画像引用元:https://www.msi.com/ *イメージ
当記事では、Radeon RX 6600のスペックレビュー&性能ベンチマークを検証している。RDNA 2.0アーキテクチャ採用のRX 6000シリーズの最安値モデルだ。先に登場したRadeon RX 6600 XTと同じNavi 23 GPUを採用しているが、当然スペックダウンが図られている。メインターゲットとなるのはフルHD環境で、競合は同じ$329が設定されているGeForce RTX 3060だ。レイトレーシングについても対応している。
搭載モデルについては、「Radeon RX 6600搭載おすすめゲーミングPC」で紹介している。すでに旧世代のグラフィックボードだが、2025年2月時点でパソコン工房・サードウェーブ(ドスパラ)などから搭載モデルがリリースされている。パソコン工房はRadeon RX 6600搭載モデルのキャンペーン中で低価格帯で人気のGeForce RTX 3050 6GB搭載モデルよりも安くおすすめだ。GeForce RTX 4060/Radeon RX 7600搭載モデルと比べると比較的価格は抑えられているように思う。問題はゲーミング性能がどの程度あるかということだろう。スペックやベンチマークを比較しながら検証していく。
よくわかる!!Radeon RX 6600の特徴まとめ
- (+)フルHD環境でのゲームプレイに適している
- (+)GPUメモリ容量8GBを搭載している
- (+)省電力性が高く静音性も高い
- (+)単体価格が安くコスパに優れている
- (+)2025/2時点でも搭載ゲーミングPCを購入できる
- (-)RTX 3060と比べると魅力に乏しい
- (-)レイトレーシング性能はかなり弱い
Radeon RX 6600 XTの概要
基本スペック
RX 6600 | RX 6600 XT | RX 5600 XT | |
---|---|---|---|
アーキテクチャ | RDNA 2.0 | RDNA 2.0 | RDNA 1.0 |
プロセス | 7nm | 7nm | 7nm |
GPU | Navi 23 | Navi 23 | Navi 10 |
ダイサイズ | 237 mm² | 237 mm² | 251 mm² |
トランジスタ数 | 110.6億 | 110.6億 | 103.0億 |
コンピュートユニット | 28 | 32 | 36 |
CUDAコア | 1792 | 2048 | 2304 |
RTコア | 28 | 32 | – |
Tensorコア | – | – | – |
ベースクロック | 1626 MHz | 1968 MHz | 1130 MHz |
ゲームクロック | 2044 MHz | 2359 MHz | 1375 MHz |
ブーストクロック | 2491 MHz | 2589 MHz | 1560 MHz |
GPUメモリ | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 6GB GDDR6 |
メモリクロック | 14 Gbps | 16 Gbps | 12 Gbps |
メモリバス | 128 bit | 128 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 224.0 GB/s | 256.0 GB/s | 288.0 GB/s |
TDP | 132W | 160W | 150W |
MSRP | $329 | $379 | $279 |
国内価格 | 27,480円~ | *25,980円~ | *15,980円~ |
発売日 | 2021/10/13 | 2021/08/10 | 2020/01/21 |
Radeon RX 6600のスペックについて見ていこう。RDNA 2.0アーキテクチャを採用した最新のグラフィックボードだ。上位モデルであるRadeon RX 6600 XTの廉価モデルと考えるとわかりやすい。同じGPUのNavi 23を搭載している。プロセス・ダイサイズ・トランジスタ数は共通だ。コンピュートユニットは、28基とRX 6600 XTよりも12%少ない。つまり、CUDAコアはRX 6600 XTの2048(32×64)に対してRX 6600では1792(28×64)だ。RTコアはコンピュートユニットと同じ数になる。
ベースクロックはRX 6600 XTよりも17%低く、ゲームクロックは13%低い。さらにブーストクロックも4%低くなっている。GPUメモリは同じGDDR6 8GBだが、メモリクロック速度が14 Gbpsへとダウングレードされていてメモリバス帯域幅は224.0 GB/sに留まる。TDPは132WとRX 6600 XTよりも17%抑えられている。グラフィック周波数が低くメモリ周りのスペックダウンを考えると納得できる。価格差は$50だ。
従来モデルのRadeon RX 5600 XTと比較していく。アーキテクチャはRDNA 1.0でGPUはNavi 10だ。プロセスこそ同じ7nmだが、ダイサイズはコンパクトにそしてトランジスタ数はより多くなっている。コンピュートユニットが36から28へと22%ダウンで、CUDAコアが2304から1792へと少なくなった。それでもベースクロックが44%高く、ゲームクロック・ブーストクロックはそれぞれ49%・59%も高い。RDNA 2.0アーキテクチャになりより高いクロック周波数が実現できたのだ。
