当記事では、パソコン工房が販売するLEVEL-R779-LC139KF-TL9Xの評判とレビューを紹介している。LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xは、Core i9-13900KF×RTX 4070搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。RTX 4070は、従来モデルのRTX 3080と同等の処理性能を持っている。
WQHD環境でのゲームプレイを考えている方におすすめだ。GPU性能に対してCPU性能が高くゲーム+αで考えているユーザー向けだと言える。メモリDDR5-4800 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も抜群だ。価格帯的にはRTX 4070 Ti搭載モデルが選択肢に入るので、好みで選択するとよいだろう。
当ページの目次
LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xのスペック
ブランド名 | LEVEL∞ |
---|---|
製品名 | LEVEL-R779-LC139KF-TL9X |
価格 | 316,800円(税込) |
CPU | Core i9-13900KF(水冷) |
GPU | GeForce RTX 4070 |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe |
HDD | 非搭載 |
電源 | 800W GOLD |
マザーボード | チップセットZ790 |
おすすめ度 | Aランク |
評価 | ・コスパ 7.1 ・構成 9.0 ・品質/サポート 10.0 |
>>>LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xを購入<<<
各タイトルの対応表
FF15 | Apex Legends | FORTNITE |
---|---|---|
![]() ・4K ・WQHD | ![]() ・240fps ・144fps | ![]() ・240fps ・144fps |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
LEVEL-R779-LC139KF-TL9XはCore i9-13900KFとRTX 4070を搭載したハイクラスのゲーミングPCだ。最高クラスのCPUと組み合わせたことで、非常に強力な性能となっている。Apex Legendsやフォートナイトのような人気タイトルは240Hz環境に適している。RTX 4070の性能がWQHDを得意としていることもあって、WQHDでは144Hz環境で安定させやすい。タイトルによってはWQHDでも240Hzを目指せるものもある。ハイクラスとしては高い性能であるため、最新のゲームにも対応しやすい。
LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xのゲーミング性能
Core i9-13900KF(CPU)
Core i9-13900KS | |
Core i9-13900K | |
Ryzen 9 7950X | |
Ryzen 9 7950X3D | |
Core i7-13700K | |
Ryzen 9 7900X | |
Core i9-12900KS | |
Core i9-12900K | |
Ryzen 9 7900X3D | |
Ryzen 9 5950X | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 9 5900X | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i9-11900K | |
Core i5-12600K | |
Ryzen 7 5800X | |
Ryzen 7 5800X3D |
LEVEL-R779-LC139KF-TL9XではCPUにIntel第13世代のフラグシップモデルであるCore i9-13900KFを搭載している。CPU内蔵グラフィックス非搭載のFモデルだ。Core i9-13900Kは、24コア32スレッドと高いスペックを持つ。従来モデルのCore i9-12900Kと比べて25%程度処理性能が高い。競合モデルであるRyzen 9 7950Xと比べても見劣りしない。Core i9-13900Kの上には限定モデルであるCore i9-13900KSがあるが、性能差の割に価格が高くコストパフォーマンスはイマイチでCore i9-13900Kの方が選びやすい。ゲーム実況や動画編集などのクリエイター作業にも最適だ。ゲーミングCPUとしても評価は高く、Ryzen 7000X3Dに次いで高いパフォーマンスを発揮する。
GeForce RTX 4070(GPU)
RTX 4080 | |
RX 7900 XT | |
RTX 3090 Ti | |
RTX 4070 Ti | |
RTX 3090 | |
