当記事では、GALLERIA GCR1660TGF-QCの評判とレビューをまとめている。2019年10月4日発売の最新ゲーミングノートだ。インテルとの共同設計で生まれたということで注目を集める。重いというゲーミングノートPCの常識を覆すモデルだ。
当ページの目次
GALLERIA GCR1660TGF-QCのスペック
ブランド名 | GALLERIA |
---|---|
製品名 | GCR1660TGF-QC |
価格 | Windows 10 / 145,380円 |
CPU | Core i7-9750H |
グラボ | GeForce GTX 1660 Ti mobile |
メモリ | DDR4-2666 16GB |
SSD | 512GB NVMe対応 |
HDD | 非搭載 |
液晶サイズ | 15.6インチ 144Hz |
重さ | 約1.87kg |
その他 | SDカードリーダー(SDXC対応) USB 3.1 Type A Gen1 x2 / Type A Gen2 x1 / Type C Gen2 x1 マイク入力 x1 ヘッドフォン出力 x1 HDMI出力 LANポート |
>>>GALLERIA GCR1660TGF-QCを購入する<<<
GALLERIA GCR1660TGF-QCのゲーミング性能レビュー
GTX 1660 Ti mobile(グラフィックボード)
GTX 1660 Tiは、標準的なゲーミング性能を持っている。FULL HD環境でのゲームプレイには十分な性能だ。標準設定であればまずまず、144hzでのゲームプレイには最低設定程度まで下げることを推奨する。
GALLERIA GCR1660TGF-QCはどちらかというとゲームに必要となる性能以外の部分が強化されたモデルとなっているので性能以外にも価値を感じるユーザーの方向けだ。完成度は高いが性能に対するコストパフォーマンスがずば抜けているわけではない。
Core i7-9750H(CPU)
Core i7-9750Hは、ゲーミングノートの上位モデルに多く搭載されるCPUだ。ノートパソコン向けCPUの中で最もゲームに適していて、GTX 1660 Tiとは相性が抜群に良い。高リフレッシュレートへの対応は設定を下げるなどで対応する必要がある。
もっともこれ以上の性能を持つCPUは価格が跳ね上がったり、ゲームに適してしなかったりと他に選択肢がないのが本当のところだ。少ない選択肢の中では最良のCPUというだけなので、CPU性能自体はそこまで高くないので注意したい。
総合性能
新しいゲームへの対応力は高くなく、高リフレッシュレートとなると最低設定も視野に入れなくてはならない。ただ、設定を下げるだけで高リフレッシュレートに対応できるというのは性能は事足りているということで無駄が無い。
ゲームを快適にプレイするために必要な性能は備えているので、扱いやすいモデルである。今後登場してくるゲームに対してもある程度の対応力は持っていて満足のいくモデルと言えるだろう。
>>>GALLERIA GCR1660TGF-QCを購入する<<<
GALLERIA GCR1660TGF-QCの特徴&強み
大幅な値引きで一躍トップモデルへ
2020年になって価格が189,980円から145,380円へ大幅に値下げされた。GALLERIA GCR1660TGF-QCの持つ最高峰の機能をお得な価格で手に入れられる。評価もゲーミングノートのトップモデルの一角を担うほど大きく向上した。これまではコンパクトになったことや144hzに対応したモニター、高耐久のバッテリーを採用したモデルとして価格に対しては妥当な価格ラインだった。
ゲーミングノートとしては求められているものから少し外れ、コストパフォーマンスを犠牲にしたオールラウンドモデルという評価で、キャンペーンが適用されて価格が下がれば人気も出ると予想していた。登場時から注目を集めており、ゲーミングノートの枠に囚われないスタイリッシュなデザインと駆動時間の長さという強みも189,980円という価格に尻込みしていたユーザーも多いかもしれない。
それだけに、44,000円以上の値引きが適用されたのは驚きと嬉しさが一杯だ。性能だけで見れば適正価格より4万円ほど高くちょうどその分が値引きされ一気に頭一つ抜けたモデルへと昇華された。明らかに割安なモデルとなっている。