GPUメモリ容量が6GBから8GBへと33%多くなっている。メモリクロックも14 Gbpsへと引き上げられた。メモリバス幅は192 bitから128 bitへとダウングレードされてメモリバス帯域幅は23%狭い。TDPは150Wから132Wへと12%省電力性が高くなった。価格差は$50でRX 6600の方が高い。AMDはコスパ重視のブランドからプレミアムブランドへの過渡期にいるのかもしれない。
NVIDIA製グラフィックボードと比較
RX 6600 | RTX 3060 | |
---|---|---|
アーキテクチャ | RDNA 2.0 | Ampere |
プロセス | 7nm | 8nm |
GPU | Navi 23 | GA106 |
ダイサイズ | 237 mm² | 276 mm² |
トランジスタ数 | 110.6億 | 120.0億 |
コンピュートユニット | 28 | 28 |
CUDAコア | 1792 | 3584 |
RTコア | 28 | 28 |
Tensorコア | – | 112 |
ベースクロック | 1626 MHz | 1320 MHz |
ゲームクロック | 2044 MHz | – |
ブーストクロック | 2491 MHz | 1777 MHz |
GPUメモリ | 8GB GDDR6 | 12GB GDDR6 |
メモリクロック | 14 Gbps | 15 Gbps |
メモリバス | 128 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 224.0 GB/s | 360.0 GB/s |
TDP | 132W | 170W |
MSRP | $329 | $329 |
国内価格 | 27,480円~ | *31,980円 |
発売日 | 2021/10/13 | 2021/01/12 |
競合モデルであるGeForce RTX 3060とスペックを比較していく。RTX 3060はAmpere世代のグラフィックボードでGPUにはGA106を搭載している。プロセスは8nmで、RX 6600より少しだけ大きい。トランジスタスはRTX 3060の方が9%多く、ダイサイズもRTX 3060の方が17%大きい。RTX 3060のCUDAコア数はRX 6600の2倍の3584基だ。当然アーキテクチャが異なるためCUDAコア数がそのまま性能に反映されるわけではない。事実性能的には非常に近いからだ。
RTコアはどちらも28だが、第2世代になるRTX 3060は性能が高い。RX 6600にはTensorコアは搭載されていない。ベースクロックはRX 6600の方が23%高く、ブーストクロックもRX 6600の方が40%以上高い。2.5GHzに近いクロック周波数を実現しているのは驚きだ。GPUメモリ容量はRTX 3060の方が多い。メモリクロックもRTX 3060では15 Gbpsだ。メモリバスもRTX 3060では192 bitでメモリバス帯域幅は360.0 GB/sとなる。
TDPはRTX 3060の方がおよそ30%高く170Wとなる。性能差があるためこのTDPも許容範囲と言えるかもしれない。定価はどちらも同じ$329だが、実売価格には差がある。RX 6600の方が20%程度安価だ。なお、搭載ゲーミングPCではRTX 3060の方が安い傾向にある。これは販売台数の差が出ているのかもしれない。
Radeon RX 6600の最新評価【2025年】
ミドルクラス→ローエンドクラスに格下げ
Radeon RX 6600は、登場時ミドルクラスから今はローエンドクラスに格下げだ。ゲーム性能スコアは17,900でフルHD環境でのゲームプレイを考えている方であれば通用する。タイトルによっては高リフレッシュレートを目指すことができる。旧世代のRadeon RX 5600 XTと性能的にほとんど変わらない。Radeon RX 5600 XTからの買い替えを考えているならRadeon RX 6600 XT以上がよいだろう。
上位モデルであるRadeon RX 6600 XTとの性能差は大きく15%だ。GeForce RTX 3050とGeForce RTX 3060の間でGeForce RTX 3060寄りの性能に収まる。レイトレーシング性能についてはNVIDA製グラフィックボードに完敗だ。純粋なラスタライズ性能を重視したいユーザー向けと言える。
パソコン工房がRX 6600搭載モデルを激安販売中
パソコン工房ではLEVELΘの1周年記念キャンペーンを実施していてこのRadeon RX 6600搭載モデルが安く購入できる。GeForce RTX 3050 6GB搭載モデルよりも安いのは驚きだ。2025/2/19までの期間限定キャンペーンなので早めの決断がよいだろう。次世代のBlackwell世代がリリースされればさすがにこの価格帯で購入するのは難しいのではないかと思う。
中古価格は21,980円~で購入できる
