当記事では、DAIV Z7の評判とレビューをまとめている。GeForce RTX 3060×Core i7-10700搭載のクリエイターPCだ。ミドルクラスのゲーミングPCとして存在感を示している。
当ページの目次
DAIV Z7のスペック
ブランド名 | DAIV |
---|---|
製品名 | Z7 |
価格 | Windows 10 / 197,780円(税込) |
CPU | Core i7-10700 |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 |
メモリ | DDR4-2666 32GB |
SSD | NVMe 512GB |
HDD | 2TB |
電源 | 700W BRONZE |
マザーボード | AMD Z490 |
コスパ | ★★★★★★★☆☆☆7.4 |
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各タイトルの対応表
FF14 4K | Apex Legends 144Hz | Apex Legends 60Hz | Fortnite 144Hz | Fortnite 60Hz |
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![]() ★★★★☆ | ![]() ★★★★☆ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
DAIV Z7のゲーミング性能まとめ
GeForce RTX 3060(GPU)
GeForce RTX 3060は、RTX 2060 SUPERの後継モデルとして登場した新しいグラフィックボードだ。RTX 2060 SUPERよりもゲーミング性能が高く、レイトレーシング・DLSSといった機能も強化されている。GPUメモリ容量が12GBと従来モデルよりも倍増したことで高解像度への適性も高くなった。DAIV Z7でこれまで搭載されていたRX 5700よりもワンランク上の性能ということになる。レイトレーシング・DLSS機能が搭載されている点でも優位性がある。今回のリニューアルはプラスに働くはずだ。
Core i7-10700(CPU)
Core i7-10700は、8コア16スレッドとマルチスレッド性能の高いCPUだ。Intel製CPUも第10世代となってハイパースレッディングに対応となっている。RTX 3060と合わせる上でちょうどよい性能だと言える。クリエイター向けモデルということを考えると悪くない選択肢だ。動画編集やゲーム実況などCPU負荷の高い用途でも不足はない。
総合性能
DAIV Z7はゲーミングPCに近い性能を持つクリエイター向けPCだ。どちらにも適したマルチロールな性能でユーザーを選ばない。ゲーム向けのグラフィックボードを搭載しているので、ゲームも用途に入れておきたい。ゲーム性能は優秀なミドルクラスだ。標準設定であればFF14を4K環境で快適にプレイできる。
また、対人要素の強いApex Legendsやフォートナイトでは144Hz以上の高リフレッシュレートに対応可能だ。最新のゲームタイトルにも対応しやすい汎用性の高い扱いやすいゲーム性能を有している。高い水準での快適なゲームプレイに加え、用途を選ばない対応力がDAIV Z7の魅力である。ゲームプレイ以外であれば4K環境を容易に構築できる。作業の効率化を図るのにも最適なモデルだ。
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DAIV Z7の特徴&強み
リニューアルで一新されたモデル
ブランド名 | DAIV | DAIV |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
製品名 | 新Z7 | 旧Z7 |
価格 | 197,780円(税込) | 142,780円(税込) |
CPU | Core i7-10700 | Core i7-10700 |
GPU | RTX 3060 | RX 5700 |
メモリ | DDR4-2666 32GB | DDR4-2666 16GB |
SSD | NVMe 512GB | NVMe 512GB |
HDD | 2TB | 非搭載 |
電源 | 700W BRONZE | 700W BRONZE |
マザーボード | Z490 | Z490 |
メモリ容量とHDD程度なら2万円でもお釣りがくる。GPUの価格差は3万円もないので、少なくとも高騰の影響を受けてたモデルということになりそうだ。これまでマウスコンピューターのモデルで高騰の影響で値上げしたモデルは少ない。性能・構成・利便性の向上はあっても、5万円を超える価格の上昇は選択肢から外れるレベルだ。
もはや、従来とは全くの別モデルと言っていい。DAIV Z7の構成は確かに優れたものがあるが、税込20万円に近づくほどハイエンドクラスの背中が見えてくる。RTX 3070やRTX 3080などの性能の高いGPUを搭載したモデルと同等の価格になるとおすすめしにくい。リニューアルで一新されたことで、DAIV Z7であってDAIV Z7でない製品に仕上がった。
