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当記事では、ドスパラ「GALLERIA RM5R-R36T」の詳細レビューをまとめた。RTX 3060 TiにRyzen 5 3500Xを合わせた異色のゲーミングPCだ。コストパフォーマンスが高いモデルではないのでその特徴をしっかり理解した上で選択して欲しい。

GALLERIA RM5R-R36Tのスペック

RM5C-G50

ブランド名GALLERIA
製品名RM5R-R36T
価格Windows 10 / 109,980円
(税込120,978円)

・追記
Windows 10 / 134,980円
(税込148,478円)

CPURyzen 5 3500
グラフィックボードGeForce RTX 3060 Ti
メモリDDR4-2666 16GB
SSDNVMe 500GB
HDD非搭載
電源650W BRONZE
マザーボードチップセットA520
コスパ★★★★☆☆☆☆☆☆ 3.6

・追記
★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2.0

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価格の高騰に注意

GALLERIA RM5R-R36Tは、2度の値上げが適用され、登場時の税抜129,980円を5,000円超えてしまった。一時は税抜109,980円まで下がっていたが、合計で25,000円の値上げとなった。GALLERIA RM5R-R36Tは10万円台であっても評価が思うように伸びなかった。そこに追い打ちをかける値上げは評価を大幅に下げるのには十分だ。RTX 3060 Ti搭載モデルの評価が低い要因として、値下げのタイミングで値上げが行われたからだ。

NVIDIAのGPUは登場から1ヶ月ほど経って価格が下がっていく。RTX 3060 Tiは2020年12月に登場し、2021年1月には価格が下がり始めていた。ところが、そのタイミングでRTX 3060 Ti搭載モデルは一度ラインナップから消えてしまった。RTX 3070の人気が高まり、押し出されるように消えていった経緯がある。もしかするとこの時点でGPUの供給不足が始まっていたのかもしれない。

そして、RTX 3060の登場で次第に需要は減少傾向になり、取り扱うショップも少なくなった。次に紹介する2つの要因がマイナスに作用して評価を下げる結果となった。一つはこれからという時に取り扱いが減ったことで、二つ目がRTX 30シリーズの供給不足と同時に再販された価格が従来よりも10%以上高かったことだ。RTX 3060 Tiは廉価版RTX 3070の位置についている。性能はRTX 3070に近く、価格は安いというのが持ち味だ。

ただ、RTX 3070は2020年9月に登場していたことで、RTX 3060 Tiが登場した時点でRTX 3070の方が価格は安かった。GALLERIA RM5R-R36TはRyzen 5 3500Xを搭載して価格を抑えたモデルだが届かなかった。比較的高性能な部類ということでRyzen 5 3500Xでは不安だったのだろう。

強みを前面に出し、RTX 3060 Ti搭載最安値モデルになれただけに惜しい。GALLERIA RM5R-R36Tの問題ではなく、全てはタイミングの悪さからきている。もしかするとこれから評価を巻き返すかもしれない。もちろん、それは全てのモデルに言えることで苦境に立たされていることに変わりはない。

各タイトルの対応表

FF14 4KApex Legends 144HzApex Legends 60HzFortnite 144HzFortnite 60Hz
ff14suisyou
★★☆☆☆
Apex-Legends
★★★☆☆
Apex-Legends
★★★★★
fortnite
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

GALLERIA RM5R-R36Tのゲーミング性能まとめ

GALLERIA RM5R-R36Tseinou

GALLERIA RM5R-R36TはCPU性能が控えめなゲーミングPCだ。ゲームをプレイする上では最低限の性能はあるが、RTX 3060 Tiの性能を引き出すには少し物足りない。GPU性能はFF14を4Kでプレイできる水準を満たしている。Apex Legendsを144Hzでプレイすることも可能だ。

既存のゲームを快適にプレイできるGPU性能に対して、CPU性能が大きく足を引っ張っている。この特性から、高いCPU性能を要求するタイトルには非常に弱く、GPU性能が求められるタイトルに強い。これは最新のタイトルに多い傾向である。最新のタイトルは苦手としにくいだけで、対応力に優れているわけではない。

ややクセの強い性能は初心者にはおすすめしにくい。RTX 3060 Tiはリアルタイムレイトレーシングなどの機能が魅力である。その機能を使用するにはCPU性能が厳しい。様々な場面でボトルネックとなる可能性は否定できない。RTX 3060 Tiの持つ純粋な性能を活かしたスタイルに適している。基本はフルHD+高リフレッシュレートとなりそうだ。

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GALLERIA RM5R-R36Tの特徴まとめ

CPUダウンなどのリニューアルで評価微減

GALLERIA RM5R-R36Tは、以前と比べて2万円安くなった。その代償にCPUがRyzen 5 3500XからRyzen 5 3500へランクダウンした。これによりCPU性能は以前にも増してGALLERIA RM5R-R36Tの弱点となった。また、Ryzen 5000シリーズの登場やRTX 3060 Tiの価格が下がったことで評価も落としている。様々な悪いタイミングが重なり評価は落としたが、元々おすすめできるモデルではなかった。

今回の変更は、それがより顕著になり分かりやすくなった。CPUとGPUのバランスは昔ほど重要ではなくなった。ゲームに求められるCPU性能がほどほどだからだ。ただ、GPU性能を引き出すという意味で、GPUにある程度合わせる必要がある。Ryzen 5 3500はRTX 3060 Tiに合っていない。これが最も大きく評価を下げる要因である。

Ryzen 5 3500XからRyzen 5 3500に下がること自体は、性能面で与える影響はそこまで大きくない。RTX 3060 Ti搭載のゲーミングPCからすると最低限に満たないRyzen 5 3500Xからさらに下がってしまったことは厳しい評価となる。RTX 3060 TiはフルHDであればほぼ全てのゲームを最高設定でプレイすることのできる性能を有している。