製品名 | ゲーム性能 | VRAM | TDP | 価格 | コスパ | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|---|
RX 7600(新品) | 22,164 | 8GB | 165W | 36,980 | 0.599 | 2023/05/25 |
RX 6650 XT | 21,990 | 8GB | 180W | 29,980 | 0.733 | 2022/05/10 |
RX 6600 XT | 21,147 | 8GB | 160W | 25,980 | 0.814 | 2021/08/10 |
RX 5700 XT | 20,503 | 8GB | 225W | 18,980 | 1.080 | 2019/07/07 |
RTX 3060 | 20,591 | 12GB | 170W | 31,980 | 0.644 | 2021/02/25 |
RTX 2070 | 20,387 | 8GB | 175W | 24,980 | 0.816 | 2018/10/18 |
RTX 2060 SUPER | 19,989 | 8GB | 175W | 21,980 | 0.909 | 2019/07/09 |
GTX 1070 Ti | 19,119 | 8GB | 180W | 14,980 | 1.276 | 2017/11/02 |
RX 6600(新品) | 17,900 | 8GB | 13227,480 | 14,980 | 0.651 | 2021/10/13 |
RX 6600 | 17,900 | 8GB | 132W | 20,980 | 0.853 | 2021/10/13 |
RX 5700 | 17,103 | 8GB | 180W | 17,980 | 0.951 | 2019/07/07 |
GTX 980 Ti | 16,819 | 6GB | 250W | 12,980 | 1.296 | 2015/06/01 |
RX 5600 XT | 16,777 | 6GB | 150W | 15,980 | 1.050 | 2020/01/21 |
GTX 1070 | 16,442 | 6GB | 150W | 11,980 | 1.372 | 2016/07/10 |
中古価格は20,980円~となる。一時18,000円前後で販売されていたので少し値上げされた形だがそれは他のモデルも同様だ。同世代のモデルで言えばRadeon RX 6600 XTよりもコストパフォーマンスが高い。競合のGeForce RTX 3060は30,000円オーバーと価格が下がりきっておらず指標的には低くなっている。もっともレイトレーシング・DLSSといった機能はRadeon RX 6600よりも優秀だ。
世代が古くなればなるほどコストパフォーマンスの指標が高くなる。例えば、Radeon RX 5700 XTは、Radeon RX 6600よりも15%程度性能は高いが、価格は10%弱安く購入できる。消費電力はやや高いものの十分検討する価値がある。同様にGeForce GTX 1070 TiやGeForce GTX 1070もコストパフォーマンスは高い。古いことによる故障リスクだけを無視すれば魅力的なモデルと言えるだろう。
2025年2月時点でもRadeon RX 6600を新品で購入できる。27,480円~とローエンドクラスのモデルとしては十分だろう。次世代のRadeon RX 7600よりも9,500円安く購入できコストパフォーマンスは良好だ。
Radeon RX 6600の特徴&強み【発売時点】
Navi 23採用のミドルクラスのモデル
Radeon RX 6600は、上位モデルのRadeon RX 6600 XTと同じNavi 23を採用したグラフィックボードだ。多くのユーザーにとって十分な性能を有するミドルクラスのモデルとして注目度が高い。フルHD環境でのゲームプレイに最適で高設定でも対応することが可能だ。AMDが好きだけどハイパフォーマンスなモデルは必要ないという方はこの最安値モデルのRX 6600を是非チェックして欲しい。
従来モデルのRadeon RX 5700と同等の性能を持っているので合わせて旧モデルであるRX 5700も比較対象に入れてもよいかもしれない。また、RX 5600 XTならより安く購入できる可能性がある。高解像度でのゲームプレイを考えていない方や最新のタイトルをプレイする予定のない方であればより魅力的な選択肢になるだろう。
競合モデルに比べると魅力に乏しい
競合モデルであるNVIDIA RTX 3060と比べると魅力に乏しいのは否定できない。グラフィックス処理性能こそおおよそ同等レベルまで到達しているが、レイトレーシング性能まで含めるとワンランク落ちてしまう。さらに、RTX 3060の場合DLSSといった機能がプラスに働く。そういう意味でRTX 3060が、RX 6600の弱点がないグラフィックボードだと考えると立場的に苦しいことがわかる。
