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当記事では、G-Tune TD-Gの評判とレビューをまとめている。2022年5月のリニューアルによってCPUがCore i7-12700からCore i7-12700KFに、グラフィックスがRTX 3060 TiからRTX 3070 Tiへと強化された。また、ストレージがSSD 1TB×2からSSD 1TB+HDD 2TBへと変更されている。価格は+40,000円だ。当サイトとG-Tuneのコラボレーションモデルの中でもトップクラスのコストパフォーマンスを誇る。予算さえ合えば選択肢に入れてもよいかもしれないが、優秀なモデルが多い価格帯でもあるので十分比較検討して欲しい。

G-Tune TD-Gのスペック

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ブランド名G-Tune
製品名TD-G
価格299,800円(税込)
CPUCore i7-12700KF(水冷)
グラフィックボードGeForce RTX 3070 Ti
メモリDDR4-3200 32GB
SSD1NVMe 1TB
HDD2TB
電源850W GOLD
マザーボードチップセットZ690
コスパ★★★★★★★★★★ 9.7

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各タイトルの対応表

Final Fantasy 14
4K
Apex Legends
144Hz
Apex Legends
60Hz
フォートナイト
240Hz
フォートナイト
144Hz
ff14suisyou
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
fortnite
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

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G-Tune TD-GはCore i7-12700KFとRTX 3060 Tiを搭載したハイクラスのゲーミングPCだ。非常に高い性能は、多くのゲームを4K環境でプレイできる。また、フルHDでは240Hzを目指せるので、Apex Legendsやフォートナイトのような競技性の高いゲームで本格的なプレイ環境を構築できる。ゲームをプレイすることを考えられたG-Tune TD-Gは、ハイクラスに収まらない総合評価が魅力のモデルだ。環境を選ばないゲーミングPCとしておすすめしやすい。

G-Tune TD-Gのゲーミング性能

Core i7-12700KF(CPU)

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Core i7-12700KFは、Intel第12世代の高パフォーマンスモデルだ。Core i7-11700Kの後継モデルで今注目度の高いCPUだと言える。12コア20スレッドと従来モデルよりも大幅にスペックが強化されて性能が大きく向上している。性能差は60%以上とかなり大きい。やはり8コア16スレッドと12コア20スレッドでは全く別物だ。CPUコアの改良もあって大幅に性能が引き上げられている。オーバークロックでより高みを目指せるのも強みだ。

Intel製CPUも10nmプロセスを採用してより洗練されたモデルとなっている。AMD Ryzenシリーズと比べてもパフォーマンスは高い。上位モデルのRyzen 9 5900Xと同等以上の性能を持っているのは驚きだ。一般的なアプリケーション用のCPUとしても高いパフォーマンスを発揮する。動画配信・動画編集・RAW現像などのクリエイター作業を考えている方にもおすすめだ。GeForce RTX 3070 Tiの性能を引き出すにも十分な性能を持っている。

GeForce RTX 3070 Ti(GPU)

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GeForce RTX 3070 Tiは、Ampere世代におけるハイクラスのグラフィックボードだ。RTX 3060 Tiの人気に乗る形で上位モデルで注目度が高い。性能的にRTX 3070よりも性能が高いに近いにも関わらず価格が抑えられていることもあってじわじわと人気が出ている。

タイトル次第では4K解像度でのゲームプレイにも対応できる。フルHD環境なら高リフレッシュレートでのゲームプレイにも対応可能だ。2022年注目のグラフィックボードであることは間違いない。パフォーマンス重視でゲーミングPCを選びたいなら必須だ。

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G-Tune TD-Gの特徴

充実したRTX 3070 Ti搭載モデル

G-Tune TD-GはRTX 3070 Ti搭載モデルの中で、性能と価格のバランスが最も優れたモデルである。充実した構成を武器に、高いコストパフォーマンスを前面に出している。一時的ながら、RTX 3070 Ti搭載モデルは、ハイクラス人気No.1になっていたこともある。その頃から、RTX 3070 Ti搭載モデルは非常に増えた。

G-Tune TD-Gはその流れに乗ったモデルだ。他製品と差別化を図るため、価格ではなく構成で勝負したモデルだ。RTX 3070 Ti搭載モデルの安価なモデルはそれなりにある。しかしながら、ハイクラス最上位の性能に見合う構成を持ったモデルは多くない。