RX 6950 XT | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 3080 12GB | |
RX 6900 XT | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 10GB | |
RX 6800 XT | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RTX 2080 Ti |
当該モデルではグラフィックスにAda Lovelace世代のミドルハイクラスであるGeForce RTX 4070を搭載している。Ampere世代のRTX 3070の後継モデルでおよそ25%パフォーマンスが向上している。メインターゲットとなるのはWQHDでのゲームプレイだ。旧世代の上位モデルであるRTX 3080 10GBと同等の処理性能を誇る。4K環境では劣ってしまうことがあるものの総合的に見ればRTX 4070の方が上だ。レイトレーシングやDLSS 3.0といった新しい技術にも対応していて将来性が高い。省電力性の高さもRTX 4070の魅力だと言える。
>>>LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xを購入<<<
LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xの概要
RTX 4070搭載最強クラスのゲーミングPC
LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xは、登場したばかりのGPUであるRTX 4070を搭載したゲーミングPCだ。発売間もないモデルで価格は少し高めに設定されているが、それを加味しても高評価のモデルとなっている。Core i9-13900KFとRTX 4070は完璧なバランスではなく、ややCPU特化の構成だ。それだけに、様々な用途やジャンルに対応できると言える。
RTX 4070のゲーム性能とCore i9-13900KFの処理性能があれば、ゲーム+αを快適に実現できる。ゲーム配信や動画編集・エンコードなどがそれにあたる。負荷の高いゲームの配信や動画編集にはCPU性能は有用だ。また、動画の編集を行いながらの作業など、幅広い用途に対応できる。単にゲーム性能だけを求めるなら、Core i9-13900KFである必要はなく下位モデルのCore i7-13700K/Core i7-13700でもよいだろう。
ただ、それは価格が高くなることへの消極的な選択でもある。31万円台に抑えられているのであれば、Core i9-13900KFを搭載していても選択する価値は十分あると言える。特に構成には大きな妥協が見られない。DDR5-4800 32GBのメモリは用途を選ばない。それこそ、Core i9-13900KFとRTX 4070の組み合わせには必須とも言えるものだ。
性能を発揮するにはメモリの容量は重要だ。処理性能を伸ばす上ではDDR5-4800の規格もあれば嬉しい。高性能なCPUとGPU、充実した構成を持つLEVEL-R779-LC139KF-TL9Xは完成度も高く、最強クラスのモデルと言っても過言ではない。コストパフォーマンスに特化したモデルが多いため、こういった性能や構成に力を入れたモデルの登場は嬉しい。
価格が少し下がれば評価は大幅に向上する
LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xの弱点は、強みでもある31万円台という価格設定にある。総合的に見れば十分過ぎる価格ではある。しかしながら、30万円台になるとRTX 4070 Ti搭載モデルが比較に入ってくる。総合的なパフォーマンスでは上回っても、ゲーム性能ではどうしても下回ってしまう。このパラドックスとも言える価格設定が唯一ネックになる要素だ。
RTX 4070は登場したばかりのGPUであるため、今後価格は下がってくる。当然そうなればLEVEL-R779-LC139KF-TL9Xの価格も下がる。その時にこそ真価が問われる。しっかり価格を下げることができれば、一気に評価を伸ばし、RTX 4070搭載モデルで最も評価の高いモデルとなってもおかしくはない。
すでに価格が落ち着きつつあるRTX 4070 Ti搭載モデルと、これから下がるRTX 4070搭載モデルでは今後に掛かる期待が違う。順当に行けば30万円を切るかどうかだ。RTX 4070搭載モデルでLEVEL-R779-LC139KF-TL9Xに対抗できるモデルはない。ただし、RTX 4070 Ti搭載モデルが対抗モデルとして出てくる。
この時、どういった選択をするかは人によるところだ。せめて価格帯が大きく被らないくらいにまで下がれば選びやすいモデルとなる。そんな理想的な変化を待つのも悪くはない。今選んだとしても後悔するようなことはないので、選択のタイミングが近くても遠くてもチェックしておきたいモデルである。
>>>LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xを購入<<<