従来モデルのRadeon RX 5600 XTよりも価格が18%も高くなってしまったのも致命的だ。Radeon RX 5700が$349で性能的を考慮すると同程度だと考えられる。これならあえて新しいモデルを選択する理由は薄いかもしれない。中古で安く購入できるならなおさらだ。新しい機能であるレイトレーシングが強みになっていない今は厳しい。
搭載ゲーミングPCのラインナップは意外と多い
2022年04月時点ですでにRadeon RX 6600搭載モデルが揃って来ている。パソコン工房・TSUKUMO・フロンティアなどで購入可能だ。特にパソコン工房では様々なCPUとの組み合わせで5種類以上のラインナップを持っている。フロンティアでは次回の台数限定セールで登場するのではないかと予想している。
今後ドスパラ・パソコンショップセブン・サイコムなどでも搭載モデルが選べるようになるだろう。グラフィックボードの供給不足が深刻な今は新しいモデルが投入されるだけでユーザーにはメリットがある。搭載モデルの価格的にはGeForce RTX 3060搭載モデルと同等の水準に落ち着き選びやすくなっている。AMDファンの方にとっては魅力的な選択肢となるはずだ。
Radeon RX 6600のフレームレート一覧
Assassin’s Creed Valhalla
Assassin’s Creed Valhallaでは、フルHD環境においてRTX 3060よりも11%高くWQHD環境でも2%高い。Assassin’s Creed Valhallaとの相性はよい。Radeon RX 6600 XTと比べるとフルHD環境では17%劣る。WQHD環境ではおよそ20%だ。スペック差を考えると妥当な範囲に収まっているように思える。
Metro Exodus
Metro ExodusではRTX 3060よりもフレームレートが4%-9%も劣ってしまう。同じ価格帯のグラフィックボードとして考えると不合格だ。上位モデルのRX 6600 XTと比べると15%-18%低くなっている。メモリ周りのスペックダウンも響いているのかもしれない。
Red Dead Redemption 2
Red Dead Redemption 2でもフルHD環境なら高設定でゲームを楽しむことができる。一方で、RTX 3060よりも12%-15%もフレームレートが劣っているのは気になるところだ。RX 5700 XTとの性能差は7%-12%だ。高解像度になるとやや性能差が広がる。
Radeon RX 6600のレイトレーシング性能
Shadow of the Tomb Raider
レイトレーシング性能ではRTX 2060にも6%-10%及ばず、RTX 3060よりも25%程度フレームレートが低くなってしまう。さらに、NVIDIA製のグラフィックボードにはDLSS機能があるため実質より高いフレームレートを実現することができる。レイトレーシングを一世代早く投入したNVIDIA製グラフィックボードに遅れを取っている形だ。
Metro Exodus
Metro ExodusでもRTX 2060に完敗だ。4%-6%もフレームレートが低くなっている。RTX 3060と比べるとその差は最大23%まで広がってしまう。上位モデルであるRX 6600 XTとの差は15%前後だ。RX 6600 XTですらRTX 3060にも及ばない。秘密兵器のDLSSがあるため見た目以上に結果は悪いと言わざるを得ない。
Minecraft
MineCraftではRX 6600 XTとほぼ同じフレームレートが出ているが全く歯が立たない事実は変わらない。RTX 3060なら2.3倍程度のフレームレートが手に入る。RTX 2060でも1.85倍だ。レイトレーシング性能に期待しない方がよさそうだ。
Radeon RX 6600のその他ベンチマーク
消費電力
Radeon RX 6600は省電力性が高く強みになっている。RTX 3060に近い性能を持っていながら消費電力が20%も抑えられているのは素晴らしい。RDNA 2.0アーキテクチャの本領発揮といったところだろうか。Radeon RX 6600 XTも性能を考えると消費電ryホクが抑えられていることがわかる。理論上は450Wの電源ユニットでもカバーできるほどだ。消費電力が上昇傾向にあるグラフィックボードでもアーキテクチャの進化でここまで省電力性を高められるということが証明された。
温度
グラフィックボード本体の温度についてもある程度抑えられている。これはベンダー側の冷却がうまく機能していることだ。RX 6600 XTの方が温度が低いのは素晴らしい。環境によって数値が変わるため参考値として見ておくとよい。
Radeon RX 6600搭載おすすめゲーミングPC
LEVEL-M1P5-R45-DPX(パソコン工房)
価格:104,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:Radeon RX 6600
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
Ryzen 5 4500×Radeon RX 6600搭載のミドルクラスの一台だ。CPUに安価なRyzen 5 4500を選択することで価格を抑えている。10万円台でRadeon RX 6600搭載モデルを購入できるのは素晴らしい。キャンペーンが行われていた時は94,800円で販売されていた。今の価格でも十分おすすめできる。構成はメモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeとなる。電源ユニットは650W BRONZE搭載だ。
