raytrek ZFtop


当記事では、raytrek ZF 11900K搭載モデルのレビューをしている。今回は趣向を変えてクリエイター向けモデルをピックアップした。クリエイター向けモデルとは言っても高性能なグラフィックボードにCPUを搭載していてゲームプレイもこなせる。RTX 3070搭載モデルとしては価格が上がりすぎていて積極的に選ぶ理由が見当たらない。CPU性能を重視したいクリエイターの方にもおすすめしづらい。今は後継モデルのIntel第12世代のCore i7-12700Kが選択肢に入るからだ。

raytrek ZFのスペック

raytrek ZFtop

ブランド名raytrek ZF
製品名ZF 11900K搭載モデル
価格Windows 10 / 319,980円(税込)
CPUCore i9-11900K
グラフィックボードGeForce RTX 3070
メモリDDR4-3200 32GB
SSDNVMe 1TB Gen4
HDD非搭載
電源750W GOLD
マザーボードチップセットZ590
光学ドライブDVDドライブ
コスパ★★★★★★☆☆☆☆ 4.3

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各タイトルの対応表

Final Fantasy 14
4K
Apex Legends
144Hz
Apex Legends
60Hz
フォートナイト
240Hz
フォートナイト
144Hz
ff14suisyou
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
fortnite
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

raytrek ZF 10850K搭載モデルのゲーミング性能

GeForce RTX 3070(GPU)

rtx3070seinou

RTX 3070は、Ampere世代の最新グラフィックボードだ。ハイクラスに属するモデルで前世代のRTX 2080 Tiに匹敵する高いゲーミング性能を持つ。4K解像度やWQHD環境でのゲームプレイを考えている方向けだ。レイトレーシングへの適性も高い。フルHD環境でのゲームプレイを考えているならオーバースペックとなる。その場合はRTX 3060以下のモデルを選択しよう。RTX 3070は、性能が高くボトルネックを防ぐためにもハイクラスのCPUと合わせたい。raytrek ZFで採用されているCore i9-11900Kとの相性はばっちりだ。

Core i9-11900K(CPU)

i911900kseinou

Core i9-11900Kは、Intel第11世代のフラグシップモデルだ。8コア16スレッドと従来モデルよりもスペックダウンとなったが、CPUコアの改良でパフォーマンスは6%程度高い。動画編集や画像編集などのクリエイター作業などを考えているなら非常に適したCPUだと言える。クリエイター向けCPUとしてはベストな選択だ。ゲーミングPC向けCPUとしても十分過ぎる性能を誇る。ボトルネックを生じさせにくくハイクラスなグラフィックボードの性能を引き出すことができる。

総合性能

raytrek ZFseinou

raytrek ZFはCore i9-11900KとRTX 3070を搭載したクリエイター向けPCだ。ゲーム性能はハイクラスで、トップクラスの処理性能と相まって汎用性が非常に高い。用途を選ばない性能こそがraytrek ZFの強みである。FF14を4Kで快適にプレイし、フルHDでなら多くのゲームタイトルを144Hz以上で安定させられる。そして、専門的な作業や動画のエンコードにも楽々対応できるCPU性能も魅力だ。なんでもできるオールラウンド性の高さを求めるならraytrek ZFは優秀なモデルである。

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raytrek ZF 10850K搭載モデルの概要&特徴

リニューアルで致命的な値上げ

raytrek ZFは、CPUがCore i9-10850KからCore i9-11900Kにアップグレードされた。合わせてメモリ規格もアップしている。一方で、価格は5万円近く高くなり、コストパフォーマンスの評価は大幅に下落している。RTX 3070搭載モデルで30万円オーバーは流石におすすめできない。Core i9-11900K搭載であること、Gen4接続のNVMe対応SSDを採用していることを加味しても高い。

一般的なゲーミングPCより価格が抑えられていることがraytrekシリーズの特徴だ。ところが、raytrek ZFは明らかに価格が高めだ。構成はしっかりしているものの、価格に見合ったモデルとは言い難い。IntelのCPUは第12世代が登場した。そのため、今第11世代を搭載しているモデルは価格を下げる方向で調整が進んでいる。

これまでは率先してそういった流れに乗り、牽引してきたraytrekシリーズがまさかの逆行だ。希望があるとすればraytrek ZFはまだ第11世代搭載モデルであるということだ。リニューアルと言っても、同じ世代の中でのものだ。世代が進むリニューアルが本命だ。今はまだraytrek ZFの本領は発揮されていない。そういう意味ではこれから先の変更次第である。

それでも、このタイミングでリニューアルされ、値上げが適用された事実は厳しい。厳密に言えば元々Core i9-11900K搭載モデルは別に存在していた。リニューアルというよりも、Core i9-10850K搭載モデルが販売終了したことによる移行である。それでも、頻繁に値上げされているため、評価自体は間違ってはいない。

