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当記事では、ドスパラ「GALLERIA ZA7R-R38」の詳細レビューをまとめている。RTX 3080×Ryzen 7 5800Xを搭載したゲーミングPCだ。4K解像度でのゲームプレイがターゲットとなる高い性能を持つ。Ryzen 7 5800Xはマルチスレッド性能が高くゲーム以外への用途にも対応しやすい。昨今のグラフィックボードの価格高騰の影響もあってこれが標準的な価格だ。Ryzen 7 5800X自体も価格が落ち着くことなく跳ね上がってしまっている。

GALLERIA ZA7R-R38のスペック解説

GALLERIA XA7C-R70S (2)

ブランド名GALLERIA
製品名ZA7R-R38
価格Windows 10 / 285,978円(税込)

・追記
Windows 10 / 299,979円(税込)
CPURyzen 7 5800X
グラフィックボードGeForce RTX 3080
メモリDDR4-3200 16GB
SSDNVMe 1TB
HDD非搭載
電源750W GOLD
マザーボードチップセットX570
コスパ★★★☆☆☆☆☆☆☆3.0

・追記
★★★★★☆☆☆☆☆5.0

標準的なRTX 3080搭載モデル

GALLERIA ZA7R-R38は登場時点で最新のRyzen 7 5800Xを搭載していたため、登場時点で高かかった。それでもそこから36,000円ほどの値上げで済んでいるので、これでもマシな方である。BTOパソコンの価格高騰でRTX 3080搭載モデルは非常に高価なモデルとなってしまっている。

Ryzen 7 3700X搭載モデルは調整のためか、5万円以上の値上げが適用されたモデルもある。最新のCPU、RTX 3080搭載モデルで言えば36,000円の値上げはまずまず抑えられていると言える。税込30万円を何とか切ったことで、ドスパラの人気ランキング3位に付けている。まずまずの人気モデルだ。

Core iシリーズとRTX 3080の組み合わせのモデルが30万円を超えている。僅かとは言え30万円を切っているインパクトの差は大きいのだろう。ただ、相対的に安いだけであって、RTX 3080搭載モデルとして見るとなかなか手を出しにくい。ゲーミングPCに30万円出すゲーマーはそれほど多くない。

それは税込15万円前後が最も人気の価格帯であることからも分かる。GALLERIA ZA7R-R38を候補に加えた時点で、おそらく選択して後悔するようなことはないと思う。価格が高騰している今の状況でハイエンドモデルを選択できるのは一部のユーザーだけだ。

ある程度予算に余裕がなければこのクラスは選択しにくい。候補に入っているなら選択してしまう方がいいだろう。価格やコストパフォーマンスよりも性能を重視するならおすすめだ。CPU性能、GPU性能ともに文句なしだ。

あとはメモリ容量を32GBに変更するかなど、カスタマイズを詰めるだけでいい。この価格帯には真っ向から比較できる製品もない。ある程度感覚で決めてしまうのもありだ。

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各タイトルの対応表

FF14 4KApex Legends 144HzApex Legends 60HzFortnite 144HzFortnite 60Hz
ff14suisyou
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
fortnite
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

GALLERIA ZA7R-R38の性能まとめ

ゲーミングPCとは、グラフィックボードやCPUなどのPCパーツの集合体だ。ここでは特に重要なグラフィックボードとCPUについて分解して細かく見ていく。

PC初心者の方がスペックを見て性能をイメージすることは難しいだろう。一体として見るよりも一つずつのパーツを見ていくと理解がしやすいと考えている。

GeForce RTX 3080(GPU)

rtx3080seinou

GeForce RTX 3080は、Ampere世代におけるハイクラスのグラフィックボードだ。Turing世代のフラグシップモデルであるRTX 2080 Tiを大きく超えるパフォーマンスを持っている。4K解像度など高負荷のゲーム環境を得意としている。

レイトレーシングも第2世代になりパフォーマンスの底上げが行われた。2021年時点でゲームプレイにおいて性能不足を感じることはないはずだ。フルHD環境だけではオーバースペックになってしまう。ご自身の使用用途を考えて選択しよう。

AMD Ryzen 7 5800X(CPU)

ryzen75800xseinou

Ryzen 7 5800Xは、第4世代Ryzenシリーズのハイパフォーマンスモデルだ。Zen 3アーキテクチャになってゲーミング性能が向上した。8コア16スレッドは第3世代Ryzenシリーズとは変わらないが、IPCの改善やシングルCCXデザインの採用などでパフォーマンスが向上した形だ。RTX 3080と合わせるCPUとして悪くない選択肢となる。

