ROG Rapture GT-AX11000画像引用元:https://blog.bestbuy.ca/

当記事では、Wi-Fiの新しい規格「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」に関する考察をまとめている。2020年には無線の次世代通信が可能となりそうだ。これはゲーミング市場においても大きな影響を与えると考えている。

TOPの画像は、ASUSのゲーミングルーター「ASUS ROG Rapture GT-AX11000」だ。価格は驚きの6万円となっている。ゲーミングに似合うかっこいいデザイン特徴だ。

Wi-Fi 6対応モデルが続々市場に投下されている

NIGHTHAWK AX12画像引用元:https://www.jp.netgear.com/

2018年の終わりかあらWi-Fi 6対応のデバイスが販売され始めている。無線ルーター、ノートパソコン、スマートフォンとラインナップが増えてきた。2020年には完全に切り替わるのではないだろうか。なお、Wi-FI 6が本格的に導入されたとしても必ず前のデバイスから買い換える必要があるわけではない。互換性があるためそのまま使い続けることができる。

もちろん、Wi-Fi 6には様々な特徴を享受するにはハード面を揃える必要がある。IntelもWi-Fi 6対応の無線モジュール「Wi-Fi 6 AX200」を発表して力を入れていくということだ。第九世代Coreプロセッサや次世代CPU「Ice Lake」でもWi-Fi 6をサポートしていく姿勢だ。ゲーミングPCにも影響を与えていくだろう。ソフトとハードから環境が整ってきている。

Wi-Fi 6がゲーマーに与える影響を考察

場所を選ばず快適なゲームプレイができる

次世代規格の「Wi-Fi 6」になると、今まで以上に快適にゲームをプレイすることが可能だ。1秒の遅延が命取りになってしまうFPSプレイヤーにとっては最高だろう。有線に比べて遅延(レイテンシ)が発生するなどの理由で避けられがちだったが、その問題がクリアできるのであればゲームプレイは有線LANのある場所に限られない。

もっとも自宅でも家族みんなが無線を使っていると通信が重くなってしまうこともあった。ゲーミングノートPCの性能は確実に向上してきているので、ソフト面でも強化は急務だったと言える。Wi-Fi 6の時代が来れば友人たちとスターバックスに集まってPUBGをプレイすることだってより現実的になってくる。

ゲーミングノートPCの需要が高まる

現在はゲーミングノートPCを持っているゲーマーでも無線LANではなく有線LANを使っている方も多いだろう。ネット環境が良くなるのであればゲーミングノートPCの需要がより高くなると考えている。そうなると各メーカーがゲーミングノートPCの開発・販売に力を入れることになりユーザーはより良い製品を手に入れられるというわけだ。

ここ数年でゲーミングノートPCの地位は確実なものとなってきている。数年前よりも明らかに売れているのだ。ユーザーからすると、Wi-Fi 6の登場で今よりも選択肢が増えるというのはメリットとなるだろう。数が増えれば価格競争も起き安くなるという恩恵も得られる。

ゲーム大会の開催が多くなる

通信環境が良くなればゲーム大会の開催頻度が多くなるかもしれない。そうなればゲーム業界が活性化し、ゲーム人口が増えより良いゲーミングノートPCやデバイスが販売されるようになるだろう。

たかが通信環境ではないのは間違いない。プロゲーマーを目指す若者も増え、職業として今よりも認知されることが予想される。

次世代Wi-Fi 6とWi-Fi 5・Wi-FI 4のスペック比較

 Wi-Fi 6Wi-Fi 5Wi-Fi 4
アイコンwifi6wifi5wifi4
正式名称IEEE 802.11axIEEE 802.11acIEEE 802.11n
導入年2020年2014年2009年
使用電波帯2.4GHz/5GHz5GHz2.4GHz/5GHz
最大通信速度9.6Gbps6.93Gbps0.6Gbps
実行スループット上限1Gbps800Mbps150Mbps
最大同時接続数8台4台交互通信
次世代のWi-Fi 6と今までの規格とのスペックの違いを見ていこう。まず、2019年時点での主流はWi-Fi 5で正式名称はIEEE 802.11acだ。最大通信速度は6.93Gbpsと、前のWi-Fi 4の0.6Gbpsと比べて10倍以上となっていることがわかる。たった5年で10倍になったというのは驚きだ。実行スループット上限も150Mbps→800Mbpsへと5倍以上だ。

実行スループット値とは、”条件の整った状態で実際に通信できる最大の値”だ。実行スループットは、最大通信速度よりも現実的な数値となっている。Wi-Fi 5からデバイス間の同時接続が可能となった。それまでは1つのデバイスが接続されている間は他のデバイスは遮断され交互に通信をしていた。

さて、Wi-Fi 5もそれなりの速度を持っていたことがわかっていただけただろう。これが次世代のWi-Fi 6になるとさらにスペックが上がる。まず、正式名称はIEEE 802.11axと末尾がcからxに変わった。最大通信速度は、6.93Gbps→9.6Gbpsへと1.4倍、実行スループット上限も800Mbps→1.25倍だ。さらに、最大同時接続数は4台から倍増の8台となっている。これはスマホ、タブレットなど一人1台以上持つことが多い現代に合っていると言える。

次世代型Wi-Fi 6の特徴&強み

ネット通信のさらなる高速化

最大通信速度の向上及び実行スループットの上限値が大きく向上したことでより快適なネット通信が約束される。レイテンシも軽減され有線LANと比較したときのレスポンスも改善された。

対応デバイスに切り替えるメリットは大きそうだ。ゲームだけではなく、Netflixなどの動画配信サービスでも恩恵を受けられる。4K解像度などでもさくさく通信できるというわけだ。

複数デバイス同時接続の安定化

いわゆるMU-MIMO(Multiple-user, Multiple Input, Multiple Output)がこのWi-Fi 6の強みの一つだ。複数デバイスの同時接続数が4から8へと大きく向上した。お母さんがNetflixで4K動画を視聴していても、妹がスマホでYoutubeを見ていてももはや関係ない。

さらに、Wi-Fi 5まではダウンロード時の同時接続のみサポートしていたが、Wi-Fi 6ではダウンロードもアップロードの両方をサポートする。これはゲームプレイにおいては非常に重要だ。なぜならゲームプレイは、PCとゲームサーバー間で多くのデータのやり取りが行われるからだ。

当記事のまとめ

当記事では、次世代の無線規格「Wi-Fi 6」について、ゲームと関連付けて解説した。現在のWi-Fi 5と比べて最大通信速度、実行スループットが大きく向上。ゲームをプレイする上で、無線のレスポンスの悪さから躊躇っていた方も選択肢に入るだろう。

2018年12月にはゲーミングルーターも登場しネット回線の改革が行われることは必至だ。ゲーミングノートPCの需要が高めればよりラインナップも充実するだろう。実は、海外では国内よりも圧倒的に多くのゲーミングノートPCが発売されている。もちろん、ネット環境だけが国内で販売されない理由だけではないだろう。それでも、各メーカーが力を入れてくれる理由の一つになると信じている。

参考サイト

  • https://www.wi-fi.org/(Wi-Fi Alliance)
  • Wi-Fi Allianceは、Wi-Fiを世界中の人に届けるために尽力している企業で構成される世界的なネットワークのことだ。Wi-Fiをサポートする組織と考えて良いだろう。

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