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当記事では、ドスパラ「GALLERIA ZA9C-R38」の詳細レビューをまとめている。最新のRTX 3080を搭載したゲーミングPCが早くも発売開始となった。発売から少し時間が経過してまさかの16,000円の値上げが敢行された。RTX 3080搭載モデルの価格が下落している状況でこの値上げは厳しい。CPUの供給不足が価格に反映されているのかもしれない。

GALLERIA ZA9C-R38のスペック解説

GALLERIA XA7C-R70S (2)

ブランド名GALLERIA
製品名ZA9C-R38
価格Windows 10 / 270,578円(245,980円)

・追記
Windows 10 / 289,828円(263,480円)

CPUCore i9-10850K
グラフィックボードGeForce RTX 3080
メモリDDR4-2933 16GB
SSDNVMe 1TB
HDD非搭載
電源750W GOLD
マザーボードチップセットZ490
コスパ★★★★★★☆☆☆☆ 6.4

・値上げ後
コストパフォーマンス:★★★★☆☆☆☆☆☆ 3.9

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価格高騰中につき注意

GALLERIA ZA9C-R38は、従来モデルと比べて18,000円ほど値上げされてしまった。基本的には価格の値上げからおすすめはしない。評価は下がったが、強力なCPU性能とGPU性能でパフォーマンス面は万全だ。他に選択肢がないので消去法ながらGALLERIA ZA9C-R38は選択肢に入るかもしれない。RTX 3080が品薄状態の今、選択できる貴重なモデルである。

そうは言っても値上げ前のRTX 3090搭載モデル並の価格になってしまっては流石に厳しい。予算内で収まり、今すぐ欲しいユーザー向けのモデルだ。少しでもお得に選択したいならしばらく待った方がよい。GALLERIA ZA9C-R38が初登場した際の価格は税抜249,980円、2020年12月で229,980円だった。登場時よりも高くなっているのは異常だ。当時はまだご祝儀価格ということで納得できた。

それから半年近く経過してRTX 3080の価格は大きく下がった。それが品薄で高騰したことで一気に過去最高額にまで跳ね上がった。こんな状態のモデルを選択肢に入れるのはどうかとも思う。ただ、前述の通り他に選択肢がほとんどない状態だ。少しでもお得に選択したくてもRTX 3080搭載モデルは入荷待ちが当たり前だ。

一昔前のハイエンドクラス並の価格で、現行の低価格高性能なRTX 30搭載モデルとは思えない。特に、ドスパラの製品としてはコストパフォーマンスが致命的に低い。もちろんコストパフォーマンスが全てとは言わない。見方によっては単なる指標だと言えるが、多くのユーザーがコストパフォーマンスを重要な要素だと認識していることも事実だ。

その製品の評価という意味では選択の基準になる。ハイエンドクラスだからこそ、より高みを目指したい。中途半端に価格だけ高くなってしまった製品をおすすめするのは心苦しい。ハイエンドモデルを探しているなら、供給が安定するまでは様子を見た方がいい。比較に登場する製品と比べてみると一目瞭然だ。

各タイトルの対応表

FF14 4KApex Legends 144HzApex Legends 60HzFortnite 144HzFortnite 60Hz
ff14suisyou
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
fortnite
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

GALLERIA ZA9C-R38の性能まとめ

ゲーミングPCとは、グラフィックボードやCPUなどのPCパーツの集合体だ。ここでは特に重要なグラフィックボードとCPUについて分解して細かく見ていく。

PC初心者の方がスペックを見て性能をイメージすることは難しいだろう。一体として見るよりも一つずつのパーツを見ていくと理解がしやすいと考えている。

GeForce RTX 3080(GPU)

rtx3080seinou

RTX 3080は、Ampere世代第一弾のグラフィックボードだ。2020年9月17日に発売開始となっている。圧倒的な性能を持つRTX 3080はこれまでのハイエンドモデルとは一線を画するGPUだ。上記のスコアからも圧倒的な性能を持っていることがわかるだろう。RTX 3090は例外としてこのRTX 3080が実質頂点と考えてよいはずだ。

Turing世代のフラグシップモデルであるRTX 2080 Tiを遥かに超える性能を有している。ゲーミング性能が非常に高く4K解像度でのゲームプレイにこだわりたいユーザーの方は必見だ。それ以下でのゲーム環境では明らかに宝の持ち腐れになってしまう。どのような環境でゲームをしたいのかを基準に考えるとよい。

