FPSで使用できる英語について詳しく解説していく。FPSではコミュニケーションが果たす役割は大きい。英語圏のユーザーも多いので、英語を使えるとよりスムーズにゲームを進められる。もしかしたらすでに英語のやり取りに不便を感じている方も多いのではないだろうか。少しでもいいので英語の知識を持っていればよりゲームを楽しめるはずだ。
今さら英語を覚えるのは億劫だと感じている方も安心して欲しい。受験英語のようにがりがり勉強する必要はない。英語が苦手な方でもある程度基本的な英語の語法及び英単語を覚えておけば対応できるのだ。簡単な単語や意味を知っておくだけでもよりFPSを楽しむことができるだろう。ここでは、ゲームプレイで特に利用頻度の高いワードをまとめていく。
目次から該当のページに飛ぶことができるので、うまく活用していただければ幸いだ。時間があれば英語の基礎の基礎についても読んで欲しい。英語での考え方を知っておけばより簡単に英語を使えるのではないかと思う。英語を話す時に意識するだけで上達スピードが上がる重要なポイントだ。
英語の基礎の基礎
英語を話す上で重要となる基本的なことをまとめた。単語を覚える前に目を通してほしい。急いでいる方は読み進めていただいても構わない。単語とセリフさえわかればある程度のコミュニケーションを取れるからだ。完璧な英語を話したり、書いたりする必要はない。完全主義者が多い日本人にとってこれが一番の弊害になってしまうかもしれない。間違ってもいいので積極的にコミュニケーションを取ってみよう。
基本の語順はS+V(主語+動詞)
S+Vといった語順を学校で習った記憶もあるのではないだろうか。外国語を学習する上で語順は非常に大切だ。これを知らないと文章を組み立てることができない。当サイトでは、単語とセリフの丸暗記を推奨している。しかしながら、そうは言っても基本的な語順を知っておけば暗記もしやすくなるのも事実なので簡単にまとめておく。
英語の語順はS+Vだ。S(主語)+V(動詞)となる。例えば、「I run」と「私+走る」と書く。もう少し長い文章だと、「I have a book」と「私+持つ+一冊の本(私は本を持っている)」となる。S+V+O(目的語)と少し複雑な文章になっている。日本語なら「私は本を持っている」でS+O+Vだ。この日本語との語順の違いが英語を難しくしていると言っても過言ではない。FPSをプレイするぐらいならこれだけ覚えておけば十分だ。
(F、V)と(L、R)だけは特殊
次は発音だ。コミュニケーションを取る上で「F」、「L」、「R」、「V」だけは別に考えるべきだ。これらの音は日本語では表現できない。これらの4つの音を覚えておけばコミュニケーション力は大きくアップすること間違いなしだ。英語でリスニング力が伸びず相手の話していることが聞き取れないという場合そもそもその音を発することができないからだろう。
Youtubeなどにもたくさんの有益な動画が上がっているので合わせて参考にしてほしい。下記の動画がわかりやすいのでおすすめだ。発音を理解するだけでも英語力がぐっとアップするはずだ。スピーキングだけではなくリスニングにも効果がある。
F=下唇を上の歯で軽く噛む。
V=下唇に上の歯を乗せた状態でヴイと発音。
L=舌で上顎にタッチする。
R=舌を巻く。上顎にタッチするとLになるので注意。
なぜなら、日本人はRの発音が苦手なので、「I’ve eaten lice(虱(しらみ)を食べた)」となるからだ。このように発音ができないばかりにコミュニケーションの妨げになってしまうことがある。ただ、この間違いぐらいなら英語が母国語がないことはわかるので相手も察してくれる。気楽な気持ちで英語を使っていくことを意識しよう。
インターネット上では略することが多い
チャットなどインターネット上では単語が省略することも多い。例えば、ありがとうを意味するThank youは「TY」といった具合だ。英辞郎 on the WEB(外部リンク)でも調べられるので知らない言葉が出てきたら積極的に調べていこう。ブックマークしておくと便利だ。私自身ブックマークしていて調べる癖をつけている。
基本の応答・やりとり
お礼、了解、謝罪など一般的なコミュニケーションに使える単語をまとめている。基本的な会話を行うのに必要となる言葉だ。必ず押さえておきたい。
感謝の気持ちを伝える
他のプレイヤーに何かをしてもらったり、助けてもらったりした時などの感謝の言葉として使う。難を逃れてチャットを打つ時間ができたときにさっと伝えてあげよう。省略できるものが多いので短時間で対応できる。
「Thank you very much」とどのような文章にも「very much」をつけたがる日本人が多い。強調語は多用しすぎると嫌味と取られかねないので注意が必要だ。英語圏の人は皮肉をよく使うのだ。シンプルな会話を心がけよう。
- Thanks サンクス
- Thank you (ty) サンキュー
- Thank u サンキュー
- Thanks for helping me サンキューフォーヘルピングミー
- Cheers チアーズ
意味はどれもありがとうとなる。
感謝に対する返答をする
感謝されたときの返事として使う言葉だ。よく知っている熟語も多いのではないだろうか。必ず覚えておきたい言葉の一つだ。
- My pleasure マイプレジャー
- You’re welcome(URLCM) ユーアーウェルカム
- No problem(NP) ノープロブレム
- Don’t mention it(DMI) ドントメンションイット
どういたしましてという意味だ。省略語も記載しているので覚えておこう。
了解・了承の旨を伝える
作戦や指示に対して了解や了承の旨を伝えるときに使用する。
- OK (Okey)
- I see アイシー
- Got it ゴットイット
- Gottha ガッチャ
- Roger ロジャー(日本語のらじゃーの元の語)
- Uh huh アーハー(相槌)
断る
作戦や指示に対しての反対するときに使う。いきなり強く断るのを避けたいのであれば、一度あなたの意見を尊重している旨を伝えるとよいだろう。
例えば、I think it is good but…how about blah blah
(いいと思うけど、○○という作戦はどう?)
