当記事では、G-GEAR GA5J-B221/B2 Core i5-12400F × RTX 3070の評判とレビューをまとめている。Core i5シリーズに70番台のグラフィックボードを組み合わせた希少なゲーミングPCだ。RTX 3070搭載モデルで税込187,800円は最安値クラスだ。Core i5-12400F×RTX 3070の組み合わせだけで見ると妥当な価格設定だと言える。構成が充実していてコストパフォーマンスは優秀だ。
当ページの目次
G-GEAR GA5J-B221/B2(12400F×RTX3070)のスペック
ブランド名 | G-GEAR |
---|---|
製品名 | G-GEAR GA5J-B221/B2 Core i5-12400F × RTX 3070 |
価格 | 187,800円(税込) |
CPU | Core i5-12400F |
グラフィックボード | GeForce RTX 3080 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 1TB |
HDD | 非搭載 |
電源 | 750W GOLD |
マザーボード | チップセットB660 |
おすすめ度 | Bランク |
評価 | ・コスパ ★★★★★★★★☆☆ 7.6 ・構成 ★★★★★★★☆☆☆ 7.0 |
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各タイトルの対応表
Final Fantasy 15 4K High | Apex Legends 240Hz | Apex Legends 144Hz | フォートナイト 240Hz | フォートナイト 144Hz |
---|---|---|---|---|
![]() ★★★☆☆ | ![]() ★★★★☆ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
G-GEAR GA5J-B221/B2 Core i5-12400F × RTX 3070はCore i5-12400FとRTX 3070を搭載したハイクラスのゲーミングPCだ。Core i5-12400FとRTX 3070の組み合わせは珍しい。ただ、性能面に関してはそれほど心配するものではない。高解像度は得意ではないものの、高リフレッシュレートへの対応力は高めだ。Apex Legendsやフォートナイトを240Hz環境で安定してプレイできる。設定を下げればより安定するので、最高設定を追わないならおすすめの性能だ。
G-GEAR GA5J-B221/B2(12400F×RTX3070)の性能まとめ
ゲーミングPCとは、グラフィックボードやCPUなどのPCパーツの集合体だ。ここでは特に重要なグラフィックボードとCPUについて分解して細かく見ていく。
PC初心者の方がスペックを見て性能をイメージすることは難しいだろう。一体として見るよりも一つずつのパーツを見ていくと理解がしやすいと考えている。
Core i5-12400F(CPU)
Core i7-12700 | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i5-12600K | |
Ryzen 5 7600X | |
Ryzen 7 5800X | |
Core i5-12400 | |
Ryzen 5 5600X | |
Core i7-11700 | |
Ryzen 5 5600 | |
Ryzen 5 5500 | |
Core i5-11600K | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 5 4500 | |
Core i3-12100 | |
Ryzen 5 3500 |
Core i5-12400Fは、Intel第12世代の高コスパモデルとなっている。従来モデルのCore i7-11700を上回る性能を持ち評価されている。Core i5-11400と比べて40%以上も処理性能が向上している。競合モデルであるRyzen 5 5600Xを上回る性能は圧巻だ。6コア12スレッドとスペック自体は平均的だ。動画編集やエンコードなどをメインでしたいならCore i7シリーズ/Ryzen 7シリーズを選択する方がよいだろう。ゲーミングCPUとしては必要十分な性能を持ち、RTX 3060 Tiまでならバランスも取りやすい。RTX 3070とのバランスもまずまずだ。
GeForce RTX 3070(GPU)
RTX 3080 Ti | |
RX 6900 XT | |
RTX 3080 10GB | |
RX 6800 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RX 6750 XT | |
RTX 2080 Ti | |
RX 6700 XT | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 2070 SUPER | |
RTX 2070 |
当該モデルではグラフィックスにGeForce RTX 3070を搭載している。従来モデルのRTX 2070と比べて38%程度グラフィックス処理性能が高い。Radeon RX 6750 XTと同等のパフォーマンスを発揮する。WQHD環境でのゲームプレイを考えている方に最適だ。CPUのCore i5-12400Fとのバランスはベストというわけではないが、そこまで極端にフレームレートが落ち込む心配は不要だ。ある程度の性能を引き出すことができる。
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G-GEAR GA5J-B221/B2(12400F×RTX3070)の特徴
構成が珍しいだけで、特別お得とは言いにくいモデル
G-GEAR GA5J-B221/B2(12400F×RTX3070)の特徴は何と言ってもその抑えられた価格にある。Core i5-12400FとRTX 3070で18万円台は非常に安い。そう断言したいところだが、実際には適正価格に近いと考えている。Core i5-12400(F)はAmpere世代ならRTX 3060 Tiとまでのグラフィックボードとの組み合わせが多く、ほとんどのBTOメーカーではCore i5とRTX 3070を組み合わせたモデルは展開されていない。
取り扱い数が少ないということで価格に関しては適正価格かどうかが分かりにくい部分がある。ここで各組み合わせでの相場を見ておこう。Core i7-12700FとRTX 3070は224,980円~234,980円が標準だ。Core i5-12400FとRTX 3060 Tiは16万円台で展開されている。最安値は159,800円、標準価格が169,800円だ。そして、Core i7-12700FとRTX 3060 Tiは209,800円くらいが標準だ。
