shootinggame
当カテゴリーでは、オンラインゲームをプレイする上で知っておくと役に立つコンテンツを紹介している。これからパソコンでオンラインゲームを楽しみたいと考えている方からすでにある程度経験がある方も参考になるのではないかと思う。まずはゲームのプラットフォームであるSteamについて解説していく。

Steam(スチーム)の台頭

steamtop画像引用元:https://store.steampowered.com/

オンラインゲームを語る上でSteamの存在なくしては何も始まらない。オンラインゲームはSteamが全てと言っても過言ではない。このゲームのプラットフォームはゲーマーだけではなくゲームの開発者にとってもメリットがある。ゲーマーは一つのアプリケーション上で様々なタイトルの一元管理が行える。

ゲーム開発者はユーザー数の多いSteamというプラットフォームを活用してユーザーを増やすことができる。インディーズゲームが一気に有名になることも起こり得る。BTOメーカーが販売するゲーミングPCの中にはこのSteamがプリインストールされているモデルもある。国内でも知名度が上がっていることは間違いない。

2023年1月7日にSteamの同時接続数(ゲームプレイ中)が1,000万人を突破した。同時オンラインユーザー数は3,200万人オーバーと驚異的な数値を叩き出している。世界最高のゲーミングプラットフォームと言えるだろう。

Steam(スチーム)をより楽しむ方法

Discordの活用

discord
ボイスチャットツールであるDiscordは多くのゲーマーのとって身近な存在だ。特にFPSゲームをプレイしているなら必須と言えるだろう。このDiscordはTeamSpeakやSkypeのユーザーを奪っている。2019年時点での登録者数は2.5億人を超えた。(TECHSPOT, 2019)

競合のTeamSpeakやSkypeよりも機能面が優れていることからゲーマーの心を掴んだ。無料で使えるというのもポイントだ。Steamのおかげで世界中のプレイヤーとフレンドになることができるようになった。コミュニケーションを取る上でボイスチャットツールは欠かせないものだ。

FPS用の英語学習

globalization
Steamでゲームをプレイするならある程度英語を使える方がゲームを楽しむことができるだろう。少し専門的な英語も必要だ。FPSで使える英語については目を通しておいてもよいと思う。英語が苦手な方向けに主にFPSで使われる英語のセリフ・会話・スラングなどを紹介している。

Steamの恩恵もあってゲームのグローバル化が進んでいるのはすでに述べた通りだ。オンライン上にはアジア・ヨーロッパ・アメリカ・アフリカなど世界中のプレイヤーが存在していて、グローバル化=英語の標準化ということになると考えている。SteamやBlizzardなどの海外ゲームでは日本語は通じないことが多くチャットでも日本語打てない。最低限の意思を伝えられないと味方との連携も取れず足を引っ張ることにもなりかねない。

ゲームをプレイしていてわからない単語やフレーズが出てきたら辞書代わりに使って欲しい。BRB(Be Right Backすぐに戻る)など省略文字あるいはスラングを使用することも多い。英語を学ぶというのではなく、そのような省略後を含めて必要な言葉を覚えておく程度でもいい。難しく考えず暗記から初めてもよいのだ。

3D酔い対策

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ゲームをプレイしていて気持ち悪く感じてしまう方は3D酔い対策を参考にして欲しい。ゲームをプレイしていてあくびが出たり、吐き気を催したりしたらそれは3D酔いの可能性がある。車酔いのような症状が出たら注意が必要だ。何をしても改善しない場合は医師の診断を受けよう。

人気タイトル(FPS)の把握

csgo画像引用元:https://www.pcgamer.com/

色々なゲームをプレイしてみたいと考えているなら当サイトが作成した「今が旬のおすすめFPSランキング」を参考にして欲しい。人気のコンテンツの一つで多くのユーザーに閲覧されている。Counter-Strike: Global Offensive・Escape from Tarkov・Apex LegendsなどSteamなら色々なゲームをプレイすることも簡単だ。