I agree but I suggest blah blah
(賛成したいけど、○○という案がいいと思う。)
- Negative ネガティブ
- Decline ディクライン
- I don’t accept アイドントアクセプト
- Veto ビートー(否決という意味)
- I don’t like your idea アイドントユアアイデア
- I don’t agree アイドントアグリー
かなり強い言い方となる。基本的には避けた方がよい。
同上。
謝罪する
謝罪の言葉だ。色々な言い回しを覚えておこう。謝ることができればトラブルが少なくなる。ただし、多用は厳禁だ。英語圏の人はあまり自分の非を認めないし、I am sorryと口にすることは多くない。本当に悪いと思ったときだけ使うようにしよう。
- I’m sorry アイムソーリー
- Sorry (sry) ソーリー
- I apologize アポロジャイズ
- My bad マイバッド
俺のせいだ、今のは俺が悪かった的な使い方をする。英語ができる印象を与える言い回しだ。
ごめんなさい、すみません、申し訳ございませんという意味だ。
I apologizeは少し丁寧な謝罪となる。
謝罪に対する返答をする
謝罪されたときの返事に使う言葉だ。これも覚えておくと潤滑に事が進む。
- Never mind ネバーマインド
- OK オッケー
- My fault (自分にも責任がある場合) マイフォールト
- No problem(np) 問題ない ノープロブレム
気にするなという意味。ちなみによく言われるDon’t mind(ドンマイ)は英語としてはおかしいので使わない方がよい。いわゆる日本語英語だ。
俺の責任だという意味。
問題ないから気にするなよという意味。
誉める
神プレイを魅せたプレイヤーへの賞賛に使う言葉だ。また敵に対して使うこともある。積極的に使っていきたい。
- Great グレイト
- Fantastic ファンタスティック
- Good job(gj)グッドジョブ
- Great work グレートワーク
- Way to go ウェイトゥーゴー
- Well done ウェルダン
- You did it ユーディドイット
- You make it ユーメイクイット
- Awesome オウサム
- You nice ユーナイス
- Bravo ブラボー
- n1 ナイスワン
英語圏の人は頻繁に使用する。
Nice Oneを省略している。
感嘆語
驚きやわおという気持ちを表現する言葉をまとめている。
- Dope ドープ
- Are you kidding me? アーユーキディングミー
- Wow ウォウ
いいことが起きたことを伝える。
まじかよあるいは冗談だろというニュアンスだ。いい意味で使用することが多い。映画やドラマでも頻繁に聞く表現だ。
定形挨拶
人に会った時に使われる決まり文句をまとめている。
- What’s up? ワッツアップ
- How are you (doing)? ハウワーユー(ドゥーイング)
- How have you been? ハウハブユービーン
- What’s the story ワッツザストーリー
元気ですか?というフランクな言い方。
定番挨拶。
同上。
何か新しい話はある?最近どう?とうイメージで使う。
指示など
仲間に注意を促す場合や行動を支持する場合に使用する英語をまとめている。
近辺を警戒しろ
ポイントを落としたときや敵が攻めてきている時など。また、付近に敵が潜んでいる可能性がある場合にも使う。
- Watch out ウォッチアウト
- care xx
例:care A=A警戒、A注意など。
退避しろ
攻めが続かない、押されているときなどで一時撤退を仲間に伝えるときに使用。
- Back バック
- Retreat リトリート
隠れろ
時間切れが近い時などに隠れてやり過ごす時に伝える言葉だ。特に攻め側が時間内に設置できない時に守り側がムリに攻めてしまわないように注意を促す。
- Hide ハイド
逃げろ
設置後、敵が解除しにこない場合や設置が間に合わない場合などに限らず様々な場面で使用する。
- Run ラン
- Escape エスケープ
伏兵に注意しろ
ゲームタイトルによっては透明になることが可能であったりするので周囲の警戒を促す。近辺警戒と同じニュアンスになることもあるのでケースバイケース。
- Ambush アンバッシュ
上空を注意しろ
落下傘や航空機などに制空権を取られた場合などゲームタイトルによっては非常に重要な情報となる。
