当記事では、LEVEL-R7X6-R56X-UAXの評判とレビューを紹介している。Ryzen 5 5600X×RTX 3070 Ti搭載のハイクラスのゲーミングPCだ。RTX 3070 Ti搭載モデルとして最安値クラスのモデルだと言える。悩みのタネはRyzen 5 5600Xを搭載していることだろう。価格を抑える要因になっているCPUが問題となるのは皮肉だ。Intel第12世代Core iシリーズの存在が大きい。Ryzenシリーズよりも安くより高い性能を持っている。Ryzen 5 5600X搭載モデルと同等の価格ならCore i5-12400やCore i7-12700を選択する方が満足できるはずだ。
当ページの目次
LEVEL-R7X6-R56X-UAXのスペック
ブランド名 | LEVEL∞ |
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製品名 | LEVEL-R7X6-R56X-UAX |
価格 | 249,980円(税込) |
CPU | Ryzen 5 5600X |
グラフィックボード | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 500B NVMe |
HDD | 非搭載 |
電源 | 800W GOLD |
マザーボード | チップセットX570 |
コスパ | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 1.9 |
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各タイトルの対応表
Final Fantasy 14 4K | Apex Legends 144Hz | Apex Legends 60Hz | フォートナイト 240Hz | フォートナイト 140Hz |
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LEVEL-R7X6-R56X-UAXはRyzen 5 5600XとRTX 3070 Tiを搭載したハイクラスのゲーミングPCだ。性能の高さを追求せず、選びやすさと性能のバランスを重視したモデルだ。もちろん実用性は十分ある。
Apex LegendsやフォートナイトをフルHDでプレイするなら、高リフレッシュレートで安定させられる。高解像度でプレイするなら、ゲームによっては60fpsで安定する。ただ、高解像度はあまり得意とは言えないので、WQHDまでと考えておく方がよさそうだ。
LEVEL-R969-LC129K-WAXのゲーミング性能
Ryzen 5 5600X(CPU)
LEVEL-R969-LC129K-WAXで採用されているCPUは、第4世代RyzenシリーズのRyzen 5 5600Xだ。Zen 3アーキテクチャを採用していて従来モデルのRyzen 5 3600Xと比べて30%近くもパフォーマンスが向上している。動画編集や画像編集などの作業への対応力増している。何よりもゲーム適性が高い。ただし、Intel第12世代Core iシリーズの登場でRyzen 5 5600Xの存在感が薄れてしまっているのも事実だ。より安くより高い性能を持つ。ゲーム適正についても及ばない。価格が同程度ならIntel第12世代Core iシリーズ搭載モデルを選択するべきだ。
GeForce RTX 3070 Ti(GPU)
当該モデルでは、グラフィックスにAmpere世代のハイクラスモデルであるRTX 3070 Tiが搭載されている。RTX 270 SUPERと比べて20%以上ゲーミング性能が高い。Radeon RX 6800に匹敵するパフォーマンスを誇る。レイトレーシング性能についてはRX 6900 XTを上回るほどだ。RTX 3080寄りの性能とは言えないものの十分な性能を持っている。WQHD環境以上でのゲームプレイにも対応可能だ。将来性も高く長く使用できるのは嬉しい。
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LEVEL-R7X6-R56X-UAXの概要
評価は低いが一考の価値はある
LEVEL-R7X6-R56X-UAXはRyzen 5 5600X×RTX 3070 Ti搭載のハイクラスのゲーミングPCだ。残念ながら評価がかなり低いモデルで絶対に選んではいけないゲーミングPCに選ばれそうなほどだ。LEVEL-R7X6-R56X-UAXの評価が低い原因はRyzen 5 5600Xにある。Intel第12世代が登場して以降、Ryzen 5 5600Xの評価は凄まじい勢いで下がっている。
Ryzen 5 5600Xと比べて圧倒的な性能を誇るCore i5-12400がより安く展開されているからだ。これまで、Ryzenが得意としてきた分野でも、第12世代Core iシリーズは上回ってしまった。Ryzenも次世代の登場が今秋ほどに予定されている。世代の終盤というのは、競合製品の存在もあって評価は下降線をたどってしまうものだ。
それでもLEVEL-R7X6-R56X-UAXには唯一評価できる箇所がある。それは価格が抑えられているところだ。RTX 3070 Ti搭載モデルとしては、最安値とまではいかないまでもまずまずの価格だ。これは、高性能なGPUには高性能なCPUを合わせる風潮のあるBTOパソコンでは珍しいことだ。
大手のショップはRyzen 5 5600XはRTX 3060 Tiまで、RX 6700 XTまでとしっかり区切っている。あまりそういった制限を持たせないパソコン工房ならではの強みが出た形だ。ただ、CPUの評価が著しく低下していることでコストパフォーマンスの評価も下がっている。類似したモデルが少なく評価は低くても一考の価値はあるように思う。
RTX 3070 Ti搭載モデルで、予算内に合うのがこれしかないと考えるなら悪くない。第12世代の性能が突き抜けているだけで、Ryzen 5 5600Xの性能が下がったわけでもない。前述のように、CPUとGPUの組み合わせはある程度バランスが考えられている。
