当記事では、ZEFT R21Bの評判とレビューをまとめている。RTX 3070×Ryzen 9 3900XT搭載のゲーミングPCだ。PCケースにはデザイン性の高い「NZXT CA-H510B」を採用している。パソコンショップセブンでは幅広いカスタマイズができるので、より自分好みのモデルを作り上げることが可能だ。一般的なBTOパソコンに飽きてしまった方必見だ。
当ページの目次
ZEFT R21Bのスペック
ブランド名 | ZEFT |
---|---|
製品名 | ZEFT R21B |
価格 | Windows 10 / 249,800円 キャンペーン時 / 226,800円 |
CPU | Ryzen 9 3900XT (水冷クーラー CoolerMaster製) |
グラフィックボード | GeForce RTX 3070 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 500GB Gen4 CFD |
HDD | 1TB |
電源 | 750W GOLD |
マザーボード | AMD B550 ASRock製 |
光学ドライブ | DVDマルチ |
コスパ | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 1.5 |
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おすすめカスタマイズ
カスタマイズの候補となる項目について解説している。こだわりのカスタマイズを楽しんで欲しい。
電源ユニット
電源ユニットの強化はカスタマイズの定番だ。+5,980円でCoolerMaster製の電源ユニットにアップグレードすることができる。メーカー品を選べるのはパソコンショップセブンならではの特徴だ。
マザーボード
ASRockのSteel Legendは人気が高い。RTX 3070などの重いグラフィックボードを支えられる強化スチールスロットを採用している。価格差を考えると選択肢に入るはずだ。チップセットX570を選択することができる。
グラフィックカード
コストは上がるがMSI製のグラフィックボードにアップグレードすることができる。リファレンスモデルよりも冷却能力が高い。その分クロック周波数も引き上げられゲーミング性能が向上している。
各タイトルの対応表
X4:Foundations | PUBG | 黒い砂漠 | FF14 | Fortnite |
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![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
ZEFT R21Bのゲーミング性能
GeForce RTX 3070(GPU)
RTX 3070は、Ampere世代のハイクラスのグラフィックボードだ。Turing世代のフラグシップモデルであるRTX 2080 Tiに匹敵する性能を持っている。70番台とは言ってもゲーミング性能は高く4K解像度でのゲームプレイが前提となる。FULL HD環境でのゲームプレイならオーバースペックだ。型番だけで性能を判断しないようにしよう。グラフィックス性能を考えるとハイエンドのCPUと合わせるのがよいだろう。Ryzen 9 3900XTとの相性は上々だ。
Ryzen 9 3900XT(CPU)
Ryzen 9 3900XTは、第3世代Ryzenシリーズのハイエンドモデルとなっている。12コア24スレッドと圧巻のマルチスレッド性能を持つ。ゲームプレイだけではなく、動画配信・ゲーム実況などを考えている方にもおすすめだ。後継モデルのRyzen 9 5900XTの価格がまだ高いことを考えると意外と狙い目だと言えるかもしれない。
総合性能
RTX 3070とRyzen 9 3900XTを組み合わせたハイエンドクラスのゲーミングPCとなっている。突き抜けたGPU性能とCPU性能が魅力だ。RTX 3070は最新の次世代ハイクラスのGPUだ。その性能は現行最上位のCPUでもバランスを取るのが難しいほど高い。
Ryzen 9 3900XTは12コア24スレッドが魅力で、ゲーム以外への用途へ圧倒的なパフォーマンスを発揮する。ただし、ゲームへの対応力は控えめであるため、RTX 3070の性能を引き出すのは難しい。それでもゲーム用途でもRyzen 9 3900XTを活かせる場面はある。それは高解像度でのゲームプレイだ。RTX 3070はWQHD以上の解像度を前提とした高解像度向けのGPUだ。
フルHDではバランスは取れずとも、高解像度であればバランスが取れる。RTX 3070の性能を活かすための構成というわけだ。高解像度ではCPUの処理性能が求められる。Ryzen 9 3900XTはゲーム性能の低さを補い、安定させることができる。高解像度でのゲームプレイを想定したユーザーなら、ZEFT R21Bを選択することで快適性を手にすることができるだろう。
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ZEFT R21Bの特徴まとめ
コスパではなく品質重視のゲーミングPC
ZEFT R21Bのコストパフォーマンスは非常に低い。性能と価格を考えれば2万円は安くなければ標準的なモデルにはなれないだろう。ZEFT R21Bの魅力はコストパフォーマンスではない。それを度外視して品質に重きを置いている。SSDはGen4対応モデル、CoolerMaster製の水冷クーラー、ASROCK製の多機能マザーボードを採用している。これにより、コストは掛かるが品質は大きく向上している。
HDDを除く全てのパーツがメーカー製で、その信頼度は非常に高い。これでも価格はかなり抑えているという印象がある。パソコンショップセブンはほぼ常時セールが開催されている。どのタイミングで選んでも何かしらのセールが適用されているはずだ。そのおかげでコストパフォーマンスは低いながらも最低レベルには落ちていない。品質を重視したモデルは評価が最低レベルに落ちることも珍しくない。