LEVEL-M17M-124F-DPX(パソコン工房)
価格:119,700円+送料2,200円
CPU:Core i5-12400F
GPU:Radeon RX 6600
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
Core i5-12400F×Radeon RX 6600搭載のゲーミングPCだ。Core i5-12400Fは現行モデルから見ると2世代前のモデルだが、ゲーム性能は現行のCore i5-14400Fに匹敵する。Radeon RX 6600の性能を引き出すには十分だ。税込119,700円と価格が抑えられているのは興味深い。メモリはDDR5-4800 16GBと必要十分だ。ストレージはSSD 500GB NVMeとなる。OSを保存してもある程度余裕がある。重量級タイトルの保存も可能だ。電源は650W BROZNEを採用している。豊富なカラーバリエーションが用意されていて好みで選択可能だ。
LEVEL-M1P5-R57X-DPX(パソコン工房)
価格:124,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:Radeon RX 6600
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
Ryzen 7 5700X×Radeon RX 6600搭載の一台だ。Ryzen 7 5700Xも旧世代のモデルだが、2024年10月時点でも販売されている。8コア16スレッドと低価格帯のモデルとしてはスペックが高めだ。ゲーム性能も悪くない。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB NVMeと必要十分だ。電源ユニットは650W BRONZEを採用している。クリアガラスパネル採用のケースがオシャレでこれを目的に購入するユーザーもいるほどだ。LEDのカラーは4色用意されている。RGBではないのでカラーを変更することはできない。
LEVEL-M2A6-R77-DPX(パソコン工房)
価格:149,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 7700
GPU:Radeon RX 6600
メモリ:DDR5 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
ピラーレスケースを採用したゲーミングPCとなる。本体カラーとLEDカラーを選択できる。このケースで15万円以下で購入できるのはうれしい。CPUにはハイクラスのRyzen 7 7700を搭載している。8コア16スレッドというスペックを持つ。ゲーム適正も高めだ。Radeon RX 6600との組み合わせだとCPU寄りといえそうだ。構成はメモリDDR5 16GB・SSD 500GB NVMeとなっている。電源ユニットは650W BRONZEだ。税込15万円以下で購入できるなら悪くない。
Lightning-G AT5RW Ryzen5 7500F/Radeon RX6600搭載(サードウェーブ)
価格:149,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 5 7500F
GPU:Radeon RX 6600
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
サードウェーブ(ドスパラ)が販売する高コスパモデルだ。2024年9月に登場したばかりの新しいブランドとなる。クライアガラスパネル採用で高いデザイン性を誇る。カスタマイズでRGB対応ケースファンに変更可能だ。CPUにはZen 4アーキテクチャのRyzen 5 7500Fを搭載している。ゲーム性能はCore i5-14400Fと同等だ。Radeon RX 6600とのバランスもよい。メモリはDDR5-4800 16GBと必要十分だろう。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeとなる。ゲームだけではなく動画の保存にも対応しやすい。電源ユニットは550W BRONZEを採用している。
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ベンチマークテスト環境
CPU | Intel Core i9-9900K |
---|---|
マザーボード | MSI MEG Z390 Ace |
メモリ | Corsair 2x16GB DDR4-3200 CL16 |
電源ユニット | Seasonic Focus 850 Platinum |
参照外部サイト:AMD Radeon RX 6600 Review: RDNA2 Goes Mainstream at $329(tom’s HARDWARE)