当記事では、Dell G15 Ryzen Edition ゲーミングノートパソコン プレミアム(RTX3050搭載)の評判とレビューをまとめている。Ryzen 5 6600H×RTX 3050搭載のゲーミングノートPCだ。CPU・GPU共に現行モデルで注目度が高い。最小構成ながら旧モデルよりもパフォーマンスは引き上げられている。クーポンを使えば送料・税込み12万円台で購入できるのは魅力的だ。低価格帯のモデルを探している方は要チェックだ。
当ページの目次
Dell G15 Ryzen Editionプレミアムのスペック
ブランド名 | Dell |
---|---|
製品名 | G15 Ryzen Editionプレミアム |
液晶サイズ | 15.6インチ 120Hz |
価格 | Windows 11 / 159,979円(税込) クーポン利用 / 129,583円(税込) |
CPU | Ryzen 5 6600H |
グラボ | GeForce RTX 3050 Mobile |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
SSD | 512GB NVMe対応 |
HDD | 非搭載 |
重さ | 約2.449kg |
バッテリー駆動時間 | 非公開 |
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Dell G15 Ryzen Edition プレミアムのゲーミング性能
Ryzen 5 6600H(CPU)
Core i7-12700H | |
Ryzen 9 6900HS | |
Core i5-12500H | |
Ryzen 7 6800H | |
Core i9-11980HK | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 5 6600H | |
Ryzen 5 5600H | |
Core i5-11400H | |
Ryzen 5 4600H |
Ryzen 5 6600Hは、第4世代Ryzenシリーズの高パフォーマンスモデルだ。Zen 3+とマイナーチェンジが行われている。従来モデルのRyzen 5 5600Hよりも10%程度パフォーマンスが向上している。プロセスが7nm→6nmへと微細化されて次世代モデルであることを証明している。6コア12スレッドとマルチスレッド性能が高く動画編集や画像編集などの作業にも対応可能だ。
一般的なPC作業については問題なく対応できると考えてよい。ただし、8コア16スレッドのRyzen 7 6800Hとの性能差は大きく動画編集・画像編集などを本格的に行いたいという方はRyzen 7 6800Hを選択した方がよいだろう。一般的な作業においてもゲームプレイにおいてもCore i5-12500H(12コア16スレッド)と比べると性能は少し劣るものの価格差があるため選ぶ理由としては十分だ。
GeForce RTX 3050 Mobile(GPU)
RTX 3070 Mobile | |
RTX 3060 Mobile | |
RTX 2070 Mobile | |
RTX 2060 Mobile | |
RTX 3050 Desktop | |
GTX 1660 Ti Mobile | |
RTX 3050 Ti Mobile | |
RTX 3050 Mobile | |
GTX 1650 Ti Mobile | |
GTX 1650 Mobile | |
GTX 1050 Mobile |
RTX 3050 Mobileは、Ampere世代におけるモバイル向けエントリークラスのグラフィックボードだ。グラフィックス処理性能については、従来モデルのGTX 1650 Mobileよりも31%高く、GTX 1650 Ti Mobileよりも20%高い。
GTX 1660 Ti MobileとGTX 1650 Ti Mobileのちょうど真ん中だ。最も安価なグラフィックボードでも従来モデルよりも処理性能が向上しているのは魅力的だろう。2世代前のGTX 1050 Mobileと比べると2倍以上だ。フルHD環境でのゲームプレイで設定を下げることに抵抗がなければ選択するメリットがある。
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Dell G15 Ryzen Edition プレミアムの特徴&注意点
全てのゲーミングノートの中でも高いコスパを誇る
Dell G15 Ryzen Edition プレミアムは、全てのゲーミングノートPCの中でもトップクラスのコスパを誇る一台だ。標準価格は159,979円となっているが、クーポン利用で19%OFFとなる。税込み129,583円という価格は破格だと言える。さらに、送料込なので一般的なBTOメーカーよりも送料分3,000円前後安いということになる。相場的には旧モデルのCore i5-10300H×GTX 1650 Mobile搭載モデルと同等だ。
最新モデルでありながらこの価格を実現したということでいかにコストパフォーマンスが高いのかということがわかるだろう。なお、Dellの場合クーポン利用時の価格が定価だと考えて間違いない。多少数値は変わる可能性はあるが、いつでも一定の割引を受けられるのが一般的だ。ユーザーからすると少し紛らわしいと言わざるを得ない。
最小構成でも旧モデルより大幅に性能アップ
現行モデルにおける最小構成のゲーミングノートPCとなっている。エントリークラスながら従来モデルよりもゲーミング性能は向上している。グラフィックスはGTX 1650からRTX 3050で25%以上パフォーマンスが高い。CPUもRyzen 5 5600HからRyzen 5 6600Hで10%程度パフォーマンスが引き上げられている。価格が安い上に十分な性能を持っているとなれば評価は高くなる。
メモリ容量も16GBと容量が多いためフレームレートの安定に繋がる。いつでも120Hzモニターを活かせるわけではないが、性能の底上げは嬉しい事実だ。数世代前のモデルからの買い替えだけではなく一世代前のモデルからの買い替えもおすすめだ。ゲーミングノートPCは世代ごとの進化が大きくメリットがある。もちろん性能だけではなく省電力性にも優れていて熱によるパフォーマンス低下を防げられる。
本体重量が重く、納期が長いことがデメリット
最後にDell G15 Ryzen Edition プレミアムのデメリットについても触れておこう。いいところばかり述べていてもユーザーのためにはならない。公式サイトにも記載されていることだがここで改めてまとめておく。ポイントは2つだ。
