G-Tune P5


当記事では、G-Tune P5の評判とレビューをまとめている。GTX 1650搭載のエントリークラスのゲーミングノートPCだ。CPUにはIntel第12世代のCore i5-12500Hを搭載している。旧世代のCore i5-11400Hと比べて性能が高くゲームプレイ以外の用途でも活躍するはずだ。

ただし、グラフィックス処理性能が高いわけではないのでしっかりと理解しておこう。フルHD環境で最高設定は厳しい。ゲーミングノートPCとして見るよりも少し性能の高いビジネスPCとして見るのがよさそうだ。乃木坂46がマウスコンピューターのスポンサーだった頃は堀未央奈さんが出演している動画が話題となっていた。

G-Tune P5の強み&弱み

(+)メモリ32GBと余裕がある
(+)ビジネス用途に最適なノートPC
(-)ゲームをプレイするには妥協が必要
(-)通常時税込20万円と高価

G-Tune P5のスペック

G-Tune P5

ブランド名G-Tune
製品名G-Tune P5
価格Windows 11 / 199,800円(税込)
液晶サイズ15.6インチ 60Hz
重さ約2.04kg
バッテリー駆動時間約7.5時間
CPUCore i5-12500H
グラボGeForce GTX 1650 Mobile
メモリDDR4-3200 32GB
SSD512GB NVMe
HDD非搭載
コスパ★★★★★☆☆☆☆☆ 4.8

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G-Tune P5のゲーミング性能レビュー

Core i5-12500H(CPU)

Core i7-12700H23,029
Ryzen 9 5900HX17,688
Ryzen 9 6900HS17,127
Core i5-12500H17,085
Ryzen 7 6800H17,045
Core i9-11980HK16,954
Core i7-11800H15,631
Ryzen 7 5800H15,559
Ryzen 5 6600H14,392
Core i5-11400H11,961
Core i7-10875H11,739

Core i5-12500Hは、Intel第12世代の高コスパモデルとなっている。12コア16スレッドと高いスペックを持つ。従来モデルのCore i5-11400Hが6コア12スレッドだったので、コアが倍増でスレッド数も33%アップだ。Pコア自体は6コアから4コアへと少なくなったが、その分Eコアが増えてパフォーマンスを引き上げている。Core i5-11400Hと比べて45%以上も処理性能が高く、動画編集や画像編集への適性も大きく向上していると考えてよい。当該モデルについては、メモリが32GBと余裕がありクリエイター作業に最適だ。Core i5-12500Hは、GeForce GTX 1650 Mobileに合わせるのにまずまずのバランスだ。ゲームプレイ+αで対応できる。

GeForce GTX 1650 Mobile(GPU)

RTX 3060 Mobile17,197
RTX 2070 Mobile17,075
RTX 2060 Mobile15,883
RTX 3050 Desktop14,734
GTX 1660 Ti Mobile12,476
RTX 3050 Ti Mobile11,843
RTX 3050 Mobile11,185
GTX 1060 Mobile10,005
GTX 1650 Ti Mobile9,129
GTX 1650 Mobile8,544
GTX 1050 Mobile5,350
GTX 950M2,969

GTX 1650 Mobileは、Turing世代のエントリークラスのモバイル向けグラフィックボードだ。従来モデルのGTX 1050と比べて60%程度パフォーマンスが向上している。ただし、前世代のGTX 1060 Mobileよりも性能が低く、最新のゲームには対応しづらい。また、少し古めのゲームであっても負荷が高めのゲームも苦手であるため、プレイできるゲームは制限されてしまう。

メインでプレイするゲームの要求スペックが低いのであれば、価格を抑える効果もあるので選択肢としてはありだ。注意点ではプレイ予定のゲーム以外は対応できないこともある。最新のタイトルなど色々なゲームをプレイする可能性があるなら避けたほうがよいだろう。