似ているモデルとの比較
ブランド | LEVEL∞ | raytrek |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
製品名 | LEVEL-R779-LC139KF-TL9X | raytrek 4CXFi 第13世代Core搭載 |
ケース | ミドル | ミドル |
価格 | 316,800円(税込) | 299,979円(税込) |
CPU | Core i9-13900KF(水冷) | Core i7-13700F |
GPU | RTX 4070 | RTX 4070 Ti |
メモリ | DDR5-4800 32GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
電源 | 800W GOLD | 750W GOLD |
マザボ | Z790 | H770 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
ゲーム性能にも差はあるが、GPUの差を覆せるほどではない。一番の差は処理性能だ。ゲームや作業に対応する力でLEVEL-R779-LC139KF-TL9Xがリードしている。汎用性・対応力では寄せ付けていない。メモリ規格と容量もそれに繋がっている。Core i9-13900KFを搭載していると、性能不足になるまでかなりの時間を要する。
長く使うなら、CPUをそのまま使用し続けやすいCore i9-13900KFに分があるだろうか。どちらにも良し悪しある。ゲームをメインに考えるなら、raytrek 4CXFiに分がある。RTX 4070 Ti搭載であることは非常に大きい。型番こそ近いがRTX 4070とでは体感できるほどの大きな差がある。ゲーム以外の用途も考えているならLEVEL-R779-LC139KF-TL9Xの方がよくなる。この辺りは用途に合った選択をおすすめしたい。
パソコンケースレビュー
正面
2022年2月17日にLEVEL∞のR-Classに採用されるケースデザインがリニューアルされた。ここ数年はゲーミングブランドのケースリニューアルが続く。スタイリッシュで落ち着いたデザインを採用していて万人受けしそうだ。RGB対応ケースを選択できるのも特徴だ。本体前面に吸気口が設けられている。
左側面
左側面は非常にシンプルだ。
右側面
右側面と左側面と同様にシンプルな形となっている。
I/Oパネル
I/Opパネルは本体上部にまとめられている。使い勝手も良好だ。USB 3.0×2、ヘッドフォン端子×1、マイク端子×1が配置されている。
背面
背面は上記のとおりだ。搭載するグラフィックボードと電源によってI/Oパネルは変わる。後方からも排気が行われている。
本体上部
本体上部からは大型のファンが2基見える。メッシュ加工をしていてたっぷりと内部の空気を排気できる。
本体下部
本体下部は上記のとおりだ。
管理人による総評(LEVEL-R779-LC139KF-TL9X)

LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xは、2023年4月に発売されたばかりのRTX 4070を搭載したゲーミングPCだ。WQHD環境でのゲームプレイに適している。CPUにはIntel第13世代のフラグシップモデルであるCore i9-13900KFを搭載している。正直CPUとGPUのバランスはよくなくCPU寄りだ。ゲームプレイだけを考えるなら完全にオーバースペックとなる。ゲーム実況や動画編集などゲーム以外の用途でもパソコンを使いたいという方なら無駄にはならないはずだ。ゲーム性能を追求するなら比較対象に挙げたモデルをチェックしておいて欲しい。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
316,800円(税込) | i9-13900KF | RTX4070 |
メモリ | SSD | HDD |
DDR5 32GB | 1TB | 非搭載 |
その他あなたにおすすめの記事はこちら!
- おすすめゲーミングPCランキング
- パソコン工房(LEVEL∞)の評判まとめ
- 当サイト紹介ゲーミングPC一覧表
おすすめのゲーミングPCランキングを紹介している。コストパフォーマンスが高いモデルに人気が集中していると言える。
LEVEL-R779-LC139KF-TL9Xを販売しているショップである「パソコン工房」の評判をまとめている。低価格と充実したラインナップが魅力のショップとなっている。
当サイトでレビューをしている全てのゲーミングPCを表でまとめている。一覧で見れば、ゲーミングPCの構成や相場感を把握することができる。
あなたにぴったりのゲーミングPCを探す
選び方(初心者の方向けにぴったりの選び方を解説) | ||
セール | 安い | ゲーム推奨 |
![]() | ![]() | ![]() |
比較(ゲーミングPCの特徴を比較して最適な1台を見つける) | ||
価格 | BTOショップ | グラボ |
![]() | ![]() | ![]() |