1つ目は本体重量が重いということだ。重さは約2.520kgとかなり重くなっている。エントリークラスでこの重さはかなり厳しい。ここはコストカットされている部分だと言える。持ち運ぶことが多い方は避けた方がよいかもしれない。車があれば問題はないが…
もう一つが納期の長さだ。出荷まで2週間から3週間程度掛かってしまう。海外工場からの出荷のため出荷されてからも1週間程度の日数を見ておく必要がある。すぐにゲーミングノートを手に入れたい方にとっては大きなデメリットとなるだろう。国内BTOメーカーのモデルなら購入後1週間で手元に届くことも珍しくない。
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New Dell G15 プレミアムと比較
ブランド | Dell | Dell |
---|---|---|
イメージ | ||
型番 | G15 Ryzen Edition プレミアム | G15 プレミアム |
価格 | 129,583円(税込) | 143,354円(税込) |
納期 | 最短2週間 | 最短2週間 |
液晶サイズ | 15.6インチ 120Hz | 15.6インチ 120Hz |
重量 | 約2.520kg | 約2.519kg |
バッテリー駆動時間 | 非公開 | 非公開 |
CPU | Ryzen 5 6600H | Core i5-12500H |
GPU | RTX 3050 | RTX 3050 |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR5-4800 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
公式 | 公式 | 公式 |
Core i5-12500Hを搭載したNew Dell G15 プレミアムと比較していく。価格差は13,711円でG15 プレミアムの方が高い。CPU性能は12コア16スレッドのCore i5-12500Hが有利だ。また、ゲームプレイにおいてもCore i5-12500Hの方が高い。ゲーム側の最適化の問題か基本的にはIntel製CPUの方が有利になることが多い。
それでもZen 3+アーキテクチャを採用したRyzen 5 6600Hはゲーミング性能が引き上げられている。価格差があるため納得できるのではないかと思う。メモリ・ストレージは共通だ。両者の違いはCPUのみだと考えてよい。コストパフォーマンス面ではG15 Ryzen Editionプレミアムが優勢だ。エントリークラスのモデルで13,000円の価格差があるのは大きい。
Dell G15 Ryzen Edition プレミアムの本体レビュー
本体正面
カラーはファントムグレーを採用している。落ち着いたカラーが高級感を演出している。タッチパッド左のワンポイントのGのロゴがかっこいい。キーボードの上部には大きな吸気口が設けられていて熱対策もばっちりだ。実用性もしっかりと担保されている。
本体天板
横から見るとやや厚みのあるデザインであることがわかる。この点を受け入れられるかどうかが肝となりそうだ。ヒンジ部分にもGのロゴが刻印されている。サイドの排気口から熱が排気される形だ。後方部にも同様に排気口が設けられている。
後方部
本体後方部の両側にも排気口が設けられている。I/Oパネルは左からUSB Type-C×1、USB 3.2 Gen1×1、HDMI×1、電源端子が配置されている。
本体右側
本体右側にはUSB 2.0×2が配置されている。その内の一つはPowerShare対応だ。システムの電源が切れていてもスマートフォンなどの充電を行える。
本体左側
本体左側にはLANポート及びヘッドホン/マイクロフォン端子が配置されている。左側にもしっかりと排気口が設けられている。
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管理人による総評(Dell G15 Ryzen Edition プレミアム)
Dell G15 Ryzen Edition プレミアムは、Ryzen 5 6600H×RTX 3050 Mobile搭載のゲーミングノートPCだ。最新のグラフィックスに最新のCPUを搭載している。それでいて税込み12万円台と価格が抑えられいるのが評価のポイントだ。フルHD環境で設定を下げることに抵抗がなければ選択肢にいれてもよい。
メモリ16GB、SSD 512GBと価格を考えると構成も十分だ。メモリ規格は上位のDDR5-4800を搭載していて妥協は見られない。本体重量の重さと納期の長さに納得できるなら買ってしまっても後悔しないのではないかと思う。持ち運ぶ頻度多い方は注意しよう。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
129,583円(税込) | 5 6600H | RTX3050 |
メモリ | SSD | HDD |
16GB | 512GB | 非搭載 |
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素人質問なのですが…。オススメゲーミングノートのランキングを拝見させて頂きました。galleria xl7c-r36 の10875h搭載モデルが品切れなので、11800h搭載モデルか、Dell G15 Ryzen edtionを、rtx3600×ryzen5800hの構成でクーポン込みで14万で購入することを考えています。コスパの観点からこの選択肢はアリなのか、ご助言を頂きたいです。
コメントありがとうございます。
>galleria xl7c-r36 の10875h搭載モデルが品切れ
こちら復活していますね!
>11800h搭載モデルか、Dell G15 Ryzen edtionを、rtx3600×ryzen5800hの構成でクーポン込みで14万で購入することを考えています。
コスパ的にはどちらも優秀ですが、「Dell G15 Ryzen™ Edition ゲーミングノートパソコン 【即納】プラチナ(RTX3060搭載)」の方が高いです。今なら納期も早いですし候補に入れても良いと思います。
ネックとなるのは本体重量です。約2.57kgとドスパラのモデルに比べるとかなり重いです。さすがに2.0kgを超えると持ち運ぶのが大変です。
持ち運ぶことを考えているならドスパラのCore i7-10875H搭載モデルである「GALLERIA XL7C-R36 10875H搭載」か「GALLERIA XL7C-R36 11800H搭載」がおすすめです。本体重量約2.0kgと持ち運びにも対応しやすいです。
Dell G15よりも高いですが、本体を軽くすることにコストを掛けていると考えれば納得できます。
以上。
参考になりましたら幸いです。