30万円以内の最強モデルを追い求めたのがG-Tune TD-Gである。CPUとGPUはもちろん、メモリ容量やストレージ容量に優れている。総合的な評価の高さが魅力だ。単純に価格の安さを求めるならG-Tune TD-Gはおすすめできない。30万円ギリギリまで構成と性能を追求している。

選びやすさのあるモデルとは言い難い。総ストレージ容量は3TBと大容量だ。これは動画の保存やゲームの保存に役立つ。様々なゲームをプレイするのであれば、ゲームの容量を気にしなくてよくなる。

幅広くゲームをプレイするスタイルなら、ストレージ容量というのは重要だ。そうでなければ、プレイしたいゲームが登場するたびにゲームをアンインストールしなくてはならなくなる。充実した構成は利便性という観点からも優れている。

価格面のデメリットを覆せるかはユーザー次第

G-Tune TD-Gの弱点は299,800円という30万円ギリギリの価格設定だ。性能、構成を考えれば十分お得ではあるが、性能だけを求めるならRTX 3070 Ti搭載モデルとしては少し高めだと言える。CPU性能やメモリ容量、ストレージ容量を削ればRTX 3070 Ti搭載モデルは25万円以内で選択できる。

充実している分だけ価格は高いので、この部分に納得できなければおすすめしにくい。CPUとGPUのみを重視するなら、何もG-Tune TD-Gを選択する必要はない。ゲームを中心とするなら、価格を抑えたRTX 3070 Ti搭載モデルの方が無難とも言える。

特に性能に関係してこない構成部分は、後から増設で対応した方が安く済む。例えばメモリやHDDはAmazon等で購入した方が安い。注意点として、購入後に増設した場合は不具合が起こっても保証対象外となる。保証を受けるために、修理を依頼して発送する時は増設したパーツを外す必要がある。

そのため、CPUやGPUのような性能に関する部分はしっかりしたものを標準で選びたい。逆にHDDやメモリなどは後から対応できるので重視する必要がない。G-Tune TD-Gのような充実した構成を持つモデルは、それ自体がメリットとデメリットとなる。

自分で増設やトラブルに対応できる中級者以上のユーザーにはそれほど魅力的なモデルに映らないはずだ。そして初心者ユーザーには価格が高すぎて選びにくい。メリットがそのままデメリットにもなっているが、モデル自体は非常に優秀である。

G-Tune TD-Gのおすすめカスタマイズ

項目基本モデルおすすめカスタマイズ
OSWindows 11 Home 64bit変更なし
オフィスソフトなしなし
CPUファン水冷CPUクーラー
(240mm長の大型ラジエーターで強力冷却)
水冷CPUクーラー (360mm長の大型ラジエーターで強力冷却)
+8,800円
CPUグリス標準CPUグリスダイヤモンドグリス 親和産業 OC7
+2,090円
メモリDDR4-3200 16GB x2変更なし
SSD(M.2)1TB NVM Express SSD
( M.2 PCI Express 接続 )
変更なし
SSDなしなし
SSDまたはHDD2TB HDD変更なし
外付けストレージなしなし
光学ドライブ非搭載DVDスーパーマルチドライブ
+4,180円
光学ドライブ(外付け)なしDVDスーパーマルチドライブ ( DVD±R DL 対応 )
+3,740円
電源850W GOLD変更なし
UPSなしなし
無線LANなしIntel Wi-Fi 6 AX200
+2,860円
外付け拡張デバイスなし無線LANアダプタ Archer T3U
+2,970円(税込)
拡張カードなしなし
ケース【G-Tune】 フルタワーケース
( 背面ファン x 1 上部ファン x 3 )
【G-Tune】フルタワーケース 「G-Tuneノーマルエディション」 ライトスモーク強化ガラス仕様 LEDファン (背面ファン x 1 上部ファン x 3 )
+8,800円
キーボードなしなし
マウスなしなし
マウスパッドなしなし
ペンタブレットなしなし
スピーカーなしなし
ヘッドフォンなしなし
ゲームコントローラなしなし
WEBカメラ(オプション)なしなし
Windows Hello デバイスなしなし
ウイルス対策・セキュリティソフトマカフィー リブセーフ ( 60日体験版 )なし
ソフトウェア1(プリインストール)Steamクライアントソフト変更なし
ソフトウェア2(バンドル)なしなし
パソコン引越しソフトなしなし
パソコン下取りサービスなしなし
データ復旧サービスなしなし
各種出張サービスなしなし
サポート初期不良対応1ヵ月+センドバック修理保証なし
電話サポート24時間365日電話サポートなし
破損盗難保証サービスなしなし
モニタ選択なしなし
モニターアームなしなし
プリンターなしなし
ブロードバンドルーターなしなし
HUBなしなし
USB周辺機器なしなし
LANケーブルなしなし
サプライなしなし
  • OS
  • OSはWindows 11 Home 64bitでいい。Windows 11 Proはビジネス向けのOSであるため、オフィス内など連携が必要な場面を除きメリットはない。ビジネス用途を兼用するにしても、多くの場合は必要としない。もしかすると必要かもしれないと思うなら、Windows 11 Proの機能をチェックしてほしい。ゲームをプレイするパソコンでの恩恵は低いので変更なしを推奨。