一方で、Ryzen 5 3500はエントリークラスのゲーミングPCに採用される価格重視のCPUだ。フルHD+標準以下の環境を構築するのに適している。この組み合わせはそれぞれの長所を活かしにくい。価格重視のCPUと性能重視のGPUは双方のよさを潰すことになる。コストパフォーマンスの評価が伸びない理由だ。

価格を下げることを意識したモデル

GALLERIA RM5R-R36TはゲーミングPCとして非常に悪い評価を得たモデルとなる。グラフィックボードの性能にCPU性能が釣り合っていないことが最大の理由だ。存在価値がないのかと言うとそうでもない。RTX 3060 Ti搭載最安値クラスのモデルだ。この最安値であることは市場に影響を与える。RTX 3060 Ti搭載モデルの相場を下げ、よりよい製品を生み出すきっかけにもなる。多くのショップがRTX 3060 TiはRTX 2060 SUPERの後継機として扱っている。

ドスパラはRTX 2060 SUPER最終版と同等の価格で展開している。Ryzen 5 3500搭載というデメリットはあっても、同じ構成で安いモデルは存在しない。RTX 3060 Tiの価格に切り込んだモデルだと言える。選択をおすすめすることはなくても、今回の変更は大きな意味を持つはずだ。もう少し後に登場するRTX 3060の価格にも期待しやすくなる。

RTX 3060はRTX 3060 Tiよりもランクが下のGPUだ。RTX 3060搭載モデルがRTX 3060 Ti搭載モデルより価格が高いと選択するメリットはない。登場時はともかく、価格が落ち着くと税抜10万円台を切るモデルの登場もあるだろう。GALLERIA RM5R-R36Tは製品としての評価は低くても、ユーザーにとっては非常にプラスに働くモデルである。

それはRTX 3060だけではなく、RTX 3050のようなモデルにまで繋がる。ミドルクラスの価格を下げることを意識したモデルだ。そういった思惑があったかは分からないが、結果的にそうなる。こういった今後へ繋がるモデルの登場はドスパラに限らず増えてほしい。より優れたモデルの登場に繋がるからだ。GALLERIA RM5R-R36Tの選択はおすすめしない。ただ、GALLERIA RM5R-R36Tの登場は歓迎したい。

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パソコンケースレビュー

正面

GALLERIA RM5C-G50-syoumenドスパラの新ケースとなっている。デザインハウスが設計したケースだけあってデザイン性が高い。ミニタワーケースとなっているが、従来のミニタワーよりは一回り大きくなっていてミドルタワーの差が縮まっている。違うのは高さだけで奥行きと幅はミドルタワーと共通だ。

右サイド

GALLERIA RM5C-G50-right右サイドはシンプルで吸気口だけが設けられている。高さ分の吸気口があるのでエアフロー改善には効果的だ。ガンメタリックのケースが高級感を演出している。

左サイド

GALLERIA RM5C-G50-left左サイドにも吸気口がある。また、一部クリアガラスパネルを採用していて中身が見えるようになっている。最近のモデルらしいデザインだと言える。

背面パネル

GALLERIA RM5C-G50back背面パネルについてはオーソドックスなものになっている。前面の両サイドから取り入れられた空気が上部及び後ろから排出してくれる。本体内部に熱がこもらないような工夫が見られる。140mmサイズの冷却ファンを搭載しているのも後押ししてくれる。

正面-LED

GALLERIA RM5C-G50-ledケースの枠組みにLEDが配置されている。オシャレな演出だ。このLEDについては専用のソフトウェアからコントロールすることができる。

I/Oパネル

GALLERIA RM5C-G50-iopanel前面に斜めにI/Oパネルが配置されている。電源ボタン、USB 3.2 Gen1 Type-A x4、ヘッドフォン端子が設けられている。USBが4つもあるのは使い勝手が良い。

似ているモデルとの比較

現在全てのモデルの価格が不安定であるため比較を行っていない。RTX 3060 Ti搭載モデルも品切れになったり再販されたりを繰り返している。他のモデルも翌日には価格が変わっていることも珍しくない。比較を行うのが非常に難しいタイミングである。特に税抜13万円台で優れたモデルのほとんどは値上げされていない。

いつ価格が変更されるか予想ができない以上、比較に登場させることはできない。RTX 3060 Ti搭載モデルはドスパラ以外ではほとんど取り扱いがない。そもそも比較できる製品が極端に少ない。GALLERIA RM5C-R36Tは現時点ではあまりおすすめできるモデルではないので、別のモデルを検討してほしい。

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管理人による総評(GALLERIA RM5R-R36T)

RM5C-G50

GALLERIA RM5R-R36Tは、RTX 3060 Ti×Ryzen 5 3500X搭載のゲーミングPCだ。値上げの影響を受けて評価は大きく下がってしまっている。Ryzen 5 3500からRyzen 5 3500XにアップグレードされてもGPU性能の方が高くCPU性能はやや物足りない。

価格を抑えるという意味では意味のある構成だと言える。フルHD環境+αでのゲームプレイに対応することが可能だ。価格がもう少し下がればコストパフォーマンスも上がりよりおすすめしやすくなる。現時点ではRTX 3070搭載モデルの方がよいかもしれない。

価格CPUグラボ
134,980円Ryzen 5 3500XRTX3060Ti
メモリSSDHDD
DDR4 16GB512GB非搭載

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ドスパラ(ガレリア)の評判まとめ

GALLERIA RM5R-R36Tを販売しているショップとなる。ドスパラはBTOショップNo.1の人気ショップで多くのユーザーから支持されている。

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