slimdos画像引用元:https://www.dospara.co.jp/(ドスパラ公式)

当ページでは、ゲーミングPCのスリム・キューブ・一体型のケースについて解説している。スリムタワーやキューブ型については一時流行った時に各BTOメーカーから多くのモデルが販売されていた。

2021年時点でその流行は終わってしまいほとんど見かけない状況となっている。一体型はモニターとの一体型モデルを指しているが、実質ゲーミングPCのラインナップはない。

スリム・キューブ・一体型は売れ筋にはならない

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2021年時点でドスパラ・パソコン工房・G-TuneなどのBTOメーカーで、スリムタワーやキューブ型のモデルが販売されている。ラインナップ自体はかなり縮小されていて売れ筋になることもない。これからも売上げランキングの上位になることはないだろう。上記の画像はドスパラのゲーミングPCランキングだ。ミドルタワー・ミニタワーがランクインしている。

スリムタワーなどの形状がゲーミングPCの中心にならない大きな理由は、エアフローや排熱効率の低さという機能面と割高になってしまうという価格面だろう。拡張性や電源容量の少なさなどは交換でどうにでもなるが、エアフローだけは限界がある。キューブ型に関して言えば、G-TuneのLITTLEGEARのような強力な排熱効率などを持ったケースも存在している。

売れ筋であるミドルタワーやミニタワーに比べて価格が高いというのも痛い。これはエアフローなどにコストが掛かってしまうことと売上台数が少ないことから価格を引き下げることが難しいということが理由として挙げられる。排熱性能や価格の割高ということは、ゲーミングノートPCに近いものだと言える。

スリム・キューブ・一体型ケースの比較

スリム型

GALLERIA SシリーズFRONTIER GCシリーズ
galleriaslimfrontierslim

上記写真はドスパラのGALLERIAブランドのスリムタイプとフロンティアのスリムタイプの写真だ。当サイトでは製品自自体をそこまで取り扱っていない。現在はドスパラのSシリーズを少し取り扱っているぐらいだ。

形状としてはミニタワーと比べると幅はかなり狭く低くなっている。省スペース性に優れたケースであることがわかる。一方で、奥行きについてはさほど変わらない。もちろんそれが長所で、仕事などで使用する場合は机の上にも置けるので会社などではよく見かけるタイプだ。ゲームとなると選択肢からは外れてしまうこともある。排熱性能や価格面でどうしても不利になってしまうからだ。

タイプによってはグラフィックボードがそもそも搭載できないものもあり、搭載できてもロークラスのコンパクトなものでしかダメということもある。さらに、マザーボードなどのグラフィックボードを搭載する基盤はスリム型専用ではなくミニタワーと同じMicro-ATXで、搭載自体は可能というだけでケースは対応していない

ケースによっては排熱効率やエアフローなどが致命的に弱く、搭載できる電源も限られているためゲーム用途として最初から考えられていないのだ。中古パソコンの多くもこのスリム型で、ゲーム用に増設すればいいと安易に考えて購入してしまわないように注意したい。

キューブ型

LEVEL∞G-Tune LITTLEGEAR
levelclittlegear

パソコン工房のLEVEL∞ブランドのキューブタイプとG-TuneのLITTLEGEAR(キューブ型)との写真を掲載している。当サイトでは後者のLITTLEGEARの製品を中心に取り扱っている。使用した感想としてはミニタワーの空いているスペースをカットし、半分以下の高さにした利便性の高いケースという印象だ。

最近ではゲーミングPCにも採用されていて、使用している人は少ないが存在している。スリム型と違い、エアフローや排熱効率にも力を入れており、スリム型よりも優れた省スペース性も持ち合わせている。しかしながら、あれだけコンパクトになったケースにいくらしっかりしたエアフローがあったとしても排熱は確実に追いつかない。

さらにコンパクトにしたことで冷却ファンなどの冷却装備も大きさを考慮しなくてはならないという欠点がある。GTX 16シリーズの登場で2スロット占有しなくてもスペックはハイエンドにできるようになったので性能に関しては特に問題はない。かなり詰め込むような形になるキューブ型は構造上拡張性を活かしきることはできず、何かを搭載するなら何かを外さなくてはならないということもある。

購入時から何も増設しないというのであれば選択の余地はあるが、ある程度自分で異常に気付けなくてはならないため初心者向きではないと考えている。残念なことに省スペース性につられて購入してしまうのは初心者に多い。少なくとも、万人受けするような形状ではないので用途が明確になっているユーザー以外にはおすすめできない。

一体型

lenovoittai画像引用元:https://www3.lenovo.com/

まず、これはデスクトップパソコンと言っていいのかさえ分からないもので、ゲームには最も向かないタイプだ。そもそもゲーミングPCのラインナップがないと考えて良い。特徴として、モニターとケースとキーボードが一体となっている。そのためモニターを購入しなくても良く、更に省スペース性にも優れている。が、それだけだ。

ゲーム目的で購入するのは間違いで、基本的にグラフィックボードは搭載されていない・・・いや搭載できない。これは増設であっても難しく、ほとんどのパーツが増設に対応できないというのが現状でロースペックになりがちだ。初心者が選択してしまうタイプで価格は安いとも言えない。

ファミリー用のパソコンで、ブラウザ操作をメインとして考えているならありかもしれない。今ではほとんど見かけないタイプとなっている。おそらく昔と違って増設がかなり簡単になったことで需要も無くなっているのだろう。排熱性能も最悪で、エアフローなんてあったものではない。パソコン本体の熱+モニターの熱は半端なものではない。

当記事のまとめ

当ページでは、スリムタワーやキューブ型(コンパクト)などあまり一般的ではないモデルを紹介した。一時は各メーカーともラインナップが多かったが、2021年時点ではそれも落ち着いてラインナップが減少傾向にある。例えばドスパラではラインナップの更新が後回しになっていたり、G-Tuneではスリムタワーのラインナップがなくなっていたりする。このことから注目度はそれほど高くなくなったと言える。

その要因として、排熱や拡張性に関して従来のミニタワーやミドルタワーに比べると少し劣る面がある。それでも、省スペース性やデザイン性の高さから一定の層から指示されているのも事実だ。CPUやグラフィックボードの省電力化によって、デメリットがなくなってきている今買いどきなのかもしれない。価格が割高なので予算さえ合うのであれば検討してみるとおもしろい。他の人とかぶりたくないという方も必見だ。

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