  • オフィスソフト
  • 定価での販売なのでカスタマイズで選択する必要性は低い。必要なら選択という程度だ。

  • CPUファン
  • 標準の水冷ファンである「水冷CPUクーラー (240mm長の大型ラジエーターで強力冷却)」でも十分だ。ただ、フルタワーケース採用なので、冷却性能を突き詰めるのも悪くない。特にCPUのオーバークロックを考えているなら「水冷CPUクーラー (360mm長の大型ラジエーターで強力冷却)」にカスタマイズしてもいい。8,800円なのでこの辺りは好みである。オーバークロックするにしても標準の水冷ファンでも十分対応可能だ。

  • CPUグリス
  • CPUグリスは体感しにくい部分なので優先度は高くないが、CPUファンや水冷クーラーの効果は向上するのでお守りとして選択するのは悪くない。それほど高価なものではないので、ここではどれを選んでもいい。優先度は高くないので選ばなくてもいい。水冷ファンを搭載しているので、少しでも効果を上げたい場合を除いては標準でよさそうだ。

  • メモリ
  • 標準で32GBあるのでこれ以上は重要ではない。作業を行うのに必要であるなら64GB以上に変更してもよさそうだ。当該モデルで採用されているメモリは16GBx2なのでスロットが2つ余っている。必要になったらとりあえず増設するくらいでいいかもしれない。その方が無駄がなくていい。ただし、増設したままでは保証対象外となるので、保証で修理に出す時は増設したパーツを外す必要があるので注意したい。

  • SSD(M.2)
  • NVMe対応SSD 1TBが標準搭載だ。OSなどのシステムを含めても十分な容量だ。ゲームなどの保存容量を不安視してここの容量を増やすよりも、SATA接続のSSDを追加した方がいい。SSDの項目にはなぜかM.2しかなく、SSDまたはHDDの項目にはHDDしかない。

    SATA接続のSSDは自分で増設するか、外付けのSSDで対応するしかない。G-Tuneのカスタマイズはあまり親切とは言えないようだ。SATA接続でもNVMe対応SSDほどではなくても、ゲームでは同等の恩恵がある。ファイル移動を考えないなら通常のSSDで十分だ。

  • SSD
  • SSDを追加するならここだ。HDD 2TBを搭載しているので、あまり必要性は感じない。M.2ではなくSATA接続のSSDが選択できればよかったが、選択肢にないのでカスタマイズは非推奨だ。ここをカスタマイズするなら自分で増設した方が遥かに安く仕上げられる。

  • SSDまたはHDD
  • G-Tune TD-Gは2TBが標準搭載となっている。動画を大量に保存するわけでもないなら変更する必要はない。

  • 外付けストレージ
  • あると便利なものだが、G-Tune TD-Gは通常で光学ドライブが搭載されているので選択は推奨しない。別のパソコン用だとしても、オンラインショップで購入する方が安い。カスタマイズで選択するほどのものではない。

  • 電源
  • 選択肢が1200W GOLDしかない。Core i7-12700KFとRTX 3070 Tiなら、オーバークロックを行っても850W GOLDで十分だ。消費電力の大きい用途を想定していない限りは変更しなくてもいい。

  • UPS
  • 予備電源。停電時などでパソコンが強制的に閉じられるのを防ぐ。重要な作業中にデータを保存できないまま停電されると困るユーザー向けとなる。つまり一般向けではない。再起動で事足りる用途であるなら、それほど必要ではないだろう。

