当記事では、FRONTIER GAシリーズFRGAH370F/WS1/NTKのレビューをしている。【GAシリーズ】RTX 2080 SUPER + 大容量SSD搭載の最新ゲーミングPCだ。
4K解像度でのゲームプレイもできる高性能モデルだと言える。最も売れているゲーミングPCである「GALLERIA XG」と比較しながら安さの検証を行う。同じ価格でグラフィックボードの性能をワンランク引き上げられるというのがポイントだ。
フロンティアでは台数限定セールと呼ばれるセールが行われている。しかし、実態は台数限定と表記はされているもののキャンペーンが終わっても新たにラインナップに加わることがほとんどだ。稀に実際になくなることもあるので絶対とは言えないが、台数限定セールだからと言って慌てなくも良い。
当ページの目次
FRGAH370F/WS1/NTKのスペック
ブランド名 | GAシリーズ |
製品名 | FRGAH370/WS10/NTK |
価格 | Windows 10 / 213,400円 キャンペーン / 179,800円 |
CPU | Core i7-9700F |
GPU | GeForce RTX 2080 Super |
メモリ | DDR4-2666 32GB |
SSD | 1TB M.2 |
HDD | 3TB |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
マザーボード | チップセットH370 |
コスパ | - |
ただ、CPUがi7-9700FとなっておりRTX 2080 Superの性能を活かしきれるかは少し疑問だ。そしてこのCPUがこのモデル唯一のネックであることを考えれば、このモデルの評価の高さが伺い知れる。理想は2万円プラスとなるi9-9900KFへのカスタマイズだ。それを込みにしても十分安いのでこのクラスのモデルを検討している方は必見。
FRGAH370F/WS1/NTKの安さを検証
GALLERIA XGと比較
ブランド | GAシリーズ | GALLERIA |
---|---|---|
画像 | ||
製品名 | FRGAH370F/WS1/NTK | XG |
価格 | 179,800円 | 189,980円 |
CPU | i7-9700F | i7-9700K |
GPU | RTX2080 Super | RTX2080 Super |
メモリ | 32GB | 16GB |
SSD | 1TB M.2 | 512GB NVMe対応 |
HDD | 2TB | 2TB |
電源 | 850W GOLD | 750W GOLD |
マザボ | H370 | B365 |
光学ドライブ | 非搭載 | 非搭載 |
公式 | 公式 | 公式 |
高性能なモデルを39,000円安く購入できる
比較対象モデルとしてドスパラのRTX 2080 Super搭載モデルをピックアップした。GALLERIA XGをピックアップしたのはRTX 2080 Superを代表するモデルの一つで比較対象として分かりやすく、価格も近いということで選択している。構成面を見ると、FRGAH370F/WS1/NTKに軍配があがることを前提にして価格差は1万円となっている。
メモリ容量は2倍でカスタマイズ費用は+18,700円となっている。キャンペーン中だけとは言え32GB搭載は魅力的だ。SSD容量も2倍の1TBとなっており、カスタマイズ費用は+7,400円だ。NVMe対応モデルではないが、容量を考えると問題はない。HDD容量は1.5倍の3TBでカスタマイズ費用は+2,900円。電源ユニットも850W GOLDへ合わせると2,000円となる。しかし電源に関してはGALLERIA XGはブランド製品しか選択できないので加味しないこととする。
その場合の価格差はなんと29,000円と大きく開いている。元々の価格差1万円を足すと39,000円の差があることになる。カスタマイズ費用はやや高めに設定されていることもあり、実際にドスパラが同じ構成のモデルを販売したとすれば価格差はそこまで開かないだろう。それでもFRGAH370F/WS1/NTKが非常にお得であることに変わりはない。
GAシリーズケース詳細
正面
正面からの写真だ。本体がリニューアルされてビジネスモデルからゲーミングモデルへと見た目も変わっている。レッドのラインがオシャレだ。
右側面
右側面はシンプルだ。ミニタワーよりのケースとなっている。幅200mm×高さ423mm×奥行き485mmだ。ドスパラのKTケース(ミドルタワー)が幅207mm×高さ450mm×奥行き520mmと一回り大きい。排熱性能や拡張性に関しては大きい方が優勢だ。
左側面
左側面には大きめの排気口が搭載されている。効率の良い電源ユニットを搭載していることから安定したゲームプレイが約束される。
I/Oパネル
前面のI/OパネルにはUSBポート×2、マイク入力端子、ヘッドホン出力端子、電源ボタンを備える。キレイに配置されていて使い勝手も良好だ。
管理人による総評(FRGAH370F/WS1/NTK)
最新の技術を思いっきり堪能できる最高峰のゲーミングPCだ。RTX2080 Superを搭載したゲーミングPCということでレイトレーシングやDLSSなどのような最新技術を思う存分に活用し楽しむことが可能だ。いずれもより快適にゲームをプレイできる環境づくりに貢献してくれる。レイトレーシングはこれまでクリエイター向けのQuadroで採用されていた技術で、ゲームグラフィックスでは影をよりリアルに描写ができるなどの特徴がある。
ディープラーニング技術によってアンチエイリアス処理をより効率的に行える。テクスチャのジャギーをなめらかにすることができフレームレートの向上が見込める。DLSSは、まだまだ対応タイトルは少ないものの将来性が高いモデルだと言える。あまり詳しく解説すると難しいのでそういったものもあるのだ程度に考えておくとよい。
FRGAH370F/WS1/NTKが驚くべきなのはその価格設定だ。FRONTIERのモデル自体どれもコストパフォーマンスが高い傾向にある。その中でもFRGAH370F/WS1/NTKはずば抜けている。競合と比べて価格が安いにも関わらず、メモリ容量・SSD容量・電源ユニットで上回っている。台数限定という縛りがあるためランキングに入ることはないが、コストパフォーマンスでは圧倒的な一台だ。
何をするにも余裕のある性能、何をするにも不足の無いストレージ、何をするにも安定する電源。ゲームをプレイする上で必要なものは全て揃っているのが最大の特徴だ。コストパフォーマンスよりも標準でこの充実した構成を持っていることに注目したい。多くのゲーミングPCが価格を抑えながら構成を少しでも充実させようとしている中、FRGAH370F/WS1/NTKは低価格と高構成を両立したモンスターマシンだ。
CPU以外カスタマイズする箇所が見当たらないくらい完成されているため、パーフェクトなゲーミングPCを目指すならCPUをアップグレードさせておきたい。ハイエンドな性能とウルトラハイエンドな構成を持つモデルがハイクラスの価格で購入することができるというだけでおすすめするには十分な理由となるだろう。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
179,800円 | Core i7-9700F | RTX2080Super |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 32GB | 1TB | 3TB |
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