- Look up ルックアップ
戦闘機に注意しろ
戦闘機を確認した場合の報告だ。上記のLook upを使用することも可能だ。場合によって使い分けるとよい。
- Jet ジェット
敵戦車・車両に注意しろ
地上の乗り物に対して注意を促す。
- Watch out vehicle ウォッチアウトビークル
- Vehicle coming ビークルカミング
突撃しろ
全員に突撃を指示、ラッシュや一気に陥落させる目的で使用。
- charge チャージ
- offensive オフェンシブ
you chargeという使い方をする。お前が突っ込め。自分のHPが少ない場合、所持している武器的に突破に適していない場合等が考えられる。
待機しろ
ポイントを奪ったあとや、周囲を警戒する意味もある。
- Stay ステイ
- Wait ウェイト
破壊しろ
目標に対しての指示。ポイントのオブジェクトや乗り物に対して使う。
- Break it down ブレイクイットダウン
- Crash クラッシュ
前へ出ろ
味方がポテトスタイルなどで前へ出ないときに進行を促すときに使用する。
- Step forward ステップフォワード
- Go ahead ゴーアヘッド
音を出すな
裏取りや隠密ミッションなどで静かに進行する場合や待ち伏せしている付近で味方が音を出したときなどに使用する。
- Quiet クワイエット
急げ
進行が遅いときや出遅れたときなど様々な場面で使用する。
- Hurry up ハリーアップ
撃つな
射撃による位置バレ、またはフレンドリーファイアに対しての言葉だ。フレンドリーファイアの場合はDon’t shoot meとなる。
- Don’t shoot ドントシュート
- Wait ウェイト
深追いするな
FPSなどで深追いした結果待ち伏せや不利な地形に飛び込んでしまうので一旦冷静になれと注意を促すときに使用する。
- Don’t follow them closely ドントフォローゼンクローズリー
依頼、情報など
援護よろしく
射撃や周囲警戒などで援護を要請するときに使用する。
- Help me out ヘルプミーアウト
- covering fire カバーリングファイアー
修理よろしく
乗り物や自身の修理を要請するときに使用する。
- Fix フィックス
- Repair リペイア
回復よろしく
乗り物や自身の回復を要請するときに使用する。
- Cure キュア
- Heal ヒール
敵スナイパーがいる
敵の情報を伝える言葉だ。
- Enemy エネミー
- Opponent オポーネント
- sniper スナイパー
ここは安全だ
周辺警戒後、伏兵などが居ないと確認したときや自身のいる地点についての情報を伝える言葉だ。
- Safe here セーフヒアー
弾が切れた・弾薬よろしく
弾が切れた際に弾薬の補給を要請する時に使用する。
- ammo ammunitionの略 アモウ
- ammo here アモウヒア
地雷があるぞ
対乗り物や対人地雷に対しての情報を伝えるときに使う言葉となっている。
- mine マイン
崖の上に伏兵
敵の位置を伝える。
- ambush cliff-top アンバッシュクリフトップ
崖の下に伏兵
敵の位置を伝える。
- ambush bottom of the cliffs アンバッシュボトムオブザクリフス
リスポンポイントがある
敵のリスポンポイントに対して使用する。移動可能なリスポンポイントを生成するものが存在するゲームでは重要な情報となる。
- respawn here (there) リスポンヒアー
後ろだ!・裏を取られた!・後ろを取られた!など
基本的に前を向いて進行、防衛している味方に後ろから敵がきたことを伝える。
- Behind ビハインド
- Back バック
敵を発見
マーキングできないゲームタイトルやマーキングできない状態など、素早く敵の存在を伝えたいときに使用。
- Enemy エネミー
- Opponent オポーネント
その他
相手を呼ぶ際に使用する言葉。
呼称
- You ユー
- Man マン
- Dude デュゥード
- Guys ガイズ
- Noob ヌーブ
- Newbie ニュービー
あなた。
あなた。
あなた。
おまえら。
初心者。
初心者。
無視、遮断
チャットを無視、遮断する時の項目。
- ignore イグノアー
通報
運営に通報する時の項目。
- Reported リポーティッド
- report リポート
不正、チート
- Fraud フロード
- Cheat チート
よく見て撃てバカ!