総合性能

GALLERIA ZA7R-R38seinou

GALLERIA ZA7R-R38はRyzen 7 5800XとRTX 3080を組み合わせた最新のハイエンドモデルだ。Ryzen 7 5800Xは従来までのRyzen 7と異なり、ゲーム性能が大きく伸びた。ただし、最高スコアも伸びた反面、最低スコアも下がり不安定さは残る。安定感という面ではIntelが有利なことはこれまで同様だ。

一部のゲームではCore i5-10400よりも少し高い程度に落ち着くなど、第4世代のRyzenへの最適化はいまいちに感じる。それでもRTX 3080の性能を引き出し、十分活用できる水準は維持している。4Kが前提のRTX 3080を搭載しているので、FF14を4K解像度で快適にプレイできる。

また、高解像度に限りRyzen 7 5800Xはパフォーマンスを発揮しやすい。FF14に限らず多くのゲームを高解像度でプレイするのに適している。フルHDではApex Legendsやフォートナイトのような対人要素の強いタイトルが適している。240Hzを超える高リフレッシュレートを実現できる性能だ。ゲームのスタイルも用途も選ばないオールラウンドな性能が特徴と言える。

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GALLERIA ZA7R-R38の特徴&強み

用途の幅が広いユーザー向けのモデル

GALLERIA ZA7R-R38は、幅広いユーザー向けのゲーミングPCだ。CPUにハイパフォーマンスのRyzen 7 5800Xを搭載しているため、ゲーム以外への対応力がずば抜けて高い。ゲームを中心とするなら宝の持ち腐れになる。ゲーミングPCを購入するユーザーは、マルチタスクでの使用機会が多いだろう。そのような用途に問題なく対応できるモデルだ。ゲームに留まらない用途を前提としたユーザーに適している。

ゲームのみではCore iシリーズ搭載モデルに対して、価格も性能もアドバンテージがあるとは言えない。第4世代RyzenシリーズのベンチマークはBTOパソコンでは選択できない少しだけ特殊な規格のメモリを用いているというのは押さえておこう。つまり、一般的な環境では公式のベンチマークほど優れたパフォーマンスが期待できない。これがゲームパフォーマンスでは顕著に現れる。

ゲーム以外であればCore i9シリーズをも凌駕する処理性能で圧倒するオールラウンドなモデルだ。それだけに、一点特化したモデルと比べてゲームへの対応力が低い。短所はどのモデルにも大体ある。GALLERIA ZA7R-R38は短所よりも長所が光る。Ryzen 7 5800Xの処理性能とRTX 3080の性能だ。どちらも高解像度のゲームプレイではかなりの安定をもたらす。

一般的なゲームプレイでは多少不利が生じても、高解像度であれば十分過ぎる性能である。高解像度でのゲームプレイとゲーム以外の作業を両立するのに最適なモデルだ。その性質から、ゲーマーよりもストリーマーやクリエイター向けに近い。GALLERIA ZA7R-R38は用途の幅が広いほど価値を高めるモデルだ。今はゲームだけしか考えていなくても、これから様々なことにチャレンジするかもしれない。先を見据えて選択するのもよさそうだ。

タイミングが悪く評価は低い

GALLERIA ZA7R-R38の評価は、「3.0」とRTX 3080搭載モデルのコストパフォーマンスとしては最悪レベルだ。これはGALLERIA ZA7R-R38が悪いわけではない。RTX 30シリーズの供給不足から始まり、パーツの高騰もあってBTOパソコンの価格は上がってしまった。そろそろRyzen 7 5800Xの価格も下がるタイミングと高騰が重なったことによるものだ。

本来であればGALLERIA ZA7R-R38の価格は税抜20万円台そこそこに落ち着くと予想されていた。価格が下がるはずがまさかの値上げで評価が下がり続けている。登場時からやや高めの価格設定がされていたRyzen 7 5800Xは、割高なまま値上げされたことになる。これがコストパフォーマンスを大きく下げる要因だ。期待されていた第4世代のRyzen搭載モデルは大きなダメージを受けた。

Ryzen 5搭載モデルの価格でさえCore i7やRyzen 7搭載モデルよりも高い。今回の高騰がなければもっと評価されるモデルになっていたはずだ。それだけに惜しい存在である。ゲーミングPCとしての評価が低いのは、性能よりも価格によるところが大きい。もしも、これがCore i7とRTX 3080を搭載したモデルと同等か少し安い程度になっていればおすすめ度はもっと高かった。

ゲームでパフォーマンスを発揮する最上位クラスの価格に留まってしまった。比較対象が同等の性能を持つモデルではなく、同等の価格のモデルになった。GALLERIA ZA7R-R38にとっては不運が重なり続け、一気に不遇なモデルに落ち着くこととなった。RTX 3080の供給が少しずつ始まったのか販売開始された。このまま価格が下がればRTX 3080搭載モデルを代表する製品になるかもしれない。今はおすすめできないが、期待値は高いモデルである。

