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当記事では、GALLERIA UA9C-R39のレビューをしている。最新のAmpere世代のRTX 3090を搭載したゲーミングPCだ。驚きの価格設定だが、性能を考えると納得できるのかもしれない。フラグシップモデルじゃないと我慢できないというこだわりのあるゲーマーの方はチェックして欲しい。自慢したくなるモデルであることは間違いない。

型番の解説コーナー

GALLERIA UA9C-R39という型番を見てもただの英数字の羅列に見えるだろう。この型番は分解して考えるとグレードや搭載されているグラフィックボード/CPUがわかる仕組みになっている。「GALLERIA UA9C-R39」は、U=シリーズ(Ultimate:最上位)、A=ATX(ケース)、9C=Core i9-10900K、R39=RTX 3090ということだ。

GALLERIA UA9C-R39のスペック

GALLERIA UA9C-R80Scase

ブランド名GALLERIA
製品名UA9C-R39
価格Windows 10 / 429,980円
CPUCore i9-10900K
グラフィックボードGeForce RTX 3090
メモリDDR4-2933 32GB
SSDNVMe 1TB
HDD2TB
電源850W GOLD
マザーボードチップセットZ490
コスパ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 2.5

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各タイトルの対応表

X4:FoundationsPUBG黒い砂漠FF14Fortnite
X4Foundations
★★★★★
pubg
★★★★★
kurosabakutop
★★★★★
ff14suisyou
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

GALLERIA UA9C-R39のゲーミング性能

GALLERIA UA9C-R39seinou

最新の最上位GPU RTX 3090を搭載したゲーミングPCだ。その圧倒的な性能は、現在のゲーミングPC事情からすると非常に扱いづらいことは否定できない。下位モデルであるRTX 3080に確かな性能差をつけているものの、CPUと全くバランスが取れていない。Core i9-10900Kでもボトルネックになるのは確実だ。それもそのはず、RTX 3080でさえCore i9-10900Kをボトルネックにしてしまうのだ。その上をいくGPUなら当然である。

RTX 3090は高負荷で真価を発揮する。そのため、フルHDやWQHDではRTX 3080搭載モデルの方が性能は上だ。基本的には同等で、負荷によるパフォーマンスの低下が少ないといった感じだ。フルHDやWQHDでのゲームプレイなら何の問題もない。最高設定+高リフレッシュレートも実現できる。ただ、これはRTX 3090搭載モデルでなくても可能なことだ。

RTX 3090搭載モデルは4K解像度での運用でなければ本当にメリットが薄い。8K環境対応GPUとのことだが、8Kを快適に動作させるにはスペックが足りない。本気を出すにはCPU性能が足りず、本気を出しても8Kには届かない。WQHD以下ではRTX 3080に並ぶ。これならゲーム用途には適さない性能と言わざるを得ない。

RTX 3090はゲーム向けのGPUとして考えない方がいい。GTX 690以来の久しぶりの90番台に期待していた。蓋を開けて見ればただのTITANシリーズの後継機である。ゲーム目的での選択には中途半端さがつきまとう。RTX 3090を活かせる用途はゲームにはない。

僅かでもフレームレートを稼ぎ、ベンチマークスコアを伸ばしたいというハイエンドユーザー向けだろうか。ゲーム以外ではGPGPU性能を活かしたり、ディープラーニングに使用したりと様々だ。ゲームに価値を見出そうとすると、RTX 3080の方がよいという結論になる。来るRTX 3080 TiのようなGPUの登場を待つ方がゲーマーとしては受け止めやすいのではないだろうか。

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GALLERIA UA9C-R39の概要&特徴

予算に上限がないユーザーにもおすすめしにくい

GALLERIA UA9C-R39は税込み50万円近くになる非常に高価なゲーミングPCだ。それだけに、選択できるユーザーはほとんどいないだろう。最上級の性能を期待しても、RTX 3080との差はほとんどない。はっきりとゲーム適性が優れているとは言えない。価格が高い=性能が高いであったとしても、それはゲーム性能に関係するとは限らないのだ。その典型とも言える例がこのRTX 3090だ。