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G-Tune P5の特徴

競合モデルと比べて価格が高い

ブランド名G-TuneASUS
画像G-Tune P5ASUS TUF Gaming F15 FX507ZM
製品名G-Tune P5TUF Gaming A15 FA506QM
価格199,800円(税込)159,800円(税込)
139,800円(税込)
モニター15.6インチ15.6インチ
リフレッシュレート60Hz144Hz
重さ約2.04kg約2.30kg
バッテリー駆動時間約6.5時間約10.2時間
CPUCore i5-12500HRyzen 7 5800H
GPUGTX 1650RTX 3060
メモリDDR4-3200 32GBDDR4-3200 16GB
SSD512GB NVMe512GB NVMe
HDD非搭載非搭載
公式公式公式
レビュー当ページレビュー

G-Tune P5は、Core i5-12500H×GTX 1650 Mobile搭載のゲーミングノートPCだ。通常時の価格は税込199,800円とかなり高い。エントリークラスのモデルとはいえないほどだ。ASUSのTUF Gaming A15 FA506QMなら30,000円~40,000円安く購入できる。それでいて高リフレッシュレートモニター対応、スリーランク上のグラフィックス搭載だ。メモリ容量は半減となるが、ゲームプレイだけを考えるとTUF Gaming A15 FA506QMの方が好ましい。

G-Tune P5は、CPUがIntel第11世代のCore i5-11400HからIntel第12世代Core i5シリーズへと切り替えられている。G-Tune P5シリーズと言えば、構成は最低限ながら価格を抑えたライトなゲーミングノートだった。特別仕様モデルの存在などでバリエーションを増やし、幅広いユーザーの支持を得ていた。リニューアル後はCPUのダウングレードにも関わらず価格が抑えきれていない。これにより、G-Tune P5シリーズならではの低価格という強みを失っている。セール時でも他社モデルより高いのは厳しい。

大容量メモリと軽い本体が強みとなる

gtunelineup
G-Tune P5は、G-TuneブランドのゲーミングノートPCのラインナップではエントリークラスに位置する。Core i5-12500HとGTX 1650 Mobileの組み合わせでメモリ容量が32GBなのは不思議だ。これで価格が高くなっているなら本末転倒だ。メモリ容量が多いこと自体は動画のエンコードやWEBデザインなどのクリエイター作業を考えている方にとっては強みとなる。GTX 1650 Mobile搭載モデルでメモリ32GB搭載はかなり希少性が高い。

この性能帯のモデルなら構成を落として価格を落とすべきだと思うが、G-Tune P5はその反対の戦略を取っている。ゲーミングノートPCとして評価するとメモリ容量を増やすよりもGPU性能を上げる方がよいはずだ。本体重量が約2.04kgと軽めなのも特徴の一つだ。2kg前後であればある程度持ち運びを想定している方でも選びやすい。カバンを用意しておけば女性の方でも持ち運び可能だ。

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これまでのG-Tune P5との比較

ブランド名G-TuneG-TuneG-TuneG-Tune
製品名新P5
*当ページ紹介
P5旧P5旧P5
画像gtunep5gtunep5gtunep5gtunep5
サイズ(幅)359.5mm×
(高さ)238.0mm×
(厚さ)23.2mm
(幅)359.5mm×
(高さ)238.0mm×
(厚さ)22.8mm
(幅)359.5mm×
(高さ)238.0mm×
(厚さ)22.8mm
(幅)359.5mm×
(高さ)238.0mm×
(厚さ)22.8mm
重さ約2.04kg約2.02kg約2.03kg約2.02kg
価格199,800円129,800円148,280円131,780円
モニター15.6インチ15.6インチ15.6インチ15.6インチ(IPS)
リフレッシュレート60Hz60Hz60Hz60Hz
CPUCore i5-12500HCore i5-11400HCore i7-10750HCore i7-10750H
GPUGTX 1650GTX 1650GTX 1650GTX 1650
メモリDDR4-3200 32GBDDR4-3200 16GBDDR4-2666 16GBDDR4-2666 8GB
SSD512GB NVMe対応256GB NVMe対応512GB NVMe対応256GB NVMe対応
HDD非搭載非搭載非搭載非搭載
バッテリーリチウムポリマーリチウムポリマーリチウムポリマーリチウムポリマー
バッテリー駆動時間約7.5時間約6.5時間約9.0時間約10.0時間
ここをチェック!!

