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Factory Townは、2021年11月18日に登場したシミュレーションゲームです。2020年8月14日に登場したFactorioによく似ています。序盤は手動で採掘・採集を行い、徐々に自動化していくシミュレーションゲームとなります。ゲーム性はFactorioによく似ていますがが、モンスターがおらず明るい雰囲気でプレイできるのが特徴です。空中に足場を設置することで、スペースを効率的に活かせます。

FactorioではなくFactory Townをおすすめしたいです。人気のあるゲームというのは、対人要素が強く、殺伐としたゲームが多くあります。そういったゲームは疲れやすく、時にはのんびりできるゲームも必要ではないでしょうか。平和な世界で自分のペースで開拓を進められます。資金という概念がなく、序盤から特別苦労することもありません。始めやすく、長く遊べるのがFactory Townです。

価格はSteamで2,300円、過去最安値は60%オフの820円です。類似したゲームにFactory Town idleというものがあります。こちらは、数字と表だけで進行するFactory Townで、少しゲーム性が異なります。Factory TownをプレイしているとFactory Town idleもプレイしやすいでしょう。

最初からほぼ自動化できる

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Factory Townは、最終的に採集・加工・運搬を全て自動化できます。序盤は人力ですが、指示を出すだけで作業自体は自動で行えます。人力では採集できる量、加工できる量、運搬できる量と速度が限られています。これらを自動化することで、大量の物資を高速で運搬できるようになります。効率化が進むと、できることや生産できるものが増えます。これこそがFactory Townの醍醐味ですね。

目的は神殿を建て、エネルギーを貯めてゲームクリアです。自動化と効率化を続けることで、自然とゴールが近づいてきます。ゲームが進むにつれて、頭を使って建設しなければならなくなり、中盤以降は複雑な運搬をしなければペースが上がらなくなります。ゲームの進行が詰んでしまうことはありませんが、何も考えず建設しているととてつもない時間がかかります。

Factory Townは基本的にゲームオーバーになりません。だからこそ、ミスや失敗に気づきにくいゲームです。何らかのアイテムの在庫がなくなって初めてミスに気づきます。ゲームオーバーがない気楽な進行のゲームであっても、難易度は低いわけではありません。最序盤は城1つしかない状態でほっぽりだされます。実は、この時から少し先を予想して加工や採集を行わなければなりません。

もっとも、ゲームオーバーにならないので、深く考えるよりも慣れるために色々試した方がいいでしょう。おもしろいゲームだと断言できます。しかし、あまり人気のあるゲームというわけではないことで、攻略情報や動画も少なく、自分なりの工夫が求められる。じっくりのんびりできるゲームとしておすすめです。

少しずつ村を大きくするゲーム

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Factory Townは、家を建て、そこに物資を供給することでコインを得ることができます。これは通貨というよりも、集めて使用するアイテムです。生産や強化で消費するもので、いくらあっても困りません。まずは村と呼べるくらいには家を建て、コインを序盤から集めていきましょう。

序盤は労働者が作業を行います。あまり遠方への採集や移動は適していません。採集箇所と家との距離を確保しましょう。少しすると、範囲内に自動的に物資を供給する施設を建築できます。そうなってから、効率は跳ね上がります。一方で、効率が跳ね上がるとそれだけ生産量が増え、必要な素材も増えます。家を建てることで労働者を増やせますので、その時の最大数まで家は建てた方がいいでしょう。

道は移動速度を上げられます。労働者だけでなく、台車にも効果があります。少しずつ村を街にしていき、必要な物資が安定して供給できる環境を整えましょう。ゲームルールのカスタマイズも可能なので、慣れるまでは少しカスタマイズして緩めるのもいいかもしれませんね。

終盤はアイテム管理が大変

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これは中盤の村です。少しカスタマイズして進行していますが、複雑な運搬レーンを構築しています。何をどこに運搬し、何を生産しているか。これをしっかり理解しておかなければ、無駄な工程や素材が出てきてしまいます。このくらいになると、必要な素材が近場で取れなくなってきます。遠方からの輸送方法は、トロッコ・レール・汽車・気球など多岐に渡ります。環境や立地に合わせた運搬方法を組み合わせ、より効率的に安定した生産・供給を目指しましょう。

標準設定でのプレイは、供給が偏ると受け付けてもらえなくなります。同じ果物ばかり納品しても、供給者が受け付けなければラインがストップします。供給過多になったとき、余ってしまった素材を加工することも考える必要があります。こうして様々な加工品を作り出すことで、複雑な運搬レーンができあがります。

序盤はチュートリアルのようにシンプルな進行で、中盤からは忙しくやることが膨大になってきます。供給を安定させるために管理しなければ、気づけば素材切れ・素材過多という状況もあります。黙々と作業を行うのが好きな方ならはまれるおもしろさがあります。

Factory Townは知名度こそ低いですが、じっくり遊べるゲームとして気に入っています。シミュレーション系のゲームは、飽きて辞めてもまたプレイしたくなるものです。メインゲームというよりも、サブゲームや時間潰しのゲームとしておすすめです。