  • 無線LAN
  • G-Tune製品には標準搭載されつつあるIntel Wi-Fi 6 AX200がG-Tune TD-Gには搭載されていない。そのため、別途2,860円で搭載しなくてはならない。これ自体は必須と言えるものではなく、好みによるものだ。ただ、今の時代無線ユーザーが多く、必要とするユーザーの方が多いかもしれない。AX200ならWi-FiだけでなくBluetoothもついてくる。無線環境を2,860円で整えられるなら悪くはないはずだ。

  • 外付け拡張デバイス
  • USBタイプのWi-Fi受信機などを選択できた項目。今は何も選択肢がない。ここに選択肢が復活しても、オンラインショップでの選択をおすすめしたい。基本的にカスタマイズでは周辺機器などは定価だ。高くて到着が遅いと考えると選択するメリットはない。

  • 拡張カード
  • Thunderbolt 4を増設するPCI-eカードだ。Thunderboltが必要であるなら考えてもいいという程度だ。ゲームプレイでは一切使用しないので、作業も兼用するユーザー向けだろうか。

  • ケース
  • 標準のケースで問題はない。ただ、内部のトラブルを確認できるライトスモーク強化ガラス仕様+6,930円やゲーミングPCらしいLEDファン搭載ケース+8,800円は選択したい。最上位のフルタワーであることを考えると、赤いLEDファンを採用したケースが合いそうだ。ただ、ここはミドルタワーやミニタワーと異なり、ファンが増えるわけではない。単なるデザインのカスタマイズとなるので好みでいい。

  • キーボード/マウス/マウスパッド
  • これらのデバイスは実際に触って選択してほしい。キーボードは打鍵感やテンキーの有無、マウスは大きさと重さと形状だ。実際に触ってみなければキーボードはともかく、マウスは合う合わないがはっきりしている。ゲームコントローラにしても選択肢が1つしかなく、必要な機能が搭載されていたとしても定価なら選択するメリットはない。

    デバイスを販売しているショップの方が種類は豊富だ。ここで選択するくらいならAmazonで選択した方がいい。メーカーも種類も豊富なキーボード、マウス、マウスパッドは限定的なG-Tuneで選択する必要はない。Amazonやヨドバシの方が安く、到着も速いのでセットで購入するメリットはない。

  • スピーカー/ヘッドフォン
  • こちらもデバイス同様、選択肢が少なく価格が高めだ。今使用しているものと同じものを購入する予定でもない限り、ここで選択するのはあまりおすすめできない。音質は実際に聞いてみないとはっきりわからない。よほど音質にこだわりがないなら話は別だが、そうであるなら尚更カスタマイズ画面で選択する必要はない。

  • WEBカメラ(オプション)
  • 一時はコロナの影響でテレワークが増加し、それに伴いWEBカメラ需要が爆発したことでなかなか手に入らなかった。その当時であるなら、このカスタマイズは非常に有用だった。しかし、今はその需要も落ち着いているので入手難易度は低い。あえてカスタマイズで選択するメリットはないだろう。好みや予算に合わせてAmazonやヨドバシなどで購入するほうがよさそうだ。

  • Windows Hello デバイス
  • ノートパソコンではポピュラーな顔認証デバイス。パソコンを勝手に触られたくない、でもいちいちパスワード入力は面倒だというユーザーに適している。それ以外のユーザーにとっては何のメリットもないので基本的にはナシの方向で考えておきたい。

  • ウイルス対策・セキュリティソフト/ソフトウェア1(プリインストール)/ソフトウェア2(バンドル)
    これらの項目に関しては一括して変更をおすすめしていない。Steamはあって困るものではなく、セキュリティやデータ削除ソフトも必要なら購入する程度でいい。特にセキュリティソフトは無料でも優れたものもある。パソコンで何を行うのか、用途に合ったセキュリティソフトを吟味して選びたい。何かわからない状態でとりあえず選択するなら、有料のものではなく無料のものから始めることをおすすめする。

  • パソコン引越しソフト
  • パソコンの中身を容易に引っ越しできるソフト。一見すると便利そうだが、外付けストレージで対応できる。また、システムドライブ以外のストレージはそのまま付け替えるだけで読み込まれるようになっている。正式にはあまりおすすめできないながら対応できる。今となってはあまり重要ではないソフトだ。