Intel Core i9-10850K(CPU)

corei9-10850k

Core i9-10850Kは、Comet Lake世代の最新CPUだ。Core i9-10900Kの供給不足に対応するために登場(HOTHARDWARE, 2020)した。クロック周波数が僅かに落ちているもののほぼ同等の性能を持っている。10コア20スレッドとマルチスレッド性能が高い。ゲーム適性は高いがRTX 3080に合わせるCPUとしてやや物足りない。特に大きな問題となるわけではないが…

GALLERIA ZA9C-R38に搭載されたRTX 3080は次世代のPCI-e 4.0までサポートしているが、チップセットZ490はPCI-e 3.0までしかサポートされていない。この点ではまだIntel製CPU搭載モデルは今ひとつな気がする。ただし、PCI-e 4.0をサポートしたRyzenはCPUが完全にボトルネックとなり、PCI-e 4.0 + RyzenよりもPCI-e 3.0 + Intelの方が性能は高くなる。少なくとも第4世代のRyzenが登場するまではIntel製CPU搭載モデルに分がある。

総合性能

GALLERIA ZA9C-R38seinou

現行最高峰の性能を有するハイエンドのゲーミングPCとなてちる。4K環境を前提とした圧倒的な性能は、既存のゲームを快適にプレイすることが可能だ。FF14に限らず、Apex Legendsであっても4K環境を構築できる。それに意味があるかは分からないが、どんなゲームでもWQHD以上の解像度に対応できるのが強みだ。

圧倒的な性能はリアルタイムレイトレーシングを使用したゲームプレイでも問題はない。フルHDでのゲームプレイでも性能は無駄にならない。ただし、その場合は240Hz以上の高リフレッシュレートに対応したモニターが必要だ。360Hzにまで達したリフレッシュレートを活かすには、ハイエンドモデルが必要なタイトルも幾つかある。

タイトル問わず高リフレッシュレートでのゲームプレイに一役買える。フルHDユーザーでもハイエンドモデルを手にする意味がある。今後登場する新作タイトルにも対応しやすいので、意外と幅広いユーザーにおすすめできる性能だ。

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GALLERIA ZA9C-R38の特徴&強み

16,000円の値上げでランキング圏外へ

GALLERIA ZA9C-R38は、発売時税抜249,980円からしばらくして229,980円となり、その後現在の245,980円に値上げされた。登場時の価格から4,000円値引きされていても、RTX 3080搭載モデルの価格は日々下がっている。今となっては致命的と言える値上げだ。229,980円だった時はドスパラ人気ランキング3位に入っていた。それが今は圏外となった。

今回の値上げはGALLERIA ZA9C-R38をおすすめする理由を奪うには十分だ。ただ、ドスパラは一度下がった価格には定期的に戻る傾向がある。今後、様々なタイミングで229,980円以下に値下げされるはずだ。選択するとすればそのタイミングだ。22万円台に落ち着けば他製品との競合を避けることもできる。

注意したいのは、値引きされる時期によっては必ずしも上位モデルになれるとは限らないことだ。RTX 3080の登場から時間が経っていることもあり、次の値引き時にはさらに相場が下がっている可能性もある。むしろそうなる可能性の方が高い。GALLERIA ZA9C-R38には、RTX 3080搭載モデルの定番化を期待していた。

トップモデルにはなれずとも、基準のゲーミングPCとなることはできた。それだけに、今回の値上げは想定外である。既に購入したユーザーにとっては何の影響もないが、これから選択するユーザーは注意してほしい。RTX 3080搭載モデルは優秀なモデルが多い。お得なモデルになるのを待つよりも、お得なモデルを選択する方がよい。大きく化ける可能性はあっても、しばらく先になるだろう。

総合的な評価も大幅にダウン

ハイエンドモデルは意外とコストパフォーマンスの評価が重要ではない。このクラスになるとコストパフォーマンスよりも性能や構成が重要になるからだ。しかし、GALLERIA ZA9C-R38はどの部分を切り取っても選択に値する部分がない。価格に性能も品質も見合っていない。全体的にやや割高なモデルと言える。基本的に評価は価格ありき(コスパではなく純粋な価格のみ)だ。

価格に対して性能や品質が高ければ評価は上がり、低ければ下がるシンプルなものである。ハイエンドモデルはコストパフォーマンスを重要視していないのは、大体が優れているというのもある。当サイト基準の指標では税抜20万円を超えるモデルの多くは、それに見合った構成になる。高価なパーツを搭載していたり充実した構成を持っているいることがほとんだ。