いかに高性能でもCore i5-12400とRTX 3070 Tiを組み合わせたモデルはない。もしも、それが実現すればLEVEL-R7X6-R56X-UAXは存在価値を失う。パソコン工房がまだ投入していないので、しばらくは安泰ではありそうだ。
比較対象も要チェック
いつの間にか、RTX 3070 Tiは定番のGPUとして搭載モデルが増えてきている。RTX 3070 Ti搭載モデルとしては比較的安価なLEVEL-R7X6-R56X-UAXについて、コストパフォーマンスが著しく低く評価されているのはラインナップの増加が影響している。Ryzen搭載モデルの数はそれほどではないが、第12世代搭載モデルは非常に多い。CPU性能が向上したことで合わせやすくなったのだろうか。
Core i5-12400に性能で届かないRyzen 5 5600Xだが、比較対象はさらに性能が上のCore i7-12700になる。Core i5-12400とRTX 3070 Tiの組み合わせはほぼ存在しない。しかし、Core i7-12700とRTX 3070 Tiの組み合わせは非常に多い。そして、それらのモデルはLEVEL-R7X6-R56X-UAXと比べても大きな価格差があるわけでもない。
優れたモデルと言えるはずのLEVEL-R7X6-R56X-UAXの評価が低いのは相対的なものが最も大きい。近い価格帯に圧倒的な性能を持つモデルがあると、当然のことながら評価は下がる。第12世代が登場したこと、そして第12世代を搭載したモデルが近くにあることがLEVEL-R7X6-R56X-UAXの不幸だ。Ryzen 5 5600Xと第12世代では性能差は大きいが、価格差は小さい。
旧型でなくとも、次世代登場前のCPUは既に型落ちと言えるものだ。今のタイミングではRyzen 5 5600X搭載モデルは選びにくいだろう。比較対象にピックアップしたモデルはCore i7-12700とRTX 3070 Tiを搭載した非常に強力なモデルだ。
ゲームも作業もこれ一台で完結するような、汎用性の高さも持ち合わせている。価格は少し高くなるが、LEVEL-R7X6-R56X-UAXを候補に入れているなら一度チェックしてみてほしい。非常に強力なモデルなのでおすすめだ。
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似ているモデルとの比較
ブランド名 | LEVEL∞ | G-GEAR |
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製品名 | LEVEL-R7X6-R56X-UAX | GA7J-G221/B |
価格 | 249,980円(税込) | 259,800円(税込) |
CPU | Ryzen 5 5600X | Core i7-12700 |
GPU | RTX 3070 Ti | RTX 3070 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 500GB | NVMe 1TB |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
電源 | 800W GOLD | 750W GOLD |
マザーボード | X570 | B660 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
対して、LEVEL-R7X6-R56X-UAXは価格が1万円安いことだけが強みと言える。予算に余裕があるなら間違いなくG-GEAR GA7J-G221/Bをおすすめしたい。
予算がギリギリであるなら、LEVEL-R7X6-R56X-UAXを選択するのも悪くない。予算内では最良とも言えるモデルだと考えることもできる。それでも1万円足りないなら、貯めてでもG-GEAR GA7J-G221/Bを選ぶ方が最終的な満足度は高そうだ。性能の寿命も長くなるので、長く使用するつもりならG-GEAR GA7J-G221/Bをおすすめしたい。
パソコンケースレビュー
正面
2022年2月17日にLEVEL∞のR-Classに採用されるケースデザインがリニューアルされた。ここ数年はゲーミングブランドのケースリニューアルが続く。スタイリッシュで落ち着いたデザインを採用していて万人受けしそうだ。RGB対応ケースを選択できるのも特徴だ。本体前面に吸気口が設けられている。
左側面
左側面は非常にシンプルだ。
右側面
右側面と左側面と同様にシンプルな形となっている。
I/Oパネル
I/Opパネルは本体上部にまとめられている。使い勝手も良好だ。USB 3.0×2、ヘッドフォン端子×1、マイク端子×1が配置されている。
背面
背面は上記のとおりだ。搭載するグラフィックボードと電源によってI/Oパネルは変わる。後方からも排気が行われている。
本体上部
本体上部からは大型のファンが2基見える。メッシュ加工をしていてたっぷりと内部の空気を排気できる。
本体下部
本体下部は上記のとおりだ。
管理人による総評(LEVEL-R7X6-R56X-UAX)

LEVEL-R7X6-R56X-UAXは、Ryzen 5 5600X×RTX 3070 Ti搭載のハイクラスのゲーミングPCとなっている。RTX 3070 Ti搭載モデルとして税込249,980円という価格は素晴らしい。とにかく安くRTX 3070 Ti搭載モデルを購入したいなら選択肢として悪くない。Ryzen 5 5600Xも必要十分な性能を持っている。ただし、+10,00円でCore i7-12700搭載モデルが選択できるなら基本的にはそちらを選択するべきだろう。12コア20スレッドとスペックも高くより高いパフォーマンスを得られる。
価格 | CPU | グラボ |
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249,980円(税込) | Ryzen 5 5600X | RTX3070Ti |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 16GB | 500GB | 非搭載 |
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