GALLERIA UA9R-R80Stop


当記事では、GALLERIA UA9R-R80Sのレビューをしている。RTX 2080 SUPERにRyzen 9 3900Xを組み合わせたゲーミングPCだ。ゲームプレイだけを考えるとRyzen 9 3900Xではオーバースペックだと言える。ゲーム+αで考えている方かAMDファンの方におすすめだ。

型番の解説コーナー

GALLERIA UA9R-R80Sという型番を見てもただの英数字の羅列に見えるだろう。この型番は分解して考えるとグレードや搭載されているグラフィックボード/CPUがわかる仕組みになっている。「GALLERIA UA9R-R80S」は、U=シリーズ(Ultimate:最上位)、A=ATX(ケース)、9R=Ryzen 9 3900X、R80S=RTX 2080 SUPERということだ。

GALLERIA UA9R-R80Sのスペック

GALLERIA UA9C-R80Scase

ブランド名GALLERIA
製品名UA9R-R80S
価格Windows 10 / 299,980円
CPURyzen 9 3900X
グラフィックボードGeForce RTX 2080 SUPER
メモリDDR4-3200 32GB
SSDNVMe Gen4 1TB
HDD2TB
電源750W GOLD
マザーボードチップセットX570
コスパ★★★★★★★☆☆☆ 6.9

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各タイトルの対応表

X4:FoundationsPUBG黒い砂漠FF14Fortnite
X4Foundations
★★★★★
pubg
★★★★★
kurosabakutop
★★★★★
ff14suisyou
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

GALLERIA UA9R-R80Sのゲーミング性能

GALLERIA UA9R-R80Sseinou

ゲーム性能を中心としたグラフでは性能のバランスが悪く見える。CPU、GPU、メモリという順にグラフが伸びることでバランスを表している。メモリ32GBを標準搭載していること、Ryzen 9 3900Xがゲーム性能に長けていないことで数値の高い順が逆転している。このような構成を持つモデルの登場を想定していなかった。実際には性能のバランスはしっかり取れているので安心してほしい。

Ryzen 9 3900Xのゲーム性能はRyzen 7 3700Xと同等だ。総合性能では圧倒していても、ゲーム基準の評価は高くない。そのため、ゲーム用途では少しだけ扱いにくさがある。ハイエンドの中では少し性能が低いというだけで、既存のゲームを快適にプレイする性能は持っている。ゲームが苦手なRyzen 9 3900Xは、4Kのような高解像度では安定しやすい。

一方で、X4のようなCPU負荷の高いゲームは苦手である。4Kで安定する性能でも、X4の4Kでは安定しにくい。得意な用途と苦手な用途が共存してしまうことがあるのが扱いにくさに繋がっている。環境を選ばない性能として見れば初心者にも選びやすい。しかし、使いこなすには性能を理解しておく必要があることを考えると中級者以上に適しているように感じる。ゲーム用途ではややクセのある性能だ。

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GALLERIA UA9R-R80Sの概要&特徴

価格が高くおすすめしにくいフルタワーモデル

GALLERIA UA9R-R80Sは、コスパが悪くなりがちなフルタワーを採用している。ゲーミングPCは採用されているケースが価格に影響を与える傾向にある。ミニタワー、ミドルタワー、フルタワーという順に価格が高くなる。その中で、フルタワーだけが異質な存在だ。価格的にも機能的にも別物と考えた方がよい。

ミニタワーとミドルタワーは主にサイズの違いでしかない。これがフルタワーになるとケースのサイズにそれほど違いがなくても、エアフローの改善や材質の変更によって冷却性能など機能面もアップする。GALLERIAシリーズも同様に、通常のスチール製からアルミ製に変更されている。この材質にコストが掛かることから価格が大幅にアップしてしまうのがデメリットだ。

ハイエンドモデルにとって冷却性は生命線である。ただ、ケース本体の冷却性による影響は価格ほど大きいものではない。同じ構成のミドルタワーのモデルと比べて5万円近く高くなるGALLERIA UA9R-R80Sはおすすめしにくい。フルタワー採用モデルは最上位のモデルに限定した方が特別な存在として受け入れられやすいだろう。

ハイエンドでもコストパフォーマンスを重視したRTX 2080 SUPER搭載モデルに採用するのはメリットを潰している気がする。税抜299,980円という価格は、本来最高の性能を持つモデルに適用される価格帯だ。RTX 2080 SUPER搭載モデルが税抜20万円を切ることも珍しくない中で、価格に見合っているとは思えない。これだけ価格が高くなってしまうと、いかに優れたモデルであってもおすすめすることはできない。

ただ、フルタワーに関してはドスパラに限らず、どこのショップでも価格が跳ね上がる。ケースによる特別感の演出ではなく、価格で演出してしまっているのではないだろうか。自信を持って優れていることをアピールしているのかもしれないが、ユーザーにはあまり響かない。価格に差が開き過ぎている現状では、フルタワーモデルを推奨することは難しい。

ゲーム用途+αで考えている方におすすめ

GALLERIA UA9R-R80Sは、ドスパラのゲーミングブランドGALLERIAシリーズに属するモデルだ。その性能はハイエンドモデルとして十分なものである。ただし、採用されているRyzen 9 3900Xはゲームに最適なCPUではない。Ryzen 9 3900Xの本領はゲーム以外で発揮される。ゲームではRyzen 7 3700Xと同等の性能で、Intelの高コスパモデルのCore i5-10400を下回る場面もある。