オンラインゲームの課題

オンラインゲームにおけるチート

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オンラインゲームではチートと呼ばれる不正行為がつきものだ。一度ぐらいこの言葉を聞いたことがある方も多いだろう。不正な手段によってゲームを有利に進めようとするユーザーが一定数存在する。運営側もチート対策を行っているが、チート開発者も随時改良をしてイタチごっこになってしまっているのが現状だ。

最近はチートに対するペナルティが重くチートを使うメリットが小さくなっている。。垢バンのリスクを負ってまでチートをしないということだ。特にSteamではチート対策を強化していてチーター(チートをするユーザーのこと)の数はかなり減ってきた。実際にチートツールを使用した人が逮捕された事例(ASCII.jp, 2015)もある。チートは不正競争防止法違反となり犯罪行為なのだ。絶対に手を出してはいけない。

スマーフとブースティング

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スマーフとブースティングについて理解しておくことも有益だろう。スマーフとは、「高レートのプレイヤーが低レートのサブアカウントなどを使い実力が下のユーザーを蹂躙すること」だ。ブースティングとは「高レートのユーザーが低レートのユーザーに協力してレートを上げるのを手伝うこと」である。ブースティングはMMORPGで言うところのトレインに近い。初心者にとってはゲームを楽しめなくなる要因の一つと言えるかもしれない。

知っておきたいオンラインゲームの用語

ベンチマークとは

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ベンチマークとは、パソコンの持つ性能をスコア化することだ。環境を揃えることで客観的なパフォーマンスを計測できる。CPUならCinebench R23、GPUは3D MARK・ファイナルファンタジーXIVが有名だ。色々なサイトで公開されているのでご自身の性能の立ち位置を把握できる。

フレームレートとは

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フレームレートとは、1秒間に何枚のフレーム(画像)を出力できるのかを表す数値のことだ。ゲームプレイにおいてはこのフレームレートが重要で極端に数値が低くなってしまうとカクついてしまいまともにゲームがプレイできなくなる。基準は60fpsだ。これ以下になると不安定になってしまう。

最近は高フレームレートでのゲームプレイも一般的になってきた。CPUやグラフィックボードの性能が高くなったからだ。それに対応して360Hzなど高リフレッシュレートに対応したゲーミングモニターもリリースされている。ライバルと有利に戦う上でもフレームレートの概念を理解しておくことは有益だ。

今後のオンラインゲーム(MMORPG)の展開と予想

スマホの台頭やマンネリ化もあってMMORPGの現状はやや厳しい状況にある。ポイントとなるのはスマホタイトルとの棲み分けだろう。パズドラやモンストなどのスマホゲームは強力だ。パソコンゲームではできる限り要求スペックの低いタイトルが待望されているはずだ。要求スペックが高いとユーザーがプレイしにくくプレイ人口が減ってしまうことになる。時代の流れ的にはキレイなグラフィックスを持つタイトルが増えている。

第3世代MMORPGへの移行が完了した

もうずいぶん前にMMORPGは第三世代への移行が完了した。高いレベルのグラフィックに独創的なシステムを用いることで、ありきたりなオンラインMMORPGという枠から離れだした。その代表作としては「イカロスオンライン」や「黒い砂漠」などが挙げられる。

ユーザーに求められるパソコンのスペックは、必然的に高くなっていきゲーミングPCの必要性も非常に高くなっている。これらのタイトルがリリースされてからは停滞していてMMORPG人気も低下気味だ。出尽くしたというわけではなく、プレイ人口が減少したことが原因だ。スマホゲーム全盛期の今、ジャンル的にも厳しい現状がある。

ブラウザゲームに注目が集まる

MMORPG一定数のプレイヤーはもちろん現存しているが、プレイ環境に差異が起きにくいブラウザゲームが多く登場してユーザーが流れているように思う。FLASH時代からHTML5時代に移行しつつあり、グラフィックやボリュームも以前のものとは大きく異なる。クライアント版のMMORPGよりも手軽にそして快適にプレイできるというのは魅力なのだろう。

何より、ゲームのプラットフォームはスマートフォンに取って代わった。一人一台持つのが当たり前な時代なので必然だろう。特に若年層にとってゲームはパソコンやコンシューマーゲーム機だけでなく、スマートフォンで行うものだと考えているはずだ。気軽に遊べるゲームは、スマートフォンのアプリ一強と言ってもいいほどだ。