  • パソコン下取りサービス
  • 不要なパソコンを1,000円で引き取って貰える。それなりに価値がある、まだ使用できるパソコンを引き取ってもらうなら損である。このパソコン下取りサービスは、いわゆるパソコン回収である。不動品であっても、大きな物理的破損やパーツ不足がない限り引き取ってもらえる。その上で1,000円引きなのだから利用者にとっては何のデメリットもない。処分に困っているパソコンがあるならおすすめだ。

  • データ復旧サービス
  • 消えてしまった、消してしまったデータを復旧してくれるサービス。ただし、確実に復旧が可能というわけではない。復旧できるかもしれない程度に考えておこう。サービスに対して価格は高めである。何があっても失うわけにはいかないデータを所持している場合はありかもしれない。バックアップを取っているなら特に必要のないサービスとも言える。

  • 各種出張サービス
  • 人を派遣する以上は仕方ないにしても、価格は非常に高い。わからないユーザーにとっては、永遠に終わらないように感じる部分をベテランスタッフが対応してくれる初心者向けサービスだ。PCを置いて、インターネットとメールの設定をするだけで1万円。また、インターネットの設定などは予め契約していることが前提である。今のインターネット接続は全く難しくないので、ここの需要はどこまであるのか分からない。おすすめはしにくいサービスである。

  • サポート
  • G-Tuneと言えばサポートの充実さと言われているが、この項目は他ショップとそれほど開きはない。むしろオーソドックスなものだ。ここでは標準サービスにプラスして、「即日修理と専用ダイヤルタイプ」を選択できる。そしてもう一つが「即日修理と専用ダイヤルタイプ」のピックアップ修理保証版だ。センドバックは宅配便でのやり取りになる。ピックアップは回収サービスだ。あとはそれに対しての年数を選べるくらいだ。

    オンサイト修理は技術者がダイレクトに修理にきてくれるサービスだ。専用ダイヤルなどのサービスは受けられないこと、日程を調整しなければならないというデメリットはある。ただ、即日に修理が可能という点では大きなメリットだ。普段自宅にいることが多いならオンサイト修理保証が適している。ここは保証に関するところなので自分が納得できるプランを選んでほしい。

  • 電話サポート
  • G-Tuneのサポートが優れていると言われる所以は、この24時間365日電話サポートが付随しているからだ。安心パック限定のリモートサポートサービスはリモートでパソコンを操作して、問題を解決してもらえるものだ。ここも個人の好みによるところだが、標準でも付属の電話サポートが受けられるので変更しなくてもいい。むしろ、これが標準で選択されているところがG-Tuneの強みだ。リモートサポートを選択しなくても安心できる。

  • 破損盗難保証サービス
  • 事故や落下、水没、火災、落雷、盗難などありとあらゆる事態に対応してくれるサービスだ。デスクトップパソコンは自宅で使用しているから特にこんなことはないと安心するのは早い。確かに、盗難や水没や落下はそうそうない。しかし、水をこぼしての水没や火災、落雷は比較的身近なことだ。特にマンションに住んでいるなら落雷は要注意だ。雷が落ちるとコンセントに接続している電化製品はダメージを受ける。

    パソコンも例外ではない。本来なら加入をおすすめしたいところではあるが、これはサポートの項目にある本体延長保証期間に準ずる。そのため、最大でも3年しか対象とならない。もう少し長くて、延長保証期間が関係なければおすすめしていたところだ。G-Tune TD-Gの場合は破損盗難保証 レベル4 (保証限度額\200,000-)が必要になり、2万円近い負担がある。よほど心配でなければ加入は見送る方が無難である。

  • モニタ
  • モニターはカスタマイズで選択するよりも、別途Amazonなどで購入した方がいい。G-Tuneのカスタマイズは基本的にiiyama製のモニターしか選択できない。EIZOやLGなども含まれているが、その数は極端に少ない。価格を抑えた機能性に長けたメーカー製のモニターはない。

    DELLやBenQのようなゲーミングモニターの代表的なメーカーの取り扱いもない。iiyama製のモニターにこだわりがあるなら、iiyama G-MASTER GB2590HSU-2はおすすめだ。240Hz対応の品質重視のゲーミングモニターだ。コストパフォーマンスや価格を重視するならAmazonなどで探した方が確実である。

