ces2019画像引用元:https://www.engadget.com/

NVIDIAが、CES 2019の開幕に当たって事前にプレスカンファレンスを実施しました。その中で期待のミドルクラスのグラフィックボード「GeForce RTX2060」の発売を発表。また、ラップトップ向けのRTX20シリーズについても言及。2019年もゲーム市場が活発になりそうですね!

CESとは?

CESとは、アメリカラスベガスで開催されるIT系のショーのことです。Consumer Electronics Showを略しています。NVIDIA、Intel、SONY、Microsoftなど一流企業がこぞって参加する注目のショーだと言えますね。主に各社の製品発表が行われ多くのメディアが注目しています。

GeForce RTX2060の概要

スペック

型番RTX2060RTX2070GTX1060
GPUアーキテクチャTuringTuringPascal
製造プロセス12nm12nm16nm
CUDAコア数1920基2304基1280基
RTコア数30基36基-
Tensorコア数240基288基-
ベースクロック1365MHz1410MHz1506MHz
ブーストクロック1680MHz1620MHz1708MHz
メモリ形式GDDR6GDDR6GDDR5
メモリバス帯域幅336GB/s448GB/s192GB/s
メモリ容量6GB8GB6GB
消費電力160W175W120W
価格$349$499$250

GTX1070Tiを超える性能を持つ

RTX2060は、先代のGTX1060 6GBと比較して60%も性能が向上しています。さらに、上位モデルのGTX1070Tiをも超えるパフォーマンスを発揮。WQHD環境でも快適にゲームプレイができます。

スペック的には、CUDAコアが50%アップとなっています。RTコア及びTensorコアが追加されたことでRTX2070よりも気軽に新しい技術を体感できます。そして、メモリ規格がGDDR6に変わり、メモリバス帯域幅が約70%向上。

これだけ見れば明らかにGTX1060よりも優れたグラフィックボードであることがわかるでしょう。ただし、価格は$349と$100高く設定されていることから性能アップは当然だと思います。もはやミドルクラスとは言えないほど高い性能を持っているということになりますね。

CEOのフアン氏は最新技術を引き続き猛烈アピール

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NVIDIAのCEOであるフアン氏はRTX2060でも採用されている最新技術を強くアピールしています。最新技術とは、レイトレーシング及びDLSS(ディープラーニング)のことです。RTX2060でも最新技術を体感することができます。

ただ、2019年1月時点ではそれほど恩恵を得られないでしょう。それは対応しているタイトルがまだまだ少ないからです。「リアルタイムレイトレーシング」が普及するかどうかはNVIDIAの動きに掛かっていると言っても過言ではありません。

私自身ゲームをプレイしていて、オブジェクトの反射が無く不自然に感じる場面はそれなりに経験しています。ただ、そこに不満を感じるようなことはありませんでしたね。綺麗に描写できることに対しては恩恵があることは間違いありません。しかし、その機能が活かされるのは少し先の話だと思います。

ゲームに関して言えば、グラフィックボードが対応していてもゲーム側が対応していなければ使用できない機能です。だからこそ敢えて廉価版のような位置付けのグラフィックボードが発売されて欲しいとも思ってしまいます。グラフィックボード単体の価格が全体的に高騰しているのはライトユーザーには痛いですね。

ミドルクラスでも高すぎる性能を持つようになった!

今となってはグラフィックボードの性能自体が非常に優秀となっています。一昔前であれば70番台以上のグラフィックボードでなければ快適にゲームをプレイすることは難しい状況でした。ゲーム推奨モデルなのにそのゲームを快適にプレイできないなどの問題も起こっていました。だからこそこのサイトを立ち上げて正しい情報を提供しようと思ったのです。

しかし、GTX700~GTX900シリーズ辺りから、どのグラフィックボードであっても最低限はプレイできる性能に底上げされるようになっています。これにより、選択の幅が広がったことと自作PCよりも安価でPCを購入することが可能となりました。その一方で上限も無く最低性能と最高性能が伸び始め、過去にミドルやローエンドと呼ばれていた型番もハイエンドな性能に近づき、これまでハイエンドだった型番のグラフィックボードはどの層に需要があるのかわからないほど高みへ登っていっています。

このまま行けばRTX2080Tiという現時点最高のモデルを2世代後の60番台が並ぶほどになるでしょう。現実的に多くのユーザーは50番台や60番台や70番台に集中しています。これはSteamの統計データ(Steam公式)からもわかっていますね。コストパフォーマンスを考えての選択となるため、高解像度への対応力や新機能よりも低価格で高性能という基本に忠実なグラフィックボードを求めているのではないかと思います。企業としては新しい技術をどんどん投入していかないといけないところだとは思いますが、ユーザーのためにももう少し価格の安いモデルの発売も行って欲しいですね。RTX2050にも期待が掛かります。

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