RTX 3090は総合的な性能は圧倒的でも、ゲーム性能に関しては大きく落ちる。ディープラーニングなどの用途を想定していなければ選択するメリットがない。また、税込み50万円近い価格であっても、構成はGALLERIA Uシリーズで統一されたものだ。そのため、高価な製品であるにも関わらず、CPUやストレージなどの構成は無難な形に収まっている。

価格に関してはグラフィックボードだけで20万円を超えてしまうのでそれ自体は仕方がないことかもしれない。ただ、価格に対する特別感を感じにくいのは少し残念な点だ。水冷CPUファンやHDD容量が大きければ評価も違った。シリーズを統一したモデルは、こういった高価なモデルでは恩恵が少ない。扱いづらい性能と高価な価格のあわせ技で初心者にはおすすめできない。

そしてゲームに特化したわけではないのでゲーマーにも購入を推奨できるモデルでもないのだ。例えば予算に余裕があるユーザーでも最良の選択肢とはならない。そもそもRTX 3090自体がおすすめしにくいGPUである。RTX 3090搭載モデルを選択するメリットのあるユーザーは限られている。では、どういったユーザーにおすすめできるのか。

それは単純にRTX 3090の性能を必要としているユーザーだけだ。この性能が求められる場面も相当限られている。8Kに対応できるGPUとして期待はしたが、それもまだ完全ではない。ゲーム目的なら2世代後にTITANか90番台まで様子を見るべきだ。RTX 3090をゲームで使いこなすには時代が追いついていない。おそらく、第4世代のRyzenシリーズが登場しても厳しいだろう。既存のゲーミングPCの枠から大きく逸脱した製品である。評価も難しければ、おすすめするのも難しい。避けるという選択が最も無難に思える。

コストパフォーマンスは最悪

GALLERIA UA9C-R39のコストパフォーマンスは2.5に留まる。グラフィックボード単体で20万円を超える価格とゲームではRTX 3080に大きな差をつけられなかった性能がマイナスだ。GALLERIA UA9C-R39を含む全てのRTX 3090搭載モデルのコストパフォーマンスは最悪だ。そもそも、RTX 3090をゲーム向けに運用するというのは微妙なところだ。ゲーム以外の用途には非常に強力なGPUであることからも、ゲーム性能はおまけに近い。

RTX 30シリーズは、RTX 3080の登場で圧倒的な性能を有するGPUという印象を強く残した。二番手で登場したRTX 3090に掛かる期待は大きかった。GTX 690以来登場のなかった90番台はどこまでの性能を有しているのか。RTX 3080を活かせるCPUがなかったことから不安もあったのが正直な感想だ。その不安は現実のものとなった。

RTX 3080搭載モデルとの価格差は14万円ほど、これでゲーム性能はほぼ同等であるなら選択するメリットはない。ただ、RTX 3090は高い負荷にかなり強い。フルHDやWQHDではRTX 3080に逆転を許す場面もあるが、4K以上では確実に上回っている。高解像度や高負荷を想定しているなら選択の余地はあるだろうか。

GALLERIA UA9C-R39の価格は驚異の税込み45万円オーバーだ。せめてこれが始めから30万円台であれば、価格が落ち着いた時に選びやすくなっていた。性能を重視するにしても突出したものがあるわけではない。RTX 3080の上位GPUというよりも、RTX TITANの後継機という印象の方が強い。コストパフォーマンスで勝負するようなモデルではないことは分かる。

性能に関してもゲームに最適化されていないことも承知している。だからこそ、ゲーミングPCには適していないのではないかとも思う。ゲーム用途では、価格に見合った価値を持っていない。最近のゲーミングPCはゲーム以外への用途にも扱える高性能を意味することもある。しかし、ゲーミングPCである以上はゲームへの適正で評価を行う。RTX 3090を搭載したGALLERIA UA9C-R39のコストパフォーマンスはハイエンド史上最低クラスだ。

