amdces2019画像引用元:https://www.cnet.com/

今年はいつも以上にCES 2019が盛り上がったように思います。ついにAMDが第三世代Ryzenと新しいRadeon製グラフィックボードのリリースを発表しました。NVIDIAがRTX2060のリリースを発表してそれに続く形になっています。

AMDの新しいモデルについて

Ryzen 3000シリーズ

ryzen3rd_amd画像引用元:https://wccftech.com/

Ryzen世代第三世代第二世代第一世代
型番300020001000
アーキテクチャZen 2Zen+Zen
プロセス7nm12nm14nm
発売日201920182017

第三世代Ryzenの発売を公式に発表。前世代のZen 2コアアーキテクチャをベースに作られています。次世代の7nmプロセスを採用しているのが特徴です。パワー効率を高めてより高いクロック周波数を実現することができます。前世代から比べると大きく向上していることがわかります。

公式の発表によるとCore i9-9900Kと同等以上の性能を発揮します。AMDの課題であった消費電力の高さも向上しているようです。最適化などの問題はあるものの期待ができますね。なお、マザーボードについては現状のSocket AM4と互換性を維持されます。

AMD Radeon VII

radeon V2画像引用元:http://ascii.jp/

型番Radeon VIIVega 64R9 Fury X
GPUVega 20Vega 10Fiji XT
プロセス7nm14nm28nm
演算ユニット数606464
ストリームプロセッサ384040964096
クロック周波数1800MHz1677MHz1050MHz
VRAM16GB HBM28GB HBM24GB HBM
メモリバス4096-bit2048-bit4096-bit
メモリバンド幅1 TB/s484 GB/s512 GB/s
消費電力300W350W275W
価格$699$699$649
発売日201920172015

CPUと同時にグラフィックボードの発表も行われました。7nm GPUの登場です。対抗モデルはRTX 2080ということで久しぶりにハイエンドクラスのグラフィックボードとなります。これまではRX Vega 64でGTX1070が競合でした。

60のコンピュータユニットを持ち、3840のストリームプロセッサーを搭載。GPUメモリは高性能なHBM2 16GBと大容量です。メモリバンド幅は1 TB/sで、メモリーインターフェイスは4,096となり高解像度のテキスチャに最適です。

ゲーミングパフォーマンスについては、DirectX 12とVulkan APIのタイトルを得意としていて驚異的な性能を発揮します。RX Vega 64と比較してBattlefield Vでは35%性能が高く、Strange Brigadeでは最大42%高くなっています。

BTOメーカーの取り扱いについて

BTOメーカーがどのようにこれらAMDのパーツを取り扱うのかが気になるところですね。数年前に比べるとRyzenやRadeonの選択肢が増えてきていることは確かです。ターゲットとするところをうまく差別化できているため今回のRyzenもRadeonも人気が出るでしょう。

IntelやNVIDIA製のものに比べるとややラインナップは少なくなると思います。それはやはり初心者にとっては違いが分かりづらく知名度の高いIntelやNVIDIAのパーツを選択するからでしょう。今後もっとAMDの良さが知られれば二強時代に突入するでしょう。そうなればユーザーにとっても選択肢が増えてメリットがありますね。

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