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当記事では、ドスパラ「Lightning AJ5」の詳細レビューをまとめている。このLightningはミニタワーを搭載したビジネスPCだが、2020年5月にゲーミングPCのラインナップ入りも果たしている。キャンペーン終了と7,000円の値上げのダブルコンボで評価を大幅に落としてしまった。おすすめできるモデルではないので比較対象モデルをチェックしよう。

Lightning AJ5のスペック解説

Lightning AH5

ブランド名Lightning
製品名AJ5
価格Windows 10 / 82,478円税込
(74,980円)

・追記
Windows 10 / 90,178円税込
(81,980円)

CPURyzen 5 3500
グラフィックボードGeForce GTX 1660
メモリDDR4-2666 8GB
SSDNVMe 500GB
HDD非搭載
電源550W BRONZE
マザーボードチップセットA520
コスパ★★★★★☆☆☆☆☆4.7

・追記
★★★☆☆☆☆☆☆☆3.2

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価格の高騰に注意

Lightning AJ5は従来と比べて7,000円の値上げが適用された。また、キャンペーンモデルから通常モデルに戻ったタイミングであるため、評価の下落が著しい。低価格帯のモデルにとって値上げは致命傷になりやすい変化だ。性能や構成が控えめでも選ばれるのは価格が安いからだ。その唯一とも言える長所を潰す値上げは喜べるようなものではない。

ただ、今回の値上げはドスパラだけでなく、BTOショップ全体で適用されている。RTX 30シリーズの品薄が影響してRTX 3070やRTX 3080を搭載したモデル限定ではない。どうやらグラフィックボード以外のパーツの価格も上昇しているようだ。値上げは喜べたものではないが、今回の値上げは仕方がない。市場全体で高騰しているのでショップに責任はない。

価格が上がったLightning AJ5は評価を大きく落とした。元々中途半端なポジションだったこともあり、今では完全に選択するメリットを失った。これはLightning AJ5に限った話ではない。市場には値上げが適用されたモデルとまだ適用されていないモデルが存在する。値上げされたモデルよりも劣っていたモデルが値上げしていなければ関係は逆転する。ユーザーにとって現状はモデルがとても選びくい。

この価格帯でも値上げが適用されていないおすすめしやすいモデルは存在する。比較の項目でピックアップしているのでチェックしてもらいたい。選びにくい状況だからこそ、おすすめできるモデルは限られている。優れたモデルさえ分かってしまえば、限定的なことが幸いして迷わなくて済む。どれを選べばいいか分からない、決められないということが少ない。苦しい状況から生まれたプラス要素を活かした選択をしてほしい。

各タイトルの対応表

FF14 4KApex Legends 144HzApex Legends 60HzFortnite 144HzFortnite 60Hz
ff14suisyou
★☆☆☆☆
Apex-Legends
★★☆☆☆
Apex-Legends
★★★☆☆
fortnite
★★★☆☆
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

Lightning AJ5の性能まとめ

PC初心者の方がスペックを見てもなかなか性能面をイメージすることができないかもしれない。ここでは具体的に当該ゲーミングPCに搭載されているパーツについて解説していく。

GeForce GTX 1660(GPU)

sa2-e-sports-gtx1660

GTX 1660は、旧型のグラフィックボードでGTX 1660 SUPERやGTX 1650 SUPERの登場後は影が薄れると思われていた。しかし、現在でもしっかりと地位を確立している。標準的な性能と価格は、多くのグラフィックボードの基準になっている。

ゲームを快適にプレイ出来ること、そして価格を抑えられることで低価格帯のモデルで人気が高い。既存のゲームであれば快適にプレイ出来る設定が存在しているので、不満に感じることはないだろう。

Ryzen 5 3500(CPU)

ryzen 5 3500-seinou

Ryzen 5 3500は、総合的な性能は非常に高いCPUとなっている。ゲームに関してはi5-9400を下回ると見ておいた方が良いだろう。特に、ゲームによっては不自然にフレームレートが下がることもある。