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似ているゲーミングPCとの比較

RTX 3090搭載モデルの比較は難しい。そもそもゲームに適したGPUでないため、一般的なゲーミングPCで広く展開されないからだ。ゲーム向けに構成されたモデルと、RTX 3090の性能を活かすために構成されたモデルは比較できない。よく言えば用途の幅が広すぎて製品を絞り切れない。今後もRTX 3090搭載モデルの数は増えていくだろう。

ラインナップが増えたとしても方向性は異なるはずだ。Quadro搭載モデルやXeon搭載モデルに近いものがある。それでも強引に比較するとすれば、RTX 3080 Tiが登場してからになる。ゲームに特化したGPUとそうでないGPUの比較だ。すでに結論は明確ではっきりとRTX 3090に不利な比較にしかならない。

RTX 3090の存在は、ゲームにはあまり大きな影響を与えていない。ただ、ゲーム以外への影響は大きい。次世代を感じさせる卓越したGPUであることは間違いない。また、RTX 3090の登場により、次世代以降のGPUによい影響があるかもしれない。その存在を無視するのではなく、今後に期待して見送りたい。CPUの性能が2倍以上高ければ、RTX 3090も日の目を見たはずだ。時代の先を行き過ぎたGPUは、現代のゲーム用途で高く評価されることはないだろう。

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パソコンケースレビュー

正面

GALLERIA UA9C-R80S-syoumen新しいケースはユーザー目線に立ったモデルだ。GALLERIAのロゴが真ん中に位置している。吸気口が正面下部から両サイドに変わり排熱効率が大幅にアップしている。グラフィックボードなどのパーツの高性能化による発熱量をカバーするのに十分だ。ハイクラスのモデルならエアフローにも気を使っておきたい。なお、Uシリーズで採用されているこのケースはアルミ製で質感が高いのが魅力だ。

右サイド

GALLERIA UA9C-R80S-right右サイドには吸気口が見える。この新ケースからは両側面に吸気口が設けられる形となった。これによりエアフローが改善して冷却性能の向上に繋がる。

左サイド

GALLERIA UA9C-R80S-left
クリアガラスパネルを採用していてゲーミングPCらしさが演出されている。アルミ製のケースとの相性もばっちりだ。

正面-LED

GALLERIA UA9C-R80S-ledゲートのようにLEDが張り巡らされていてオシャレだ。ソフトウェアからカラーを任意で変更することが可能だ。デザイン自体はコンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とするデザインハウスが担当している。無骨なデザインからより万人受けするデザインになったと言える。

I/Oパネル

GALLERIA XA7C-R70SiopanelI/Oパネルは本体の上部に斜めに配置されている。USB端子も豊富で利便性が高い。ゲーミングヘッドセットを使う際にもコードが曲がらず使い勝手がよい。天板にものを置くことも可能だ。まさにゲーマーのことを考えて生まれたケースだと言える。

管理人による総評(GALLERIA UA9C-R39)

GALLERIA UA9C-R80Scase

GALLERIA UA9C-R39は、Ampere世代のフラグシップモデルであるRTX 3090を搭載したゲーミングPCだ。RTX 3090は、CPUのCore i9-10900Kが霞んでしまうほど高いグラフィックス性能を持つ。性能が高すぎてゲーム用途で最適とは言えない。4K解像度あるいはそれ以上の解像度でのゲームプレイを想定している方が対象だ。

税抜42万円という価格からも一般ユーザー向けではないことがわかる。税込み50万円のモデルを気軽におすすめすることはできない。今後価格が下がったとしてもそのときにはRTX 3080搭載モデルの価格も下がり立場が変わることはない。ゲームだけを目的とするなら避けた方が無難だ。

価格CPUグラボ
429,980円Core i9-10900KRTX3090
メモリSSDHDD
DDR4 32GB1TB2TB

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