性能で見るとやや高めに設定されていることもあり、当サイトではあまりおすすめはしていなかったが、ここまで価格が下がればi7-9750HとGTX 1660 Ti mobile搭載最強モデルになるだろう。カラーバーリエーションもガンメタリックが追加されたことでブラックと2種類から選べるようになったのも高評価だ。ドスパラのGALLERIAを代表するノートパソコンになった。
完成されたゲーミングノート
当該モデルにはノートパソコンに求められる多くの要素を詰め込んでおり、完成度の高いモデルに仕上がっている。ゲーミングノートの常識を打ち壊したGALLERIA GCR1660TGF-QCは、ゲーミングノートの将来を見据えている。これからのゲーミングノートはこうなるべきだという形を示し、将来的にユーザーが求めるものを先に取り入れた。
ビジネス、ゲーム、作業、何でもどこでも出来る究極のノートパソコンと言えるだろう。何をするにも対策の取られた機能性と性能により、快適なパソコン操作は当たり前になり、パソコンで行える全ての作業に対応できる。完成度の高いゲーミングノートは数多く見てきた。しかし、完成されたゲーミングノートを見るのは初めてだ。価格・性能・構成・機能・バランスとどれを取ってもGTX 1660 Ti mobile搭載モデルの中で突き抜けている。
唯一のデメリットはカスタマイズができないということだろう。完成品扱いなのか、薄型の本体の弊害なのか、ストレージのカスタマイズが行えないモデルである。NVMe対応の512GBのみでは容量に不安が出てくるかもしれない。
外付けのストレージで対応する場合、持ち運ぶ際にかさばることがそのまま薄型、コンパクトというメリットを打ち消してしまいそうだ。動画などを保存する場合は致し方ないが、できるだけ内蔵されたストレージ容量の中でやりくりしたいところだ。
ビジネスモデルとしても使えるデザイン&実用性の高さが魅力
ビジネスモデルとしても完成度の高いノートパソコンだ。手頃なかかくでかつ使う場所を選ばないオシャレなデザインが◎Intelとの共同開発という肩書も素晴らしい。最大10時間連続使用できるにも関わらず本体は15.6型の中では薄くコンパクトで最軽量を謳う1.87kg、4.5mmの極薄ベゼルを採用している。
ビジネス用途に欠かせない携帯性の良さとバッテリー持ちを実現させたことで、ゲーム以外の用途にも使用することができる。ゲーミングノートは少し大きく厚みのある本体が多いため、持ち運びにはあまり適さない形状をしている。GALLERIA GCR1660TGF-QCの場合は、鞄に入れて持ち運べる大きさと重さで電車や徒歩での持ち運びも苦にならない。女性の方でも問題ないだろう。
>>>GALLERIA GCR1660TGF-QCを購入する<<<
GALLERIA GCR1660TGF-QCの本体レビュー
本体正面
4.5mmの極薄ベゼルが広い画面占有率94.5%を実現し、通常の15.6インチよりも鮮やかに描画されるようになった。同時にデザイン性も高くなり、ビジネス用途でも違和感なく使用することができる。ごついというのはもはや過去のものになった。
本体全般
指一本で開閉できる軽さと、傷みやすいヒンジ部分の強化を両立。長く使用することで徐々に開閉の重さが変わっていくのを抑制することができる。
キーボード
RGB LEDライトにより発光色を選ぶことが可能だ。もちろんLEDライトを切ることもできるので場所を選ばず使用することができる。メカニカル式と同等の打鍵感と光学式センサーによる超高耐久を両立させたキーボードは、ゲーミングノートの中でもトップクラスの使用感だ。
インターフェイス
- USB Type-C 3.1 Gen 2 /Thunderbolt 3 ×1
- HDMI出力
- LANポート
- 電源アダプタ接続口
- マルチカードリーダー(SD / SDHC / SDXC)
- USB3.1 (Type-A Gen1)×2
- ケンジントンロック
- USB3.1 (Type-A Gen2) ×1
- マイク / イヤホンジャック
構成に特別なものはない一般的なもの。必要なものは一通り揃っているため、光学ドライブや増設ポートなどは外部接続のもので代用が利くだろう。
>>>GALLERIA GCR1660TGF-QCを購入する<<<
似ているゲーミングノートPCと比較
ブランド名 | GALLERIA | GALLERIA |
---|---|---|
画像 | ||
製品名 | GCR1660TGF-QC | GCR1660TNF-E |
価格 | 145,380円 | 169,980円 |