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競合モデルとの比較

ブランドGALLERIALEVEL∞
イメージGALLERIA XA7C-R70S (2)LEVEL-R049-LCiX7K-VWXH-JUPITER
製品名ZA7R-R38LEVEL-R049-LCiX9K-VAXH-FB
ケースミドルミドル
価格299,979円(税込)301,268円(税込)
CPURyzen 7 5800X(水冷)Core i9-10900K(水冷)
GPURTX 3080RTX 3080
メモリDDR4-3200 16GBDDR4-2666 32GB
SSDNVMe 1TBNVMe 500GB
HDD非搭載2TB
電源750W GOLD800W TITANIUM
マザボX570Z490
公式公式公式
詳細当ページ詳細
比較対象はパソコン工房のLEVEL-R049-LCiX9K-VAXH-FBだ。比較というよりも、価格の近いRTX 3080搭載モデルだ。現在、RTX 3080の供給不足で搭載モデルは数が少なく、販売状況も不安定だ。そのため特性の異なる製品を比較対象としている。

GALLERIA ZA7R-R38はSSD容量とメモリ規格と価格で上回る。LEVEL-R049-LCiX9K-VAXH-FBはメモリ容量とストレージ容量と電源で上回っている。CPU性能に関しては、構成的にゲームではCore i9-10900K搭載のLEVEL-R049-LCiX9K-VAXH-FBに分がある。ただ、用途によってはRyzen 7 5800Xが上回ることもあるので、ここは同等としておきたい。

RTX 3080の性能を引き出せるのはLEVEL-R049-LCiX9K-VAXH-FBだ。安定感のあるCore i9-10900Kを搭載しつつメモリ容量32GBというのは大きい。電源ユニットも800W TITANUIMと高品質なものを採用している。

LEVEL-R049-LCiX9K-VAXH-FBの弱点を挙げるとすれば消費電力の高さや発熱量の多さだろう。それでもCPUクーラー搭載でカバーできている。GALLERIA ZA7R-R38は、新しいCPUを搭載しつつ全体の完成度が高い。一方で、旧世代ながら構成に勝るLEVEL-R049-LCiX9K-VAXH-FBはゲーミング性能の高さが最大の魅力と言ったところか。この辺りは好みで選択してよさそうだ。どちらがおすすめというものはなく、どちらもおすすめだ。

パソコンケースレビュー

正面

GALLERIA XA7C-R70S-syoumen新しいケースはユーザー目線に立ったモデルだ。GALLERIAのロゴが真ん中に位置している。吸気口が正面下部から両サイドに変わり排熱効率が大幅にアップしている。グラフィックボードなどのパーツの高性能化による発熱量をカバーするのに十分だ。

正面-LED

GALLERIA XA7C-R70S-ledゲートのようにLEDが張り巡らされていてオシャレだ。ソフトウェアからカラーを任意で変更することが可能だ。デザイン自体はコンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とするデザインハウスが担当している。無骨なデザインからより万人受けするデザインになったと言える。

I/Oパネル

GALLERIA XA7C-R70SiopanelI/Oパネルは本体の上部に斜めに配置されている。USB端子も豊富で利便性が高い。ゲーミングヘッドセットを使う際にもコードが曲がらず使い勝手がよい。天板にものを置くことも可能だ。

サイド

GALLERIA XA7C-R70S-side
本体サイドには吸気口が見える。また、クリアガラスパネルを採用していてゲーミングPCらしさが演出されている。高級感のあるデザインは評価も高い。

管理人による総評(GALLERIA ZA7R-R38)

GALLERIA XA7C-R70S (2)

GALLERIA ZA7R-R38は、RTX 3080×Ryzen 7 5800X搭載のハイエンドクラスのゲーミングPCだ。第4世代のRyzen 7 5800Xは性能が高く評価されている。ただし、発売から時間が経ち価格が下がるだろうというタイミングでまさかのグラボ価格高騰の煽りを受けて価格が高くなってしまった。それでも現在のゲーミングPC市場を鑑みると標準的な評価に落ち着く。

ゲーミング性能自体は高く4K解像度でのゲームプレイに対応することができる。将来性も高く人気が出てもおかしくないはずだ。Ryzen 7 5800Xは、Intelの競合モデルと比べるとゲームプレイ時の安定感は劣るが前世代のモデルから大きく進歩して十分通用するモデルとなった。構成についてもメモリ16GB、SSD 1TBと充実している。

価格CPUグラボ
299,979円(税込)Ryzen 7 5800XRTX3080
メモリSSDHDD
DDR4 16GB1TB非搭載

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