フレンドリーファイアや自軍のものを射撃した味方に対して言う言葉。口論になったり粘着されることもあるので使用は状況を考えて使おう。
- Focus on the target フォーカスオンザターゲット
- Where are you shooting at, idiot? ウェアーユーシューティングアットイディオット
肯定、賛成、了解など
- affirmative アファーマティブ
英語の省略・短縮表現
英語ではテキストメッセージ、チャット等で省略文字を使用することが多い。知らないと何のことを言っているのか全く理解できないので、ある程度覚えておくとよい。間違っても学校の試験や資格テストでは使わないでほしい。
- brb
- Bbl
- bbs
- g2g
- jk
- VAC
- idk
- 2ez
- wat
- u
- r
- ur
Be right back、すぐ戻る。席を少し離れる場合に使用する。
be back laterの略。後で戻るという意味。
be back soonの略。すぐに戻るという意味。
gtg,go to goの略。
常考=常識的に考えて、女子高生、just kidding=冗談さHAHAHA
VacationまたはSteamのゲームならValve Anti-Cheat Systemの略。要するにValveに制裁を加えられる状態。チート使用、特定のゲームにおける迷惑行為等のVAC検出にあたる行為
I don’t knowの略。
too easy=簡単すぎるの略だ。難しい局面を超えたときの決め台詞や、弱い相手を煽る言葉として使うことがあり場所によって意味は大きく変わる。
Whatの省略形だ。
Youの省略形となる。日常でもかなり使う。
areの省略形だ。R u ok?(大丈夫?)という形で使うことが多い。
Yourの省略形となる。
英語コラム
Fワードなど強い言葉の使用は避けよう!
いわゆるFワード(F**k)の使用は基本的には避けた方がいいだろう。誰でも一度ぐらいは誰かが使用しているのを聞いたことがあるだろう。くそったれと訳されることがあるが、そんな簡単に説明できるほど単純な言葉ではない。そのためたとえ他のプレイヤーが使用していたとしても、英語が母国語ではない日本人は使わない方がいい!これは使う場面、使う相手によって微妙にニュアンスが異なる単語で強い言葉だ。
その他にもGodという言葉も英語圏ならではの考え方があるので、なかなか日本人には理解しづらい部分なので軽々しく口にしない方がよい。どうしても使用したいのであれば、Oh my GodよりもOh my Goshを使用したり、Godの代わりにGee等少しぼかして使う方がよいかもしれない。
余計な言葉を使って相手を傷つけたり不快にしてしまったりしていいことはないと思う。おそらく日本人だからと相手も寛容的に接してくれるかもしれないかもしれないが、英語学習者として基本的な英語を使うことを心掛けよう。Fワードを使ったからといってかっこいいと思われることはないと断言する。
積極的に英語でコミュニケーションを取ろう!
日本人はとにかく英語でのコミュニケーションをためらいがちだ。英語圏じゃないロシア人や韓国人は積極的に英語を使っていると感じるだろう。彼らに「Do you speak English?(英語できる?)」と聞けばきっと「Yeah!(できる)」と答えるだろう。でも実際コミュニケーションを取ってみるとそんなに話せない。でもしっかりコミュニケーションを取ろうとする!それでよいと思う。完璧な英語を話す必要はないのだ。そもそも完璧な英語なんてない。
フィリピンでは現地の言葉が混ざった英語を話すし、インド人の話す英語はかなり聞き取りにくい、シンガポール人の英語はシングリッシュと呼ばれるほど癖がある。オージーイングリッシュもブリティッシュイングリッシュも訛っていると言える。日本語訛の英語(いわゆるサムライイングリッシュ)で問題ない!話すことで上達するもの。
とにかくここで覚えた単語を使ってどんどんコミュニケーションを取ることを推奨する。もし、英語でわからないことがあれば問い合わせフォームかコメント欄から連絡をして欲しい。きっとベストなアドバイスができるだろう。
前線維持スナイパーなどはなんといいますか?
自分の役割などを伝えたいです。
Eatとたまに言っている人が居るのですがどういう意味でしょうか
gtgは got to go ですよ
good to go としても使われます
はじめまして。
質問させていただきたいのですが、wtfという言葉をよく見ます。
この言葉はあまり使わない方がいいのでしょうか?
こんばんは。wtf(意味はなにくそみたいな感じですね。)も強いワードですが、Fワード単体で使うよりはまだましだと思います。
チャットであれば多用しない限り問題ないと考えます。
海外の映画やドラマでもよく聞くフレーズだと思います。口語の場合What theで止める人もいます。やはりFワードをあまり使いたくないと考えているのでしょう。
使っても大丈夫ですよ
一体何が起きたんだっていう意味なので