モニター | 15.6インチ | 17.3インチ |
リフレッシュレート | 144Hz | 144Hz |
CPU | i7-9750H | i7-9750H |
GPU | GTX1660Ti | GTX1660Ti |
メモリ | 16GB | 16GB |
SSD | 512GB NVMe対応 | 512GB NVMe対応 |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
重さ | 約1.87kg | 約2.7kg |
公式 | 公式 | 公式 |
実はGALLERIA GCR1660TGF-QCには、GALLERIA GCR1660TNF-Eという上位モデルが存在している。価格は24,000円ほど高い。この価格差に何があるのかと言うと①17.3インチの大型モニターを搭載、②SteelSeries製ゲーミングキーボードを搭載していることだ。
特にSteelSeries製ゲーミングキーボードの搭載は価値が高い。ノートの場合デスクトップパソコンのように気軽にキーボードを変更することはできないので、メリットは絶大だ。難点としては重さが2.7kgとやや重いことだ。気軽に持ち運びができる大きさではないと言える。
価格&先進性のGALLERIA GCR1660TGF-QCか、実用性のGALLERIA GCR1660TNF-Eかそこはユーザーに委ねる。コストパフォーマンスを考えるなら前者を選択すると良いだろう。
管理人による総評(GALLERIA GCR1660TGF-QC)
2019年10月に新しく登場したGALLERIA GCR1660TGF-QCは、Intelとドスパラによる共同開発により生まれた新しいゲーミングノートの形を生み出したモデルだ。より薄くなり軽量化されたこのモデルはこれまでのゲーミングノートPCの常識をいい意味で覆した。持ち運びがしやすくかつデザイン性が高くなったのは魅力的だ。
さらに、当該モデルはバッテリーの強化(94Wh)によって連続使用可能時間が10時間と長くなっている。ゲーム用とビジネス用を兼用することができる。ゲームも作業も1台で完結したい場合は最も優れた選択肢となってくれるだろう。社会人ユーザーにおすすめのモデルだ。
グラフィックボードにはGTX 1660 Tiを採用しており、性能は基準となるものだ。144hzを活かせる最低限必要な性能ということで最低設定でfpsを稼ぐようなプレイスタイルに適しているように感じる。CPUには、Core i7-9750Hを搭載。ゲーミングノートで主流のCPUであり、ゲーミングノートに求められる最適解のようなCPUである。高リフレッシュレート対応モデルには最も求められる性能であるため、このあたりはよく考えられている。GTX 1660 Tiの性能を考えればベストなCPUだろう。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
145,380円 | Core i7-9750H | GTX1660Ti |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 16GB | 512GB NVMe | 非搭載 |
その他あなたにおすすめの記事はこちら!
管理人厳選のおすすめゲーミングPCランキング【2020年最新】
おすすめのゲーミングPCランキングを紹介している。コストパフォーマンスが高いモデルに人気が集中していると言える。
ゲーミングノートPCおすすめランキング【2020年最新】
イチオシのゲーミングノートPCを紹介している。外出先でもゲームを楽しみたいという方はぜひ参考にしてほしい。
当サイト紹介ゲーミングPC一覧表
当サイトでレビューをしている全てのゲーミングPCを表でまとめている。一覧で見れば、ゲーミングPCの構成や相場感を把握することができる。
あなたにぴったりのゲーミングPCを探す
選び方(初心者の方向けにぴったりの選び方を解説) | ||
セール | 安い | ゲーム推奨 |
比較(ゲーミングPCの特徴を比較して最適な1台を見つける) | ||
価格 | BTOショップ | グラボ |
サイトのトップに戻る
2020年度版おすすめのゲーミングPCを紹介している。ゲーム歴及びパソコン歴20年以上の管理人が今話題の最新BTOパソコンを徹底的に解説。価格が安く人気のあるBTOパソコンだが、種類が多く初心者は失敗しがちだ。後悔したくない方は購入前に参考にして欲しい。