~17,000円ほどになってこそ真価を発揮するのではないか。

グラフィックボードは登場したての時、ご祝儀価格と言われ少し値段が高くなる。GTX960も登場時はそこまでだったが、価格が安定したことで評価に値するグラフィックボードとなったように、GTX950もそうなるかもしれない。

結論としては、今すぐ選択するならGTX960を選ぶほうが賢明であり、数ヵ月後に価格が落ちついた時ならばGTX950も十分可能性はある。買い替え対象はGTX750Ti、GTX750、GTX650、GTX570番以下と考えて間違いないだろう。

これまでローモデルやローエンドに属していたグラフィックボードからの買い替えが対象で、50番の常識を打ち破っている。ただ、前述のように今は買い時ではないというのが私の考えだ。参考にしていただけると嬉しい。

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