RTX 3060 Ti搭載モデルとRTX 3070搭載モデルの標準的な価格差が2万円程度と考えると、Core i5-12400FとRTX 3070を搭載したモデルの標準的な価格は18万円台ということになる。つまり、G-GEAR GA5J-B221/B2は構成が珍しいだけで、価格的にお得なモデルかと言われるとそうではないようにも思える。そうは言ってもG-GEAR GA5J-B221/B2は構成がかなりしっかりしているのは強みだ。SSD 1TB・電源750W GOLDというのは、Core i5-12400F搭載モデルではかなり強力な部類になる。
RTX 3070搭載モデルとしては標準的なので、この辺りは評価が分かれるところだろう。構成を削らずに18万円台で展開できているのでコストパフォーマンスの評価は高い。一方で、おすすめ度はそこまで高くない。悪いモデルではないものの、やや人を選ぶモデルという印象がある。CPUとGPUのバランスが優れているわけではなく、扱いづらい側面があるからだ。CPU負荷の高いタイトルではフレームレートが伸びないこともあるが、基本的にはCore i7-12700F×RTX 3070に近いフレームレートを実現できる。
競合製品のなく独自性が高い
G-GEAR GA5J-B221/B2の比較対象はCore i5-12400FとRTX 3070を搭載したモデルだ。RTX 3070の後継機であるRTX 4070はまだ登場しておらずグラフィックボードは比較対象は変わらない。CPUに関してはすでに後継モデルのCore i5-13400Fは既に登場しているので、比較対象にCore i5-13400F搭載モデルも追加される。このCore i5-13400Fは、Core i5-12400Fと価格がそこまで変わらない強力なCPUだ。
前述のようにCore i5とRTX 3070の組み合わせを取り扱うショップはほとんどない。そのため、真っ向から比較できるモデルが存在しないということだ。Core i5-13400Fは非常に強力なCPUながら、RTX 3070との組み合わせが今後登場するかは微妙なところだ。RTX 4070が登場しても、価格で対抗することは難しいため、恐らくCore i5-13400FとRTX 4060を搭載したモデルがG-GEAR GA5J-B221/B2の対抗モデルとなりそうだ。
このG-GEAR GA5J-B221/B2は2/2までのセールモデルなので、競合製品が登場する頃には販売が終了しているだろう。直接の競合はおらず比較的性能の近いモデルをピックアップしている。RTX 3060 Ti搭載モデルが人気では上回っているのでじっくり吟味して欲しい。性能では届かなくても、価格面では大きなアドバンテージのあるモデルだ。コストパフォーマンスの高さから、RTX 3060 Ti搭載モデルには人気の高いモデルが多い。
性能のクラスはRTX 3060 TiとRTX 3070は同じであり、性能差はあっても、ゲームによってはほぼ同等のパフォーマンスとなる。もしもG-GEAR GA5J-B221/B2の価格が17万円台だったなら、RTX 3060 Tiを搭載した多くのモデルを飲み込んでいた。それだけに、あと一歩最強クラスには届かないというのがG-GEAR GA5J-B221/B2の評価だ。それだけ強力なモデルであるとも言えるので、安心して選んでほしい。
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似ているモデルとの比較
ブランド名 | G-GEAR | G-Tune |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
製品名 | G-GEAR GA5J-B221/B2 | G-Tune TD-S |
価格 | 187,800円(税込) | 168,800円(税込) |
CPU | Core i5-12400F | Core i5-12400F |
GPU | RTX 3070 | RTX 3060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 1TB | NVMe 512GB |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
電源 | 750W GOLD | 700W BRONZE |
チップセット | B660 | B660 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
予算が20万円に近いならG-GEAR GA5J-B221/B2を選んでおく方が無難だ。少しでも予算を抑えたいならG-Tune TD-Sを選んでおきたい。RTX 3070とRTX 3060 Tiの性能差は価格差ほど大きくない。構成まで視野に入れるならG-GEAR GA5J-B221/B2がいい。性能に対するコストパフォーマンスを重視するならG-Tune TD-Sでも満足できる。このあたりは予算と好みで選んでもらいたい。
G-GEAR GA5J-B221/B2(12400F×RTX3070)のケースレビュー
正面
左側面
I/Oパネル
底面
管理人による総評(G-GEAR GA5J-B221/B2(12400F×RTX3070))

G-GEAR GA5J-B221/B2(12400F×RTX3070)は、Core i5-12400F×RTX 3070搭載のハイクラスのゲーミングPCだ。2023/02/02までの期間限定特価モデルとなる。RTX 3070搭載モデルで税込18万円台は最安値クラスだ。価格が安い理由はCPUにCore i5-12400Fを搭載しているからだ。実はCore i5-12400F×RTX 3070という組み合わせはほとんど見かけない。RTX 3070の性能を引き出すには少し力不足だからだろう。それでもCPUよりもグラフィックボードにお金を掛ける方が高いフレームレートを実現できる。コストを抑えたい方にとっては理にかなう選択と言えるだろう。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
187,800円(税込) | i5-12400F | RTX3070 |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 16GB | 1TB | 非搭載 |
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G-GEAR GA5J-B221/B2 Core i5-12400F × RTX 3070を販売しているBTOメーカーの評判を解説している。老舗のBTOメーカーということで昔からのファンも多くいるのが特徴だ。ツクモの経営破綻によって今はヤマダ電機グループになり販路が拡大された。
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