価格に対してのパフォーマンスは高くても、ゲームへの適性は相応。高性能なグラフィックボードとは合わしにくい。GTX 1660とならしっかりバランスも取れるので問題はない。

総合性能

Lightning AJ5seinou

エントリークラスとして優秀な性能を持つモデルだ。ゲーム性能はそこまで高くはない。フルHD+標準設定が基本となる。高リフレッシュレートは低負荷なゲームでなければ厳しい。フォートナイトを144Hzでプレイする際は設定を標準以下に下げる必要がある。Apex Legendsを144Hzでプレイするには最低設定でも厳しいかもしれない。

性能よりも価格を特徴とするモデルだけに、快適なゲームプレイに期待しにくい。ただ、設定を下げることに抵抗がなければそこまで悪いモデルでもない。最低設定でも安定しないタイトルでも、解像度を下げることで負荷を大きく軽減できる。最新のタイトルは苦手であってもある程度は対応することはできる。

WQHDや4Kには対応できないのでフルHD以下の環境で考えたい。プレイスタイルの幅を限定すれば、ある程度のゲームプレイは快適に行えるはずだ。古めのゲームやフォートナイトのような人気タイトルをプレイする分には十分である。

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Lightning AJ5の特徴&強み

キャンペーンで汎用性を高める

Lightning AJ5は、価格コムアワード受賞記念でHDD 1TBが追加された。値上げが行われているわけではないのでお得な変化だ。特に、Lightning AJ5はカテゴリ的には一般向けパソコンだ。一般向けの用途ではHDDは非常に重要である。SSDには頻繁にアクセスするアプリケーションやソフトウェアを保存。容量の大きい動画ファイルやあまりアクセスしないアプリケーションはHDDに保存。

ストレージを使い分けることで容量の圧迫を抑え、管理しやすくもなる。HDD 1TBの追加はLightning AJ5にとっては非常に有用なアップグレードと言える。税込10万円を下回るモデルは構成を削ったモデルが多い。通常時のLightning AJ5もそうだ。今回のようなキャンペーンでもない限り、低価格帯のモデルに2つのストレージが搭載されるというようなことはない。

HDD 1TBという小さな変化でも、この価格帯のモデルとしては大きな恩恵が受けられる。税込10万円を下回るモデルは構成のアップグレードが適用されることはほとんどない。以前より安くなり、そのタイミングでキャンペーンが適用されたことで評価は大幅に向上している。影の薄かったLightning AJ5を選択するメリットが出た。

できることに変わりはなくても、やりやすくなったことは増えた。ゲームをプレイしないユーザーも購入するようなモデルではHDDの存在は大きい。この性能があれば、作業の快適性に不満はない。不安要素はストレージ容量だけだ。その弱点とも言える箇所の強化はより選びやすさを演出している。影の薄かったLightning AJ5を選択するメリットを産んだだけでも十分過ぎる成果だ。

性能が控えめでユーザーを選ぶモデル

構成によるコストパフォーマンスは向上した。しかし、おすすめしにくい部分もある。ゲームを中心とするには少し性能が物足りず、ゲームをプレイしないならGPUが無駄になるという点だ。帯に短し襷に長しということわざが当てはまってしまう。評価と汎用性は高いが、実用面に少し難のあるモデルである。いっそのことGPU非搭載で価格を落とした方が選択しやすかったかもしれない。

GPU搭載のLightningシリーズは一時期ゲーミングPCのカテゴリに存在した。ゲームをプレイするためのGPUを搭載しているのだから当然と言えば当然だ。それが用途を限定する要因になってしまっている。Lightning AJ5を選択するということはゲームプレイが前提だ。ゲーム性能は控えめなので、作業を中心に簡単なゲームもプレイするユーザーでなければ選択しにくい。

悪く言えば性能が中途半端だ。ゲームかそれ以外かのどちらかに偏る用途では無駄が生じてしまう。目的とする用途に合わせたモデルを選択する方が安く、あるいは高性能なモデルを選択できる。このユーザーを選ぶという性質は、用途がマッチしていない限りおすすめしにくい要素となる。キャンペーンで優れたモデルに変貌を遂げ、評価も大幅にアップした一方で、新たな弱点も出てきた。

