当ページでは、GALLERIA SHのレビューと評判をまとめいる。ドスパラのスリムタワーを採用したゲーミングPCだ。コスパを重視する方にはおすすめできないが、省スペースというのは選択する理由になるかもしれない。
各タイトルの対応表
PUBG | 黒い砂漠 | FF14 | Fortnite |
---|---|---|---|
★★★☆☆(対応) | ★★★☆☆(対応) | ★★★☆☆(対応) | ★★★☆☆(対応) |
GTX 1650は、性能的にライトミドル~ミドルクラスに位置している。CPUはハイクラスに入るため総合的な性能はなかなかのものだ。ゲーミングPCとしては最低限必要な性能を上回っているため、価格を抑えながら性能を確保したコストパフォーマンス重視型になることが多い。高い負荷のゲームは不得意で、設定を下げることで対応することができる性能は、ヘビーゲーマーよりもライトゲーマー向けと言えるだろう。
当ページの目次
GALLERIA SHのスペック
ブランド名 | GALLERIA |
製品名 | SH |
価格 | Windows 10 / 134,980円 キャンペーン時 / 124,980円 |
CPU | Core i7-8700 (i7-9700) |
GPU | GeForce GTX1650 |
メモリ | DDR4-2666 8GB |
SSD | 240GB |
HDD | 2TB |
電源 | 550W GOLD |
マザーボード | チップセットB365 |
コストパフォーマンス | ・通常時 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1.4 ・キャンペーン時 ★★★☆☆☆☆☆☆☆3.2 |
GALLERIA SHの性能まとめ
GeForce GTX 1650(グラフィックボード)
GTX 1650は前世代のGTX 1060 3GBに近い性能を持っている。現行では最下位に位置するグラフィックボードながら、従来のGTX 1050とは一線を画す性能で人気が高い。ビジネスからゲームまで、幅広い層のユーザーに支持されるライトなゲーム向けグラフィックボードだ。
Intel Core i7-8700(CPU)
前世代のi7-8700は現行のi7-9700の廉価モデルのような扱いとなり、今なお搭載モデルの数は多い。性能も高く、旧世代ということで価格も安くなりつつあり、ミドルクラスを中心に人気のCPUだ。キャンペーン中はi7-9700搭載となるため、より性能が高く、そして安定するようになっている。
総合性能
標準設定であれば広く対応できるゲームが多く、最低設定にまで下げれば最新のゲームにも対応可能だ。控えめな性能で安価なモデルが多いことで人気の高いクラスだと言える。高リフレッシュレートの対応力は低く、高解像度には対応できない。それらを必要としないのであれば十分な性能と言えるだろう。
GALLERIA SHスペック解説
構成を活かせないスリム型モデル
GALLERIA SHの持つ構成はコストパフォーマンスを活かすための構成である。つまり、グラフィックボードにライトミドルクラスを搭載していて価格が抑えられるはずだ。しかし、様々な技術が駆使されているスリム型モデルは、それが裏目に出た結果のケース費用のせいなのか価格が割高になってしまう。せっかく性能を控えめに、コストパフォーマンスを活かせる性能であるにも関わらずワンランク、ツーランク上の価格にまで上がってしまっている。
こうなってくるとスリム型特有の省スペース性を手にするための犠牲が大きすぎてとてもおすすめすることはできない。あくまで、ゲームを快適にプレイするためのゲーミングPCであるため、予算に糸目をつけないならもっと性能の高いスリム型を、予算がある程度決まっているならタワー型のゲーミングPCをおすすめしたい。
何を求めるかで評価は変わる
ゲーミングPCを求めているのか、スリム型を求めているのか、どちらに重点を置いているかで評価は大きく変わる。例えば、ゲームはほどほどにビジネスや作業用に考えているのであれば決して悪い選択肢ではない。
ゲームをメインにとりあえず細身で省スペース性を求めているのであれば悪い選択肢だ。スリム型の弱点は割高になることだけではなく、排熱性能と拡張性の低さもある。
このクラスの性能であれば熱によるパフォーマンスの低下は抑えられるかもしれない。しかし、そもそもゲーム用としては性能に満足いくのか疑問である。キャンペーン期間中の税抜124,800円であれば、もっとゲームに適したモデルが存在しているので比較を確認して欲しい。
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ガレリアSHパソコンケースレビュー
当該モデルで採用されているスリムタワーは、省スペースが魅力のケースだ。横向きに設置することも可能。本体側面に排気口を設けることで排熱効率を上げている。実際ゲームプレイをするとミニタワーやミドルタワーよりも温度が上がりづらいときもある。ここにもお金を掛けているのだと推測される。
似ているモデルとの比較
ブランド | GALLERIA | GALLERIA |
---|---|---|
画像 | ||
製品名 | SH | XT |
ケース | スリム | ミドル |
価格 | 134,980円 (124,980円) | 129,980円 (123,980円) |
CPU | i7-8700 (i7-9700) | i7-8700 (i7-9700) |
GPU | GTX 1650 | GTX 1660 Ti |
メモリ | DDR4-2666 8GB | DDR4-2666 8GB (16GB) |
SSD | 240GB | 500GB (NVMe 512GB) |
HDD | 2TB | 1TB |
電源 | 550W GOLD | 500W BRONZE |
マザボ | B365 | B365 |
公式 | 公式 | 公式 |
比較対象はこの価格帯最強のGALLERIA XTだ。CPU性能は同じでも、グラフィックボードの性能は2つ上となるGTX 1660 Tiだ。また、メモリ容量もキャンペーン期間中は16GBになることでゲームに対する安定感は非常に高い。
ストレージの総容量ではGALLERIA SHに劣るもののSSDの容量は大きく、ゲームやよく使用するアプリケーションを高速で起動することができる。それでいて価格はGALLERIA XTのほうが安いので、ゲームをメインで考えているのであればGALLERIA XTを強く推奨する。仮に、GALLERIA XTの値引きが無くともGALLERIA SHより圧倒的にコストパフォーマンスも高くおすすめである。
管理人による総評
性能が高くなるにつれて、コストパフォーマンスは少し向上している。利便性にも優れ、メリットも増えている。しかし、構成と価格を見ると釣り合いが取れているようには思えない。ショップが違えばそういうこともあるかもしれないが、同じドスパラのGALLERIAシリーズ内での差は痛い。
ミニタワーやミドルタワーはキャンペーンも行われ、非常にお買い得な製品が多い。その影響もあり、相対的に評価を落とすスリムタワーは万人受けするものではない。ケースだけを見れば省スペース性に長けているため、万人受けはするかもしれないが…。それはミニタワーやミドルタワーと同じクオリティを発揮できてのものだ。
残念ながら、性能が高くなればなるほどコストパフォーマンスは向上する。ただ、パフォーマンスは低下する傾向にある。それは拡張性や排熱性能というスリムタワーの持つデメリットでありジレンマだ。最近のスリムタワーは使用に関し、熱による影響は受けにくい。マイナス点はフォローできているが、それでもまだ一歩足りない。せめて価格がミニタワーに近づくことができれば、一つの時代を築けるかもしれない。
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