RTX 3060搭載モデルの中でも率先して選択できない高価なモデルだ。本来のRTX 3060搭載モデルはコストパフォーマンスに優れた選びやすいモデルであるはずだ。このリニューアルの目指すところはあまり理解できない。それでも、後述するDAIV Z7の特徴とも言える利便性から、一般的なパソコンと視点をずらす必要はありそうだ。
Wi-Fi対応など利便性が大きく向上している
DAIV Z7は性能や構成以外に利便性が高いという特徴がある。まず、Wi-FiとBlutoothに標準で対応していることが挙げられる。子機を別途用意する必要がなく、そのままWi-FiやBlutoothと接続できる。設置の環境を選ばず整えやすいのはクリエイター向けモデルらしさがある。
そしてDAIV Z7には標準でThunderbolt 3拡張カードが搭載されている。PCI-e x16のスロットを1つ専有するが、Thunderbolt 3 Type-C x2、DisplayPortx2を使用できる。デバイスやモニターの接続に快適性を生み出している。読み込み速度が高く、外部出力にも対応するThunderbolt 3はDAIV Z7の利便性を支えている。
これだけではない、あまり高価なソフトではないが非売品のイラストソフトCLIP STUDIO PAINT DEBUTが付属している。クリエイターとしてのエントリーソフトだ。もっとも、クリエイター向けPCを探しているなら、このソフトは不必要かもしれない。ただ、本格的に始めようとクリエイターモデルを探す初心者ユーザーには親切な装備と言える。
この充実した環境こそがDAIV Z7の魅力である。ただし、価格の高さカバーできるほどの要素とは言い切れない。クリエイティブな用途ではストレージの容量も重要になる。動画、イラストなどのファイルはSSDよりもHDDの方が適している。
そのため、今回のリニューアルで追加されたHDD 2TBはクリエイター向けの要素を色濃くした。どうしてもゲーマー向けという印象があったDAIV Z7が万能型に変化したと考えてよいだろう。これでこそマルチロールなモデルである。
パソコンケースレビュー
側面
I/Oパネル
正面カバー
SDカード
電源
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他のゲーミングPCとの比較
ブランド名 | DAIV | G-Tune |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
製品名 | Z7 | TD-G |
価格 | 197,780円(税込) | 186,780円(税込) |
CPU | Core i7-10700 | Core i7-10700 |
GPU | RTX 3060 | RTX 3070 |
メモリ | DDR4-2666 32GB | DDR4-2666 16GB |
SSD | NVMe 512GB | NVMe 512GB |
HDD | 2TB | 2TB |
電源 | 700W BRONZE | 700W GOLD |
マザーボード | Z490 | B460 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
クリエイティブな用途を想定していなければコストパフォーマンスの悪い器用貧乏なモデルでしかない。ゲーム以外の用途をあまり考えていないならG-Tune TD-Gがいい。動画の編集やエンコード程度なら同等のパフォーマンスだ。ゲームならG-Tune TD-G、ゲーム以外も想定するならDAIV Z7だ。用途によりはっきりと分かれるのでわかりやすい。
管理人による総評(DAIV A7)

DAIV A7は、マウスコンピューターのDAIVブランドのクリエイターPCとなっている。GeForce RTX 3060とCore i7-10700の組み合わせでバランス的にはちょうどよいと言える。フルHD以上でのゲームプレイにも対応することが可能だ。GPUメモリ容量が多いというのは心強い。
Wi-Fi対応やBluetooth対応などは一般的なゲーミングPCにはない特徴だ。また、クリエイターモデルらしさはケースにも見られる。持ち運びがしやすい取っ手がついていたり、硬派なデザインになっていたりと好きな人にとっては堪らないだろう。メモリ32GB、SSD 512GB、HDD 2TBと構成も抜群だ。比較対象モデルと合わせて確認して欲しい。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
197,780円(税込) | Core i7-10700 | RX5700 |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 32GB | 512GB | 2TB |
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