作業をメインで簡単なゲームもプレイしたい。そういうピンポイントなユーザーにしか適さないのは致命的だ。Lightning AJ5は通常時よりも明らかな成長を見せた。しかし、他のLightningシリーズやMagnateシリーズも同様のキャンペーンが適用されている。元々Lightning AJ5より優れたモデルは豊富にあった。それらも同じ強化が適用された以上、選ぶメリットはできても関係性は変わらない。おすすめしにくい理由は他製品との関係にもある。それは後述する比較で確認してもらいたい。

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Lightning AJ5のパソコンケースレビュー

正面

Lightning AH5-syoumenぱっと見るとわかるとおりゲーミングPCという印象を受けない。やはり一般用とのパソコンと考えた方が良いだろう。見た目も重視したい方は避けよう。I/Pパネルの一部は全面に配置されている。

右側

Lightning AH5-right本体の右側は何もなくシンプルだ。一般的なパソコンそのものだと言える。

左側

Lightning AH5-left左側には空気弁が設けられている。ここから空気を取り入れて本体内部を冷やす。ミドルクラスの性能なら不安は何もない。

内部

Lightning AH5-insideかなりすっきりとした中身となっている。GTX 1660自体がコンパクトなこともあって圧迫感はない。

エアフロー

Lightning AH5-airflowエアフローの流れをまとめている。すでに書いたサイドと前面から空気を取り入れてファンの力を借りて後方に熱い空気を排出する。

似ているモデルとの比較

ブランド名LightningGALLERIA
イメージLightning AH5RM5C-G50-300x300
製品名AJ5RM5C-G60S
税込価格74,980円94,578円
CPURyzen 5 3500Core i5-10400
GPUGTX 1660GTX 1660 SUPER
メモリDDR4-2666 8GBDDR4-2666 16GB
SSDNVMe 500GBNVMe 512GB
HDD非搭載非搭載
電源550W BRONZE550W BRONZE
チップセットA520B460
公式公式公式
レビュー当ページレビュー
ここをチェック!!

比較対象は同じドスパラのゲーミングPC GALLERIA RM5C-G60Sだ。まだ値上げが適用されておらず、この価格帯では最も選びやすいモデルである。CPU性能、GPU性能、メモリ容量、チップセットでGALLERIA RM5C-G60Sが優れている。Lightning AJ5の利点は価格が4,000円ほど安いことだけだ。しかし、GTX 1660とGTX 1660 SUPERでは4,000円以上価格に開きがある。メモリ容量だけで見てもそうだ。

コストパフォーマンスの評価において、GALLERIA RM5C-G60Sは圧倒している。ここまで大きく離れていると、Lightning AJ5の値上げがなくてもGALLERIA RM5C-G60Sをおすすめしていただろう。税込10万円以下の低価格帯最強モデルであるGALLERIA RM5C-G60Sは、今の苦しい状況で輝く強力なモデルだ。

管理人による総評(Lightning AJ5)

Lightning

Lightning AJ5は、GTX 1660を搭載したビジネス向けモデルだ。ゲーム用途でも使えるグラフィックボードを搭載していることからライトなゲーミングPCと考えても良い。ゲーム性能は控え目で妥協が必要となる。設定を下げることが前提で将来性が高いとは言えないことは理解しておこう。採用しているPCパーツ的に熱について気にせず使用できる。

価格コムアワード受賞記念1TB HDD増量キャンペーンの終了と7,000円の値上げで魅力がなくなってしまった。低価格帯のモデル全般にメスが入り当該モデルの強みが消されたと考えてよい。中途半端な立ち位置になってしまった。低価格帯のゲーミングPCを探している方は、基本的には比較対象モデルの中から選ぶほうがよいだろう。

価格CPUグラボ
81,980円Ryzen 5 3500GTX1660
メモリSSDHDD
DDR4 8GB500GB1TB

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