ゲーム以外の用途ではRyzen 7 3700Xを置き去りに、Core i9-10900Kをも凌駕する場面が目立つ。Ryzen 9 3900Xはゲーム以外に特化し、ゲームにもそれなりに対応できる性能という位置付けだ。用途の幅は広いので、どんな用途であっても高い水準で対応できるのは持ち味だ。RTX 2080 SUPERによるゲーム性能の底上げ、Ryzen 9 3900Xによる幅広い用途への対応がこのモデルらしさだと言える。

ゲームプレイとそれ以外の用途を想定していれば非常に優秀な性能である。それはつまり、ゲームメインの用途には適していないということでもある。ゲームを配信する程度ならRyzen 9 3900Xでなくても対応できる。GALLERIA UA9R-R80Sを扱う上ではゲーム配信+αの用途が適切だ。ゲームを配信しながら、別のアプリケーションを操作するなどである。

ゲームを含めた3つ以上の負荷の高いアプリケーションの操作を行うには最適な性能である。Intel製CPUも第10世代になり、ゲーム以外へのパフォーマンスを大幅に高めた。それでも、Ryzen 7 3700Xを上回っても、Ryzen 9 3900Xを上回る場面は少ない。様々なアプリケーションを同時に起動し、操作することで持ち味を活かせる。

GALLERIA UA9R-R80Sはゲームを快適にプレイするためのゲーミングPCではない。高性能なパソコンという枠のゲーミングPCである。ゲーマーになら誰にでもおすすめできる性能ではないことが、ゲーミングPCを複雑にしているように思える。

ゲームプレイ中に配信もブラウザを除く別のアプリケーションを操作しないというのであればIntel製CPU搭載モデルが無難だ。クリエイティブな用途などのゲーム以外への性能を求めるならRyzen搭載モデルがおすすめだ。ただ、GALLERIA UA9R-R80S自体はコストパフォーマンスの面でおすすめしにくいことに変わりはない。

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似ているゲーミングPCとの比較

ブランド名GALLERIAG-Tune
イメージGALLERIA-UA9C-R80Scasemasterpiece
製品名UA9R-R80SHP-A-O
価格299,980円279,800円
CPURyzen 9 3900XRyzen 9 3950X
(水冷クーラー)
GPURTX 2080 SUPERRTX 2070 SUPER
メモリDDR4-3200 32GBDDR4-3200 32GB
SSDNVMe 1TB Gen4NVMe 1TB Gen4
HDD2TB4TB
電源750W GOLD800W TITANIUM
マザーボードX570X570
公式公式公式
レビュー当ページレビュー
比較対象はG-TuneのフルタワーG-Tune HP-A-Oだ。CPU性能は最上位のRyzen 9 3950Xを搭載で大幅にアップ。水冷クーラー搭載なので冷却性能も高く安定しやすい。ただ、GPUは2ランクダウンのRTX 2070 SUPERである。G-Tune HP-A-OはGPUのカスタマイズが可能なモデルだ。+22,800円でRTX 2080 SUPERに変更することができる。

その時の価格は税抜302,600円になり、GALLERIA UA9R-R80Sとの価格差は3,000円程度だ。同じ価格帯であっても、CPU性能が大幅にアップ、HDD容量倍増、電源容量と規格がアップする。これだけの変化で3,000円なら間違いなくG-Tune HP-A-Oがおすすめだ。G-Tune製品は割高な価格設定が多い。ただ、Ryzen搭載モデルだけは適正価格と言える。Ryzen搭載モデルを探しているならG-Tune製品はチェックしておきたい。

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パソコンケースレビュー

正面

GALLERIA UA9C-R80S-syoumen新しいケースはユーザー目線に立ったモデルだ。GALLERIAのロゴが真ん中に位置している。吸気口が正面下部から両サイドに変わり排熱効率が大幅にアップしている。グラフィックボードなどのパーツの高性能化による発熱量をカバーするのに十分だ。RTX 2080 SUPER×Ryzen 9 3900X搭載モデルならエアフローにも気を使っておきたい。なお、Uシリーズで採用されているこのケースはアルミ製で質感が高いのが魅力だ。

右サイド

GALLERIA UA9C-R80S-right右サイドには吸気口が見える。この新ケースからは両側面に吸気口が設けられる形となった。これによりエアフローが改善して冷却性能の向上に繋がる。

左サイド

GALLERIA UA9C-R80S-left
クリアガラスパネルを採用していてゲーミングPCらしさが演出されている。アルミ製のケースとの相性もばっちりだ。

正面-LED

GALLERIA UA9C-R80S-ledゲートのようにLEDが張り巡らされていてオシャレだ。ソフトウェアからカラーを任意で変更することが可能だ。デザイン自体はコンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とするデザインハウスが担当している。無骨なデザインからより万人受けするデザインになったと言える。

I/Oパネル

GALLERIA XA7C-R70SiopanelI/Oパネルは本体の上部に斜めに配置されている。USB端子も豊富で利便性が高い。ゲーミングヘッドセットを使う際にもコードが曲がらず使い勝手がよい。天板にものを置くことも可能だ。まさにゲーマーのことを考えて生まれたケースだと言える。

管理人による総評(GALLERIA UA9R-R80S)

GALLERIA UA9C-R80Scase

GALLERIA UA9R-R80Sは、ドスパラのフラグシップモデルであるUシリーズに属するゲーミングPCだ。グラフィックボードにはRTX 2080 SUPERを、CPUにはRyzen 9 3900Xを搭載している。ゲーミング性能的にはハイクラス以上だ。ただし、Ryzen 9 3900Xはゲームプレイにおいて安定しないことがある。そういう意味ではゲーム+αで考えている方におすすめだ。例えば、仕事でもパソコンを使っている方なら活用しやすいだろう。

価格CPUグラボ
299,980円Ryzen 9 3900XRTX2080 SUPER
メモリSSDHDD
DDR4 32GB1TB2TB

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