RTX 3070搭載モデルにしては豪華過ぎる

一番の問題点はraytrek ZFの充実した性能と構成にある。RTX 3070搭載モデルは価格が高騰し過ぎて選びにくいモデルになっている。その例がraytrek ZFである。ここまで価格が高くなってしまっては、RTX 3070搭載モデルであることがデメリットになる。RTX 3070搭載モデルは性能と価格のバランスに優れるモデルが多い。それも少し前の話だ。今ではハイクラスの中心はRTX 3060 Ti搭載モデルだ。

30万円をオーバーすると最上位クラスのハイエンドモデルが選択肢に入る。それらのモデルに対してアドバンテージが取れないのが致命的な弱点だ。構成を充実させたことで価格が上がったのであれば、それは強みにならない。今のRTX 3070搭載モデルはコストパフォーマンスが悪く、強みを持たないモデルばかりだ。raytrek ZFもその例に漏れず微妙なモデルである。

raytrek ZFはゲーミングPCではなくクリエイター向けPCだ。いくら構成が充実していてもRTX 3080搭載モデルと変わらない価格であるなら何の意味もない。クリエイティブな用途にもゲームにも使える性能は、この価格帯のゲーミングPCも併せ持っている。価格が高くなることでraytrek ZFの持つ特徴が特徴ではなくなっていく。

結局のところ、何にでも対応できるようなモデルになったことが弱点に繋がっている。ゲーミングPCよりも優れたクリエイター向けPCであることがraytrekシリーズだった。その特性を取り戻すまでは別のモデルをチェックしておきたい。

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似ているゲーミングPCとの比較

ブランド名raytrekLEVEL∞
イメージraytrek ZFtopLEVEL-R959-LC117-UAX
製品名ZFLEVEL-R969-LC127K-VAX
価格319,980円(税込)316,980 円(税込)
CPUCore i9-11900KCore i7-12700K(水冷)
GPURTX 3070RTX 3080
メモリDDR4-3200 32GBDDR4-3200 32GB
SSDNVMe 1TB Gen4NVMe 1TB
HDD非搭載非搭載
電源750W GOLD800W TITANIUM
チップセットZ590Z690
公式公式公式
比較対象はパソコン工房のLEVEL-R969-LC127K-VAXだ。CPUがCore i7だからと侮るなかれ。Core i7-12700KはCore i9-11900Kよりも性能が高い。GPUは2ランク上のハイエンドクラスRTX 3080を搭載、電源もチップセットも大幅に上だ。それでいて価格は3,000円ほど安い。

圧倒的に性能で上回るモデルが安く展開されているなら、LEVEL-R969-LC127K-VAXを選んでおく方がいい。raytrek ZFの価格が5万円以上安くなるまでは様子を見たい。せめてLEVEL-R969-LC127K-VAXより3万円ほど差をつけて安くなっておかなければ厳しいだろう。

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パソコンケースレビュー

本体前後

raytrek ZFsyoumenケースデザインは非常にシンプルだ。ゲーミングPCらしさはなくビジネスモデルと考えた方がわかりやすい。LADDER(ハシゴ)をイメージしたデザインとなっている。もちろんデザインの好みこそあれ機能面で劣るわけではない。光学ドライブも標準搭載で実用性の高さも光る。吸気は前面部及び左サイドから行い、天板及び後部から熱を放出する。

右側

raytrek ZF-right本体右側には小さな吸気口が設けられている。非常にシンプルなデザインだと言える。

右側内部

raytrek ZFrightinside本体内部は配線も綺麗にまとめられていて好印象だ。プロのなせる技だろう。個人でここまでの作業を行うにはどうしても時間が掛かってしまうし、手先の器用さが求められてしまう。

左側

raytrek ZFleft本体左側には大きな吸気口が設けられている。グラフィックボードやCPUといったパーツを直接増やすことが可能だ。

左側内部

raytrek ZFleftinside

左側から見た内部はこのようになっている。配線がタイラップで綺麗にまとめられている。ケーブルがパーツに干渉しないように工夫されているのがわかるだろう。シンプルながらその完成度は高い。

管理人による総評(raytrek ZF)

raytrek ZFtop

raytrek ZFは、ドスパラのクリエイター向けPCだ。CPUがCore i9-10850KからCore i9-11900Kへとアップグレードされた。しかしながら、このアップグレードが仇となっている状況だ。さすがに上位モデルと同等の価格設定はいただけない。グラフィックボードには人気の高いRTX 3070を、CPUにはIntel第11世代のフラグシップモデルであるCore i9-1190Kを搭載していてゲームプレイでの満足度は高い。4K解像度でのゲームプレイにも対応できるポテンシャルが光る。

メモリ32GB・SSD 1TB NVMe対応と圧倒的な構成を持つ。旧モデルのHDD 4TBに比べるとインパクトは薄いがそれでも構成は充実していてモデルとしてのコストパフォーマンスは高い。ガレリアブランドにはガレリアブランドの良さが、そしてこのraytrekブランドにはraytrekブランドの良さがある。は比較対象モデルを確認しておこう。

価格CPUグラボ
319,980円 (税込)Core i9-11900KRTX3070
メモリSSDHDD
DDR4 32GB1TB非搭載

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