さらに、ZEFT R21Bは最新のRTX 3070を搭載していてこの価格だ。割高になりやすい条件が揃っていながらも、常識の範囲内の価格に収めている。コストパフォーマンスは決して高くないが、パソコンショップセブンの努力が垣間見える。今、ゲーミングPCは飽和状態と言える。熾烈な価格競争が繰り広げられている中、こういった品質重視したモデルはそれほど多くない。
ZEFT R21Bは品質を重視した数少ないRTX 3070搭載モデルである。それだけで選択を検討する価値があると言える。純粋にお得さを求めるなら品質重視モデルは割高に感じるはずだ。もしも、高いと感じるなら無理して選択する必要はない。品質のよさは体感しづらい。BTOショップのゲーミングPCにしても、品質が低いわけではない。十分の水準があるので品質にこだわりがなければコストパフォーマンスを重視したモデルを選択するべきだろう。
カスタマイズ性の高さが魅力
パソコンショップセブンは全体的に品質を重視したショップだ。それはカスタマイズにも表れている。選択肢のほぼ全てがメーカー品だ。好みのメーカーでパーツを統一することもできる。組み合わせによってはカスタマイズができなくなるなど、少し初心者には難しい部分はある。それでも、豊富な種類の中からメーカーも選択できるのは嬉しい。
例えば、同じ容量のメモリでも違うメーカーを選択できる。パーツだけではない。ケースそのものも様々なタイプのものを選択できる。これも組み合わせに引っかかることがあるので注意したい。この充実したカスタマイズはZEFT R21Bにとって非常に大きなメリットだ。より品質を高めることも、品質を少し落として価格を調整することも可能だ。
当然マザーボードやGPUなど、他ショップでは変更できない箇所もカスタマイズすることができる。自分の理想とするモデルを組み上げられる。こうした特徴からも分かるように、やや上級者向けのショップである。品質を重視せず、カスタマイズも考慮していないなら選択するメリットはほとんどない。この性質は自作PCに近いものがある。お得さよりもこだわりを実現したいユーザー向けだ。
例えば、買い替えの場合は今使用しているパーツを流用するための構成にするのも面白い。メモリやストレージを削り、価格を落とすことで流用しやすく、お得なモデルを組み上げる。プラス要素のカスタマイズはもちろん、マイナス方向のダウングレードも行えるショップは多くない。カスタマイズしてこそのパソコンショップセブンだ。
ZEFT R21Bのよさを引き上げるか、好みを実現させるか、様々なことが考えられる。世に出たZEFT R21Bの中で、全く同じ構成を持つモデルというのは少ないように思う。非カスタマイズ製品以外は、見た目も中身も違う名前だけ同じモデルになっていることだろう。自作のよさとBTOのよさを兼ね揃えている。
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似ているモデルとの比較
ZEFT R21Bの比較対象は存在しない。コストパフォーマンスでなら優れた製品は存在する。しかし、ZEFT R21Bはコストパフォーマンスが魅力のモデルではない。品質の高さ、カスタマイズによる好みの反映しやすさが魅力のモデルだ。コストパフォーマンスを重視したモデルと比べれば価格差はかなり大きく、ZEFT R21Bの魅力が伝わりにくくなる。品質と価格は両立しにくい。
価格の安いモデルをカスタマイズしても、ZEFT R21Bに並ぶ品質は得られない。逆にZEFT R21Bの品質を下げても価格重視モデルに並ぶことはできない。それぞれ同じゲーミングPCでも、独立したジャンルにある。その観点から、比較を行える製品は存在しないということになる。性能と価格だけの比較ではZEFT R21Bのよさまでは反映されない。ZEFT R21BはゲーミングPCではなく、ZEFT R21Bという製品として見るべきだろう。
ZEFT R21Bのケースレビュー
ZEFT R21BではNZXT CA-H510Bを採用している。ブラック及びホワイトのPCケースから選ぶことが可能だ。
上部
白色のケースがおしゃれな印象を与えてくれる。かなりシンプルで男性にも女性にもおすすめだ。上部には排気口が設けられていて内部の熱をここから排出する。
右サイド
右サイドには吸気口が設けられている。
I/Oパネル
本体手前にI/Oパネルがまとめられている。ヘッドフォン端子、USB3.1 Gen1 TypeA×1、USB3.1 Gen2 Type-C×1、電源ボタンの配置だ。もしかしたら人によってはUSBの数が少ないと感じられるかもしれない。
内部
内部は標準的なものだ。ミドルタワーながらコンパクトにまとまっていると言える。
管理人による総評(ZEFT R21B)

ZEFT R21Bは、RTX 3070×Ryzen 9 3900XT搭載のゲーミングPCだ。4K解像度でのゲームプレイを考えている方に最適だ。高リフレッシュレートでのゲームプレイに対応することができる。ZEFT R21Bは性能や構成を考えるとコストパフォーマンスが高いわけではない。しかしながら、採用されているケースやパーツにこだわりがあるのが特徴だ。好きなメーカーがあってパーツ選びにこだわりたいという方は必見だ。一般的なBTOパソコンに満足できなくなった方向けだと言える。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
226,800円 | Ryzen 9 3900XT | RTX3070 |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 16GB | 500GB | 1TB |
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