一部、明らかに割高な製品があり、それを判断するために評価している程度だ。そして、GALLERIA ZA9C-R38はその評価に引っかかった。6.4という評価は低くないが、ハイエンドモデルの平均を下回っている。価格帯や性能帯で評価の平均は変わる。同じ金額を出すなら、より優れた製品をおすすめしたい。

評価を下げる要因は下位モデルとの関係にもある。ドスパラはシリーズで構成を統一している。下位モデルとは価格とGPU以外は同じ構成だ。本来であればGPUの価格差よりも小さい価格設定がされている。それがGALLERIA ZA9C-R38と下位モデルの価格差は5万円以上にまで広がっている。本来であれば3万円程度の価格差でなければならない。今が適切な価格でないことは明白だ。

評価の大多数は価格に影響を受ける。今回の値上げが致命的と言えるほど評価を下げた。コストパフォーマンスだけではなく、モデルそのものの評価まで下げている。一度お得なモデルとなったからには、今後も相応の変化はあるだろう。ただ、GALLERIA ZA9C-R38に対してあまり期待はしていない。他の選択肢を考慮してみてもよさそうだ。

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競合モデルとの比較

ブランドGALLERIAG-Tune
イメージGALLERIA XA7C-R70S (2)nextgear
製品名ZA9C-R38TD-P
ケースミドルミドル
価格245,980円249,800円
CPUi9-10850Ki9-10900K(水冷)
GPURTX 3080RTX 3080
メモリDDR4-2933 16GBDDR4-2666 32GB
SSD1NVMe 1TBNVMe 512GB
SSD2非搭載SATA 512GB
HDD非搭載4TB
電源750W GOLD800W TITANIUM
マザボZ490Z490
公式公式公式
詳細当ページ詳細

比較対象は当サイトとG-TuneによるコラボレーションモデルG-Tune TD-Pだ。同じ価格帯になったことで、比較対象として適切なモデルとなった。言うまでもなくG-Tune TD-Pが圧倒している。CPU性能・メモリ容量・HDD・ストレージ構成・電源でリードしている。特に総ストレージ容量5TBのトリプルストレージは圧巻だ。ハイエンドの性能を支える800W TITANIUMという最上位規格採用の電源も魅力的である。

ここまで突き抜けたモデルと同じ価格帯になると流石に厳しい。GALLERIA ZA9C-R38が戦えるのは22万円台以下である。RTX 3080搭載最強モデルと言えるG-Tune TD-Pと離れるほど価値を高める。税抜249,800円に近づくほどG-Tune TD-Pの存在が大きくなる。少なくとも、2万円以上は価格を離さなければおすすめしにくい。現状ではG-Tune TD-Pを避ける理由はない。誰にでもおすすめしやすいモデルである。

パソコンケースレビュー

正面

GALLERIA XA7C-R70S-syoumen
新しいケースはユーザー目線に立ったモデルだ。GALLERIAのロゴが真ん中に位置している。吸気口が正面下部から両サイドに変わり排熱効率が大幅にアップしている。グラフィックボードなどのパーツの高性能化による発熱量をカバーするのに十分だ。

正面-LED

GALLERIA XA7C-R70S-led

ゲートのようにLEDが張り巡らされていてオシャレだ。ソフトウェアからカラーを任意で変更することが可能だ。デザイン自体はコンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とするデザインハウスが担当している。無骨なデザインからより万人受けするデザインになったと言える。

I/Oパネル

GALLERIA XA7C-R70Siopanel

I/Oパネルは本体の上部に斜めに配置されている。USB端子も豊富で利便性が高い。ゲーミングヘッドセットを使う際にもコードが曲がらず使い勝手がよい。天板にものを置くことも可能だ。

サイド

GALLERIA XA7C-R70S-side
本体サイドには吸気口が見える。また、クリアガラスパネルを採用していてゲーミングPCらしさが演出されている。高級感のあるデザインは評価も高い。

管理人による総評(GALLERIA ZA9C-R38)

GALLERIA XA7C-R70S (2)

GALLERIA ZA9C-R38は最新のRTX 3080を搭載したゲーミングPCだ。229,800円から16,000円の値上げが実施されたのは痛い。基本的には値下げが行われる可能性が高いのでもう少し待ったほうがよいだろう。性能的には申し分なく4K解像度でのゲームプレイに最適だ。自分に必要な性能であることを確認してから選択してほしい。これだけははっきりしている。高い性能は必ずしもプラスに働くとは限らない。少し余裕のある性能とオーバースペックは非なるものだ。

価格CPUグラボ
263,480円Core i9-10850KRTX3080
メモリSSDHDD
DDR4 16GB1TB非搭載

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