  • ブロードバンドルーター
  • ブロードバンドルーターは自宅の環境に依存するので、所持していなくても選択は少し待ってほしい。プロバイダーや契約している回線業者から特定のルーターを無償で提供してもらえることもある。IPv6接続のために専用のモデムが必要となることがある。そのモデムがルーター機能を持っているかもしれない。それらの情報をまずはまとめてから、別途購入する方がいいだろう。ここでは3つの選択肢しかないので、家電量販店などで選ぶほうがいい。

  • HUB
  • LANケーブルの中継機のようなものだ。一般ユーザーにはほぼ必要のないものだ。家電などに使用する際は無線接続が一般的なこともあり、必要になれば別途購入する程度で問題ない。

  • USB周辺機器
  • USBのハブとコンデンサマイクが選択できる。しかし、ここでもあえてG-Tuneのカスタマイズとして選択するメリットはない。必要なものがあるなら、別途ショップで購入した方が安くて種類も豊富だ。限定的な定価製品を選択するのはおすすめできない。

  • LANケーブル
  • ないなら購入してもいい程度。一部ルーターとモデムの設定に有線LANが必要になる場面もある。今はほとんど必須とは言えないので、無線環境を前提としているなら所持していなくても選択する必要はない。

  • サプライ
  • 特に必要なものなさそうだ。DisplayPort-DVI変換アダプタは便利ではある。しかし、この接続をしてしまうと144Hz対応モニターでも60Hz以上出せなくなる。(解像度を下げれば75Hzまでは可能)選択する際は注意してほしい。

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ブランド名G-TuneG-GEAR
イメージnextgear-microG-GEAR GA7A-B180T
製品名TD-GG-GEAR GA7J-H214/ZB
価格299,800円(税込)262,799円(税込)
CPUCore i7-12700KF(水冷)Core i7-12700KF
GPURTX 3070 TiRTX 3070 Ti
メモリDDR4-3200 32GBDDR4-3200 16GB
SSD1NVMe 1TBNVMe 1TB
HDD2TB非搭載
電源850W GOLD750W GOLD
チップセットZ690Z690
公式公式公式
比較対象はツクモのG-GEAR GA7J-H214/ZBだ。基本的な構成には違いはあっても、CPUとGPUは同等だ。また、メモリ32GBとHDD 2TBにカスタマイズしてもG-GEAR GA7J-H214/ZBの方が安い。電源まで揃えると同じ価格になるので、水冷ファンを搭載している分だけG-Tune TD-Gの方が上だ。

価格を抑えるなら間違いなくG-GEAR GA7J-H214/ZBの方がいい。後々増設で対応するのにも適している。増設などが手間に感じられるならG-Tune TD-G、少しでもコストを抑えたいならG-GEAR GA7J-H214/ZBがよさそうだ。

冷却性能は水冷ファンとフルタワー採用のG-Tune TD-Gの方が上だ。長時間のゲームプレイを想定しているならG-Tune TD-Gの方がいいかもしれない。オーバークロックを行う予定なら、冷却性能が重要なのでこれもG-Tune TD-Gを推奨したい。

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パソコンケースレビュー

masterpiece当該モデルに採用されているのはG-Tuneのフルタワーケースだ。高級感のあるデザインは魅力的だが、価格がやや高くなってしまうのがネックだと言える。ミドルタワーケースよりも一回り大きく拡張性に優れている。光学ドライブが標準搭載となっているのは嬉しい。I/Oパネルは全面右側にまとめられている。

管理人による総評(G-Tune TD-G)

masterpiece

G-Tune TD-Gは、Core i7-12700KF×RTX 3070 Ti搭載のゲーミングPCだ。CPUが倍率ロックフリーモデルのCore i7-12700KFになりより幅広い用途に対応できるようになった。動画編集やゲーム実況もお手のものだ。ゲーミング性能は高くWQHD解像度以上にも対応できる。メモリ32GBと大容量で様々な用途に対応可能だ。

デュアルストレージ搭載で個性的な構成が魅力のゲーミングPCだ。システムとゲームを保存しても十分すぎる容量を持っている。他のユーザーとはかぶりたくないという方はぜひチェックして欲しい。こだわりがあるゲーマーの方は必見だ。価格だけを見ると上位モデルを選択できてしまうためそこが悩みどころだ。

価格CPUグラボ
299,800円(税込)i7-12700KFRTX3070Ti
メモリSSDHDD
DDR4 16GB1TB2TB

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