G-Tune P5のここ最近のモデルをまとめたものだ。右から順に新しくなっていき一番左が現行モデルということになる。一つ前のP5から一気に価格が上がってしまった。CPUがアップグレードされて、メモリ・SSD容量が倍増されたがさすがに70,000円アップは割に合わない。セール時でかろうじてまともな評価になるぐらいだろうか。

G-Tune P5の本体レビュー

正面

G-Tune P5syoumen
ナローベゼルを採用しているためすっきりとした印象を与えてくれる。視認性が高くPC作業に集中しやすい。従来モデルより一回り小さくなったのは高評価だ。15.6インチノートとしてコンパクトだ。重さも2.0kg弱とゲーミングノートPCとしては及第点だ。

天板

G-Tune P5tenban
天板にはGTUNEのロゴが刻印されている。

キーボード

G-Tune P5keyboard
キーボードにはLEDバックライトを搭載している。設定アプリケーションの活用で色を変更することが可能だ。暗い部屋でもキーの視認性が高い。タッチパッドも従来モデルより30%広くなったのも後押ししている。

右側

G-Tune P5right
本体の右側にはカードリーダー、USB 3.1端子Type-C×1、ネットワーク端子が配置されている。

左側

G-Tune P5left
本体の左側にはUSB 3.0端子Type-A×1、USB 2.0端子Type-A×1、マイク入力端子×1、ヘッドフォン出力端子が配置されている。

背面

G-Tune P5back
背面にはUSB 3.1端子Type-C×1、HDMI端子×1、Mini Display端子×1、電源端子が装備されていてる。ネットワーク端子が背面から右側に移設された。複数モニターにも対応していて利便性が高い。

I/Oパネル

オーソドックスな構成のインターフェイスを持つ。リニューアル前と比べると少し変化はあるが、使用感関わるほどではない。基本的には同じと考えても問題ない。必要十分な構成を持つインターフェイスは可もなく不可もない。これ以上充実させると、本体が少し大きくなってしまうなど、デメリットも増える。ライトなモデルには必要分を満たす程度が最適である。

  • USB
  • USB 2.0 x1 (左側面1)
    USB 3.0 x1 (左側面1 )
    USB 3.1 x2 (Type-C 右側面1、背面1)

  • ディスプレイ
  • HDMI 背面1
    Mini DisplayPort背面1

  • LANポート 背面1
  • サウンド
  • ヘッドホン出力 左側面1
    マイク入力 左側面1

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管理人による総評(G-Tune P5)

G-Tune P5

G-Tune P5は、Core i5-12500H×GTX 1650 Mobileを搭載したエントリークラスのゲーミングノートPCだ。CPUがCore i5-11400HからCore i5-12500Hへと換装されている。CPU性能は向上しているが、グラフィックス性能は控え目で過度な期待はしない方がよい。ゲームプレイにおいては設定調整が必須となる。フルHD環境で標準設定を基準とすれば十分ゲームプレイに対応可能だ。

高リフレッシュレートや高設定でのゲームプレイを考えている方は避けた方がよい。通常価格は199,800円とかなり高い。セール時であればなんとか選べる価格になる。G-TuneブランドのゲーミングノートPCのラインナップ的には一番安いモデルだが、メモリ32GBが仇となり価格が高めだ。

価格CPUグラボ
199,900円(税込)Core i5-12500HGTX1650
メモリSSDHDD
DDR4 32GB512GB非搭載

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