ブラウザゲームは、ブラウザ環境さえ整っていれば場所や時間を選ばずプレイできる。パソコン・PS4・そしてスマートフォンでもプレイできる。課金ガチャで何百万円もつぎ込んでニュースになったり、子供が親のカードを勝手に使ってニュースになったり…。一つの社会現象となってしまったが、その背景にはスマートフォンの普及が挙げられる。

筆者が初めて携帯電話を持ったのは中学3年の時で、その頃はほとんどの人が携帯電話を持っていなかった。それが今では小学生ですら当たり前に所有していて、アニメキャラクターよりもアプリのキャラクターのほうが認知度が高いというものもある。それだけ身近なアイテムで無料でプレイできるゲームがあれば、最も手軽に始められるオンラインゲームはアプリやブラウザゲームだろう。このような時代においてはMMORPGが生き残るのは至難の業だ。

スマホ時代の今、MMORPGへの期待は大きい

HTML5のゲームは、今後スマホアプリとの差をもっと大きくしていくだろう。そして、時代が終わりかけている基本無料のMMORPGの新作にはそれだけ注目が集まる。だが、魅力的なコンテンツを有するブラウザゲームやアプリの前に、期待値やハードルは非常に高くなっている。手軽に始められる要素を求めていくのか、PCでしか楽しめない世界を突き詰めていくのか…。

どちらにしても、比較的低スペックでもプレイできるような、画期的な最適化が必要となるのではないだろうか。毎年新しいグラフィックボードが登場するが、それがこの世界を変えるだけの力があるかというとそうでもない。価格に対しての性能は素晴らしいものがあっても、ゲーミングPCの相対的な価格は変わらない。

ミドルクラスは上と下に製品がある以上、どれだけパワーアップしてもミドルクラスのままだ。現状のGTX 1650搭載モデルと同等の製品が、例えば5万円台に突入するようになればPCゲームの人気は高くなる。スマートフォンの普及はめざましく、PCが一家に一台あるいは一人一台と言われていたが、それを圧倒的な速度で塗り替えた。

コンテンツボリュームややりこみ要素を考えれば、ゲームとしては全くの別物ではある。がっつりゲームプレイをするヘビーユーザーであっても、ライトなゲームをプレイしないというわけではない。現在のグラフィックボードやCPUなどのパーツ進化を見ると、今後2~3年は厳しい時代が続きそうだ。

PUBGの登場はPCゲームの寿命を伸ばした

PUBGのようなアクション要素の高いゲームでは、スマートフォンで再現できてもPCのような快適な操作が難しい。その他フォートナイトなどはコンシューマ機からパソコンに移行するユーザーが多い。個人差はあれど、よりリアルな世界を構築できるPCゲームの強みが活きたゲームだ。PCゲームの寿命を大きく伸ばしたゲームである。

そういう類のゲームをMMORPGで登場させるには一体どれほど時間がかかるのだろう。案外、ぽっと登場したゲームがそういうポジションをかっさらって行くかもしれない。システム上難しいとされる、有料ブラウザゲーム。こういうものがポンポンと登場しない限り、ガチャシステムの無い有料ゲームにはまだ棲み分けできている。ゲームというジャンルの大部分を占有してきたPCゲームとコンシューマーゲームは、より限定的な部分に特化していくことになるだろう。

それが衰退に繋がるというわけではなく、この感じのゲームはスマートフォンに任せる…と言えば聞こえはいいが、スマートフォンに勝てない。そうして切り捨てることで、より確固とした地位を築いていけるのではないだろうか。想像、妄想の域を出ない話だが、オンラインゲームは形を変えていくものである。

MMORPGというジャンルは消えないが、その形は少しずつ変化している。それこそ、第三世代と呼ばれる場所にまできたMMORPGは、第一世代とは大きく違うのだから。明るい未来とは言い難いが、PCのMMORPGは今暗闇だ。この暗闇を抜けた先に第四世代と呼ばれる、素晴らしい未来が待っていることを願いたい。

参照外部サイト

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